70 / 90
救出
しおりを挟む
運命の時がやってきた。
窓から見える太陽が傾き夕闇がその手を伸ばそうとしている。
与えられた猶予は一日。
その期限が迫っていた。
テーブルの上には書類が一枚とサインをするためのペンが一本。
そしてそれを眺めながら私は椅子に座っている。
当然、書類にサインはしていない。
今日この時までべラルド卿からのコンタクトは無かった。
ウィラー青年がべラルド卿に現状を伝えてくれたのかどうかもわからない。
それでも。
私は絶対にサインしないと決めている。
たとえどんな理由があろうとも、この書類にサインをした瞬間に私の証言は信憑性を失ってしまうから。
例えば『本当に嫌だったら死に物狂いで抵抗するんじゃないか』と聞くことがある。
特に性犯罪の犯人や事件を見聞きした無責任な人の発言で。
力で劣る者が屈服させられる時、恐怖で体が動かなくなることも声が出なくなることも当然あるだろう。
強者の理論を振りかざしてただでさえ傷ついている者の頬を打つような行為。
しかしこの世界でもそれは珍しくない。
むしろ男女平等ではないここではよりその考えが強いとも言えた。
命に比べれば従ってしまった方がいいのかもしれないけれど……従ってしまったら今度は横領の犯罪者。
結局のところどちらを取っても窮地なことに変わりないよね。
今もヴァニタス卿だけなら命までは取られないと思っている。
何だかんだ言っても彼も貴族。
自分の手を汚すようなことはしないしできないだろう。
でもならず者を雇っていたらアウトだ。
彼らは躊躇しないしそれが仕事なのだから。
そんなことを考えていたら、部屋のドアが、開いた。
「ごきげんいかがいかな」
騎士を一人従えてニヤニヤしながら入ってきたヴァニタス卿が開口一番にそう言った。
連れている騎士はウィラー青年ではない。
「そうでうすね、きちんとご飯もいただけましたし、不便はないですね」
「……っな!」
泣きながら縋りついてくるとでも思っていたのか、私の物言いにヴァニタス卿が驚いたような声を上げる。
「ただ、お風呂がないのは残念でした。侯爵家ならお風呂くらい普通に使えるものではないのですか?」
これはもちろん嫌味である。
トルス国においてお風呂はいわば贅沢品だ。
水を運び湯を沸かし、その湯をふんだんに使って湯船に浸かる。
そんなことができるのは金銭的に余裕のある限られた家だけ。
ヴァニタス家はトルス国において高位に位置する貴族ではあるが、毎日お風呂に入れるまでかというと、いささか疑問が残る。
「お前ごときにそんな贅沢をさせるわけがないだろう」
私の簡単な挑発に乗ってヴァニタス卿が不快そうに言う。
ヴァニタス卿を煽るのは怒らせらば怒らせるほど失言しそうな性格だからだ。
「あら。国の財務を思うようにされているヴァニタス卿であれば贅沢なんてお手のものでは?」
「……どういう意味だ」
「家門で国の資金を握っていれば、思うがままですよね?」
にこり、と笑って続ければヴァニタス卿の表情が変わる。
「おかしな言いがかりをつけるな」
「言いがかり……ですか? でも……」
私はテーブルの上の書類を手に取って掲げて見せる。
「真面目で善良な国民であれば資金の横領なんて思い浮かばないと思うんですよね」
ピッと指差したその先は『図書館への資金の割り振りを増やして国の資金を横領しようとしていた』と書かれていた。
「こんな文言が思い浮かぶということは、それが当たり前の状況にいるということでは?」
「ふんっ! 馬鹿なことを。そんなことを言ったところでお前の言葉など誰が信じるものか。この国に長年貢献してきた我が家門とポッと出の聖女様のおまけ。どちらの信用度が高いかなんて言わなくてもわかるだろう?」
