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ゴミ袋
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真っ白な部屋。
その部屋のあちこちに白いゴミ袋が散乱している。
天井にまでゴミ袋がぶら下がっている始末だ。
どうやら私は何者かに誘拐され、この部屋に閉じこめられたらしい。
部屋には腐敗臭が立ち込める。
必死に吐き気を我慢していると部屋の真ん中に、小さなドアを見つけた。
そのドアに近づきドアノブを回す。
開かない。
そのドアに「ゴミ袋にカギあり。」と書かれていた。
「なんなんだよ!!。」
私は半狂乱になりながら、近くにあったゴミ袋を開ける。
「うわぁ!!。」
思わず悲鳴を上げた。
中には腐ったネズミの死骸、大量の虫。
髪の毛。
私の心は折れかけた。
だがカギを見つけなければ、この部屋から出られない。
もうやけくそだ。
そこら中のゴミ袋を開けていく。
不気味な人形の残骸、大量の骨、真っ赤な服。
袋の中は気味の悪いものばかりだ。
もう出られないのではないかと諦めかけたとき、天井にぶら下がるゴミ袋から見つけた。
赤黒いヌルヌルとした物体に刺さる小さなカギを見つけたのだ。
私は急いで小さなカギを取り、中央のドアに差し込む。
ガチャ。
空いた。
これで出られる。
ドアを開ける。
その先に待っていたものそれは---
赤い大量のゴミ袋だった。
どうやらこの悪夢は終わらないようだ。
その部屋のあちこちに白いゴミ袋が散乱している。
天井にまでゴミ袋がぶら下がっている始末だ。
どうやら私は何者かに誘拐され、この部屋に閉じこめられたらしい。
部屋には腐敗臭が立ち込める。
必死に吐き気を我慢していると部屋の真ん中に、小さなドアを見つけた。
そのドアに近づきドアノブを回す。
開かない。
そのドアに「ゴミ袋にカギあり。」と書かれていた。
「なんなんだよ!!。」
私は半狂乱になりながら、近くにあったゴミ袋を開ける。
「うわぁ!!。」
思わず悲鳴を上げた。
中には腐ったネズミの死骸、大量の虫。
髪の毛。
私の心は折れかけた。
だがカギを見つけなければ、この部屋から出られない。
もうやけくそだ。
そこら中のゴミ袋を開けていく。
不気味な人形の残骸、大量の骨、真っ赤な服。
袋の中は気味の悪いものばかりだ。
もう出られないのではないかと諦めかけたとき、天井にぶら下がるゴミ袋から見つけた。
赤黒いヌルヌルとした物体に刺さる小さなカギを見つけたのだ。
私は急いで小さなカギを取り、中央のドアに差し込む。
ガチャ。
空いた。
これで出られる。
ドアを開ける。
その先に待っていたものそれは---
赤い大量のゴミ袋だった。
どうやらこの悪夢は終わらないようだ。
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