私の目の前で繰り広げらる妻と甥の激しい情事、そして私は…

最終章（６年後）

サキ・アイダの主演第一作

たけると早紀がアメリカに移住した６年前、すでにアメリカのポルノ映画は下火になっていた。有料のポルノサイトが全盛の中、たけるがポルノ映画を選んだのは、脚本の腕を磨くことで、映画界に即席を残したかったからだ。その作品はアメリカでセンセーショナルを巻き起こし、ポルノ映画の再ブームを呼んだ。後に有料サイトに高額で買い取られ、日本でもモザイク版は観ることができた。ノーカット版の鑑賞ツアーが組まれるほど日本でも話題となった。

自分の妻を若手の俳優とファックさせて平気なのか、全米ネットワークのテレビ局の取材に、たけるは応えた
「トムとニコールに憧れてたのさ」その言葉で全米は彼を受け入れた。実にウィットな会話をする彼は、日本で最高の大学を卒業している。メディアは彼を称え始めた。

「ミス・アイダ」映画のタイトルはシンプルだった。そのストーリーは単純だった。高校教師のサキは三人の高校生と関係を持った。初めはレイプで始まるが、三人は生徒を思う慈悲深い教師の愛で頭角を現し成功掴むといったストーリーだ。
この映画は、サキが息子のタケルをニューヨークに送り出すシーンから始める。大学に進学する息子をハグするサキ、それを物陰から見ていたチアリーダーのリリーは、バスケットボールで伸び悩んでいる、彼氏のリックのことで相談があるとサキに持ちかけた…

リックは南米系の黒人で2メートル近い身長で、リリーによって手足を高速されたサキは全裸で激しく勃起させたペニスを振りかざすディックに襲われる。女教師の服を破りながらもずっと彼女へ思いを寄せていたことを囁くディック、サキの花弁を目にした時、その美しさにディックは拘束を解く。生徒を気遣い、優しい言葉をかけるサキ、後悔の念にかられ涙するディック。だがその欲望はおさまらず、サキを激しく愛撫し、そして30センチを越える見事なペニスをサキの小さな花弁に突き刺し、思いをとげる。それから毎週ディックを受け入れるようになったサキ、試合で思うような成績が残せるようになったディックが自分を見てくれなくなって嫉妬するリリーは、同じようにサキに憧れている二人の生徒をそそのかし、サキをレイプさせる…