オリジナルスキル"好きこそ物の上手なれ"

梨桜

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【転移】

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「好きこそ物の上手なれ、か…。」


私の祖母がよく言ってた言葉。
私の両親は共働きだったが、そんな忙しい中でも私を大事にしてくれていた。そんな2人は10年前に交通事故で亡くなった。
そんな私は母方の祖母にお世話になっていた。
そんな祖母も1ヶ月前に亡くなった。
祖母には本当にお世話になりっぱなしだった。
祖母の格言は"好きこそ物の上手なれ"。
両親の死後、塞ぎがちになっていた私に、色々なものを見せて興味持たせようとしてくれた。
興味の持ったものは、なんでもさせてくれた。

そんな、私は現在伸び悩みに陥っている。
今までなら、伸びていたはずなのに…、そうかを考えてしまう。
もしかしたら、祖母の死でまた塞ぎ込もうとしてるのかもしれない。
そんなことを考えながら、眠りについた。

その言葉がこの世界で最期の言葉になるとは知らずに。







周囲の物音で目が覚めた。
周りを見回して見ると、木ばかり。ここは森の中?
もう一度周りを見回して見ると、自分の手が目に入った。
あれ、手が小さい。
体を見てみると、あったはずの胸もない。体、縮んでない?
なんなら、こんな服覚えがない。私はパジャマを着ていたはずなのに、今は白いロングTシャツ1枚だった。
視界に入る髪の色も黒から銀に変わっていた。
そして、耳に触れた瞬間、衝撃が走った。とんがってる!まさか、エルフ?
そして彼女は思ってしまった。

「これってもしかして"異世界転移"じゃない!」

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