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地下室
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あれから日は過ぎていき、全く俺の修行は進展していなかった。
ロキさんもいろんな魔法陣を試してくれたが、変化はない。
楽させたいどころか、ロキさんの仕事の足を引っ張っている。
でも俺にはいつか応えてくれるのを待つ事しか出来ない。
そして今日も何もなく、夜を迎えた。
俺は来た時と同じようにロフトに住まわせてもらっている。
明日こそきっと応えてくれるよね。
目蓋を閉じて、少ししたら目を開いた。
今は何時か分からないが、外は真っ暗でロキさんも寝ている。
棚の上に置いてあるランタンを手にして、火打ち石でろうそくに火を灯す。
ロフトの中が明るくなり、周りを見渡して探す。
ロキさんに描いてもらった紙がない、地下に忘れてきたのかもしれない。
魔法陣が描かれたままの紙は魔力が込められている。
地下の床の魔法陣にも力が込められているから、必ず回収するようにと言われていた。
ランタンを手にして、紙を取りに行こうとロフトから降りた。
真夜中は魔物が活発に動くと本に書いていたが、なにかあった場合ロキさんを叩き起こす事になる。
仕事で寝不足気味だったから、俺に付き合わせるわけにはいかない。
魔物も凶暴化するみたいだから、昼間の方が安全だ。
今日は紙を回収して、すぐに地下から出よう。
地下への入り口を開けて、ランタンで照らしながら下に向かって降りる。
普段住んでいる家なのに、いつもより薄暗くて不気味に思うのは気のせいだと思いたい。
扉を開けると、魔法陣の上に紙が置かれていた。
他には何も変わらない地下の部屋で、ホッと一安心した。
紙を拾おうとしゃがむと、ランタンの火が消えた。
突然の事で驚いてランタンを落としてしまった。
大きな音が地下室に響き、紙を踏んで滑って尻餅を付いた。
暗い地下室は昔を思い出して苦手で動揺してしまった。
ランタンは壊してしまったけど、踏んだ紙を探そうと手探りで見つけようとした。
その時小さな痛みに眉を寄せて、ランタンのガラスの破片で切ったのかと何も見えない中思った。
触れた場所にはガラスの破片があるから、そこを避けて床に手を付いた。
何も見えなかった視界が一気に明るくなる。
ランタンが壊れたのに、どこから光が出てるんだろう。
下を見ると、床の魔法陣が光っていた。
青白く光っている魔法陣になにが起きたのか理解出来なかった。
手を床から離すと、手のひらから血が流れて床に落ちた。
思ったより傷が深かったのか、傷口が熱くてじくじく痛む。
青白い光は真っ赤な光に変わり、地下室なのに突風が吹いた。
飛ばされないように踏ん張っていたが、その努力は無駄に終わり身体が吹き飛んだ。
壁に頭をぶつけて、視界が霞んだ。
頭を抱えながらなにが起きたか理解するために前を見た。
真っ赤に光る魔法陣の真ん中に人が立っていた。
誰だ?あんな人、さっきまでいなかった。
銀色の髪に真っ白な大きな耳とふさふさの尻尾が
揺れていた。
ゆっくりとこちらを見る瞳は黄色く光っていた。
その時、人間ではなく魔物だと気付いた。
なんで召喚出来たか分からないが、名前を言って縛らないと…
ロキさんは人の形の魔物は危険だと言っていた、俺にはどうする事も出来ない。
何でもいい、名前を言おうと口を開いた。
人並外れたスピードで俺の口を大きな手で塞いだ。
力をゆっくりと込められると、顔が痛くて眉を寄せる。
「んんー!!」
「あぁ…お前か、俺を呼んだ愚かな人間は…」
俺を見るその冷たい目は殺意が込められていた。
召喚士を殺せば、召喚した魔物は自由を手にする。
未熟どころか、魔法が使えない人間である俺が勝てるわけがない。
持ってきたのは壊れたランタンのみ、どうする事も出来ない。
