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大図書館
翌日、体調が良くなりロキさんが「これから大図書館に行くけどアルトくんも行く?」と聞いてきた。
街の中は来た時しか見ていないし、夜だったからロキさんの家の周りしか見ていない。
帝国の図書館か、規模も凄いんだろうな。
俺も一緒に行きたいとお願いして、初めて街の中を歩き回る事になった。
ロキさんは出会った時のような真っ黒なローブを着て、家から出た。
昼間だからか、街は賑やかでいろんな人がいた。
小さな俺のいた国とは違い、国の広さに合わせるように人が多い。
俺のいた国はαばかりだから、首輪を付けている人はいなかった。
でもここは当たり前のように俺と似たような首輪を付けている人がいる。
この国では受け入れられているんだと嬉しくなった。
俺を変な目で見る人はいない、Ωだと分かってロキさん以外にも受け入れられた気がした。
「アルトくん、どうかした?」
「いえ…行きましょうロキさん」
「うん」
ロキさんと一緒に街の中を歩いた。
おしゃれなカフェや酒場、雑貨屋や分からない店まである。
街を見て歩くだけで半日が終わってしまいそうなほど広い。
街の中心には大きな城があり、門を騎士団が守っている。
リアーナはここに行ったのか、もう前の話だからいないのかもしれない。
この世界はリアーナが主役のはずだから、ルーン国に戻ってない事を祈る事しか出来ない。
城から少し離れたところに、大きな屋敷が見えた。
入り口は開放されていて、いろんな人が出入りしている。
「ここが世界各国から集めた本がある帝国の大図書館だよ」
「ここならいろいろありそうですね」
「気になるものがあったら5冊まで借りていいよ、アルトくんの貸し出し許可証があるからね」
「ありがとうございます」
ロキさんから大図書館の貸し出し許可証の紙を受け取り、中に入った。
大図書館の中は圧倒されるほどの本の数だった。
何階建か分からないけど吹き抜けになっている室内の壁一面が全て本だった。
それだけではなく、大きな棚も並べられていて一つ一つ探すのはほとんど不可能に近かった。
上を見上げていたら、ロキさんに呼ばれて付いて行く。
近未来のモニターがあり、別のファンタジー作品のようだ。
モニターを操作すると、大図書館の本を検索出来るようだ。
これなら一つ一つ見る手間が省けるな。
「えーっと、Ωについての本だね」
「1000件以上ですね」
「じゃあ絞り込んで、特殊なΩ…」
「500件までありますね」
「まだあるのか…じゃあ番にならないΩとか、身体変化があるΩとか!」
「0件になりましたね」
ロキさんは大きなため息を吐いて項垂れていた。
この検索は全ての本の内容の検索ではない。
タイトルやあらすじの類似作品を探している。
500件の中から探すしかなさそうだ。
ロキさんと一緒に検索して本がある場所に向かった。
木製のエレベーターで上って3階に到着した。
隅の方に数冊あるようで、本棚の前で立ち止まった。
早速見つけたのか、一つの本を手にして開いた。
ロキさんは一度集中すると、どんな事があっても集中が途切れる事はない。
俺もΩについて調べようと本棚を見つめる。
創作話の小説も混じっている、とりあえず医学書のようなものを手にとった。
αとβとΩの身体のしくみについて書かれていた。
妊娠出来るからまさかとは思ったが、俺にもあるのか。
実感は湧かないものなんだな、でもロキさんが出したものがなくなったら妊娠はしないよな。
何故なくなったんだろう、そこの話は何もなかった。
αとΩには運命の番がいる話が書いてあった。
運命の番とは本能的に分かるもので、ヒートも頻繁に誘発したりするらしい。
αとΩはそれぞれ運命の番がいて、惹かれ合う存在だと言う。
俺はロキさんと運命の番というものなのかな。
だとしたら、なんで番になれないんだろう。
パラパラと捲っていると、βの話も出てきた。
そういえばβの話は聞いた事なかったな。
βはαのように優れているわけではなく、Ωのような劣っているわけではなく全てが平均だった。
Ωのヒートに誘発されるが番にはなれず、β同士の恋愛が普通となっている。
1番人口があるのはβらしい。
俺はもしかしたら一瞬βかも…と思ったが、ヒートを起こしているからβではない。
