少女、異世界にて男装する。

梨桜

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【父と兄との交流】

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うっすらと目を開けると、目の前には1人の男性の顔があった。そして、後ろにもう1人男性がいた。
目の前の人はミルクティー色の髪に蒼い瞳。
後ろの人はミルクティー色の髪に碧の瞳。
蒼い瞳の人方が年上っぽく見える。
どちらも美形だ。
蒼い瞳の人がカッコいい感じで、碧の瞳の人が可愛い感じだ。

「お、目を覚ましたみたいだ。」

「…。」

蒼い瞳の人が私を見て話す。
碧の瞳の人は何も言わないけどどうしたんだろう?
もしかして、お兄ちゃんかな?
前世の私には兄妹がいなかったから、それなら嬉しい。

そこへドタバタとした足音が聞こえてきた。
私はその音に驚いて思わず泣いてしまった。

ドアが開くと、

「父さん、フィリアが泣いてしまったじゃないか!」

「父さん、足音うるさ過ぎ。」

お兄ちゃんはそれぞれ入ってきた男性に言う。
というか、2番目のお兄ちゃん毒舌だね。

そこにいたのはお兄ちゃん達より背の高いミルクティー色の髪に蒼い瞳の美形な人だった。男前な感じかな。

「すまん、すまん、って!お前ら、早く帰り過ぎだ!フィリアに早く会いたいからって俺より先に帰るか、普通!」

なんだろう、残念なイケメンな感じがするのは気のせいかな?

「父さんが遅いのが悪いんだろ!」

青い瞳の人が言い返す。
ちなみに、私はまだ泣いたままだ。
すると、碧の瞳の人が恐る恐る私を抱き上げた。




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