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第二章 冒険の始まり(ダンジョン攻略)
【魔法使いミオナ】
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[魔法使いミオナ]
※『異世界中二病プロジェクト』本日も副音声は()でファンタジー肯定派のクロノマオウ女史、ファンタジー否定派の成瀬遥香女史、SF映画監督の神谷でモニタールーム『神の間』からお届けしています。
「ステータス!」(ミオナ)
ミオナの腕輪からの中空スクリーンにステータスが写し出される。
フォン。
「ミオナちゃんは大魔法使いなんだね。魔法凄いね。ほら僕も勇者でゴブリンやっつけたからもうレベルアップしたよ」(慎太郎)
(何で最初から大魔法使いなのよ。しかも何も学習しないで剣を振り下ろしただけで相手が死んだらレベルアップとかありえないわよ。それなら細菌やウイルスなんかはとっくに大魔王だわ)(成瀬)
(そういうウイルスが大魔王のエボラとかすごいのに進化するじゃないか?)
(何それ監督、そんな訳ないけどなんか面白いわね。ねえマオウ、こういうのどうやって死亡を確認してるの? お医者さん出て来ないし、、、。交通事故の関連死みたいに一ヶ月後に死んじゃうとかの場合は、、、)(成瀬)
(そ、それはだな、、、)(クロノ)
(マオウ、今じゃなくていいだろ。成瀬もあんまりイジメるなよ。『よし、ミオナ。魔法開始ケース3だ』)
「ねえ慎太郎くん。私良く判らないから教えて欲しいのだけど、魔法ってどうやって使うの?」(ミオナ)
(魔法開始ケース3、3DホログラムスタンバイOK)
(これホログラムで魔法を表現するのよね。見ものだわね)(成瀬)
(ああ、これは結構凄いぞ)
「えーと多分『ファイヤーボール』とか魔法の名前言って掌を前に突き出すのかな?」(慎太郎)
(『魔法は『ファイヤーボール』だオペレーター! 合わせろよ』)
(ファイヤーって人間オナラ位しか燃えないわね。しかも手からオナラは出来ない)(成瀬)
(プー! また笑わせんなし)(クロノ)
(ファイヤーボール、、、おならなの、、、)(成瀬)
(二人共笑わせるなよ。俺は今凄く忙しいんだぞ『準備はいいか?』)
(『手の位置は映像解析でA.I.認識追従OKです』)
(『ミオナ、いいぞ』)
「呪文を言えばいいのね。『~ファイヤーボール!~』」(ミオナ)
周囲から炎の霧のようなホログラムが渦のようにミオナの掌の上に集まってくる。
魔法開始ケース3は最もカッコよく見えるようにクロノが力を入れた演出のパターンだ。
レイトレースで光の量や角度、屈折、反射などを全て計算しつくされた光まで投影され、まるで本物の炎がそこにあるかのようだ。
ブワッ。ボシュー!
ミオナは自分の手の上に現れた炎を見た。周辺や顔にまでその照り返しに相当する光が当たる。
(良し、いいホログラムと照明だ。さすが赤宮だな。しかしこれだと本物の火なら魔法使いは毎回大火傷だな)
(周辺の照り返しまで表現してかなり本物っぽいわね。でも燃えるものが何もないんだからこういう火は物理的に無理だって。あれだと手が燃えてる以外考えられないわ)(成瀬)
(二人共、私達ファンタジー映画撮ってるんだよ。監督まで)(クロノ)
(す、すまん)
ミオナは火のボールを確認すると手を前に押し出すような仕草をした。
スッ!
ブォッ。
勢い良く火の玉が飛んで行くホログラムが暗がりに鮮やかに浮かぶ。
(おおー!)
先に見える天井から下がるコウモリ3匹に当たり黒焦げになって落ちた。
バシュ!