ロキさんを呼ぶしかない、ごめんなさい…疲れてるのに…
呼ぶには部屋の隅にある紐を引っ張らないといけない。
この魔物から離れないと…
「お前を殺せば俺は自由だ、楽だな」
「……っ!」
「でも魔力が感じられない、なんでお前ごときが俺を呼べたんだ?」
そんな事を言われても、いきなり召喚されただけだ。
俺だって聞きたいが…相手は俺に敵意を持っている…話し合いなんかするつもりはないのだろう。
顔を持って、床に投げつけられて身体が痛みで悲鳴を上げた。
紐はまだ遠い、先に名前を呼んで動きを止めないとダメだ。
口を開いたタイミングですぐに手で塞がれて声が出なくなった。
手を引き剥がそうと両手で腕を掴むがびくともしない。
さっきからこれの繰り返しだ、俺はいつ殺されても不思議ではない。
魔物はもう片方の手から火の球体を出現させた。
「まぁいいや、死んだら召喚士なんてただの灰だ」
俺に向かって火の球体を至近距離で投げつけられて、避ける暇はなかった。
条件反射で、腕を掴んでいた手は球体を止めようと手を伸ばした。
もう一度死を味わうのは怖い、嫌だ…死にたくない。
恐怖で涙が溢れてくる。
火だから熱いのかと想像して目蓋を強く瞑った。
しかし、いくら待っても死ぬような痛みは感じなかった。
なにが起きたのか分からず、目をゆっくりと開けた。
相変わらず俺の目の前には獣耳と尻尾が生えている魔物がいた。
魔物の手にはもう火の球体はなかった。
無表情でジッと見つめられると、何を考えているか分からず怖かった。
助かったのか今の状況を理解していないから分からない。
「気が変わった」
「……?」
「お前、Ωだろ」
その言葉を聞いて、心臓が飛び出そうなほど驚いた。
俺の口を塞いだまま、首に触れていた。
首輪を着けているのがΩだけなら、俺がΩだってすぐに分かる。
でも、今までの経験からして嫌な予感しかしない。
首を掴んだ手は力を込めて、バキッとなにかが砕けた音が聞こえた。
魔物が手にしている銀色の破片は、まさか俺の….
魔物はニヤリと笑みを浮かべて「Ωを犯してから殺す事にした」と言った。
ロキさんもいろんな魔法陣を試してくれたが、変化はない。
楽させたいどころか、ロキさんの仕事の足を引っ張っている。
でも俺にはいつか応えてくれるのを待つ事しか出来ない。
そして今日も何もなく、夜を迎えた。
俺は来た時と同じようにロフトに住まわせてもらっている。
明日こそきっと応えてくれるよね。
目蓋を閉じて、少ししたら目を開いた。
今は何時か分からないが、外は真っ暗でロキさんも寝ている。
棚の上に置いてあるランタンを手にして、火打ち石でろうそくに火を灯す。
ロフトの中が明るくなり、周りを見渡して探す。
ロキさんに描いてもらった紙がない、地下に忘れてきたのかもしれない。
魔法陣が描かれたままの紙は魔力が込められている。
地下の床の魔法陣にも力が込められているから、必ず回収するようにと言われていた。
ランタンを手にして、紙を取りに行こうとロフトから降りた。
真夜中は魔物が活発に動くと本に書いていたが、なにかあった場合ロキさんを叩き起こす事になる。
仕事で寝不足気味だったから、俺に付き合わせるわけにはいかない。
魔物も凶暴化するみたいだから、昼間の方が安全だ。
今日は紙を回収して、すぐに地下から出よう。
地下への入り口を開けて、ランタンで照らしながら下に向かって降りる。
普段住んでいる家なのに、いつもより薄暗くて不気味に思うのは気のせいだと思いたい。
扉を開けると、魔法陣の上に紙が置かれていた。
他には何も変わらない地下の部屋で、ホッと一安心した。
紙を拾おうとしゃがむと、ランタンの火が消えた。
突然の事で驚いてランタンを落としてしまった。
大きな音が地下室に響き、紙を踏んで滑って尻餅を付いた。
暗い地下室は昔を思い出して苦手で動揺してしまった。
ランタンは壊してしまったけど、踏んだ紙を探そうと手探りで見つけようとした。