ヴァニタス卿が鼻であしらうように言う。
むしろ長年『同じ仕事』を独占してきたせいで問題が起こっているのでしょうに。
そう思いつつ私はあえてヴァニタス卿の注意を書類に引き付ける。
もっと、もっと失言すればいい、そう思いながら。
「でもこの書類って、立派な証拠ですよね?」
「なんだと?」
「今の状況では単なる脅しの道具にしかなっていませんもの」
「馬鹿なやつだ。どうせお前はそこにサインするのだから関係ないだろう?」
「でっちあげの書類に? やってもいないことを認めるサインを?」
「そうだ。実際にお前がやっていなくてもそこにサインしたからには認めたことになる」
ヴァニタス卿ははっきりと言った。
やっていない、と。
その書類がでっち上げであると。
「言質いただきましたよ」
「は?」
私の言葉に疑問を浮かべるヴァニタス卿の背後から大きな物が悲鳴を上げながらドサリッとその足元に倒れてきた。
「きゃあ!!」
「なんだ!?」
驚くヴァニタス卿の足元、そこにはレイラ嬢がうずくまっている。
「レイラ!?」
「たしかに私もこの耳でしっかりと聞きました」
ヴァニタス卿の声に被せるように声が聞こえる。
「我が国では証言もまた正式な証拠として採用していますからね」
開け放たれたままのドアから長身が姿を見せる。
常日頃は瀟洒な服を着こなしているべラルド卿が近衛騎士団の制服を身にまとって立っていた。
「お前は!」
突然現れたべラルド卿に驚いたのか腰を抜かすように尻餅をついたヴァニタス卿が彼を見上げる。
「ヴァニタス家当主とレイラ嬢を、拉致監禁と脅迫、そして横領の疑いで逮捕する。連れて行け」
「何をするんだ!!」
「嫌!」
べラルド卿の言葉をきっかけに部屋の中へと数人の騎士が入って来るとヴァニタス親子を後ろ手に縛り上げた。
「残りの者たちは屋敷の捜索だ。一つの証拠も残らず見つけ出せ」
「はっ!!」
べラルド卿の指示にドアの外の騎士たちが短く答えると屋敷内に散っていった。
目の前で見ていたとはいえ、あっという間の出来事だった。
「お怪我はありませんか?」
「大丈夫です」
無意識の内にとても緊張していたのだろう。
べラルド卿の質問に答えながら私は気づいた。
手足が震えている。
もしかすると腰も抜けているかもしれない。
「……こちらの書類は回収させていただきますね」
そう言ってべラルド卿は震える私の手から書類を取った。
まるで固まってしまったかのように思うように動かないその手を私は反対側の手で握る。
そして目の前のべラルド卿は部下らしき人へ書類を渡した。
そんな二人をぼんやりと眺めながら、私はべラルド卿の背後へ視線を向ける。
それにしても、自分が来た時にドアを開けっ放しにしておくなんて、ヴァニタス卿はやはり小物感あふれるれる悪党だよね。
だからこそべラルド卿は物音を立てることなく部屋へと入って来れた。
そして鈍いヴァニタス卿は私とのやり取りに集中するあまり彼の存在に気づかなかったのだ。
いずれにしても私の誘拐事件はこれで終わったことになる。
本当、なんでこんなことに巻き込まれなければならないのか。
そんなことを思いながら、緊張の糸が切れたのか私の意識はゆっくりと薄れていったのだった。
窓から見える太陽が傾き夕闇がその手を伸ばそうとしている。
与えられた猶予は一日。
その期限が迫っていた。
テーブルの上には書類が一枚とサインをするためのペンが一本。
そしてそれを眺めながら私は椅子に座っている。
当然、書類にサインはしていない。
今日この時までべラルド卿からのコンタクトは無かった。
ウィラー青年がべラルド卿に現状を伝えてくれたのかどうかもわからない。
それでも。
私は絶対にサインしないと決めている。
