魔法少女ピュアハメ淫らに堕つ~原理主義オタクの催眠調教~

猪熊夜離(いのくま よが)

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魔法少女がエッチなお仕事だなんて聞いてません

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 味沢緋彩あじさわひいろは魔法少女である。

 平凡な小学生だった緋彩と魔法少女の出会いは五年前、彼女が住む街に秘密結社ロゴスの怪人が現れたことまで遡る。ロゴスは人の暗い感情を利用し、人間を怪人に変えてしまう組織で、彼らの登場と時を同じくして魔法少女も生み出された。

「僕と契約して魔法少女になってよ」

 どこかで聞いた台詞で緋彩を魔法少女に勧誘したのは、白毛の猫のようにも見えるし、そうじゃないようにも見える小動物。魔法少女に付き物のベタなパートナーだが、件の台詞もあって信じていいのか悩む。

「早く! 君が迷ってる間にも街の被害は増える一方だよ」

 その時、街では上半身をエアコンに変えられた巨人が「もう地球は保たんのだ。お前たちには地球の泣き声が聞こえんのか」と叫びながら、高出力ブリザードで辺り一面を凍らせて歩いていた。

 このままでは街全体が凍ってしまうと怪しい小動物は緋彩に決断を迫る。

 交渉事では、やたら決断を急かす相手、やらなきゃ損しますよと煽ってくる人間は信用するなが鉄則。要警戒ワードなのだが、生まれた時から過ごしてきた見慣れた街が目の前で氷漬けになり、慌てて逃げて滑って転んだ人間が川に落ちるのを見た緋彩は、持ち前の正義感とちょっぴりの憧れで魔法少女になることを選んだ。

 緋彩はエアコン男を魔法少女ピュアハメの力で倒し、ロゴスに植え付けられた悪の種を浄化して人間に戻した。

 その時から緋彩は人知れず魔法少女として街を守り続けている。

 あの時の決断に後悔はない。街を守れたのだから。だけど契約する前に、もっと詳しい内容を聞いてからにすればよかったなとは思う。

 小動物は重要な設定を隠していた。





 立ってるだけでじっとりと汗を掻く八月の夜。そろそろ日付変更線を跨ごうかという時間の公園で、植え込みの影からくぐもった女の声がする。

「あっ、ンッ、あぁっ♥ いつもより、おちんちん、つよっ……ひぃっ♥ 逞しいおちんちんでゴリゴリされて、声漏れちゃう……見つかったらダメなのに、おまんこ気持ちよすぎて……んあっ♥ あっ♥ あっ♥」

 暗闇に目を凝らして浮かび上がってくるのは、木の幹に両手をつき、腰を突き出して男に挿入されている少女。少女は端正な顔を歪め、涎の滴を地面にこぼしながら、男が与える快楽に酔いしれている。

 こぼれ落ちそうな大きな目、少しツンと尖った小さい鼻、ぽってり柔らかそうな桜色の唇。そこらのアイドルなぞ目ではない美少女が、いまは頭の中おちんぽとおまんこのことしかありませんという顔で淫蕩に耽っている。

 白いワンピースを背中まで捲り上げられ、ショーツを足首に引っかけて、剥き玉子のようにつるんとした尻を掴まれ、男の激しいピストンでパンパンパンパンと卑猥な打擲音を響かせる。声を我慢しても尻と腰がぶつかる音で辺りに知られるのではと思うほど、女の肉厚な尻は見事な音色を奏でた。

「ゆっくり……はぁっ、ン……♥ はっ、はっ、はっ♥ もっとゆっくりしてくれなきゃ……んひゅぅ……っ♥ ふぁぁ、あ……っ♥ すぐイッちゃう……ふ、くぅん……っ♥ ぅ、んんぅっ……♥」

「人が来たら困るから早く射精してって言ったのは緋彩じゃないか。僕は言うとおりにしてるだけだよ」

 立ちバックで突き上げられながら善がり啼く少女――味沢緋彩は、自分でも腰を回して男のモノに肉ヒダを絡め、膣内の快感ポイントに陰茎の張り出した傘部分を引っかける。

「きゅふっ♥ ふぁっ♥ はアンッ♥ だってお外でするエッチが、こんなにドキドキして気持ちいいなんて知らなかったから。こんなの知らなきゃよかった……絶対またしたくなっちゃう……いけないことなのに……お外エッチ病みつきになっちゃうぅ♥」

