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1.運の悪い社員旅行 (受)
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「んぁ……!」
穴に進藤のちんこがあてがわれただけで、中がきゅうとなるのがわかった。あんなでかいの入れられたら、どうなってしまうんだろう……。なんで俺はあの日の記憶がないんだと見上げれば、眉間にシワを寄せながら進藤が体重を乗せてきて、穴がゆっくりと押し広げられていくのがわかる。
俺がゆっくりと言ったのを、律儀に守っているのか、進藤は無理に押し込んではこなかった。でもその分、じっくりと進藤に侵入されてくる感覚が伝わってくる。
あ、やばい、入ってきちゃう。本物が、本物、が。
「ひゃ──っ! ンっ……あぁう」
「その声、反則ですって」
括約筋のところを進藤の立派な亀頭が越えたのか、少し収まっている感じがある。でも穴はミチミチに拡げられてる感じだ。これ、ギリギリサイズだろ……圧迫感がやばい。
そしてもう少しだけ腰を進めたかと思うと、俺のある一点をトントンと突き上げ始める。
「あっ……あっ……あっ……だめっ! そこ、やぁっ!」
「ここ、前回見つけたとこですよ。ここでいっぱいイッてましたもんね」
「んはっ、だめっ……あうっ」
「だめじゃないですよね? もうこれからは、オレがここトントンしてあげますから、いっぱい気持ちよくなって……」
俺の玩具たちより太い進藤のちんこが、俺のいいところを余すところなく突いては擦っていく。物体としての硬さはディルドのほうがあるけど、進藤のモノのほうが圧迫感と芯の硬いところでゴリゴリされている感じで気持ちよすぎる。あの一番気持ちいいディルドよりも何倍も気持ちいいってどういうこと!?
「こんなに開発されたえっちな身体してたなんて榛名さんやばい……それに、やっぱ、声やば。エロい……響く」
「あぁぁ……やぁ……でちゃ、う」
ちんこに触れてないのに、ゾゾゾと射精感がのぼってくる。尾骨から仙骨、背骨を伝って脳までしびれそうだ。
そんな俺を見て進藤が乳首を甘噛みしてきた。思ってなかった突然の刺激にビクンと身体が跳ねて、自分の腹の上に温かい白濁が吐き出される。
「はぁはぁっ」
「いっぱい出てますね。もっと気持ちよくしてあげたい」
「だ、め……まだ、だめって! あぁっ」
進藤は巨根のせいか遅いみたいで、俺の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜまくっていた。何度も俺の中に出たり入ったりを繰り返して、前立腺のところだけじゃなくて奥の……少し痛みさえあるところまでグリグリと責めてきて、俺はひたすら声をあげてあた。
「榛名さんのここ、気持ちいい……きゅって嵌まる感じする」
「お、く……くるし……」
「可愛い。声、ちんこに響く」
今、進藤が入り込んでいる部分は玩具も入ったことのない、俺のまっさらな部分だ。なのにしっかりと進藤のちんこを包みこんでしまっている。ディルドと違って不思議な柔らかさと硬さ……あと体温が溶け合う感覚。自分で動かしてないのに、なぜかしっかり俺の気持ちいいトコロを捉えてくるのはなんでなんだ?
ガクガクしながら進藤を挟み込んでいる俺の膝を、進藤がグイッと大きく開かせて中に深く入ってこられた。
「奥だめぇ……はぁぁっ……ふかっ、ンふ、うぅ……」
「そ、ろそろ、オレもイキそ……」
奥をガツガツと責められて、進藤のカリが俺の深いところのヒダをかき回してきて、俺は唸り声しか出せない。余裕なんてないんだからしょうがないよな。意識飛びそうだけど、今日は最後まで飛ばしたくなくて必死だった。
ピタリと動きの止まった進藤と、中でピクンピクンとしている進藤のちんこ。シてる最中から進藤の汗が垂れてきてたけど、なんかすごいびっしょりだし、お互いのはぁはぁという声だけが部屋に満ちていた。
ゴムを押さえて進藤がゆっくりと出ていくと、腹の中を埋めていた大きなアレが引き抜かれたからか、大事なものがなくなったみたいな寂しい感じがした。あれだけ苦しかったのに……。
ほぅと息をつくと、進藤が俺のことをぎゅっと抱きしめてくる。
「こないだもそうだったけど、色気がやばい……昼間のモサい感じと違いすぎるんですけど! なにこれ!?」
「モサくて……はぁはぁ……悪か、ったな……」
そして、一回じゃ足りないと呟いた進藤に、もう一回突っ込まれたんだから、信じられない。俺、『本物』は初心者なんだけど!?
