サイキックソルジャー

蒼井肇

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サイキックソルジャー詩集

街に投げかける小さな勇気

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街に投げかける小さな勇気              詩作☆蒼井肇












瞳の先に何が見える?

揺らめく心 瞳の先に何がある?

だから あの日 夢を見たんだ


変わらぬココロ 変わらぬ信念を掲げて

あの日 瞳に見た 夢を見よう

見詰めるその先には もう会えない あの人の姿が





僕らは繋がっている 夢のカケラをココロに委ねて

笑顔を見て 強くなる 笑顔を見て誇らしくなる





もどかしさで ありふれた日常も

瞳の先に 何が見えた?

瞳の先に 何があった?






僕らの未来の為に

誰もが悲しい未来の明日を越えていく

ゆずれない想いをほんとの想いに変えよう

キット 瞳の先に見えるものがある






あれからどのくらい 闇の境界を彷徨(さまよ)っていただろう?

あれからどのくらい ココロの狭間(はざま)を歩いてきたんだろう?





僕らは行く 二人が歩いてきた 未来の先に

必ず 二人の明日があるんだ ゆずれない想いも

闇の中を彷徨(さまよ)っていたとしても どこかに希望はある





ゆらり ゆらり 希望の光を見上げている

ひらり ひらり 花びらが飛んでくる





そう 自由の羽根が 僕らのココロに

夢は叶える為にある 二人で描いた未来へ行こう




絆っていうものは 悲しみを背負って 瞳を閉じて現れるもの

瞳の先には 夢の花びらが舞い落ちて行く

僕らの明日の為に 戦うんだ

そこに 僕らの夢があるんだ







変わり行く日常の中で ココロがぼやけていた

街は僕を責めて惑わす 小さな一片の勇気だけが

僕を欺く 許してくれるはずもない現実が







僕のこの手の平に委ねる ほら光が見えてきた

僕らはこの街に見詰められ 光だけがココロに巣食う





嵐が 嵐が 僕を呼ぶ 追い詰められたとき 人は

誰にも負けないくらいの 勇気に出会う





小さな其の勇気も 街に投げかけるくらいの

未来になれるはずさ 許してくれとは言わない

だけれど、二人の未来の為に 街を一緒に歩こう





ここで何をしている? ここで誰を待っている?

もう心を閉ざして 泣いたりすることは

僕らの笑顔の理由じゃない

二人笑顔の咲いた未来へ行くんだ

もどかしく笑う日々

それは 二人 出逢った奇跡





花は心を開くように 咲いていく

悲しき涙が流れるなら 二人このまま ココロを開こう

真っ直ぐな瞳 何時かその眼差しが

想い合った未来へ 明日へ 過去へ 昨日へ





怖いことに背を向けず 前に歩いていくこと

僕らは答えを探す為に 未来を探していく

笑うことって こんなに素晴らしい未来があるんだ

絆(きずな)があれば 悲しいことも 辛いことも

乗り越えられる





進んでいく 進んでいく

もう そこに未来がある





全てを失っても 守るべき明日があるんだ

だから 僕たちは生きている 自分の信念を守り











☆☆
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