15 / 60
魔科学国家バビロニア建国編
第15話大賢者とゲーム知識で内政チートするゲーマー
しおりを挟む
マリーは数日で小国とも言える都市を築き上げていた。
魔術と科学を併用した完璧なインフラ。
居住区には水道ガス電気が完備されており、
機関部には巨大な発電施設が建てられている。
更に警備として人型の巨大ロボが数体配置されている他、
雑務用に小型ロボットが何体も走り回っている。
俺は屋台らしき店に案内されると対面にいるロボットに声を掛けられた。
「ナニニシマスカ?」
「じゃあハンバーグを」
「ナニニシマスカ?」
「…ハンバーグを」
「ナニニシマスカ?」
「お前それしか言えないのか?」
俺と奇妙なロボットとの対話を見てマリーが笑い出す。
「ふふふ、その子はね、ラーメンしか作れないのよ」
「先に言ってくれよ…じゃあラーメン一つ」
俺は出て来たラーメンをすすりながらマリーに現状報告して貰った。
ラーメンの味?それは聞かないでくれ。
「じゃあ後足りないのは内政者位だな」
「そうね。私もそっちは経験ないから」
「じゃあ転移して学園に…と思ったらMPタンクがいないんだった」
御門先輩は度重なるタンク行動で疲弊してるし、
傭兵王女のミーナは異世界人だからMPは0だ。
「ふふん、そんなゼロ君にいいものがあるのよ」
自信ありげに歩き出したマリーについていくと格納庫らしき場所に来た。
そこには巨大な赤い飛行機?…いや宇宙船か?とにかく巨大な乗り物が置いてあった。
「マリー、これは?」
「万能飛行機フェニックス号よ!」
フェニックス号と命名されたそれは魔力と科学エネルギーのハイブリット仕様で、
なんと戦闘もこなし、宇宙までも行けるという万能仕様なのだ。
「さあ、乗った乗った」
俺はマリーに背中を押されると万能戦闘機フェニックス号に乗らされた。
そこには既に御門先輩がクルーの椅子に座っている。
「御門先輩だけ?ミーナは?」
「あいつなら警備の機械相手に鍛錬しているぞ」
「そうか…じゃあ俺達は一旦学園に戻ろうか。操縦方法はっと…」
「操縦なら脳波コントロールできるから別に特別な運転スキルはいらないわよ」
「ほう、脳波コントロールか、これ現代の科学技術軽く越えてないか?」
「創造の錬金術師の名は伊達じゃないのよ。想像した物は大抵作れるんだから」
「よし、じゃあ学園まで、発進だ!」
フェニックス号が格納庫から出て俺が念じると、エンジン音が唸り飛んで行った。
この速さなら、ここから学園までは30分程度という所だろう。
俺と御門先輩は快適な空の旅を満喫した。
―学園入口
俺は学園入口にフェニックス号を止めると、そこから降りて来る。
そこには沢山の野次馬の生徒とメアとアリスがいた。
俺は次の番のアリスを呼ぶ。
「ジャックく~ん!」
アリスが俺に向かって来て抱きつく。
そしてアリスの柔らかい胸の感触が俺の胸に服越しに伝わってくる。
「久々のこの感触、いいな…」
「えへへ、次は私の番だよね」
俺はにやにやしているアリスの手を掴み、フェニックス号に乗り込んだ。
同時に御門先輩が名残惜しそうに下りて来る。
「あまり破廉恥な真似をするんじゃないぞ婿殿」
「はいはい、分かってますって」
―フェニックス号内部
「で、ジャック君、次はどうするの?」
「次の行先か?それはな、月だよ」
「月ってお空に浮いてる?」
「そうだよ」
このフェニックス号は宇宙船にもなることが出来るとマリーが言っていた。
なら月にだって行けるはずだ。
俺は月に行きたいと強く念じると、フェニックス号は動き出した。
―月面
「じゃあアリス、これを着て」
「これは何?」
「宇宙服さ。これを着ないと大変な事になる」
俺とアリスは用意してあった宇宙服に着替えると月面へと降り立った。
「わあ、綺麗…」
「地球と似た様なもんなんだな」
俺は昔教科書で見たことのある地球の写真を思い出し、
目の前の俺の飛ばされた星と比べていた。
異世界転生なんて言うから宇宙はなくて天界でもあるかと思ったが、
どうやら違うみたいだ。
「でもこんな所に仲間候補がいるのかな?」
「ああ、俺の調査魔法が正しければいるはずだ」
少し歩くとそこにはドーム状の建物があった。
早速俺とアリスはドームの入り口を探した。
「お探しの入り口はこれかい?」
ドームから女性の声が聞こえると入口らしき物が姿を現した。
俺とアリスは慎重にドーム内部に入った。