結局何も分からなかった、ロキさんと運命の番かも…と思っただけだ。
本棚に戻して、後ろの棚を眺めていたら1冊の本を取り出した。
料理本か、ロキさんに住まわせてもらってるから家事くらいは出来るようにならないとな。
料理本を数冊手にして両手で抱えると、ロキさんが同じく本を抱えて俺の横に来た。
「いい本見つかった?」
「料理本くらいでしょうか」
「アルトくんの料理かー、食べたい!」
「まだ素人料理ですけど頑張ります」
ロキさんは5冊分厚い本を軽々と持っていた。
この大きさだと、1冊読み終わる前に閉館してしまうな。
続きは家で調べる事にして、一緒に一階に降りた。
本の貸し出しは司書と呼ばれる人に、貸し出し許可証を見せればいいらしい。
カウンターに向かうと、優しそうな糸目の男性が対応してくれた。
本と貸し出し許可証を渡すと「確かに認証出来ました」とにこやかに言われた。
お礼を言って本を抱えると、次はロキさんが本と貸し出し許可証をカウンターに出した。
糸目の男性はロキさんを見て一瞬驚いた顔をしていた。
「おや、ロキくんじゃないか…最近来ないからどうしたのかと思ったよ」
「ちょっと納品で忙しくて…この子は最近来た僕の弟子だよ!」
糸目の男性は俺の方を改めて見て、さっきよりも明るい顔になった。
改めて「アルトです、よろしくお願いします」と挨拶した。
糸目の男性は「ルークさん」と言うらしい。
ロキさんがここでよくお世話になっている人みたいだ。
本の貸し出しの認証が終わり、ロキさんはルークさんに俺の事は伏せてΩについて聞いていた。
ルークさんは聞いた事がないからか、悩んでいた。
あまり仕事の邪魔出来ないからロキさんは「聞いてみただけだから気にしないでください」と言う途中で、ルークさんに手を掴まれた。
びっくりして引き気味のロキさんに構わずルークさんは俺の方をチラッと見た。
「突然変異の可能性もあるね」
「突然変異?」
「そう、稀に居るんだよ…Ωの子がβやαに変わる事が…逆もあるけど、全てに当てはまるのはそうかもね」
ルークさんの話によれば、Ωが突然βやαに変わったから名残でヒートを起こす子がいる。
番になれないのも、βだからだと思うのが普通らしい。
街の中は来た時しか見ていないし、夜だったからロキさんの家の周りしか見ていない。
帝国の図書館か、規模も凄いんだろうな。
俺も一緒に行きたいとお願いして、初めて街の中を歩き回る事になった。
ロキさんは出会った時のような真っ黒なローブを着て、家から出た。
昼間だからか、街は賑やかでいろんな人がいた。
小さな俺のいた国とは違い、国の広さに合わせるように人が多い。
俺のいた国はαばかりだから、首輪を付けている人はいなかった。
でもここは当たり前のように俺と似たような首輪を付けている人がいる。
この国では受け入れられているんだと嬉しくなった。
俺を変な目で見る人はいない、Ωだと分かってロキさん以外にも受け入れられた気がした。
「アルトくん、どうかした?」
「いえ…行きましょうロキさん」
「うん」
ロキさんと一緒に街の中を歩いた。
おしゃれなカフェや酒場、雑貨屋や分からない店まである。
街を見て歩くだけで半日が終わってしまいそうなほど広い。
街の中心には大きな城があり、門を騎士団が守っている。
リアーナはここに行ったのか、もう前の話だからいないのかもしれない。
この世界はリアーナが主役のはずだから、ルーン国に戻ってない事を祈る事しか出来ない。
城から少し離れたところに、大きな屋敷が見えた。
入り口は開放されていて、いろんな人が出入りしている。
「ここが世界各国から集めた本がある帝国の大図書館だよ」
「ここならいろいろありそうですね」
「気になるものがあったら5冊まで借りていいよ、アルトくんの貸し出し許可証があるからね」
「ありがとうございます」
ロキさんから大図書館の貸し出し許可証の紙を受け取り、中に入った。
大図書館の中は圧倒されるほどの本の数だった。
何階建か分からないけど吹き抜けになっている室内の壁一面が全て本だった。
それだけではなく、大きな棚も並べられていて一つ一つ探すのはほとんど不可能に近かった。
上を見上げていたら、ロキさんに呼ばれて付いて行く。
近未来のモニターがあり、別のファンタジー作品のようだ。
モニターを操作すると、大図書館の本を検索出来るようだ。
