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VS魔法大国ユースティア編
第17話大賢者と黒い聖女
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黒い聖女ユースティア
ユースティアの国王の目の前に転移した俺達。
そこには幾人かの臣下と兵士、そして国王がいた。
「お、おおこれは確か大賢者殿…でしたかな?」
「お久しぶりです、陛下。ドラゴン退治以来ですね」
「で、今日は何しにこられたのですかな?」
「建国の挨拶に来たんですよ」
「け、建国…ですと?」
眉をひそめる国王陛下。
まあ急にこんな事を言われたら誰だってこうなる。
「はい、魔科学国家バビロニアと申します。加えて今回は是非同盟をと思いまして」
「同盟…我が国の国民を奪っておいて、宣戦布告の間違いではないですかな?」
「とんでもない!我々は平和的な同盟を結びたいと…」
「ええい!戯言は沢山じゃ!聖女ユースティア様を呼べい!」
ユースティア…国名にする位だ、余程凄い奴に違いない。
俺は一度転移の魔法で逃げようとした。
しかし体が動かない。
「私の安眠の邪魔をするなと言った筈だぞ」
銀髪ロングヘアの黒いドレスを纏った美女が国王の顔を掴み告げる。
「まあいい、相手は自称大賢者か。少しは楽しめるのかしら?」
「いいだろう、相手は自称聖女様か、少しは楽しめそうだ」
俺はメア達にバリアの魔術を掛ける。
とびきり頑丈な奴だ。
彼女達はハーレム以前に恋人だからな。
危険な目にはあわせたくない。
「ここはちと狭い。広い所に出よう」
聖女は天に手をかざすと暗黒の黒炎球を召喚した。
その黒炎の球は城の天井を丸呑みし天に消えた。
そして聖女は浮遊の魔術を唱えると城の天井から大空へと移動した。
「レビテーション!」
俺は浮遊の呪文を唱え黒い聖女を追った。
MPタンク役が限られてる上に彼女達を守りながら戦わないといけない。
天然の魔力石も残りわずかだ。
短期戦に持ち込むしかない。
俺は聖女に接近すると禁断の呪文を唱えた。
「黒き月の魔獣よ、汝の敵を喰いちぎれ!ラ・ダゴン!」
俺の手から特大の黒い獣が放たれる。
獣達は聖女のバリアを食い尽くした。
いよいよ本体に攻撃だと言う所で獣は霧散した。
「ほう、なかなかやるではないか。ではこちらも…白き竜よ!トリアーシュ!」
「魔力で召喚した白い竜かぁ…強そうだなぁ」
「降参するなよ?もっと余を楽しませよ」
「でもそんなの関係ないね!」
「!?」
俺は白い竜に触れると特大の魔術呪文を空に放った。
魔力が切れた白い竜は霧散した。
簡単な話、竜をMPタンクにしたのだ。
「次はお前の番だ、黒い聖女!」
「ええい!私に近寄るな!」
俺は黒い聖女の手を掴むと彼女をMPタンクにし、至近距離で強力な魔術を叩きこむ。
何発も何発も、彼女の魔力が尽きるまで。
さすが歴代最強の魔力量を持つ伝説の聖女。
だが彼女にも限界はある。
そしてその時は訪れた。
「く、余とあろう者が…」
「どうだ、お前もハーレムに入らないか?」
「くくく、断る。どうやらお主とは価値観が異なる様じゃからのう」
「そうか、じゃあ捕虜として連れてく」
「何!?」
俺は聖女の手を取ると転移の魔術を唱え自分の王国に戻った。
ユースティアの国王の目の前に転移した俺達。
そこには幾人かの臣下と兵士、そして国王がいた。
「お、おおこれは確か大賢者殿…でしたかな?」
「お久しぶりです、陛下。ドラゴン退治以来ですね」
「で、今日は何しにこられたのですかな?」
「建国の挨拶に来たんですよ」
「け、建国…ですと?」
眉をひそめる国王陛下。
まあ急にこんな事を言われたら誰だってこうなる。
「はい、魔科学国家バビロニアと申します。加えて今回は是非同盟をと思いまして」
「同盟…我が国の国民を奪っておいて、宣戦布告の間違いではないですかな?」
「とんでもない!我々は平和的な同盟を結びたいと…」
「ええい!戯言は沢山じゃ!聖女ユースティア様を呼べい!」
ユースティア…国名にする位だ、余程凄い奴に違いない。
俺は一度転移の魔法で逃げようとした。
しかし体が動かない。
「私の安眠の邪魔をするなと言った筈だぞ」
銀髪ロングヘアの黒いドレスを纏った美女が国王の顔を掴み告げる。
「まあいい、相手は自称大賢者か。少しは楽しめるのかしら?」
「いいだろう、相手は自称聖女様か、少しは楽しめそうだ」
俺はメア達にバリアの魔術を掛ける。
とびきり頑丈な奴だ。
彼女達はハーレム以前に恋人だからな。
危険な目にはあわせたくない。
「ここはちと狭い。広い所に出よう」
聖女は天に手をかざすと暗黒の黒炎球を召喚した。
その黒炎の球は城の天井を丸呑みし天に消えた。
そして聖女は浮遊の魔術を唱えると城の天井から大空へと移動した。
「レビテーション!」
俺は浮遊の呪文を唱え黒い聖女を追った。
MPタンク役が限られてる上に彼女達を守りながら戦わないといけない。
天然の魔力石も残りわずかだ。
短期戦に持ち込むしかない。
俺は聖女に接近すると禁断の呪文を唱えた。
「黒き月の魔獣よ、汝の敵を喰いちぎれ!ラ・ダゴン!」
俺の手から特大の黒い獣が放たれる。
獣達は聖女のバリアを食い尽くした。
いよいよ本体に攻撃だと言う所で獣は霧散した。
「ほう、なかなかやるではないか。ではこちらも…白き竜よ!トリアーシュ!」
「魔力で召喚した白い竜かぁ…強そうだなぁ」
「降参するなよ?もっと余を楽しませよ」
「でもそんなの関係ないね!」
「!?」
俺は白い竜に触れると特大の魔術呪文を空に放った。
魔力が切れた白い竜は霧散した。
簡単な話、竜をMPタンクにしたのだ。
「次はお前の番だ、黒い聖女!」
「ええい!私に近寄るな!」
俺は黒い聖女の手を掴むと彼女をMPタンクにし、至近距離で強力な魔術を叩きこむ。
何発も何発も、彼女の魔力が尽きるまで。
さすが歴代最強の魔力量を持つ伝説の聖女。
だが彼女にも限界はある。
そしてその時は訪れた。
「く、余とあろう者が…」
「どうだ、お前もハーレムに入らないか?」
「くくく、断る。どうやらお主とは価値観が異なる様じゃからのう」
「そうか、じゃあ捕虜として連れてく」
「何!?」
俺は聖女の手を取ると転移の魔術を唱え自分の王国に戻った。
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