たとえどんな理由があろうとも、この書類にサインをした瞬間に私の証言は信憑性を失ってしまうから。
例えば『本当に嫌だったら死に物狂いで抵抗するんじゃないか』と聞くことがある。
特に性犯罪の犯人や事件を見聞きした無責任な人の発言で。
力で劣る者が屈服させられる時、恐怖で体が動かなくなることも声が出なくなることも当然あるだろう。
強者の理論を振りかざしてただでさえ傷ついている者の頬を打つような行為。
しかしこの世界でもそれは珍しくない。
むしろ男女平等ではないここではよりその考えが強いとも言えた。
命に比べれば従ってしまった方がいいのかもしれないけれど……従ってしまったら今度は横領の犯罪者。
結局のところどちらを取っても窮地なことに変わりないよね。
今もヴァニタス卿だけなら命までは取られないと思っている。
何だかんだ言っても彼も貴族。
自分の手を汚すようなことはしないしできないだろう。
でもならず者を雇っていたらアウトだ。
彼らは躊躇しないしそれが仕事なのだから。
そんなことを考えていたら、部屋のドアが、開いた。
「ごきげんいかがいかな」
騎士を一人従えてニヤニヤしながら入ってきたヴァニタス卿が開口一番にそう言った。
連れている騎士はウィラー青年ではない。
「そうでうすね、きちんとご飯もいただけましたし、不便はないですね」
「……っな!」
泣きながら縋りついてくるとでも思っていたのか、私の物言いにヴァニタス卿が驚いたような声を上げる。
「ただ、お風呂がないのは残念でした。侯爵家ならお風呂くらい普通に使えるものではないのですか?」
これはもちろん嫌味である。
トルス国においてお風呂はいわば贅沢品だ。
水を運び湯を沸かし、その湯をふんだんに使って湯船に浸かる。
そんなことができるのは金銭的に余裕のある限られた家だけ。
ヴァニタス家はトルス国において高位に位置する貴族ではあるが、毎日お風呂に入れるまでかというと、いささか疑問が残る。
「お前ごときにそんな贅沢をさせるわけがないだろう」
私の簡単な挑発に乗ってヴァニタス卿が不快そうに言う。
ヴァニタス卿を煽るのは怒らせらば怒らせるほど失言しそうな性格だからだ。
「あら。国の財務を思うようにされているヴァニタス卿であれば贅沢なんてお手のものでは?」
「……どういう意味だ」
「家門で国の資金を握っていれば、思うがままですよね?」
にこり、と笑って続ければヴァニタス卿の表情が変わる。
「おかしな言いがかりをつけるな」
「言いがかり……ですか? でも……」
私はテーブルの上の書類を手に取って掲げて見せる。
「真面目で善良な国民であれば資金の横領なんて思い浮かばないと思うんですよね」
ピッと指差したその先は『図書館への資金の割り振りを増やして国の資金を横領しようとしていた』と書かれていた。
「こんな文言が思い浮かぶということは、それが当たり前の状況にいるということでは?」
「ふんっ! 馬鹿なことを。そんなことを言ったところでお前の言葉など誰が信じるものか。この国に長年貢献してきた我が家門とポッと出の聖女様のおまけ。どちらの信用度が高いかなんて言わなくてもわかるだろう?」
ヴァニタス卿が鼻であしらうように言う。
むしろ長年『同じ仕事』を独占してきたせいで問題が起こっているのでしょうに。
そう思いつつ私はあえてヴァニタス卿の注意を書類に引き付ける。
もっと、もっと失言すればいい、そう思いながら。
「でもこの書類って、立派な証拠ですよね?」
「なんだと?」
「今の状況では単なる脅しの道具にしかなっていませんもの」
「馬鹿なやつだ。どうせお前はそこにサインするのだから関係ないだろう?」
「でっちあげの書類に? やってもいないことを認めるサインを?」
「そうだ。実際にお前がやっていなくてもそこにサインしたからには認めたことになる」