「声大きいよ。聞かれたくないんでしょ」

 男は背後から手を伸ばして大きく実った緋彩の胸を揉む。小型のスイカでも入れて持ち歩いてるのか、夏だもんなと言いたくなる膨らみは、先ほどから重力に従って垂れ、律動に合わせて前後に激しく揺れていた。

 歩いてるだけで男女問わず人目を惹きつける胸乳が、男の手の中で自在に形を変える。やわやわと優しくマッサージするように揉むのも、指の間からひしゃげた胸肉が飛び出すくらい強く揉まれるのも、乳首をキュッと抓られるのも緋彩は全部好きだ。

 デカパイは感度が悪いなどという俗説は彼女に当てはまらない。齢十七にしてメートル越え達成の爆乳は緋彩の代表的な性感帯だ。

「たっくんが意地悪すりゅ♥ おちんちんでおまんこずちゅずちゅ突かれながら……んっ! やっ、そんな、先っぽばっかりぃっ! 乳首ばっかりすりすりしちゃらめぇ♥ んぅ……ぅふ♥ ぅ、んんぅっ♥ こんなの我慢できないよぉ。乳首いじめられながら、おちんちんでしきゅーノックらめっ♥ らめっ♥ らめぇ~~~♥♥」

 たっくんと呼ばれた男――川尻宅隆かわじりたくたかは腰の動かし方に変化をつける。長いストロークで膣全体を擦る動きから、引く動きは最小限にして膣奥へ亀頭を押しつける動きに変えた。

 効果は覿面で緋彩の膣壁が小刻みに縮小しながら精液をねだり始める。濡れた粘膜が肉棒にしなだれかかって濃いのが欲しいと甘える。十代の弾力あるぷりぷりまんこが膣内射精はらませてと蠕動を繰り返した。

「本当に興奮してるんだね。緋彩のまんこ、いつもより締め付けがキツくて、僕も長持ちしそうにない」

「いいよ♥ いつでも、たっくんの好きな時に、びゅびゅびゅ~~って精子出して。おまんこから垂れたザーメンで水たまりできるくらい射精して。お腹たっくんの精液でパンパンになるまで出してぇぇええぇぇ!」

 宅隆が緋彩の柳腰を掴んで射精に向かってラストスパートを掛ける。胸も尻もメートル級のボリュームなのに、ウエストはギュッと絞られて現実離れしたプロポーションをしている彼女の、ともすれば胸以上に同性からの羨望を集める腰がいまは、肉棒を激しく扱いてイクための取っ手代わりに使われている。

「射精して♥ 射精♥ わたしのなかで、たくさん射精して♥ あはああああああああああああああああああっ♥」

「イクよ緋彩。出る! 出るッ!」

「私もイくぅ、イッちゃう♥ あっ、あっ、あっ、あっ、イくぅ、イクッ、イクッ♥」

 相性のよさを示すかのように二人は同時に達する。

 法悦の極みに登りつめた緋彩の膣洞が強烈に締まる。痙攣する肉ヒダに一分の隙もなく包囲された宅隆の男根が爆ぜる。先端からドロドロに煮詰められた白濁液を射出し、緋彩の膣内にマーキングした。

「っはぁ、はぁっ、はあっ、はあっ、はあっ、はああっ……! たっくんの精子いっぱいであったかぁ~い……」

 ガクガクと震える膝を叱咤しながら、緋彩は射精の熱を感じて呟いた。

「夢見心地ってやつだね。このまま夢の中で生きたほうが幸せなんだろうけど、それじゃお仕置きにならないので戻ろうか」

「たっくん?」

 急に訳の分からないことを言い出した卓隆に緋彩は小首をかしげる。

「催眠解除。身体拘束を起動」

 卓隆が呟くと辺りの景色が一変する。公園にいたはずの緋彩は一瞬にして見知らぬ部屋に移動した。
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