二回目が終わったとき、俺は息も絶え絶えでぐったりしていた。イかされすぎてって意味で。射精してないのになにかを絞り出すみたいにちんこの奥がギュウっとなって、勝手に痙攣するんだから体力も減るってもんだ。
進藤は五歳差だし、やっぱり若いのな。不全気味って何なんだよってくらいだし、気力も体力もあるというか。
「すっっごく、よかったです。この間と違って、ちゃんと榛名さんの意識があったから……かな」
こんな恥ずかしいこと、さらっと言っちゃうのか進藤! しかもこんなベタベタと……イッたあとって男はみんな賢者タイムじゃないのか?
俺の疑問をよそに進藤はキスばかりしてきて、俺を見て「あ」と固まった。
「あ、もしかしてこういうの嫌な人ですか? オレ、えっちのあとはイチャイチャしたくて……」
「抱く立場だったら嫌がったかもだけど、こっち側なら大丈夫だ。というか、正直……今はくっつきたい」
「可愛い……」
まるで後戯のお手本のようだ。というか、ホントのホントに俺を抱いて、しかもまだ可愛いとか言ってるんだな。
変な気分になってしまって、進藤の腕の中で小さく縮こまる。
「あ、の……気持ちよくなれました?」
「そういうの、聞く!?」
「だって、直せるとこは直したいし、次はもっと気持ちよくなってほしい……」
「イケメンか……」
俺の初めての彼氏がやばい……。甘やかされすぎな気がする。年下なのに! 年下なのに!
恥ずかしすぎて、俺は進藤の鎖骨に額を押し付けて呻いた。
「よかった、よ……今までしてたアナニーはなんだったんだってくらい」
これはお世辞じゃなくて本気でそう思ってる。自分で動いて玩具を当てるのは気持ちいいの当たり前として、自分の意思じゃなくて責められてるのにあんな気持ちいいとかなんなの!? 反則だろ。
「やった!」
進藤が俺の肩をぎゅうぎゅう抱きしめてくる。そんな全身で喜びを表現しなくても……という気もするけど、進藤はこういうやつだったよな。
「これから、身体も含めてしっかりオレに落ちてもらいますから、覚悟してて下さいね」
「な……にを……」
「まだ榛名先……さんがオレのこと、そこまで好きでもないのわかってます……でもオレを受け入れてくれたから。オレはそのチャンスを絶対離さない」
関係を進めてもいいって伝えて身体の関係もきちんと持ったけど、確かに俺はまだ進藤にベタ惚れとまでは言えないもんな。
でも、俺もきっと好きになれそうな気はしてる。だからこそ、きちんと付き合うって決めたしセックスを許したんだし。
「そっか……楽しみにしてる」
「は、い?」
「どこまで落ちるかな?」
「……えっと、オレとしては、底なし沼のごとく落ちてほしいです」
なんだよそれ。思わず吹き出すと、進藤が「正直な気持ちなのに」ってスネてしまった。なんとなく可愛く見えて、そっと手を伸ばして進藤の頭を撫でてやると、進藤はビックリしたように顔を上げる。
「ばかだな……楽しみにしてるって言ったじゃないか。これからももっと進藤を好きにさせてくれるんだろ?」
「あ……もしかして、オレが思ってるよりオレのこと、好きになってくれてたりしましたか?」
進藤は俺の顔を伺うような表情で聞いてくる。少しだけ不安げな眼差しなようにも見える。でも、適当なことは言いたくないからな。
「どうだろう。進藤がどういう見立てだったのかわからないからなんとも言えない」
「正論だけどずるいっ!」
俺はすでに、俺の前でだけは素の自分で甘えてくる進藤を可愛いと思い始めている。男同士ではあるけど、なんとなく今までにない良い恋愛ができそうな、そんな予感がした。
進藤、これからよろしく。
──1.終──
穴に進藤のちんこがあてがわれただけで、中がきゅうとなるのがわかった。あんなでかいの入れられたら、どうなってしまうんだろう……。なんで俺はあの日の記憶がないんだと見上げれば、眉間にシワを寄せながら進藤が体重を乗せてきて、穴がゆっくりと押し広げられていくのがわかる。
俺がゆっくりと言ったのを、律儀に守っているのか、進藤は無理に押し込んではこなかった。でもその分、じっくりと進藤に侵入されてくる感覚が伝わってくる。
あ、やばい、入ってきちゃう。本物が、本物、が。
「ひゃ──っ! ンっ……あぁう」
「その声、反則ですって」
括約筋のところを進藤の立派な亀頭が越えたのか、少し収まっている感じがある。でも穴はミチミチに拡げられてる感じだ。これ、ギリギリサイズだろ……圧迫感がやばい。
そしてもう少しだけ腰を進めたかと思うと、俺のある一点をトントンと突き上げ始める。
「あっ……あっ……あっ……だめっ! そこ、やぁっ!」
「ここ、前回見つけたとこですよ。ここでいっぱいイッてましたもんね」
「んはっ、だめっ……あうっ」
「だめじゃないですよね? もうこれからは、オレがここトントンしてあげますから、いっぱい気持ちよくなって……」
俺の玩具たちより太い進藤のちんこが、俺のいいところを余すところなく突いては擦っていく。物体としての硬さはディルドのほうがあるけど、進藤のモノのほうが圧迫感と芯の硬いところでゴリゴリされている感じで気持ちよすぎる。あの一番気持ちいいディルドよりも何倍も気持ちいいってどういうこと!?