これなら一つ一つ見る手間が省けるな。
「えーっと、Ωについての本だね」
「1000件以上ですね」
「じゃあ絞り込んで、特殊なΩ…」
「500件までありますね」
「まだあるのか…じゃあ番にならないΩとか、身体変化があるΩとか!」
「0件になりましたね」
ロキさんは大きなため息を吐いて項垂れていた。
この検索は全ての本の内容の検索ではない。
タイトルやあらすじの類似作品を探している。
500件の中から探すしかなさそうだ。
ロキさんと一緒に検索して本がある場所に向かった。
木製のエレベーターで上って3階に到着した。
隅の方に数冊あるようで、本棚の前で立ち止まった。
早速見つけたのか、一つの本を手にして開いた。
ロキさんは一度集中すると、どんな事があっても集中が途切れる事はない。
俺もΩについて調べようと本棚を見つめる。
創作話の小説も混じっている、とりあえず医学書のようなものを手にとった。
αとβとΩの身体のしくみについて書かれていた。
妊娠出来るからまさかとは思ったが、俺にもあるのか。
実感は湧かないものなんだな、でもロキさんが出したものがなくなったら妊娠はしないよな。
何故なくなったんだろう、そこの話は何もなかった。
αとΩには運命の番がいる話が書いてあった。
運命の番とは本能的に分かるもので、ヒートも頻繁に誘発したりするらしい。
αとΩはそれぞれ運命の番がいて、惹かれ合う存在だと言う。
俺はロキさんと運命の番というものなのかな。
だとしたら、なんで番になれないんだろう。
パラパラと捲っていると、βの話も出てきた。
そういえばβの話は聞いた事なかったな。
βはαのように優れているわけではなく、Ωのような劣っているわけではなく全てが平均だった。
Ωのヒートに誘発されるが番にはなれず、β同士の恋愛が普通となっている。
1番人口があるのはβらしい。
俺はもしかしたら一瞬βかも…と思ったが、ヒートを起こしているからβではない。
結局何も分からなかった、ロキさんと運命の番かも…と思っただけだ。
本棚に戻して、後ろの棚を眺めていたら1冊の本を取り出した。
料理本か、ロキさんに住まわせてもらってるから家事くらいは出来るようにならないとな。
料理本を数冊手にして両手で抱えると、ロキさんが同じく本を抱えて俺の横に来た。
「いい本見つかった?」
「料理本くらいでしょうか」
「アルトくんの料理かー、食べたい!」
「まだ素人料理ですけど頑張ります」
ロキさんは5冊分厚い本を軽々と持っていた。
この大きさだと、1冊読み終わる前に閉館してしまうな。
続きは家で調べる事にして、一緒に一階に降りた。
本の貸し出しは司書と呼ばれる人に、貸し出し許可証を見せればいいらしい。
カウンターに向かうと、優しそうな糸目の男性が対応してくれた。
本と貸し出し許可証を渡すと「確かに認証出来ました」とにこやかに言われた。
お礼を言って本を抱えると、次はロキさんが本と貸し出し許可証をカウンターに出した。
糸目の男性はロキさんを見て一瞬驚いた顔をしていた。
「おや、ロキくんじゃないか…最近来ないからどうしたのかと思ったよ」
「ちょっと納品で忙しくて…この子は最近来た僕の弟子だよ!」
糸目の男性は俺の方を改めて見て、さっきよりも明るい顔になった。
改めて「アルトです、よろしくお願いします」と挨拶した。
糸目の男性は「ルークさん」と言うらしい。
ロキさんがここでよくお世話になっている人みたいだ。
本の貸し出しの認証が終わり、ロキさんはルークさんに俺の事は伏せてΩについて聞いていた。
ルークさんは聞いた事がないからか、悩んでいた。
あまり仕事の邪魔出来ないからロキさんは「聞いてみただけだから気にしないでください」と言う途中で、ルークさんに手を掴まれた。
びっくりして引き気味のロキさんに構わずルークさんは俺の方をチラッと見た。
「突然変異の可能性もあるね」
「突然変異?」
「そう、稀に居るんだよ…Ωの子がβやαに変わる事が…逆もあるけど、全てに当てはまるのはそうかもね」
ルークさんの話によれば、Ωが突然βやαに変わったから名残でヒートを起こす子がいる。
番になれないのも、βだからだと思うのが普通らしい。
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