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VS魔法大国ユースティア編
第20話大賢者とVS魔法大国ユースティア
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大賢者とVS魔法大国ユースティア
ついにこの時が来た。
魔法大国ユースティアとの大決戦だ。
大決戦とは言っても血の流れるような事はない。
半数以上の貴族や要人は買収済みだし、頼みの聖女もこちら側だ。
MPタンクになってるハーレムメンバー達の家族も人質にされない様に呼び寄せた。
どう考えても向こうには勝ち目はない。
さっさと降参して貰おう。
「冗談ではない!我が国に伝わる秘宝の力、見せてやろうぞ!」
国王が秘宝と呼んだ腕輪をはめると不思議な事が起こった。
城の中にいた貴族・要人・兵士達が液状化し、国王に張り付いていったのだ。
それだけではない。
城の外部からも液状人間は現れ国王と融合していく。
どうやら魔力に反応してるらしく、黒い聖女ユースティアのバリアに包まれていた、
我が国バビロニアの住人や俺達は無事だった。
「ぐひひひ、これでも偉そうな口がきけるかな?大賢者殿」
黄色い巨大なスライムと化した国王はとてつもない魔力と邪気を放っている。
「ふん、たかがでかいスライムじゃないか!あれくらい―」
と俺が行こうとしたその時である。
シルヴィア会長が俺を止めた。
「あれは高い魔力に反応して人間を液状化させてるの。あなたが行っても同じ事よ」
「じゃあどうすればいいんですか!あいつこのままこちらに来ますよ!?」
「大丈夫、こういう事もあろうかとマリーにあれを作らせておいたのよ」
「なんですそのアレって言うのは」
「言うよりも見た方が早いわ。こっちに来て」
会長は俺の手を掴むとフェニックス号をしまってある格納庫まで連れて来た。
こんな所に連れて来てどういうつもり…うお!?
「そう、これこそ最強の魔導戦機セレス号よ!」
マリーが誇らしげに巨大建造物にかけてあったシートをはずすと、
人型の巨大ロボットが姿を見せた。
「創造の錬金術師のスキルで部品一つ一つを作った特注品よ!」
マリーはまるで芸術品を愛でるかの様にセレス号の装甲に頬ずりしている。
それを遮る様にコホンと会長が咳をする。
「ああ、ごめんね。この子はフェニックス号と同じく脳波コントロール式よ」
「頭に思い浮かべただけでその通りに動く訳か」
「その通り。ついでに魔導エンジンは魔術と科学のハイブリット機だから、魔術回路をオフにすればあの巨大スライムに液状化される心配もないわ」
「成程、それは便利だ」
「ただ大賢者としての魔力に反応する可能性もあるからそれは使わないでね」
「了解した!」
俺は単身セレス号に乗り込むと発進する様に念じた。
背部のブースターが点火し、巨大な鉄の塊は大空へと飛んだ。
そしてついに巨大スライムと化した国王(以下スライムキング)の前に辿り着いた。
ヴォオオオオオオオオオオ!