その時小さな痛みに眉を寄せて、ランタンのガラスの破片で切ったのかと何も見えない中思った。
触れた場所にはガラスの破片があるから、そこを避けて床に手を付いた。
何も見えなかった視界が一気に明るくなる。
ランタンが壊れたのに、どこから光が出てるんだろう。
下を見ると、床の魔法陣が光っていた。
青白く光っている魔法陣になにが起きたのか理解出来なかった。
手を床から離すと、手のひらから血が流れて床に落ちた。
思ったより傷が深かったのか、傷口が熱くてじくじく痛む。
青白い光は真っ赤な光に変わり、地下室なのに突風が吹いた。
飛ばされないように踏ん張っていたが、その努力は無駄に終わり身体が吹き飛んだ。
壁に頭をぶつけて、視界が霞んだ。
頭を抱えながらなにが起きたか理解するために前を見た。
真っ赤に光る魔法陣の真ん中に人が立っていた。
誰だ?あんな人、さっきまでいなかった。
銀色の髪に真っ白な大きな耳とふさふさの尻尾が
揺れていた。
ゆっくりとこちらを見る瞳は黄色く光っていた。
その時、人間ではなく魔物だと気付いた。
なんで召喚出来たか分からないが、名前を言って縛らないと…
ロキさんは人の形の魔物は危険だと言っていた、俺にはどうする事も出来ない。
何でもいい、名前を言おうと口を開いた。
人並外れたスピードで俺の口を大きな手で塞いだ。
力をゆっくりと込められると、顔が痛くて眉を寄せる。
「んんー!!」
「あぁ…お前か、俺を呼んだ愚かな人間は…」
俺を見るその冷たい目は殺意が込められていた。
召喚士を殺せば、召喚した魔物は自由を手にする。
未熟どころか、魔法が使えない人間である俺が勝てるわけがない。
持ってきたのは壊れたランタンのみ、どうする事も出来ない。
ロキさんを呼ぶしかない、ごめんなさい…疲れてるのに…
呼ぶには部屋の隅にある紐を引っ張らないといけない。
この魔物から離れないと…
「お前を殺せば俺は自由だ、楽だな」
「……っ!」
「でも魔力が感じられない、なんでお前ごときが俺を呼べたんだ?」
そんな事を言われても、いきなり召喚されただけだ。
俺だって聞きたいが…相手は俺に敵意を持っている…話し合いなんかするつもりはないのだろう。
顔を持って、床に投げつけられて身体が痛みで悲鳴を上げた。
紐はまだ遠い、先に名前を呼んで動きを止めないとダメだ。
口を開いたタイミングですぐに手で塞がれて声が出なくなった。
手を引き剥がそうと両手で腕を掴むがびくともしない。
さっきからこれの繰り返しだ、俺はいつ殺されても不思議ではない。
魔物はもう片方の手から火の球体を出現させた。
「まぁいいや、死んだら召喚士なんてただの灰だ」
俺に向かって火の球体を至近距離で投げつけられて、避ける暇はなかった。
条件反射で、腕を掴んでいた手は球体を止めようと手を伸ばした。
もう一度死を味わうのは怖い、嫌だ…死にたくない。
恐怖で涙が溢れてくる。
火だから熱いのかと想像して目蓋を強く瞑った。
しかし、いくら待っても死ぬような痛みは感じなかった。
なにが起きたのか分からず、目をゆっくりと開けた。
相変わらず俺の目の前には獣耳と尻尾が生えている魔物がいた。
魔物の手にはもう火の球体はなかった。
無表情でジッと見つめられると、何を考えているか分からず怖かった。
助かったのか今の状況を理解していないから分からない。
「気が変わった」
「……?」
「お前、Ωだろ」
その言葉を聞いて、心臓が飛び出そうなほど驚いた。
俺の口を塞いだまま、首に触れていた。
首輪を着けているのがΩだけなら、俺がΩだってすぐに分かる。
でも、今までの経験からして嫌な予感しかしない。
首を掴んだ手は力を込めて、バキッとなにかが砕けた音が聞こえた。
魔物が手にしている銀色の破片は、まさか俺の….
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