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初期のまとめ(考え方が変わっている可能性あり)
気持ちが分からないからこそ読者は想像出来る。想像の余地を残せ!(一人称一視点で書いてみた感想)
しおりを挟む偽装不倫完結に向けて最後の登場人物、主人公の夫目線を書いている野々さくら。
もう縮める事など考えず、行き着く所まで突っ走ると決めたのだった。
本当は3話ぐらいでまとめるはずだった夫目線の回想編、気付けば9話、このままでは13話は越すだろう……。いくらなんでもやりすぎだ……。
しかし、夫の生い立ちだけでなく主人公との馴れ初めを書いていくうちに、二人はどのように付き合い、どのような夫婦だったのか、夫は主人公をどう思っていたのか、すれちがいの原因などをしっかり描写出来たと思っている。
今回それを一人称一視点で書いてみた。珍しい事なので忘れる前に感じた事を書こうと思う。
一 一人称一視点 一
主の人物が、その見た物感じた事をそのまま描写する。
よって主が間違えていてもそのまま間違った描写となる。
主が知らない事、未来は書けない。
一 良かった事 一
1.とにかく感情移入しやすい。
2.相手の気持ちが分からないのは読者の想像力を掻き立てる
3.とにかく書きやすい
4.主が相手の感情や物事を全て把握していないからこその魅力がある
1.とにかく感情移入しやすい
特に今回書いた主人公の夫は複雑な生い立ちであり、そんな理不尽な生き方をしてきた夫がどれほど主人公を支えに生きて来たかを描写したかった。
前回まで主人公に思いを寄せる男性目線で描いていたので、そっちに感情移入している所で重い夫の過去を描写する。それにより読者には夫に感情移入して欲しくて一人称一視点にしてみた。
やはり三人称一視点より感情移入出来た。
2.相手の気持ちが分からない方が、読者の想像力を掻き立てる
今回は夫の一視点。主人公の考えは全く分からない。
以前、主人公はバーのマスターに夫との馴れ初めや夫婦生活について話しており、主人公が何を考えていたかはだいたい分かるが、夫の回想には出てこない。
だから「主人公は今どんな気持ちなんだろう?」「この出来事から勘違いしてしまったのかな?」と読者は想像してくれると思った。
3.とにかく書きやすい
三人称神視点はとにかく考える事が多い。
「今誰目線か?」
「感情をどこまで描くか?」
「今の段階でどこまで描写するか?」
などを常に考えるから難しく筆も遅くなる。だから今回、一人称一視点の書きやすさに驚いた。
4.主が相手の感情や物事を全て把握していないからこその魅力がある
読者は主と同じく分からない目線となる。だからこそ「あれはどうなの?」「これはどうなの?」と分からない事だらけで楽しい。
一 悪く感じた事 一
1.やはり相手の感情を書けない事
2.神視点がないから「あの頃〇〇はと書けない」
3.登場人物によって描写出来ない風景がある
1.やはり相手の感情を書けない事
相手の感情をどうしても書きたかったら、その人物目線に一度書き換え、もう一度その場面を描写しないといけない。テンポが悪くなり、漫画などは絵があり分かりやすいが小説では分かりにくいかも。
2.神視点がないから「あの頃〇〇はと書けない」
夫がこうしている時、主人公は困っていたと書けない。読んで下さってる方に委ねるしかないが、いちいち覚えていないだろうとなる。
3.登場人物によって描写出来ない風景がある
今回、主人公の夫は繊細な性格だったから物の表現を美しく表し、主人公を花のように可愛らしいと表現しているが、もし主人公だったらこんな表現出来ないだろうなと思った。
そして今回一人称を書いてみた事により、以前書いた三人称はどうかと読んだらやはりよくない傾向を見かけた。それは、
「登場人物二人の感情が交互に出過ぎている」
と感じた。
主人公は〇〇と感じた。
マスターは〇〇と感じた。
が多い。
極力、一場面に視点は一つの決めているがどうしても両方描きたい時は書いてしまう。しかし読み返すとやはり間抜け、想像の余地がなく面白くない。極力、一場面では一視点を心がけたい。
しかし、この場面はどちらの感情も詳細に書きたかった場面であり、書き直しは出来なかった。
そこで、登場人物全ての感情を別々に描写してあり、一場面一視点で上手く描いてある作品を参考にしたい。
一人称一視点?一人称多視点?
どっちか分からなかったのだが、参考にしたい作品は、最近ドラマ化もしている
「あなたがしてくれなくても」
だと思う。
結構前からファンであり、小説を書き始める前から好きであり、小説の勉強で読んだ訳でなく本当に好きだから読んでいた作品。
とにかく、心理描写、表現、言葉の使い回しが上手い。
登場人物全員に感情移入出来るすごい話だと思っている。
感情移入出来るのは主の登場人物目線があるからだと思う。
主人公に共感して夫に苛ついていたが、夫目線に立つと確かに夫の気持ちも分かる。
主人公の職場の人目線になると、妻に向き合ってもらえず悲しい気持ちも当然分かるが、妻目線になると仕事にやりがいを感じており忙しいのも分かる。
誰も悪くないな……と読んでいた。
この話は、野々さくらが思う分には一場面一視点だと思う。だから、相手の感情が分からない。
だからこそ主の登場人物みたいなドキドキ、モヤモヤ、イライラを共感出来るのでは?と思っている。
そして後に、また別の登場人物が主になりあの時の感情を言ってくれる。「そうゆう気持ちだったのか」と知れる。
だから「一場面一視点」は心がけたいと思った。
ただ、野々さくらの話は二人がじっくり会話する場面が多い。そしてどちらもの感情を書きたい時が出てくる。
その時は本当にこの描写は必要か?読者が想像してくれた方が良いのではないか?
今じゃないと無理か?後に主が変わった時に感情を描いてはだめかを考える必要もある。
そして漫画を参考にする場合、媒体が違うという事は考えておかないといけない。この作品は絵があるから、今〇〇目線と分かる。しかし、小説は名前しかかけない。
だから視点変更はやはり少なめにし、主になる人物も最低限にした方が良いと思った。
最後に三人称神視点の心がけと注意点をまとめたいと思う。
(何度も書いているがそうして覚えていきたい)
1.視点についての変更は少なめに
極力、主人公の一視点にする
視点変更は一話ずつ
無理でも一場面ずつ
それも無理なら場面変更の際、〇〇は、〇〇はと主語をつけ、今誰目線かを書く
2.描写する心理描写は最低限 想像の余地を残せ
主の人物によって、その表現や言い回しを全面に表したい場合はしっかり書く。
しかし
「これぐらい言わなくても想像出来る」
「今じゃなくて後で分かった方が読者は考えてくれる」
「全てを言いすぎると逆に間抜け」
それも心がけた方が良いと感じた。
そして
一人称や三人称一視点は書きやすく、感情移入しやすく、執筆時間も早い。
三人称神視点は書くには実力がいて、主が分かりにくく感情移入しにくい、色々考える為執筆時間もかかる。
覚えておいたほうが良いと思った。
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