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2,黄色いりんごの樹の下で

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 ロワールは、割れ目からこぼれた愛液を舌で拾い、それを割れ目全体に広げるように舐めた。
 そこにロワールの唾液が混じって、ロワールが吸うだけで卑猥な音が響く。

「あぁっ、そ、そんなに、吸ったり、しないで……っ」

 ソラは、頬を紅潮させて言った。

 ロワールはソラの局部に顔を埋めながら答えた。

「僕達妖精にとっては、人間の女の子が快楽を感じて出すジュースは最高のご褒美だよ。匂いも、味も……っ」

 ロワールが満足そうに愛液をすすると、ソラは脚を震わせた。

「あぁ、ああ……っ」

 そのときだった。
 ロワールは、ソラのなかへと指を一本差し込んだ。

「あ……っ!」

 同時に、潤った舌が割れ目の上まで這い、突起に吸い付いた。

「あぁっ! あっ! ロワール……っ!」

 ロワールの指がなかで折り曲げられると、ソラは体をくねらせた。
 内側を指の腹で擦られている間も、突起への愛撫は続く。

「は、……あぁっ、んっ、あ……っ」

 ソラの声がどんどん艶めいて、ロワールは指をもう一本増やした。

「あぁっ! あ、んんっ、やっ、ああ……っ!」

 ロワールの唇や指に責め立てられ、ソラの目には涙が浮かぶ。

「ソラ……、自分でおっぱいを弄ってごらん……」

「へ……?」

 聞こえてきたロワールの声は、呪文のようにソラの頭に響いた。

「自分で乳首をつねって?」

 ソラは顔を真っ赤にし、その間もやむことのないロワールの動きを感じながら、おずおずと自分の胸に両手を当てた。

「あ、はぁ……、あぁ……っ」

 胸の先端に触れると、さっきまでロワールが舐めていたせいで濡れている。

 ソラは、そこを一気に指先でつまんだ。

「あぁっ! あ、や……っ!」

 ソラは、たまらず大きな声を上げた。

 ロワールは、嬉しそうに言う。

「ソラのなかがすごく締まったよ……」

「やっ、あっ、ああっ!」

 なかではロワールの指がうごめき、クリトリスはしつこく吸われ、胸は自らの刺激で火照っていた。

「いい子だね、ソラ……」

 ロワールのやさしい言葉が届いたかと思うと、ソラのなかに入っていた二本の指先が、襞を掻いた。

「ああぁっ! あああ……っ!」

 その瞬間、ソラは腰を大きく跳ねさせて達してしまった。

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