ジュナー・ナップ

ななみ

文字の大きさ
3 / 3
2章

~謎の声~  

しおりを挟む
「それはねー、まずハミングさんの部屋には、今まで禁止させたお菓子が沢山隠されてるって噂があるからね、入って確かめてあげなきゃ。あと、私たちの資料を探してみようよ!そして資料を孤児院の中に撒き散らそ!」

「ジュナー!
そんなことしたら、怒られるよ!」
『カッカッカッカッ』
「カイラ!シー!静かに!」
『ガチャッ』
ちょうどハミングさんが来てハミングさんの部屋に入っていった。
「ジュナー、ハミングさんが入っていったよ!」
「カイラ、今のうちにハミングの部屋に入るよ。」
ジュナーは、ハミングさんをやっつけようと張り切っていて、いつの間にか『ハミングさん』ではなく、『ハミング』と呼び捨てにしていた。
「そうだ!ジュナー!11歳の誕生日おめでとう!」
「あ、ありがとう。」
(そうだ、私は、もう11歳だ!新しい自分を見つけてこの1年を過ごす!孤児院なんか!出ていってやる~!)

        ~ハミングの部屋~
「ふんふふんふふーん♪今日もお菓子を食べまくる~♪パクパクパクと、食べまくる~♪」
と、ドーナツをパクパクと食べて、幸せに浸っていた。 

          ~ジュナー達~
「ふふふふ、やっぱり噂は、本当だったんだ~。フフフ。」
「ジュナー!笑いかたが怖い~!」
ジュナーは、にやっとして
「戦争開始!さんざんにやりまくるぞ~!」
カイラは、
「はぁー。どうなっても知らないよ!」
と、言いつつ、カイラも、楽しそうな、悪そうな笑みを浮かべていた。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

乙女ゲームはエンディングを迎えました。

章槻雅希
ファンタジー
卒業パーティでのジョフロワ王子の婚約破棄宣言を以って、乙女ゲームはエンディングを迎えた。 これからは王子の妻となって幸せに贅沢をして暮らすだけだと笑ったゲームヒロインのエヴリーヌ。 だが、宣言後、ゲームが終了するとなにやら可笑しい。エヴリーヌの予想とは違う展開が起こっている。 一体何がどうなっているのか、呆然とするエヴリーヌにジョフロワから衝撃的な言葉が告げられる。 『小説家になろう』様・『アルファポリス』様・自サイトに重複投稿。

姉が美人だから?

碧井 汐桜香
ファンタジー
姉は美しく優秀で王太子妃に内定した。 そんなシーファの元に、第二王子からの婚約の申し込みが届いて?

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

愛していました。待っていました。でもさようなら。

彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。 やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

『伯爵令嬢 爆死する』

三木谷夜宵
ファンタジー
王立学園の中庭で、ひとりの伯爵令嬢が死んだ。彼女は婚約者である侯爵令息から婚約解消を求められた。しかし、令嬢はそれに反発した。そんな彼女を、令息は魔術で爆死させてしまったのである。 その後、大陸一のゴシップ誌が伯爵令嬢が日頃から受けていた仕打ちを暴露するのであった。 カクヨムでも公開しています。

ちゃんと忠告をしましたよ?

柚木ゆず
ファンタジー
 ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。 「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」  アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。  アゼット様。まだ間に合います。  今なら、引き返せますよ? ※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。

処理中です...