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救う魔法
翌朝、身体を痛めながら起き上がると思っていた。
しかし俺の身体は昨日よりすっきりしていた。
床を見ると俺の下に服が敷いていて、これが俺の身体を守ってくれたのか。
暖かそうな服を持ち上げると、ラハルさんの上着だった。
周りを見渡すと、ラハルさんは近くにいなかった。
野うさぎが俺の方を見ていて、足の包帯を変えようと手を伸ばす。
小さくした包帯をほどくと、傷はほとんど治っていた。
一応包帯を新しいのに変えて、野うさぎを下ろした。
俺の周りを軽く走り回り、何処かに行ってしまった。
「あっ…」
「どうかしたのか」
「ラハルさん、うさぎが行っちゃって…」
「自分の住む場所に帰ったんだろう」
ラハルさんは手に果物を持っていて、りんごを1つ貰った。
お礼を言って、りんごをかじると口いっぱいに甘さが広がっていく。
ラハルさんも一口食べて、俺の肩を掴んで動きを止めた。
至近距離で見る美形は寝起きには刺激が強すぎる。
どうしたのか言おうとしたら、口に人差し指を当てていたから口を閉ざした。
そこで地面が微かに揺れている事に気付いてラハルさんを見た。
ラハルさんの視線は横の方を見ていて、俺も横を見た。
地面の揺れが大きくなり、ゴーレムが歩いているのが見えた。
昨日のゴーレムがまだ俺達を探していたのか、逃げただけで解決はしてないよな。
心臓がドキドキする、早く立ち去ってくれと心の中で祈る。
その時、ゴーレムの前に野うさぎがいるのが見えた。
このままだと野うさぎがゴーレムに……考えるよりも先に身体が前に出た。
ラハルさんの声でも止まる事はなく、ゴーレムの前に出た。
呑気に草を食べている野うさぎを掴んで、また逃げようと思っていた。
俺には戦う力はない、あるのは逃げる時の足だけだ。
すぐに逃げようとしたけど、俺の身体は意思とは違う方向に向かった。
とっさに野うさぎを離したから、びっくりして逃げていく後ろ姿が見えた。
無事だったら良かった、俺でも助ける事が出来た。
ゴーレムの拳で身体を吹き飛ばされて、木に激突した。
衝撃で木が折れて、せっかくラハルさんが上着を貸してくれたのに身体が激痛に襲われる。
息も苦しくなってきた、これって内蔵まで響いているのかもしれない。
見上げると、ゴーレムが俺の目の前にいて拳を振り上げていた。
今すぐに逃げたいのに、指先1本ですら動かない。
せめて痛みが少しでも感じなくなるように、ギュッと目蓋を閉じた。
肌が突き刺さるような寒さを感じて、これが死ぬって事だっただろうか。
あの時トラックに轢かれて死んだ記憶は今でも残っていない。
この寒さは死んだからじゃない、そうじゃないとしたらいったいこの寒さはなんだ?