キー、キュー。
(『よし! 暗いからバッチリだ。特殊効果班グッジョ!』)
(本当に魔法みたいだったわ。でも、手の動きより飛ぶの早くない?)(成瀬)
(ま、魔法だからあれくらいでいいのよ。加速、加速)(クロノ)
(エネルギー保存してないの法則)(成瀬)
(燃えてるんだから燃焼エネルギーでしょ)(クロノ)
(燃料はないけどね)(成瀬)
(ぐっ、、、)(クロノ)
「す、凄いわ。さすが慎太郎君の言った通りね!」(ミオナ)
「うわー! ミ、ミオナちゃん凄いよ。これならミオナちゃんと二人で魔王でもなんでもやっつけられそうだ」(慎太郎)
(いや魔王はあんなコウモリよりも強いわよね)(成瀬)
(おい、しかしこの演出は勇者にも気に入って貰えたみたいだな)
(そうね。第一関門クリアだわね)(成瀬)
「慎太郎くんがいるから大丈夫ね。でもこれからどうする?」(ミオナ)
「とりあえずお腹空いたから外に出て街を探そうかな」(慎太郎)
(『ミオナ、時間が押してるから先にダンジョン攻略で頼む』)
「でも慎太郎くんは勇者なんでしょ? 敵をやっつければレベルが上がるみたいだしこのままダンジョン攻略したら宝物とかがあるかもしれないわよ」(ミオナ)
「フフフ、そうか、僕が『勇者』だってミオナちゃんにバレちゃったなら仕方ないな」(慎太郎)
シュバッ!
(さっき自分で『勇者』って言ったでしょ。来たな。これも中二病)(クロノ)
「さすがだわ」(ミオナ)
「じゃあ大魔法使いのミオナちゃん。勇者の僕と共にこのダンジョンを攻略しよう!」(慎太郎)
(なんか勇者も女子との会話に慣れてきたわね)(成瀬)
(ああ、これは助かる)
「じゃあ私も頑張るね!」(ミオナ)
(『ナイスフォローだ! ミオナ』)
二人はダンジョンの奥へと進んだ。
※『異世界中二病プロジェクト』本日も副音声は()でファンタジー肯定派のクロノマオウ女史、ファンタジー否定派の成瀬遥香女史、SF映画監督の神谷でモニタールーム『神の間』からお届けしています。
「ステータス!」(ミオナ)
ミオナの腕輪からの中空スクリーンにステータスが写し出される。
フォン。
「ミオナちゃんは大魔法使いなんだね。魔法凄いね。ほら僕も勇者でゴブリンやっつけたからもうレベルアップしたよ」(慎太郎)
(何で最初から大魔法使いなのよ。しかも何も学習しないで剣を振り下ろしただけで相手が死んだらレベルアップとかありえないわよ。それなら細菌やウイルスなんかはとっくに大魔王だわ)(成瀬)
(そういうウイルスが大魔王のエボラとかすごいのに進化するじゃないか?)
(何それ監督、そんな訳ないけどなんか面白いわね。ねえマオウ、こういうのどうやって死亡を確認してるの? お医者さん出て来ないし、、、。交通事故の関連死みたいに一ヶ月後に死んじゃうとかの場合は、、、)(成瀬)
(そ、それはだな、、、)(クロノ)
(マオウ、今じゃなくていいだろ。成瀬もあんまりイジメるなよ。『よし、ミオナ。魔法開始ケース3だ』)
「ねえ慎太郎くん。私良く判らないから教えて欲しいのだけど、魔法ってどうやって使うの?」(ミオナ)
(魔法開始ケース3、3DホログラムスタンバイOK)
(これホログラムで魔法を表現するのよね。見ものだわね)(成瀬)
(ああ、これは結構凄いぞ)
「えーと多分『ファイヤーボール』とか魔法の名前言って掌を前に突き出すのかな?」(慎太郎)
(『魔法は『ファイヤーボール』だオペレーター! 合わせろよ』)
(ファイヤーって人間オナラ位しか燃えないわね。しかも手からオナラは出来ない)(成瀬)
(プー! また笑わせんなし)(クロノ)
(ファイヤーボール、、、おならなの、、、)(成瀬)
(二人共笑わせるなよ。俺は今凄く忙しいんだぞ『準備はいいか?』)
(『手の位置は映像解析でA.I.認識追従OKです』)
(『ミオナ、いいぞ』)
「呪文を言えばいいのね。『~ファイヤーボール!~』」(ミオナ)
周囲から炎の霧のようなホログラムが渦のようにミオナの掌の上に集まってくる。
魔法開始ケース3は最もカッコよく見えるようにクロノが力を入れた演出のパターンだ。
レイトレースで光の量や角度、屈折、反射などを全て計算しつくされた光まで投影され、まるで本物の炎がそこにあるかのようだ。
ブワッ。ボシュー!