ヴァニタス卿ははっきりと言った。
やっていない、と。
その書類がでっち上げであると。
「言質いただきましたよ」
「は?」
私の言葉に疑問を浮かべるヴァニタス卿の背後から大きな物が悲鳴を上げながらドサリッとその足元に倒れてきた。
「きゃあ!!」
「なんだ!?」
驚くヴァニタス卿の足元、そこにはレイラ嬢がうずくまっている。
「レイラ!?」
「たしかに私もこの耳でしっかりと聞きました」
ヴァニタス卿の声に被せるように声が聞こえる。
「我が国では証言もまた正式な証拠として採用していますからね」
開け放たれたままのドアから長身が姿を見せる。
常日頃は瀟洒な服を着こなしているべラルド卿が近衛騎士団の制服を身にまとって立っていた。
「お前は!」
突然現れたべラルド卿に驚いたのか腰を抜かすように尻餅をついたヴァニタス卿が彼を見上げる。
「ヴァニタス家当主とレイラ嬢を、拉致監禁と脅迫、そして横領の疑いで逮捕する。連れて行け」
「何をするんだ!!」
「嫌!」
べラルド卿の言葉をきっかけに部屋の中へと数人の騎士が入って来るとヴァニタス親子を後ろ手に縛り上げた。
「残りの者たちは屋敷の捜索だ。一つの証拠も残らず見つけ出せ」
「はっ!!」
べラルド卿の指示にドアの外の騎士たちが短く答えると屋敷内に散っていった。
目の前で見ていたとはいえ、あっという間の出来事だった。
「お怪我はありませんか?」
「大丈夫です」
無意識の内にとても緊張していたのだろう。
べラルド卿の質問に答えながら私は気づいた。
手足が震えている。
もしかすると腰も抜けているかもしれない。
「……こちらの書類は回収させていただきますね」
そう言ってべラルド卿は震える私の手から書類を取った。
まるで固まってしまったかのように思うように動かないその手を私は反対側の手で握る。
そして目の前のべラルド卿は部下らしき人へ書類を渡した。
そんな二人をぼんやりと眺めながら、私はべラルド卿の背後へ視線を向ける。
それにしても、自分が来た時にドアを開けっ放しにしておくなんて、ヴァニタス卿はやはり小物感あふれるれる悪党だよね。
だからこそべラルド卿は物音を立てることなく部屋へと入って来れた。
そして鈍いヴァニタス卿は私とのやり取りに集中するあまり彼の存在に気づかなかったのだ。
いずれにしても私の誘拐事件はこれで終わったことになる。
本当、なんでこんなことに巻き込まれなければならないのか。
そんなことを思いながら、緊張の糸が切れたのか私の意識はゆっくりと薄れていったのだった。
685
あなたにおすすめの小説
逆行令嬢は聖女を辞退します
仲室日月奈
恋愛
――ああ、神様。もしも生まれ変わるなら、人並みの幸せを。
死ぬ間際に転生後の望みを心の中でつぶやき、倒れた後。目を開けると、三年前の自室にいました。しかも、今日は神殿から一行がやってきて「聖女としてお出迎え」する日ですって?
聖女なんてお断りです!
異世界召喚されたアラサー聖女、王弟の愛人になるそうです
籠の中のうさぎ
恋愛
日々の生活に疲れたOL如月茉莉は、帰宅ラッシュの時間から大幅にずれた電車の中でつぶやいた。
「はー、何もかも投げだしたぁい……」
直後電車の座席部分が光輝き、気づけば見知らぬ異世界に聖女として召喚されていた。
十六歳の王子と結婚?未成年淫行罪というものがありまして。
王様の側妃?三十年間一夫一妻の国で生きてきたので、それもちょっと……。
聖女の後ろ盾となる大義名分が欲しい王家と、王家の一員になるのは荷が勝ちすぎるので遠慮したい茉莉。
そんな中、王弟陛下が名案と言わんばかりに声をあげた。
「では、私の愛人はいかがでしょう」
私生児聖女は二束三文で売られた敵国で幸せになります!
