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無力者
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◇◇◇◇
目の前に敵がいた。
草に紛れて、俺に銃口を向けている敵に。
まさか最初から居たのか?
「……ッ!」
それよりも防御魔法をッ! いや間に合わない!
「ぐッ!」
森全体に響き渡る発砲音が聞こえた時には遅かった。銃弾を避けるために左横に飛び上がってみたが、右肩に銃弾が当たってしまった。
左手で右肩を押さえる。
俺が人ひとりを感知できなかった、だと!?
敵がどんなに隠れるのが上手くても、少しの魔力でもあれば俺は見逃さない。
風の探知魔法『フィン・サークル』は完壁だった。周りにいる別部隊の魔力は感知できていて、魔法は機能している。
この探知魔法は中級魔法だ。俺の魔法は上級の潜伏魔法すら看破する。だが、目の前の敵は感知すらできなかった。
身体の中の魔力を加速させて、瞬間的に『フィン・サークル』の効果を最大まで高める。
すると、答えには簡単に行きついた。
「なんでここにッ、『無力者』が居るんだよ!」
無力者は、魔力炉がない人間。魔力炉がないということは、魔力が作れない人間ということになる。
魔力炉がない人間は、この世界にまれに生まれて、生まれた瞬間から衰弱して、大人になる前には必ず死ぬ。
敵国の兵はどう見ても大人だった。
俺が住んでいるファランド家の領地でも、大人になれずに死んだ子供の無力者を二人も知っている。
……それなのに。
「なんでだよ!」
俺の怒りは銃で撃たれたことを置き去りにして、敵国に向かった。
この無力者は大人だ。その経験は、子供のまま死ぬ沢山の無力者の命を救うことだってできる。
戦争の道具として消費されるのは、あまりに惜しい。
なんでそれがわかんねぇんだよ。
目の前の無力者は銃のカートリッジを開けて、銃弾を込めた。また俺の身体に銃弾を叩き込む気だろう。
この無力者とは、敵として会いたくはなかった。どのように生きてきたかを聞いてみたかったな。
肩から出た血が腕を伝い、地面に落ちる刹那。
俺は初級の風魔法『ウィンド』を構築する。血液のように巡る魔力の流れに合わせて風が舞う。
大きな発砲音が耳に届くと、俺の目の前でキュルキュルと止まって見える銃弾を見ながら、右肩から左手を離す。
「クソが! これでも」
左手でグッと風を掴み、腰を捻って、敵にぶん投げる。
「くらえ! 『ウィンド』」
止まって見える銃弾を巻き込み、俺の魔法は地面を抉り、螺旋を描きながら敵国の兵へと向かう。
俺が地面に片膝を付いたのと同時に、敵国の兵に魔法が当たった。
敵国の兵は風に遊ばれる葉っぱのように、なんの抵抗もなく空中へ浮き上がり、右腕と両足がちぎれた。
敵国の兵の欠損部分から血が大量に吹き出し、視界が真っ赤に染る。
風が収まると空中に浮き上がっていた敵国の兵は地面にドジャッと落ちてきた。
無力者を相手にするのは初めてだが、これは死んだだろう。生きていても致命傷だ、もう長くはない。
俺は初めて人を殺した。それはそうなんだが……。
「いってぇ!」
痛みでそれどころじゃない。
右手に力を入れてみるが、痺れて力が入らない。
肩の痛みはジワジワとする痺れになって身体中に電波する。
頭の中では『戦場で気を抜いていたからだ!』と、反省する言葉が繰り返し湧いてきた。
気を抜いていなければ相手が無力者であっても気づけていた。俺の痛恨のミスだ。
銃という武器は厄介だが、魔法使いには効かない。俺のようなマヌケじゃなければな。
チッ、と舌打ちして、頭を切り替える。
今更反省したって過去に戻れるわけじゃない。次から気をつければいいだけの話だ。もしも銃弾じゃなく、魔法を使われていれば、俺は死んでいた。
そう考えたら今回は運がいい。
片膝立ちから立ち上がると、立ちくらみがして、途端に身体を重くなる。
「マジかよ」
この身体の状態には覚えがある。これは魔力炉の魔力を全部使い切った時のそれだ。
反撃に使用した魔法で力加減を間違えたことが考えられる。咄嗟の魔法だったしな、肩の痛みで出力の感覚が鈍っていたんだろう。