―ドーム内部
ドーム内部は広々としており、小型のロボットやドローンがいそいそと働いていた。
「やあゼロの賢者さんとアリス嬢、初めまして、私の名はシオン、しがないゲーマーさ」
「何故俺達の名前を?」
「敵か味方か分からない陣営にスパイを送り込んで情報収集は常識だろ?」
「まあ確かにそうだが…」
「察するに私をスカウトしに来たんだろ?」
シオンと名乗った白衣でツインテールの女性は見事俺の狙いを当てる。
俺はシオンにうんうんと首を縦に振った。
シオンは不敵な笑みを浮かべる。
「今難易度不死者を10回クリアした所だ。次は神に挑む所だからちょっと待っててくれ」
「いや、ゲームよりこっちのリアル内政を手伝って欲しいんだが」
「まあまあ落ち着きたまえ。今丁度内政タイムに入った所だ」
それから数時間後
「よし、クリアしたぞ。で君達の国は文化勝利、科学勝利、宗教勝利、制覇勝利どれを目指すんだい?」
「そうだな、制覇勝利はなるべく避けたい、戦争はしたくないからな」
「となると文化勝利か宗教勝利かな?」
「宗教も戦争に発展する恐れがあるからなぁ。文化勝利で頼むよ。でも必要があれば戦う準備もして欲しい」
「リアル内政は初めてだからね。ワクワクするよ」
俺はシオンとアリスをフェニックス号に乗せると月を後にした。
月旅行がすぐに終わったのでアリスは拗ねている。
後でフォローを入れておかないとな。
魔術と科学を併用した完璧なインフラ。
居住区には水道ガス電気が完備されており、
機関部には巨大な発電施設が建てられている。
更に警備として人型の巨大ロボが数体配置されている他、
雑務用に小型ロボットが何体も走り回っている。
俺は屋台らしき店に案内されると対面にいるロボットに声を掛けられた。
「ナニニシマスカ?」
「じゃあハンバーグを」
「ナニニシマスカ?」
「…ハンバーグを」
「ナニニシマスカ?」
「お前それしか言えないのか?」
俺と奇妙なロボットとの対話を見てマリーが笑い出す。
「ふふふ、その子はね、ラーメンしか作れないのよ」
「先に言ってくれよ…じゃあラーメン一つ」
俺は出て来たラーメンをすすりながらマリーに現状報告して貰った。
ラーメンの味?それは聞かないでくれ。
「じゃあ後足りないのは内政者位だな」
「そうね。私もそっちは経験ないから」
「じゃあ転移して学園に…と思ったらMPタンクがいないんだった」
御門先輩は度重なるタンク行動で疲弊してるし、
傭兵王女のミーナは異世界人だからMPは0だ。
「ふふん、そんなゼロ君にいいものがあるのよ」
自信ありげに歩き出したマリーについていくと格納庫らしき場所に来た。
そこには巨大な赤い飛行機?…いや宇宙船か?とにかく巨大な乗り物が置いてあった。
「マリー、これは?」
「万能飛行機フェニックス号よ!」
フェニックス号と命名されたそれは魔力と科学エネルギーのハイブリット仕様で、
なんと戦闘もこなし、宇宙までも行けるという万能仕様なのだ。
「さあ、乗った乗った」
俺はマリーに背中を押されると万能戦闘機フェニックス号に乗らされた。
そこには既に御門先輩がクルーの椅子に座っている。
「御門先輩だけ?ミーナは?」
「あいつなら警備の機械相手に鍛錬しているぞ」
「そうか…じゃあ俺達は一旦学園に戻ろうか。操縦方法はっと…」
「操縦なら脳波コントロールできるから別に特別な運転スキルはいらないわよ」
「ほう、脳波コントロールか、これ現代の科学技術軽く越えてないか?」
「創造の錬金術師の名は伊達じゃないのよ。想像した物は大抵作れるんだから」
「よし、じゃあ学園まで、発進だ!」
フェニックス号が格納庫から出て俺が念じると、エンジン音が唸り飛んで行った。
この速さなら、ここから学園までは30分程度という所だろう。
俺と御門先輩は快適な空の旅を満喫した。
―学園入口
俺は学園入口にフェニックス号を止めると、そこから降りて来る。
そこには沢山の野次馬の生徒とメアとアリスがいた。
俺は次の番のアリスを呼ぶ。
「ジャックく~ん!」
アリスが俺に向かって来て抱きつく。
そしてアリスの柔らかい胸の感触が俺の胸に服越しに伝わってくる。
「久々のこの感触、いいな…」
「えへへ、次は私の番だよね」
俺はにやにやしているアリスの手を掴み、フェニックス号に乗り込んだ。
同時に御門先輩が名残惜しそうに下りて来る。
「あまり破廉恥な真似をするんじゃないぞ婿殿」