近藤アリス
恋愛
私生児聖女のコルネリアは、敵国に二束三文で売られて嫁ぐことに。
「悪名高い国王のヴァルター様は私好みだし、みんな優しいし、ご飯美味しいし。あれ?この国最高ですわ!」
声を失った儚げ見た目のコルネリアが、勘違いされたり、幸せになったりする話。
※ざまぁはほんのり。安心のハッピーエンド設定です!
※「カクヨム」にも掲載しています。
恋愛は見ているだけで十分です
みん
恋愛
孤児院育ちのナディアは、前世の記憶を持っていた。その為、今世では恋愛なんてしない!自由に生きる!と、自立した女魔道士の路を歩む為に頑張っている。
そんな日々を送っていたが、また、前世と同じような事が繰り返されそうになり……。
色んな意味で、“じゃない方”なお話です。
“恋愛は、見ているだけで十分よ”と思うナディア。“勿論、溺愛なんて要りませんよ?”
今世のナディアは、一体どうなる??
第一章は、ナディアの前世の話で、少しシリアスになります。
❋相変わらずの、ゆるふわ設定です。
❋主人公以外の視点もあります。
❋気を付けてはいますが、誤字脱字が多いかもしれません。すみません。
❋メンタルも、相変わらず豆腐並みなので、緩い気持ちで読んでいただけると幸いです。
踏み台(王女)にも事情はある
mios
恋愛
戒律の厳しい修道院に王女が送られた。
聖女ビアンカに魔物をけしかけた罪で投獄され、処刑を免れた結果のことだ。
王女が居なくなって平和になった筈、なのだがそれから何故か原因不明の不調が蔓延し始めて……原因究明の為、王女の元婚約者が調査に乗り出した。
完結·異世界転生したらアザラシ? でした〜白いモフモフでイケメン騎士たちに拾われましたが、前世の知識で医療チートしています〜
禅
恋愛
ネットでアザラシを見ることが癒しだった主人公。
だが、気が付くと知らない場所で、自分がアザラシになっていた。
自分が誰か分からず、記憶が曖昧な中、個性的なイケメン騎士たちに拾われる。
しかし、騎士たちは冬の女神の愛おし子を探している最中で……
※小説家になろう、Nolaノベルにも投稿しています
※完結まで毎日投稿します
モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまで
ChaCha
恋愛
乙女ゲームの世界に転生したことに気づいたアイナ・ネルケ。
だが彼女はヒロインではない――ただの“モブ令嬢”。
「私は観る側。恋はヒロインのもの」
そう決めて、治癒魔術科で必死に学び、気合いと根性で仲間を癒し続けていた。
筋肉とビンタと回復の日々。
それなのに――
「大丈夫だ。俺が必ず君を守る」
野外訓練で命を救った騎士、エルンスト・トゥルぺ。
彼の瞳と声が、治癒と共に魂に触れた瞬間から、世界が静かに変わり始める。
幼馴染ヴィルの揺れる視線。
家族の温かな歓迎。
辺境伯領と学園という“日常の戦場”。
「……好き」
「これは恋だ。もう、モブではいたくない」
守られるだけの存在ではなく、選ばれる覚悟を決めたモブ令嬢と、
現実しか知らない騎士の、静かで激しい溺愛の始まり。
これは――
モブでいたはずの私が、ただひとりに溺愛されるまでの物語。
※溺愛表現は後半からです。のんびり更新します。
※作者の好みにより筋肉と気合い…ヤンデレ落ち掛けが踊りながらやって来ます。
※これは恋愛ファンタジーです。ヒロインと違ってモブは本当に大変なんです。みんなアイナを応援してあげて下さい!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる