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魔王の陰謀 上
天然って強い ★
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所謂騎乗位ってやつで俺は仁を尻で抱くことにした。普段と違って俺の方が自由に動けるこの体勢は意外と得策だった。
「は、ふ……そんなに頑張らなくてもいいから」
「黙らっしゃい、早く中に出せ」
はやる気持ち、昂る体を抑えながら、なんでも無いように見える顔で腰を動かした。何が頑張らなくていいだ、こっちの気持ちも知らないで。めんどくさい彼女みてえだな、今の俺。だがこんな小動物扱いされたんじゃあ俺の面子に関わるってもんだ、俺が納得するまでとことん付き合ってもらうぞ。
あの熱いのが、白いアレが、再び俺の中で爆発するのを夢見ていた。もし出された時も、俺は正気でいられるだろうかという不安は少しだけ脳裏をよぎったが、まずは俺の中のソレが刺激することに専念する。
「ん、ふァ、う……早くイけよ」
「ごめん、まだイけないみたいだ」
こいつは絶倫なもんで、その程度だとまだ気配すらも無い。まだまだ頑張らないと、こっちが先に持ってかれてしまう。上下左右に揺らす刺激をどんどん大胆にしていく。やっぱり抜き差しの刺激が特に好きなようで、少しずつ脈を感じてき始めている。
しかし、事件は起きた。
「ふ、ン……気持ち、いいだろ?……ひぁ!?」
「あ……大丈夫か?」
しまった、やっちまった。前立腺、俺の何よりもの急所を強く刺激してしまった。身体が雷に打たれたようにビクビクとしている。仁が俺の様子でことの顛末を察したのか、それとも俺と同じで感覚があったのかは定かでは無いか、心配された。黙って感じてろと威勢頼りの言い返しで一掃したが、俺の動きはさっきまでとはまるで違うものになっていた。
さっきの衝撃で身体のヤル気スイッチが入ってしまったようで、快感がかさ増しされている。俺の動きは予測不能なものから少しずつ、自分の前立腺を抉るような動きに、単調な動きに変わっていった。くそ、まさかこんな簡単にボロが出てしまうなんて。頬から流れ落ちる涙は悔しさゆえか、はたまた快感によるものなのかは、俺にはわからなかった。
「……もういいよ。よく頑張ったな、梓」
仁は俺の無様な姿を見て何を思ったのか、急に動体を起こしたと思ったから、ふんわりと優しく抱きしめてきた。何がよく頑張ったなだよ、俺のことなんも知らないくせに……
「……俺だって男なんだよ」
「ん?」
仁は俺が何を伝えたいのか分からなかったようで、聞き返された。まあそうだわな、俺が同じ立場だったら多分だけど同じようなことを言うと思う。しかし一度口から出た不満は止まることを知らず、一つ、また一つと言葉が喉から這い出てきた。
「お前ってさ、俺のこと小動物だと思ってねえ?」
「……少しは」
「認めんなよ」
ちょっと悩んでくれたと思いきや、あまりにも軽い感じで言われたもんで、悔しいを超えて俺自身が哀れに思えてきた。俺も男だ、可愛いって言うな、エロいって言うな、出し切れば本当にキリがない。しかし大切で伝えたいことはちゃんと一から百まで言えたと思う。
そんな上から目線で何でもかんでも言いたい放題言ってしまった。しかしそんな俺の今現在の見てからはと言うと、全裸で下半身は自分から突っ込んだ男のものをまだ咥えていて、しかも気がついたら仁の胸に抱きついている。自分で言うのもなんだけど、説得性がないの究極体って感じだ。
「な、なんかごめん」
「うん」
「まさか梓が自分の可愛さにこんなに無自覚だったなんて」
「おい」
「配慮が足りなかった……」
「待ちやがれ」
雲行きが怪しくなってきた。謝られて油断していたし、謝罪の気持ちが伝わったから許そうと思っていた。しかしこいつはまだ起爆剤を持っていたようだ。反省してんのかしてないのかどっちだよ。
「わかった。これは心を鬼にしてお前に教えてやらないとな」
いや、いい。なんか碌なもんじゃ無さそうだからいい。しかし俺に反論できる力はなく、体を動かされて、鏡に向かった。奇しくも今朝高松の一件で世話になったばかりの化粧台だった。これからこの化粧台を見るだけであいつらの顔が浮かぶことだろう。
化粧台に向き合った俺達は、その全貌を見る。2人とも身体中がやんわりと赤く、身体と汗がじっとりと混じり合っているのがなんとも言えずセクシーで。下半身には仁のそれを美味しそうに咥える俺のケツが丸見えだった。これは……流石に恥ずかしすぎる。
「お、おい、何をしようと……」
「これからお前がどれだけ可愛いのかを実際に見てもらおうと思って」
そうだった。こいつは絶倫なだけじゃ無いんだ、それだけに目を向けていたら伏兵に刺される。仁はド天然だ、しかも自分で1ミリも気づいていないタイプの1番厄介なド天然だ。
「は、ふ……そんなに頑張らなくてもいいから」
「黙らっしゃい、早く中に出せ」
はやる気持ち、昂る体を抑えながら、なんでも無いように見える顔で腰を動かした。何が頑張らなくていいだ、こっちの気持ちも知らないで。めんどくさい彼女みてえだな、今の俺。だがこんな小動物扱いされたんじゃあ俺の面子に関わるってもんだ、俺が納得するまでとことん付き合ってもらうぞ。
あの熱いのが、白いアレが、再び俺の中で爆発するのを夢見ていた。もし出された時も、俺は正気でいられるだろうかという不安は少しだけ脳裏をよぎったが、まずは俺の中のソレが刺激することに専念する。
「ん、ふァ、う……早くイけよ」
「ごめん、まだイけないみたいだ」
こいつは絶倫なもんで、その程度だとまだ気配すらも無い。まだまだ頑張らないと、こっちが先に持ってかれてしまう。上下左右に揺らす刺激をどんどん大胆にしていく。やっぱり抜き差しの刺激が特に好きなようで、少しずつ脈を感じてき始めている。
しかし、事件は起きた。
「ふ、ン……気持ち、いいだろ?……ひぁ!?」
「あ……大丈夫か?」
しまった、やっちまった。前立腺、俺の何よりもの急所を強く刺激してしまった。身体が雷に打たれたようにビクビクとしている。仁が俺の様子でことの顛末を察したのか、それとも俺と同じで感覚があったのかは定かでは無いか、心配された。黙って感じてろと威勢頼りの言い返しで一掃したが、俺の動きはさっきまでとはまるで違うものになっていた。
さっきの衝撃で身体のヤル気スイッチが入ってしまったようで、快感がかさ増しされている。俺の動きは予測不能なものから少しずつ、自分の前立腺を抉るような動きに、単調な動きに変わっていった。くそ、まさかこんな簡単にボロが出てしまうなんて。頬から流れ落ちる涙は悔しさゆえか、はたまた快感によるものなのかは、俺にはわからなかった。
「……もういいよ。よく頑張ったな、梓」
仁は俺の無様な姿を見て何を思ったのか、急に動体を起こしたと思ったから、ふんわりと優しく抱きしめてきた。何がよく頑張ったなだよ、俺のことなんも知らないくせに……
「……俺だって男なんだよ」
「ん?」
仁は俺が何を伝えたいのか分からなかったようで、聞き返された。まあそうだわな、俺が同じ立場だったら多分だけど同じようなことを言うと思う。しかし一度口から出た不満は止まることを知らず、一つ、また一つと言葉が喉から這い出てきた。
「お前ってさ、俺のこと小動物だと思ってねえ?」
「……少しは」
「認めんなよ」
ちょっと悩んでくれたと思いきや、あまりにも軽い感じで言われたもんで、悔しいを超えて俺自身が哀れに思えてきた。俺も男だ、可愛いって言うな、エロいって言うな、出し切れば本当にキリがない。しかし大切で伝えたいことはちゃんと一から百まで言えたと思う。
そんな上から目線で何でもかんでも言いたい放題言ってしまった。しかしそんな俺の今現在の見てからはと言うと、全裸で下半身は自分から突っ込んだ男のものをまだ咥えていて、しかも気がついたら仁の胸に抱きついている。自分で言うのもなんだけど、説得性がないの究極体って感じだ。
「な、なんかごめん」
「うん」
「まさか梓が自分の可愛さにこんなに無自覚だったなんて」
「おい」
「配慮が足りなかった……」
「待ちやがれ」
雲行きが怪しくなってきた。謝られて油断していたし、謝罪の気持ちが伝わったから許そうと思っていた。しかしこいつはまだ起爆剤を持っていたようだ。反省してんのかしてないのかどっちだよ。
「わかった。これは心を鬼にしてお前に教えてやらないとな」
いや、いい。なんか碌なもんじゃ無さそうだからいい。しかし俺に反論できる力はなく、体を動かされて、鏡に向かった。奇しくも今朝高松の一件で世話になったばかりの化粧台だった。これからこの化粧台を見るだけであいつらの顔が浮かぶことだろう。
化粧台に向き合った俺達は、その全貌を見る。2人とも身体中がやんわりと赤く、身体と汗がじっとりと混じり合っているのがなんとも言えずセクシーで。下半身には仁のそれを美味しそうに咥える俺のケツが丸見えだった。これは……流石に恥ずかしすぎる。
「お、おい、何をしようと……」
「これからお前がどれだけ可愛いのかを実際に見てもらおうと思って」
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