目を開けてみると、俺の視界は一気に変わっていた。
緑が多かった森が、一気に雪の世界へと変わった。
俺の前にはラハルさんがいて、ゴーレムの腕を掴んでいた。
触れた手から氷が出てきて、ゴーレムの身体を閉じ込めた。
「ラハルさん…」
「私は傷付ける事しか出来ないんだ、誰も救えない」
ゴーレムを閉じ込めた氷にヒビが出来て、ゴーレムもろとも粉砕した。
突風が吹き荒れて、すぐに風は止んで無風となった。
小さく息を吐くと、白い息になり冬が突然来たようだ。
ラハルさんの名前を呼ぶと、ビクッと肩が動いた。
後ろを振り返り、俺と目が合って小さく笑みを浮かべた。
その顔は悲しい表情だったが、すぐに無表情に戻った。
雪は溶けてきて、すぐに緑色の俺の知る森に戻った。
俺の横を通ろうとしたラハルさんの手をギュッと握った。
さすがに手を握られて、びっくりして俺の方を向いた。
「俺は救われてます!助けてくれたじゃないですか」
「あれは助けたんじゃない、私が怒りに任せてやっただけだ」
「それでも俺は結果的に助けられました」
「私は!君の思っているような男じゃ…」
ラハルさんの手を掴んでいる手が急激に冷たくなった。
視線を下に向けると、俺の手は凍っていて腕にまで来ていた。
ラハルさんは小さな声で「私から離れろ、この氷は私が離れたらすぐに溶けるから」と手を離した。
腕が動かないけど、それ以外なら足でも肩でも動く。
それに、俺の腕はもう片方動けるから不自由はない。
ラハルさんは本当に俺から離れるのか、後ろに下がっていた。
俺達の間にだんだんと距離が出来ていき、ラハルさんの拒絶を感じた。
でも、その拒絶は俺へではなく自分自身のように感じた。
傷付ける事しか出来ないと思い込んでいる自分に…
『もし、アルトがΩであっても何も変わらないよ』
あの言葉はラハルさんの優しい本音で、俺だって同じ気持ちだ。
「何処かに行け」とか、酷い事を言った方が離れる。
でも、ラハルさんは「私から離れろ」と言った…それも優しさのように感じた。
俺が勝手にそう思っているだけだけど、ラハルさんは生きてきた中で一番優しい人だ。
一歩一歩歩くと、俺が近付いてきてるのが分かったのか驚いていた。
俺に手を向けてもう一度「私から離れろ」と言った。
でも、俺の歩みは止まる事なくラハルさんの目の前にたどり着いた。
なにか言う前に、俺は凍った腕と無事の腕で抱きしめた。
「……私から離れろと言っただろ」
「俺が勝手に飛び出して、考えなしで行動したせいなのでラハルさんに助けられました、ありがとうございます」
「だからそれは…」
「俺がそう勝手に思っただけで、それでこれも勝手に思ってるだけなので聞き流してくれてもいいです」
「なに……?」
「ラハルさんの氷は、傷付けるものじゃなくて誰かを救う魔法です」
氷は冷たくても、ラハルさん自身はとても暖かな人だ。
だから、そんな悲しい顔しないでください…ラハルさんのおかげで俺も野うさぎも救われたんですから。
覆っていた手の氷は溶けて、自由に動けるようになった。
ラハルさんは優しく壊れ物を扱うように俺の背中に腕を回した。
どのくらいそうしていただろうか、ゴーレムに吹き飛ばされた時の痛みが戻ってきて、激痛に耐えていたところラハルさんに気付かれた。
うつ伏せになると、服を捲り氷で痣を冷ましてくれた。
冷たくて気持ちいい、救急セットの塗り薬じゃなくても治りそうだ。
凄い力があるなら最初の頃、なんでゴーレムを氷で倒さなかったのか気になった。
もし倒していたら、俺達はこうして仲良く話せる仲になっていなかったのかもしれない。