ミオナは自分の手の上に現れた炎を見た。周辺や顔にまでその照り返しに相当する光が当たる。
(良し、いいホログラムと照明だ。さすが赤宮だな。しかしこれだと本物の火なら魔法使いは毎回大火傷だな)
(周辺の照り返しまで表現してかなり本物っぽいわね。でも燃えるものが何もないんだからこういう火は物理的に無理だって。あれだと手が燃えてる以外考えられないわ)(成瀬)
(二人共、私達ファンタジー映画撮ってるんだよ。監督まで)(クロノ)
(す、すまん)
ミオナは火のボールを確認すると手を前に押し出すような仕草をした。
スッ!
ブォッ。
勢い良く火の玉が飛んで行くホログラムが暗がりに鮮やかに浮かぶ。
(おおー!)
先に見える天井から下がるコウモリ3匹に当たり黒焦げになって落ちた。
バシュ!
キー、キュー。
(『よし! 暗いからバッチリだ。特殊効果班グッジョ!』)
(本当に魔法みたいだったわ。でも、手の動きより飛ぶの早くない?)(成瀬)
(ま、魔法だからあれくらいでいいのよ。加速、加速)(クロノ)
(エネルギー保存してないの法則)(成瀬)
(燃えてるんだから燃焼エネルギーでしょ)(クロノ)
(燃料はないけどね)(成瀬)
(ぐっ、、、)(クロノ)
「す、凄いわ。さすが慎太郎君の言った通りね!」(ミオナ)
「うわー! ミ、ミオナちゃん凄いよ。これならミオナちゃんと二人で魔王でもなんでもやっつけられそうだ」(慎太郎)
(いや魔王はあんなコウモリよりも強いわよね)(成瀬)
(おい、しかしこの演出は勇者にも気に入って貰えたみたいだな)
(そうね。第一関門クリアだわね)(成瀬)
「慎太郎くんがいるから大丈夫ね。でもこれからどうする?」(ミオナ)
「とりあえずお腹空いたから外に出て街を探そうかな」(慎太郎)
(『ミオナ、時間が押してるから先にダンジョン攻略で頼む』)
「でも慎太郎くんは勇者なんでしょ? 敵をやっつければレベルが上がるみたいだしこのままダンジョン攻略したら宝物とかがあるかもしれないわよ」(ミオナ)
「フフフ、そうか、僕が『勇者』だってミオナちゃんにバレちゃったなら仕方ないな」(慎太郎)
シュバッ!
(さっき自分で『勇者』って言ったでしょ。来たな。これも中二病)(クロノ)
「さすがだわ」(ミオナ)
「じゃあ大魔法使いのミオナちゃん。勇者の僕と共にこのダンジョンを攻略しよう!」(慎太郎)
(なんか勇者も女子との会話に慣れてきたわね)(成瀬)
(ああ、これは助かる)
「じゃあ私も頑張るね!」(ミオナ)
(『ナイスフォローだ! ミオナ』)
二人はダンジョンの奥へと進んだ。
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