スライムキングは雄たけびを発し、もう人語すら喋れない。
どうやら完全に理性を失ってる様である。
巨大スライムは様々な特大魔法を唱えセレス号にぶつけて来る。
若干振動はしたものの、反魔術装甲を持つセレス号には並大抵の魔法は効かない。
「よし、次はこっちの番だ!」
セレス号はスライムキングを掴み上げると、そのまま空を飛んだ。
そして海に向かって飛ぶ。
「なあ会長、本当に液体人間になった人達を助ける方法はないんだよな?」
「しかたがない…みんな、ごめん!」
俺は海にスライムキングを投げ落とすよう強く念じた。
液状化したスライムは海水により薄まり分散し、
国王であった人間がコアとして露出している。
そして俺はそれを握りつぶすように念じた。
グチュ
人型のそれはまるでスライムの様に脆かった。
無事国王を倒し、魔法大国ユースティアを手に入れた俺だが、
今は多くの犠牲を払ったことに涙するしかなかった。
ついにこの時が来た。
魔法大国ユースティアとの大決戦だ。
大決戦とは言っても血の流れるような事はない。
半数以上の貴族や要人は買収済みだし、頼みの聖女もこちら側だ。
MPタンクになってるハーレムメンバー達の家族も人質にされない様に呼び寄せた。
どう考えても向こうには勝ち目はない。
さっさと降参して貰おう。
「冗談ではない!我が国に伝わる秘宝の力、見せてやろうぞ!」
国王が秘宝と呼んだ腕輪をはめると不思議な事が起こった。
城の中にいた貴族・要人・兵士達が液状化し、国王に張り付いていったのだ。
それだけではない。
城の外部からも液状人間は現れ国王と融合していく。
どうやら魔力に反応してるらしく、黒い聖女ユースティアのバリアに包まれていた、
我が国バビロニアの住人や俺達は無事だった。
「ぐひひひ、これでも偉そうな口がきけるかな?大賢者殿」
黄色い巨大なスライムと化した国王はとてつもない魔力と邪気を放っている。
「ふん、たかがでかいスライムじゃないか!あれくらい―」
と俺が行こうとしたその時である。
シルヴィア会長が俺を止めた。
「あれは高い魔力に反応して人間を液状化させてるの。あなたが行っても同じ事よ」
「じゃあどうすればいいんですか!あいつこのままこちらに来ますよ!?」
「大丈夫、こういう事もあろうかとマリーにあれを作らせておいたのよ」
「なんですそのアレって言うのは」
「言うよりも見た方が早いわ。こっちに来て」
会長は俺の手を掴むとフェニックス号をしまってある格納庫まで連れて来た。
こんな所に連れて来てどういうつもり…うお!?
「そう、これこそ最強の魔導戦機セレス号よ!」
マリーが誇らしげに巨大建造物にかけてあったシートをはずすと、
人型の巨大ロボットが姿を見せた。
「創造の錬金術師のスキルで部品一つ一つを作った特注品よ!」
マリーはまるで芸術品を愛でるかの様にセレス号の装甲に頬ずりしている。
それを遮る様にコホンと会長が咳をする。
「ああ、ごめんね。この子はフェニックス号と同じく脳波コントロール式よ」
「頭に思い浮かべただけでその通りに動く訳か」
「その通り。ついでに魔導エンジンは魔術と科学のハイブリット機だから、魔術回路をオフにすればあの巨大スライムに液状化される心配もないわ」
「成程、それは便利だ」
「ただ大賢者としての魔力に反応する可能性もあるからそれは使わないでね」
「了解した!」
俺は単身セレス号に乗り込むと発進する様に念じた。
背部のブースターが点火し、巨大な鉄の塊は大空へと飛んだ。
そしてついに巨大スライムと化した国王(以下スライムキング)の前に辿り着いた。
ヴォオオオオオオオオオオ!
スライムキングは雄たけびを発し、もう人語すら喋れない。
どうやら完全に理性を失ってる様である。
巨大スライムは様々な特大魔法を唱えセレス号にぶつけて来る。
若干振動はしたものの、反魔術装甲を持つセレス号には並大抵の魔法は効かない。
「よし、次はこっちの番だ!」
セレス号はスライムキングを掴み上げると、そのまま空を飛んだ。
そして海に向かって飛ぶ。
「なあ会長、本当に液体人間になった人達を助ける方法はないんだよな?」
「しかたがない…みんな、ごめん!」
俺は海にスライムキングを投げ落とすよう強く念じた。
液状化したスライムは海水により薄まり分散し、
国王であった人間がコアとして露出している。
そして俺はそれを握りつぶすように念じた。
グチュ
人型のそれはまるでスライムの様に脆かった。
無事国王を倒し、魔法大国ユースティアを手に入れた俺だが、
今は多くの犠牲を払ったことに涙するしかなかった。
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