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葉菜花、旅立ちました編
39・水に棲む龍の像
「うおー! ホントに口の中がシュワシュワする!」
「ハンバーガーうめー! フライドポテトうめー!」
「そうだろう、そうだろう」
「わふふ!」
夢中で食べるパオロ君とモゼー君を見て、ラケルとニコロ君が満足そうに頷いている。
「姉ちゃん姉ちゃん、このナゲットって鳥の肉、すっげー柔らけーよ!」
「すっげ、この芋揚げたてだ!」
「ああもう! 喉に詰まらせないよう落ち着いて食べな!」
「「……はーい……」」
バルバラさんに怒鳴られて、パオロ君とモゼー君はしゅん、となった。
ふたりとも姉のバルバラさんが大好きなようだ。
「飲み物のお代わりはいかがですか? 温かいのもできますよ」
マルテスは少し蒸し暑いから、逆に温かい飲み物を飲んで汗をかいたほうがいいかもしれない。
「温かい飲み物ならココアが美味しいのよ!」
腕を組んで胸を張ったロレッタちゃんの言葉を聞いて、パオロ君とモゼー君が顔を見合わせる。
「「じゃあココア」」
「はい」
「まったくアンタ達は……」
バルバラさんは溜息をついた。
わたしはマシュマロ入りのココアを作ってふたりに渡す。
「モゼー、このココアっての温かいぞ」
「甘い! 俺、これ好きかも」
「白いのが美味しい!」
「溶けかけでも溶けちゃってても美味しいな」
気に入ってくれたみたいでなによりです。
「……葉菜花」
「こら、イサク! お前、宿の食事も人の倍食ってただろうが」
わたしを見つめるイサクさんをルイスさんが肘でつつく。
「あ、みなさんも食べてください。ロレッタちゃんに追加料金はいただいてますし、お代わりもどんどん作りますから」
「ロレッタの奢りというヤツなのよ」
「わふ!」
ジュリアーノさんが微笑んだ。
「お嬢様、ありがとうございます。葉菜花さん、ライムサイダーをいただいてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。なにか食べたいものがあったら言ってください。……下ごしらえが済んだ魔石があれば、すぐに作ります」
「ロレッタは最後でいいわ。みんな、葉菜花ちゃんに好きなものを作ってもらうのよ」
「わふわふ!」
ロレッタちゃんは六歳なのに器が大きい。
「……ラーメン。は、ダメだな。匂いに気づいて隊長が来る」
真面目な顔で呟いたイサクさんに、パオロ君とモゼー君以外の全員が頷く。
「え、なにそれ」
「あのマルコさんが好きな食べ物ってこと?」
「夢に見るほどなんだぜ? あれも美味いけど、俺はハンバーガーのほうが好きかな」
言いながら、ニコロ君もハンバーガーを齧り始める。
照り焼きチキンがお気に入りのようだ。やっぱり甘いもの好きなんじゃないかなあ。
「葉菜花さん、アイスを作っていただいてもよろしいでしょうか。マルテスは蒸し暑くて、なんだか体が怠いのです」
「ジュリアーノいけません。今日はお昼にアイス食べたでしょう? さっき葉菜花ちゃんがダメって言っていたじゃないの。……でも、パオロとモゼーに作ってあげたのをひと口もらうくらいは良い気がするのよ?」
ロレッタちゃんが、ちらりとわたしを見た。
そんなに食べたいんだね。
「アイス?」
「生クリームを冷やして固めたヤツじゃねーの?」
ロレッタちゃんにひと匙だけと約束させて、わたしはシオン君にもらった自分用のお鍋にバニラアイスを出した。
王都サトゥルノはまだ涼しかったから、黄金のお茶会セットBでハチミツをかけたのくらいしかアイスのバリエーションがない。
「おお、冷気が漂ってくる」
「この鍋、保冷機能がついてるの?」
「保冷じゃなくて保温機能です。作動させないよう気をつけてくださいね。……ラケル」
「わふ!」
スプーンを人数分出してもらって、みんなに配る。
大きさがまちまちな中、ロレッタちゃんは迷わず大きなスプーンを手に取った。ジュリアーノさんの『回復』魔術があるから大丈夫? それでもふた匙目は繰り出さないよう監視しておかなきゃね。
「ホント冷たい、口の中で溶ける、甘い」
「なんかふわっとしてるよ、姉ちゃん!」
「アタシも食べたことあるから知ってるよ!」
口調こそキツイものの、パオロ君とモゼー君を見るバルバラさんの瞳は優しい。
冷たいものはお腹が心配だから、箸休めになるウェハースとかが作れたらいいんだけど、まだ作ったことないからなあ。……そうだ!
「これもどうぞ。中にアイスを足して食べると美味しいですよ」
わたしはどら焼きを変成した。
「なにこれ、黒い!」
「外側はパンケーキ?」
「このままでもうめーな」
ニコロ君も嬉しそうに食べている。そういえばこれはオヤツに出したことなかったっけ。
どら焼きにアイスを入れて、ラケルにもあげました。
……よく考えたら、チョコフォンデュのときに作ったクッキーでも良かったかも。
「……すまないな、葉菜花」
「ありがとうよ」
イサクさんには昨日の夕食だった焼きそば、ルイスさんには初日の昼食だったピザをリクエストされた。
意外なことにジュリアーノさんにも肉まんを頼まれた。
気に入ってもらえてたのなら嬉しいな。
……というか、みんなで『黄金のドラゴン亭』の海鮮料理食べたよね?
わたしと違って体を動かす役目だからお腹が減るのかな、うん、きっとそう。
それか、どこの国で生まれていてもラトニーの魂を持つ人は、ラトニーに集まって来るということかもしれない。
「ロレッタちゃん、はい」
「うっ、見つかってしまったの。……わー、可愛いー!」
おにぎりの形を変えたときやアップルパイをリンゴ型にしたときの感覚を思い出して、芋ようかんと栗ようかんはラケルの形にしてみました。
ロレッタちゃんとラケルにしても良かったんだけど、そこまですると下ごしらえに時間が必要という設定が崩れる気がして。
だってロレッタちゃんと会ったのって、旅に出る前日だったんだもん。
「ラケルちゃん、食べちゃうのよ?」
「わふー!」
ロレッタちゃんは、自分がこっそりふた匙目を伸ばそうとしていたことを忘れてくれたようだ。
「うわ、すっげ」
「器用だなー。毛玉そっくり」
パオロ君とモゼー君がロレッタちゃんの手元を覗き込む。
「スキルのおかげだから、わたしがすごいわけじゃないんですよ」
「え? なに言ってんの?」
「スキルって自分の力じゃん」
うーん。そうなのかなあ。
魔石試しで解放されたから、女神様にもらった『異世界言語理解』よりは自分のものって気はしてるけど、『異世界料理再現錬金術』って使い勝手が良くてチート過ぎるんだよね。
どれだけ魔力を注ぎ込んでもMPが減らないみたいだし。
「上手くできてるなあ」
「俺らも今度はこういうの作ってみる?……あ、そうだ。姉ちゃん!」
「なんだい。……まさか、また持ってきたのかい? もういいよ」
「えー! せっかく頑張って作ったのに」
「自信作なんだよ?」
と言いながら、パオロ君とモゼー君はある物を取り出した。
ふたりは黄金の腕輪をつけている。
収納制限は極小。
ふたりの乗る船の船長さんがドワーフで、船員に配ってくれたのだという。
「あ、龍」
出されたものを見て、思わず呟いてしまう。
それは木彫りの像だった。
蛇のような体にコウモリの羽と手足がついている。
ちゃんとスタンドも付いていて、前世のフィギュアを彷彿させた。
大きさは、わたしの両手に載るくらいです。
「ドラゴン? それにしちゃ腹が細い。ワイバーンじゃないのか?」
ルイスさんの言葉に、イサクさんが首を横に振る。
「……前脚がある。これは水属性のドラゴンだ。以前ラース帝国へ向かう船に乗っていたとき、沖合を泳いでいるのを目撃した」
「話だけなら聞いています。海や砂漠では、魔脈が重なってダンジョンコアができても流れ自体は止まらないことが多い。ダンジョンのない王獣が流されるコアを追って魔脈を移動しているのだと」
「そう当たりー。葉菜花、よくわかったな」
「……うふふ」
わたしは笑って誤魔化した。
前世の東洋系の龍と同じ外見だったから、とは言えない。
一応出身地はラトニーの辺境にあるシオン君の領地ということになっているのだ。
「上手くできてるけどさあ、会うたび渡されても困るんだよ。『白銀のダークウルフ亭』の部屋は借り物なんだから、際限なく私物を増やせるわけがないだろ?」
「「えー! 姉ちゃんのために一所懸命作ったのに!」」
「いや、アンタらの趣味だろ」
一体飾るくらいならいいけど、賃貸で私物が多いのは確かに問題かも。
でも本当によくできてる。水属性のドラゴンだと魔石は青いのかな? 水といえば青ってイメージだよね。
火属性のバッドドラゴンの魔石は赤かったし……ん?
「あ、あのっ! パオロ君モゼー君、そのドラゴンの像、譲ってもらえませんか? 友達へのお土産にしたいんです」
火属性のバッドドラゴンのお礼に水属性のドラゴンをお土産にするっておしゃれな気がする。
……食べ物じゃないからって受け取り拒否されたらどうしよう。
代金はお金で支払うつもりだったのだけど、乗っている船の人達にも魔石ごはんを食べさせたいということで、黄金の腕輪に入るだけハンバーガーとどら焼きを作ることで話がついた。
極小とはいえ、かなりの量が入りました。
小で武器が二十振り入るんだもんね。
「ハンバーガーうめー! フライドポテトうめー!」
「そうだろう、そうだろう」
「わふふ!」
夢中で食べるパオロ君とモゼー君を見て、ラケルとニコロ君が満足そうに頷いている。
「姉ちゃん姉ちゃん、このナゲットって鳥の肉、すっげー柔らけーよ!」
「すっげ、この芋揚げたてだ!」
「ああもう! 喉に詰まらせないよう落ち着いて食べな!」
「「……はーい……」」
バルバラさんに怒鳴られて、パオロ君とモゼー君はしゅん、となった。
ふたりとも姉のバルバラさんが大好きなようだ。
「飲み物のお代わりはいかがですか? 温かいのもできますよ」
マルテスは少し蒸し暑いから、逆に温かい飲み物を飲んで汗をかいたほうがいいかもしれない。
「温かい飲み物ならココアが美味しいのよ!」
腕を組んで胸を張ったロレッタちゃんの言葉を聞いて、パオロ君とモゼー君が顔を見合わせる。
「「じゃあココア」」
「はい」
「まったくアンタ達は……」
バルバラさんは溜息をついた。
わたしはマシュマロ入りのココアを作ってふたりに渡す。
「モゼー、このココアっての温かいぞ」
「甘い! 俺、これ好きかも」
「白いのが美味しい!」
「溶けかけでも溶けちゃってても美味しいな」
気に入ってくれたみたいでなによりです。
「……葉菜花」
「こら、イサク! お前、宿の食事も人の倍食ってただろうが」
わたしを見つめるイサクさんをルイスさんが肘でつつく。
「あ、みなさんも食べてください。ロレッタちゃんに追加料金はいただいてますし、お代わりもどんどん作りますから」
「ロレッタの奢りというヤツなのよ」
「わふ!」
ジュリアーノさんが微笑んだ。
「お嬢様、ありがとうございます。葉菜花さん、ライムサイダーをいただいてもよろしいでしょうか?」
「もちろんです。なにか食べたいものがあったら言ってください。……下ごしらえが済んだ魔石があれば、すぐに作ります」
「ロレッタは最後でいいわ。みんな、葉菜花ちゃんに好きなものを作ってもらうのよ」
「わふわふ!」
ロレッタちゃんは六歳なのに器が大きい。
「……ラーメン。は、ダメだな。匂いに気づいて隊長が来る」
真面目な顔で呟いたイサクさんに、パオロ君とモゼー君以外の全員が頷く。
「え、なにそれ」
「あのマルコさんが好きな食べ物ってこと?」
「夢に見るほどなんだぜ? あれも美味いけど、俺はハンバーガーのほうが好きかな」
言いながら、ニコロ君もハンバーガーを齧り始める。
照り焼きチキンがお気に入りのようだ。やっぱり甘いもの好きなんじゃないかなあ。
「葉菜花さん、アイスを作っていただいてもよろしいでしょうか。マルテスは蒸し暑くて、なんだか体が怠いのです」
「ジュリアーノいけません。今日はお昼にアイス食べたでしょう? さっき葉菜花ちゃんがダメって言っていたじゃないの。……でも、パオロとモゼーに作ってあげたのをひと口もらうくらいは良い気がするのよ?」
ロレッタちゃんが、ちらりとわたしを見た。
そんなに食べたいんだね。
「アイス?」
「生クリームを冷やして固めたヤツじゃねーの?」
ロレッタちゃんにひと匙だけと約束させて、わたしはシオン君にもらった自分用のお鍋にバニラアイスを出した。
王都サトゥルノはまだ涼しかったから、黄金のお茶会セットBでハチミツをかけたのくらいしかアイスのバリエーションがない。
「おお、冷気が漂ってくる」
「この鍋、保冷機能がついてるの?」
「保冷じゃなくて保温機能です。作動させないよう気をつけてくださいね。……ラケル」
「わふ!」
スプーンを人数分出してもらって、みんなに配る。
大きさがまちまちな中、ロレッタちゃんは迷わず大きなスプーンを手に取った。ジュリアーノさんの『回復』魔術があるから大丈夫? それでもふた匙目は繰り出さないよう監視しておかなきゃね。
「ホント冷たい、口の中で溶ける、甘い」
「なんかふわっとしてるよ、姉ちゃん!」
「アタシも食べたことあるから知ってるよ!」
口調こそキツイものの、パオロ君とモゼー君を見るバルバラさんの瞳は優しい。
冷たいものはお腹が心配だから、箸休めになるウェハースとかが作れたらいいんだけど、まだ作ったことないからなあ。……そうだ!
「これもどうぞ。中にアイスを足して食べると美味しいですよ」
わたしはどら焼きを変成した。
「なにこれ、黒い!」
「外側はパンケーキ?」
「このままでもうめーな」
ニコロ君も嬉しそうに食べている。そういえばこれはオヤツに出したことなかったっけ。
どら焼きにアイスを入れて、ラケルにもあげました。
……よく考えたら、チョコフォンデュのときに作ったクッキーでも良かったかも。
「……すまないな、葉菜花」
「ありがとうよ」
イサクさんには昨日の夕食だった焼きそば、ルイスさんには初日の昼食だったピザをリクエストされた。
意外なことにジュリアーノさんにも肉まんを頼まれた。
気に入ってもらえてたのなら嬉しいな。
……というか、みんなで『黄金のドラゴン亭』の海鮮料理食べたよね?
わたしと違って体を動かす役目だからお腹が減るのかな、うん、きっとそう。
それか、どこの国で生まれていてもラトニーの魂を持つ人は、ラトニーに集まって来るということかもしれない。
「ロレッタちゃん、はい」
「うっ、見つかってしまったの。……わー、可愛いー!」
おにぎりの形を変えたときやアップルパイをリンゴ型にしたときの感覚を思い出して、芋ようかんと栗ようかんはラケルの形にしてみました。
ロレッタちゃんとラケルにしても良かったんだけど、そこまですると下ごしらえに時間が必要という設定が崩れる気がして。
だってロレッタちゃんと会ったのって、旅に出る前日だったんだもん。
「ラケルちゃん、食べちゃうのよ?」
「わふー!」
ロレッタちゃんは、自分がこっそりふた匙目を伸ばそうとしていたことを忘れてくれたようだ。
「うわ、すっげ」
「器用だなー。毛玉そっくり」
パオロ君とモゼー君がロレッタちゃんの手元を覗き込む。
「スキルのおかげだから、わたしがすごいわけじゃないんですよ」
「え? なに言ってんの?」
「スキルって自分の力じゃん」
うーん。そうなのかなあ。
魔石試しで解放されたから、女神様にもらった『異世界言語理解』よりは自分のものって気はしてるけど、『異世界料理再現錬金術』って使い勝手が良くてチート過ぎるんだよね。
どれだけ魔力を注ぎ込んでもMPが減らないみたいだし。
「上手くできてるなあ」
「俺らも今度はこういうの作ってみる?……あ、そうだ。姉ちゃん!」
「なんだい。……まさか、また持ってきたのかい? もういいよ」
「えー! せっかく頑張って作ったのに」
「自信作なんだよ?」
と言いながら、パオロ君とモゼー君はある物を取り出した。
ふたりは黄金の腕輪をつけている。
収納制限は極小。
ふたりの乗る船の船長さんがドワーフで、船員に配ってくれたのだという。
「あ、龍」
出されたものを見て、思わず呟いてしまう。
それは木彫りの像だった。
蛇のような体にコウモリの羽と手足がついている。
ちゃんとスタンドも付いていて、前世のフィギュアを彷彿させた。
大きさは、わたしの両手に載るくらいです。
「ドラゴン? それにしちゃ腹が細い。ワイバーンじゃないのか?」
ルイスさんの言葉に、イサクさんが首を横に振る。
「……前脚がある。これは水属性のドラゴンだ。以前ラース帝国へ向かう船に乗っていたとき、沖合を泳いでいるのを目撃した」
「話だけなら聞いています。海や砂漠では、魔脈が重なってダンジョンコアができても流れ自体は止まらないことが多い。ダンジョンのない王獣が流されるコアを追って魔脈を移動しているのだと」
「そう当たりー。葉菜花、よくわかったな」
「……うふふ」
わたしは笑って誤魔化した。
前世の東洋系の龍と同じ外見だったから、とは言えない。
一応出身地はラトニーの辺境にあるシオン君の領地ということになっているのだ。
「上手くできてるけどさあ、会うたび渡されても困るんだよ。『白銀のダークウルフ亭』の部屋は借り物なんだから、際限なく私物を増やせるわけがないだろ?」
「「えー! 姉ちゃんのために一所懸命作ったのに!」」
「いや、アンタらの趣味だろ」
一体飾るくらいならいいけど、賃貸で私物が多いのは確かに問題かも。
でも本当によくできてる。水属性のドラゴンだと魔石は青いのかな? 水といえば青ってイメージだよね。
火属性のバッドドラゴンの魔石は赤かったし……ん?
「あ、あのっ! パオロ君モゼー君、そのドラゴンの像、譲ってもらえませんか? 友達へのお土産にしたいんです」
火属性のバッドドラゴンのお礼に水属性のドラゴンをお土産にするっておしゃれな気がする。
……食べ物じゃないからって受け取り拒否されたらどうしよう。
代金はお金で支払うつもりだったのだけど、乗っている船の人達にも魔石ごはんを食べさせたいということで、黄金の腕輪に入るだけハンバーガーとどら焼きを作ることで話がついた。
極小とはいえ、かなりの量が入りました。
小で武器が二十振り入るんだもんね。
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