これでは回復魔法も使えない。
今日は初めてのことばっかりだ。沢山のミスもあった。戦場でのミスは直接の死に繋がる。一番の致命的なミスは、戦場で魔力が切れたことだな。
「これで『俺が戦争を終わらせてやる』は言い過ぎだった」
シフォンに大口を叩いたことを後悔する。
今更、手が震えてきた。人を殺した罪悪感からくるものだろうか。
重い身体を引きずるように歩く。
『さっさと拠点に帰ろう』
そう思っていた矢先に、
『殺してやる』
耳についた言葉は、掠れるほどに小さかった。
強い殺気を向けられていることに気づいて、身体ごと振り返る。
地面に寝ている敵国の兵と目が合った。俺が殺したと思っていた無力者だ。
「殺してやる」
敵国の兵は俺を睨んだまま、左手を目の前の地面に突き立て、身体を起こす。それを繰り返す。
地面に刺す指からは血がしたたり、ジリジリと手一本分の距離を少しづつ、少しづつ、「殺してやる」と呟きながら近づいてくる。
力の差はハッキリと見せた。どんなに足掻いたって、無力者と魔法使いとの差なんて埋まらない。
なのに、なんで地面を這ってまで俺に向かってくる。
なんで、諦めない。
その時、初めての感情が湧いた。
『怖い』
唾を飲み込み、俺はその敵国の兵から目が離せなくなった。距離を取りたくなり、一歩足を後ろにやると、足が震えていたからなのか、情けなく尻もちをつく。
そしてガチガチと歯を鳴らした。
「殺してやる……殺してやる……殺してやる」
息をしようにも首をしめられているように、キュッと喉が絞まる。地面を蹴って敵国の兵と距離をあけようとするが、滑って上手くいかない。
「殺してやる」
殺気のこもった目は俺に逃げることを許さなかった。存在感があり、死が近づいてくるような、心臓を掴まれているような、そんな感覚。
無力者のどこにこんな力があるんだ。
「殺し、殺してや、殺し……」
敵国の兵は俺に手を伸ばす、いつ間にか目の前にいて、俺の首に左手が触れた。
金縛りにあったみたいに俺は動けなくなって、
左手の力でグッと首が締まる。
「ア゙ア゙ア゙ッ!」
声にならない音が俺の口から出てくる。
『死ぬ』
俺がそう思った瞬間に、
「殺し、て……」
すん、と敵国の兵の目から生気が消えた。
金縛りは解かれ、俺は止めていた呼吸を荒い呼吸で再開し、尋常ではない汗が滝のように流れた。
首を絞めていたのは幻覚だったのか、死んだ敵国の兵と俺からは、馬車三台繋いだぐらいの手一本じゃ足りないくらいの距離があった。
助かったんだと安心して、目から涙が溢れる。
俺は戦争を舐めていた。人を殺すことを舐めていた。
こんなに苦しいなんて。
それに、こんなに怖いなんて……。
◇◇◇◇
昔のことを思い出して思ったが、輝夜ぐらいの歳の俺は、輝夜よりも弱かった。
覚悟も足りていなかった。
どうしても不出来な昔の俺と優秀な輝夜を比べてしまう。
それは輝夜に期待をしているからだろうか。
いや、俺がダメダメすぎるんだと思う。
俺は横にいる輝夜の肩を持ち、ソファーから立ち上がりながら、輝夜をソファーに寝かす。
俺も眠たいが、あともう一仕事。
俺は盗賊の死体を埋めに行く。
放って置くと臭くなるし、朝目覚めた時に死体と目を合わせたくない。
そして埋める一番の理由は、闇の精霊に見つからないように隠すためだ。
闇の精霊は死体を見つけると、アンデットというモンスターにする魔法をかけると聞く。
聖教国アークグルトでは死体に浄化魔法をかけてから埋める。だからアンデットの目撃例はものすごく少ない。俺は一年以上続く戦争に行った時に、アンデットの報告例を聞いたぐらいで、まだ見たことは無い。
埋める前に死体を光魔法で浄化をすると、闇の精霊は光魔法の周りを嫌がって悪さをすることはなくなる。だが今は敵地だ、浄化魔法に魔力を消費したくはない。
ここには女神の加護を持っている奴が二人もいるんだ、その周りで闇の精霊も悪さはしないだろう。
今日、輝夜は相当頑張った。
輝夜の寝顔を見て、やる気を貰う。
「俺も頑張るか」
そう呟いて、俺はそっと外に出た。
目の前に敵がいた。
草に紛れて、俺に銃口を向けている敵に。
まさか最初から居たのか?
「……ッ!」
それよりも防御魔法をッ! いや間に合わない!
「ぐッ!」
森全体に響き渡る発砲音が聞こえた時には遅かった。銃弾を避けるために左横に飛び上がってみたが、右肩に銃弾が当たってしまった。
左手で右肩を押さえる。
俺が人ひとりを感知できなかった、だと!?
敵がどんなに隠れるのが上手くても、少しの魔力でもあれば俺は見逃さない。
風の探知魔法『フィン・サークル』は完壁だった。周りにいる別部隊の魔力は感知できていて、魔法は機能している。
この探知魔法は中級魔法だ。俺の魔法は上級の潜伏魔法すら看破する。だが、目の前の敵は感知すらできなかった。
身体の中の魔力を加速させて、瞬間的に『フィン・サークル』の効果を最大まで高める。
すると、答えには簡単に行きついた。
「なんでここにッ、『無力者』が居るんだよ!」
無力者は、魔力炉がない人間。魔力炉がないということは、魔力が作れない人間ということになる。
魔力炉がない人間は、この世界にまれに生まれて、生まれた瞬間から衰弱して、大人になる前には必ず死ぬ。
敵国の兵はどう見ても大人だった。
俺が住んでいるファランド家の領地でも、大人になれずに死んだ子供の無力者を二人も知っている。
……それなのに。
「なんでだよ!」
俺の怒りは銃で撃たれたことを置き去りにして、敵国に向かった。
この無力者は大人だ。その経験は、子供のまま死ぬ沢山の無力者の命を救うことだってできる。
戦争の道具として消費されるのは、あまりに惜しい。
なんでそれがわかんねぇんだよ。
目の前の無力者は銃のカートリッジを開けて、銃弾を込めた。また俺の身体に銃弾を叩き込む気だろう。
この無力者とは、敵として会いたくはなかった。どのように生きてきたかを聞いてみたかったな。
肩から出た血が腕を伝い、地面に落ちる刹那。
俺は初級の風魔法『ウィンド』を構築する。血液のように巡る魔力の流れに合わせて風が舞う。
大きな発砲音が耳に届くと、俺の目の前でキュルキュルと止まって見える銃弾を見ながら、右肩から左手を離す。
「クソが! これでも」
左手でグッと風を掴み、腰を捻って、敵にぶん投げる。
「くらえ! 『ウィンド』」
止まって見える銃弾を巻き込み、俺の魔法は地面を抉り、螺旋を描きながら敵国の兵へと向かう。
俺が地面に片膝を付いたのと同時に、敵国の兵に魔法が当たった。
敵国の兵は風に遊ばれる葉っぱのように、なんの抵抗もなく空中へ浮き上がり、右腕と両足がちぎれた。
敵国の兵の欠損部分から血が大量に吹き出し、視界が真っ赤に染る。
風が収まると空中に浮き上がっていた敵国の兵は地面にドジャッと落ちてきた。
無力者を相手にするのは初めてだが、これは死んだだろう。生きていても致命傷だ、もう長くはない。
俺は初めて人を殺した。それはそうなんだが……。
「いってぇ!」
痛みでそれどころじゃない。
右手に力を入れてみるが、痺れて力が入らない。
肩の痛みはジワジワとする痺れになって身体中に電波する。
頭の中では『戦場で気を抜いていたからだ!』と、反省する言葉が繰り返し湧いてきた。
気を抜いていなければ相手が無力者であっても気づけていた。俺の痛恨のミスだ。
銃という武器は厄介だが、魔法使いには効かない。俺のようなマヌケじゃなければな。
チッ、と舌打ちして、頭を切り替える。
今更反省したって過去に戻れるわけじゃない。次から気をつければいいだけの話だ。もしも銃弾じゃなく、魔法を使われていれば、俺は死んでいた。
そう考えたら今回は運がいい。
片膝立ちから立ち上がると、立ちくらみがして、途端に身体を重くなる。
「マジかよ」
この身体の状態には覚えがある。これは魔力炉の魔力を全部使い切った時のそれだ。
反撃に使用した魔法で力加減を間違えたことが考えられる。咄嗟の魔法だったしな、肩の痛みで出力の感覚が鈍っていたんだろう。
これでは回復魔法も使えない。
今日は初めてのことばっかりだ。沢山のミスもあった。戦場でのミスは直接の死に繋がる。一番の致命的なミスは、戦場で魔力が切れたことだな。