ラハルさんは言いにくそうだったが、誰もいない周りを見渡して俺に小声で話してくれた。
「自分の力は使いたくなかったんだ」
「使わせてごめんなさい、知っていたらもっと他に言い方法が…」
「でも君は、野うさぎを助けるために自分の危険を顧みず飛び出した」
「……ラハルさんの声を無視してごめんなさい」
「私も君だったらそうしていた、それに…」
ラハルさんは自分の手を見つめて、今度は本当に嬉しそうに笑っていた。
なにを思い浮かべているんだろう、大切な人かな。
ジッとラハルさんを見つめる俺と目が合って、俺の耳元で囁いた。
「自分の力を受け入れようと思ったんだ、救いたい子のために」
ラハルさんはやっぱりそうだよな、と1人で納得した。
痛みが和らぐのと同時に眠気が襲ってきて、目蓋がくっつきそうだ。
さっき十分寝たと思ったら大きな欠伸をして、限界が近かった。
目蓋を閉じると、ラハルさんの「おやすみ」という声が聞こえた。
彼は、リアーナの従者となる攻略キャラクターの1人だった。
しかし俺の身体は昨日よりすっきりしていた。
床を見ると俺の下に服が敷いていて、これが俺の身体を守ってくれたのか。
暖かそうな服を持ち上げると、ラハルさんの上着だった。
周りを見渡すと、ラハルさんは近くにいなかった。
野うさぎが俺の方を見ていて、足の包帯を変えようと手を伸ばす。
小さくした包帯をほどくと、傷はほとんど治っていた。
一応包帯を新しいのに変えて、野うさぎを下ろした。
俺の周りを軽く走り回り、何処かに行ってしまった。
「あっ…」
「どうかしたのか」
「ラハルさん、うさぎが行っちゃって…」
「自分の住む場所に帰ったんだろう」
ラハルさんは手に果物を持っていて、りんごを1つ貰った。
お礼を言って、りんごをかじると口いっぱいに甘さが広がっていく。
ラハルさんも一口食べて、俺の肩を掴んで動きを止めた。
至近距離で見る美形は寝起きには刺激が強すぎる。
どうしたのか言おうとしたら、口に人差し指を当てていたから口を閉ざした。
そこで地面が微かに揺れている事に気付いてラハルさんを見た。
ラハルさんの視線は横の方を見ていて、俺も横を見た。
地面の揺れが大きくなり、ゴーレムが歩いているのが見えた。
昨日のゴーレムがまだ俺達を探していたのか、逃げただけで解決はしてないよな。
心臓がドキドキする、早く立ち去ってくれと心の中で祈る。
その時、ゴーレムの前に野うさぎがいるのが見えた。
このままだと野うさぎがゴーレムに……考えるよりも先に身体が前に出た。
ラハルさんの声でも止まる事はなく、ゴーレムの前に出た。
呑気に草を食べている野うさぎを掴んで、また逃げようと思っていた。
俺には戦う力はない、あるのは逃げる時の足だけだ。
すぐに逃げようとしたけど、俺の身体は意思とは違う方向に向かった。
とっさに野うさぎを離したから、びっくりして逃げていく後ろ姿が見えた。
無事だったら良かった、俺でも助ける事が出来た。
ゴーレムの拳で身体を吹き飛ばされて、木に激突した。
衝撃で木が折れて、せっかくラハルさんが上着を貸してくれたのに身体が激痛に襲われる。
息も苦しくなってきた、これって内蔵まで響いているのかもしれない。
見上げると、ゴーレムが俺の目の前にいて拳を振り上げていた。
今すぐに逃げたいのに、指先1本ですら動かない。
せめて痛みが少しでも感じなくなるように、ギュッと目蓋を閉じた。
肌が突き刺さるような寒さを感じて、これが死ぬって事だっただろうか。
あの時トラックに轢かれて死んだ記憶は今でも残っていない。
この寒さは死んだからじゃない、そうじゃないとしたらいったいこの寒さはなんだ?