「はいはい、分かってますって」
―フェニックス号内部
「で、ジャック君、次はどうするの?」
「次の行先か?それはな、月だよ」
「月ってお空に浮いてる?」
「そうだよ」
このフェニックス号は宇宙船にもなることが出来るとマリーが言っていた。
なら月にだって行けるはずだ。
俺は月に行きたいと強く念じると、フェニックス号は動き出した。
―月面
「じゃあアリス、これを着て」
「これは何?」
「宇宙服さ。これを着ないと大変な事になる」
俺とアリスは用意してあった宇宙服に着替えると月面へと降り立った。
「わあ、綺麗…」
「地球と似た様なもんなんだな」
俺は昔教科書で見たことのある地球の写真を思い出し、
目の前の俺の飛ばされた星と比べていた。
異世界転生なんて言うから宇宙はなくて天界でもあるかと思ったが、
どうやら違うみたいだ。
「でもこんな所に仲間候補がいるのかな?」
「ああ、俺の調査魔法が正しければいるはずだ」
少し歩くとそこにはドーム状の建物があった。
早速俺とアリスはドームの入り口を探した。
「お探しの入り口はこれかい?」
ドームから女性の声が聞こえると入口らしき物が姿を現した。
俺とアリスは慎重にドーム内部に入った。
―ドーム内部
ドーム内部は広々としており、小型のロボットやドローンがいそいそと働いていた。
「やあゼロの賢者さんとアリス嬢、初めまして、私の名はシオン、しがないゲーマーさ」
「何故俺達の名前を?」
「敵か味方か分からない陣営にスパイを送り込んで情報収集は常識だろ?」
「まあ確かにそうだが…」
「察するに私をスカウトしに来たんだろ?」
シオンと名乗った白衣でツインテールの女性は見事俺の狙いを当てる。
俺はシオンにうんうんと首を縦に振った。
シオンは不敵な笑みを浮かべる。
「今難易度不死者を10回クリアした所だ。次は神に挑む所だからちょっと待っててくれ」
「いや、ゲームよりこっちのリアル内政を手伝って欲しいんだが」
「まあまあ落ち着きたまえ。今丁度内政タイムに入った所だ」
それから数時間後
「よし、クリアしたぞ。で君達の国は文化勝利、科学勝利、宗教勝利、制覇勝利どれを目指すんだい?」
「そうだな、制覇勝利はなるべく避けたい、戦争はしたくないからな」
「となると文化勝利か宗教勝利かな?」
「宗教も戦争に発展する恐れがあるからなぁ。文化勝利で頼むよ。でも必要があれば戦う準備もして欲しい」
「リアル内政は初めてだからね。ワクワクするよ」
俺はシオンとアリスをフェニックス号に乗せると月を後にした。
月旅行がすぐに終わったのでアリスは拗ねている。
後でフォローを入れておかないとな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
付きまとう聖女様は、貧乏貴族の僕にだけ甘すぎる〜人生相談がきっかけで日常がカオスに。でも、モテたい願望が強すぎて、つい……〜
咲月ねむと
ファンタジー
この乙女ゲーの世界に転生してからというもの毎日教会に通い詰めている。アランという貧乏貴族の三男に生まれた俺は、何を目指し、何を糧にして生きていけばいいのか分からない。
そんな人生のアドバイスをもらうため教会に通っているのだが……。
「アランくん。今日も来てくれたのね」
そう優しく語り掛けてくれるのは、頼れる聖女リリシア様だ。人々の悩みを静かに聞き入れ、的確なアドバイスをくれる美人聖女様だと人気だ。
そんな彼女だが、なぜか俺が相談するといつも様子が変になる。アドバイスはくれるのだがそのアドバイス自体が問題でどうも自己主張が強すぎるのだ。
「お母様のプレゼントは何を買えばいい?」
と相談すれば、
「ネックレスをプレゼントするのはどう? でもね私は結婚指輪が欲しいの」などという発言が飛び出すのだ。意味が分からない。
そして俺もようやく一人暮らしを始める歳になった。王都にある学園に通い始めたのだが、教会本部にそれはもう美人な聖女が赴任してきたとか。
興味本位で俺は教会本部に人生相談をお願いした。担当になった人物というのが、またもやリリシアさんで…………。
ようやく俺は気づいたんだ。
リリシアさんに付きまとわれていること、この頻繁に相談する関係が実は異常だったということに。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる