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腹痛
いつも決まった時間だ。
決まった時間に腹痛がするのだ。
腹痛が起きるのは深夜3時。
急にお腹が痛くなり、トイレに駆け込む。
30分ほどすると腹痛が和らぎ、ようやく寝床へ。
これが毎日続くのだ。
たまったもんじゃない。
病院に行っても原因は分からない。
3時になれば原因が分かるのではないか。
私はそう思い、3時まで起きてみることにした。
2時50分。
まだ何も起こらない。
2時55分。
ガサガサ。
壁の中から音がする。
「なんだなんだ!?」
私は壁を凝視する。
ガサ。
足だ。
壁から足が出てきた。
私はとっさに寝たフリをした。
「ヤバい、なんだあれ...」
ガササ。
徐々に壁からそいつが姿を表す。
女だ。
白いジャージのような物を着た女が出てきた。
髪はロング。
目がやたらと大きい。
5センチくらいあるだろうか。
手に何か持っている?
透明な液体が入った袋のような物が見える。
女が近づいてきた。
巨大な目で無表情に私を見下ろしている。
ザッ。
女が透明な液体が入った袋を私のお腹に押し当ててきた。
「つ...!」
思わず叫びそうになったのを必死に我慢する。
女は透明な袋、保冷剤を押し当てていたのだ。
「コワレ...コワレ...」
女が何か小さな声でつぶやいている。
我慢、我慢。
だが腹痛が襲ってきた。
「もう無理だ!」
私は飛び起きてしまった。
辺りを見回す。
女の姿が消えていた。
私は急いでトイレに駆け込む。
「アイツ一体なんなんだ...」
保冷剤を腹に押し当ててくるナゾの幽霊。
怖さより、怒りが増してきた。
トイレから出てスッキリした私は
ハラマキを用意した。
「こうなったら、徹底対抗してやる!」
こうして私と幽霊との戦いが幕を開けた。
決まった時間に腹痛がするのだ。
腹痛が起きるのは深夜3時。
急にお腹が痛くなり、トイレに駆け込む。
30分ほどすると腹痛が和らぎ、ようやく寝床へ。
これが毎日続くのだ。
たまったもんじゃない。
病院に行っても原因は分からない。
3時になれば原因が分かるのではないか。
私はそう思い、3時まで起きてみることにした。
2時50分。
まだ何も起こらない。
2時55分。
ガサガサ。
壁の中から音がする。
「なんだなんだ!?」
私は壁を凝視する。
ガサ。
足だ。
壁から足が出てきた。
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「ヤバい、なんだあれ...」
ガササ。
徐々に壁からそいつが姿を表す。
女だ。
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手に何か持っている?
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巨大な目で無表情に私を見下ろしている。
ザッ。
女が透明な液体が入った袋を私のお腹に押し当ててきた。
「つ...!」
思わず叫びそうになったのを必死に我慢する。
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「コワレ...コワレ...」
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