目を開けてみると、俺の視界は一気に変わっていた。
緑が多かった森が、一気に雪の世界へと変わった。
俺の前にはラハルさんがいて、ゴーレムの腕を掴んでいた。
触れた手から氷が出てきて、ゴーレムの身体を閉じ込めた。
「ラハルさん…」
「私は傷付ける事しか出来ないんだ、誰も救えない」
ゴーレムを閉じ込めた氷にヒビが出来て、ゴーレムもろとも粉砕した。
突風が吹き荒れて、すぐに風は止んで無風となった。
小さく息を吐くと、白い息になり冬が突然来たようだ。
ラハルさんの名前を呼ぶと、ビクッと肩が動いた。
後ろを振り返り、俺と目が合って小さく笑みを浮かべた。
その顔は悲しい表情だったが、すぐに無表情に戻った。
雪は溶けてきて、すぐに緑色の俺の知る森に戻った。
俺の横を通ろうとしたラハルさんの手をギュッと握った。
さすがに手を握られて、びっくりして俺の方を向いた。
「俺は救われてます!助けてくれたじゃないですか」
「あれは助けたんじゃない、私が怒りに任せてやっただけだ」
「それでも俺は結果的に助けられました」
「私は!君の思っているような男じゃ…」
ラハルさんの手を掴んでいる手が急激に冷たくなった。
視線を下に向けると、俺の手は凍っていて腕にまで来ていた。
ラハルさんは小さな声で「私から離れろ、この氷は私が離れたらすぐに溶けるから」と手を離した。
腕が動かないけど、それ以外なら足でも肩でも動く。
それに、俺の腕はもう片方動けるから不自由はない。
ラハルさんは本当に俺から離れるのか、後ろに下がっていた。
俺達の間にだんだんと距離が出来ていき、ラハルさんの拒絶を感じた。
でも、その拒絶は俺へではなく自分自身のように感じた。
傷付ける事しか出来ないと思い込んでいる自分に…
『もし、アルトがΩであっても何も変わらないよ』
あの言葉はラハルさんの優しい本音で、俺だって同じ気持ちだ。
「何処かに行け」とか、酷い事を言った方が離れる。
でも、ラハルさんは「私から離れろ」と言った…それも優しさのように感じた。
俺が勝手にそう思っているだけだけど、ラハルさんは生きてきた中で一番優しい人だ。
一歩一歩歩くと、俺が近付いてきてるのが分かったのか驚いていた。
俺に手を向けてもう一度「私から離れろ」と言った。
でも、俺の歩みは止まる事なくラハルさんの目の前にたどり着いた。
なにか言う前に、俺は凍った腕と無事の腕で抱きしめた。
「……私から離れろと言っただろ」
「俺が勝手に飛び出して、考えなしで行動したせいなのでラハルさんに助けられました、ありがとうございます」
「だからそれは…」
「俺がそう勝手に思っただけで、それでこれも勝手に思ってるだけなので聞き流してくれてもいいです」
「なに……?」
「ラハルさんの氷は、傷付けるものじゃなくて誰かを救う魔法です」
氷は冷たくても、ラハルさん自身はとても暖かな人だ。
だから、そんな悲しい顔しないでください…ラハルさんのおかげで俺も野うさぎも救われたんですから。
覆っていた手の氷は溶けて、自由に動けるようになった。
ラハルさんは優しく壊れ物を扱うように俺の背中に腕を回した。
どのくらいそうしていただろうか、ゴーレムに吹き飛ばされた時の痛みが戻ってきて、激痛に耐えていたところラハルさんに気付かれた。
うつ伏せになると、服を捲り氷で痣を冷ましてくれた。
冷たくて気持ちいい、救急セットの塗り薬じゃなくても治りそうだ。
凄い力があるなら最初の頃、なんでゴーレムを氷で倒さなかったのか気になった。
もし倒していたら、俺達はこうして仲良く話せる仲になっていなかったのかもしれない。
ラハルさんは言いにくそうだったが、誰もいない周りを見渡して俺に小声で話してくれた。
「自分の力は使いたくなかったんだ」
「使わせてごめんなさい、知っていたらもっと他に言い方法が…」
「でも君は、野うさぎを助けるために自分の危険を顧みず飛び出した」
「……ラハルさんの声を無視してごめんなさい」
「私も君だったらそうしていた、それに…」
ラハルさんは自分の手を見つめて、今度は本当に嬉しそうに笑っていた。
なにを思い浮かべているんだろう、大切な人かな。
ジッとラハルさんを見つめる俺と目が合って、俺の耳元で囁いた。
「自分の力を受け入れようと思ったんだ、救いたい子のために」
ラハルさんはやっぱりそうだよな、と1人で納得した。
痛みが和らぐのと同時に眠気が襲ってきて、目蓋がくっつきそうだ。
さっき十分寝たと思ったら大きな欠伸をして、限界が近かった。
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