「これで『俺が戦争を終わらせてやる』は言い過ぎだった」
シフォンに大口を叩いたことを後悔する。
今更、手が震えてきた。人を殺した罪悪感からくるものだろうか。
重い身体を引きずるように歩く。
『さっさと拠点に帰ろう』
そう思っていた矢先に、
『殺してやる』
耳についた言葉は、掠れるほどに小さかった。
強い殺気を向けられていることに気づいて、身体ごと振り返る。
地面に寝ている敵国の兵と目が合った。俺が殺したと思っていた無力者だ。
「殺してやる」
敵国の兵は俺を睨んだまま、左手を目の前の地面に突き立て、身体を起こす。それを繰り返す。
地面に刺す指からは血がしたたり、ジリジリと手一本分の距離を少しづつ、少しづつ、「殺してやる」と呟きながら近づいてくる。
力の差はハッキリと見せた。どんなに足掻いたって、無力者と魔法使いとの差なんて埋まらない。
なのに、なんで地面を這ってまで俺に向かってくる。
なんで、諦めない。
その時、初めての感情が湧いた。
『怖い』
唾を飲み込み、俺はその敵国の兵から目が離せなくなった。距離を取りたくなり、一歩足を後ろにやると、足が震えていたからなのか、情けなく尻もちをつく。
そしてガチガチと歯を鳴らした。
「殺してやる……殺してやる……殺してやる」
息をしようにも首をしめられているように、キュッと喉が絞まる。地面を蹴って敵国の兵と距離をあけようとするが、滑って上手くいかない。
「殺してやる」
殺気のこもった目は俺に逃げることを許さなかった。存在感があり、死が近づいてくるような、心臓を掴まれているような、そんな感覚。
無力者のどこにこんな力があるんだ。
「殺し、殺してや、殺し……」
敵国の兵は俺に手を伸ばす、いつ間にか目の前にいて、俺の首に左手が触れた。
金縛りにあったみたいに俺は動けなくなって、
左手の力でグッと首が締まる。
「ア゙ア゙ア゙ッ!」
声にならない音が俺の口から出てくる。
『死ぬ』
俺がそう思った瞬間に、
「殺し、て……」
すん、と敵国の兵の目から生気が消えた。
金縛りは解かれ、俺は止めていた呼吸を荒い呼吸で再開し、尋常ではない汗が滝のように流れた。
首を絞めていたのは幻覚だったのか、死んだ敵国の兵と俺からは、馬車三台繋いだぐらいの手一本じゃ足りないくらいの距離があった。
助かったんだと安心して、目から涙が溢れる。
俺は戦争を舐めていた。人を殺すことを舐めていた。
こんなに苦しいなんて。
それに、こんなに怖いなんて……。
◇◇◇◇
昔のことを思い出して思ったが、輝夜ぐらいの歳の俺は、輝夜よりも弱かった。
覚悟も足りていなかった。
どうしても不出来な昔の俺と優秀な輝夜を比べてしまう。
それは輝夜に期待をしているからだろうか。
いや、俺がダメダメすぎるんだと思う。
俺は横にいる輝夜の肩を持ち、ソファーから立ち上がりながら、輝夜をソファーに寝かす。
俺も眠たいが、あともう一仕事。
俺は盗賊の死体を埋めに行く。
放って置くと臭くなるし、朝目覚めた時に死体と目を合わせたくない。
そして埋める一番の理由は、闇の精霊に見つからないように隠すためだ。
闇の精霊は死体を見つけると、アンデットというモンスターにする魔法をかけると聞く。
聖教国アークグルトでは死体に浄化魔法をかけてから埋める。だからアンデットの目撃例はものすごく少ない。俺は一年以上続く戦争に行った時に、アンデットの報告例を聞いたぐらいで、まだ見たことは無い。
埋める前に死体を光魔法で浄化をすると、闇の精霊は光魔法の周りを嫌がって悪さをすることはなくなる。だが今は敵地だ、浄化魔法に魔力を消費したくはない。
ここには女神の加護を持っている奴が二人もいるんだ、その周りで闇の精霊も悪さはしないだろう。
今日、輝夜は相当頑張った。
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「俺も頑張るか」
そう呟いて、俺はそっと外に出た。
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