「こんなに開発されたえっちな身体してたなんて榛名さんやばい……それに、やっぱ、声やば。エロい……響く」
「あぁぁ……やぁ……でちゃ、う」
ちんこに触れてないのに、ゾゾゾと射精感がのぼってくる。尾骨から仙骨、背骨を伝って脳までしびれそうだ。
そんな俺を見て進藤が乳首を甘噛みしてきた。思ってなかった突然の刺激にビクンと身体が跳ねて、自分の腹の上に温かい白濁が吐き出される。
「はぁはぁっ」
「いっぱい出てますね。もっと気持ちよくしてあげたい」
「だ、め……まだ、だめって! あぁっ」
進藤は巨根のせいか遅いみたいで、俺の中をぐちゃぐちゃにかき混ぜまくっていた。何度も俺の中に出たり入ったりを繰り返して、前立腺のところだけじゃなくて奥の……少し痛みさえあるところまでグリグリと責めてきて、俺はひたすら声をあげてあた。
「榛名さんのここ、気持ちいい……きゅって嵌まる感じする」
「お、く……くるし……」
「可愛い。声、ちんこに響く」
今、進藤が入り込んでいる部分は玩具も入ったことのない、俺のまっさらな部分だ。なのにしっかりと進藤のちんこを包みこんでしまっている。ディルドと違って不思議な柔らかさと硬さ……あと体温が溶け合う感覚。自分で動かしてないのに、なぜかしっかり俺の気持ちいいトコロを捉えてくるのはなんでなんだ?
ガクガクしながら進藤を挟み込んでいる俺の膝を、進藤がグイッと大きく開かせて中に深く入ってこられた。
「奥だめぇ……はぁぁっ……ふかっ、ンふ、うぅ……」
「そ、ろそろ、オレもイキそ……」
奥をガツガツと責められて、進藤のカリが俺の深いところのヒダをかき回してきて、俺は唸り声しか出せない。余裕なんてないんだからしょうがないよな。意識飛びそうだけど、今日は最後まで飛ばしたくなくて必死だった。
ピタリと動きの止まった進藤と、中でピクンピクンとしている進藤のちんこ。シてる最中から進藤の汗が垂れてきてたけど、なんかすごいびっしょりだし、お互いのはぁはぁという声だけが部屋に満ちていた。
ゴムを押さえて進藤がゆっくりと出ていくと、腹の中を埋めていた大きなアレが引き抜かれたからか、大事なものがなくなったみたいな寂しい感じがした。あれだけ苦しかったのに……。
ほぅと息をつくと、進藤が俺のことをぎゅっと抱きしめてくる。
「こないだもそうだったけど、色気がやばい……昼間のモサい感じと違いすぎるんですけど! なにこれ!?」
「モサくて……はぁはぁ……悪か、ったな……」
そして、一回じゃ足りないと呟いた進藤に、もう一回突っ込まれたんだから、信じられない。俺、『本物』は初心者なんだけど!?
二回目が終わったとき、俺は息も絶え絶えでぐったりしていた。イかされすぎてって意味で。射精してないのになにかを絞り出すみたいにちんこの奥がギュウっとなって、勝手に痙攣するんだから体力も減るってもんだ。
進藤は五歳差だし、やっぱり若いのな。不全気味って何なんだよってくらいだし、気力も体力もあるというか。
「すっっごく、よかったです。この間と違って、ちゃんと榛名さんの意識があったから……かな」
こんな恥ずかしいこと、さらっと言っちゃうのか進藤! しかもこんなベタベタと……イッたあとって男はみんな賢者タイムじゃないのか?
俺の疑問をよそに進藤はキスばかりしてきて、俺を見て「あ」と固まった。
「あ、もしかしてこういうの嫌な人ですか? オレ、えっちのあとはイチャイチャしたくて……」
「抱く立場だったら嫌がったかもだけど、こっち側なら大丈夫だ。というか、正直……今はくっつきたい」
「可愛い……」
まるで後戯のお手本のようだ。というか、ホントのホントに俺を抱いて、しかもまだ可愛いとか言ってるんだな。
変な気分になってしまって、進藤の腕の中で小さく縮こまる。
「あ、の……気持ちよくなれました?」
「そういうの、聞く!?」
「だって、直せるとこは直したいし、次はもっと気持ちよくなってほしい……」
「イケメンか……」
俺の初めての彼氏がやばい……。甘やかされすぎな気がする。年下なのに! 年下なのに!
恥ずかしすぎて、俺は進藤の鎖骨に額を押し付けて呻いた。
「よかった、よ……今までしてたアナニーはなんだったんだってくらい」
これはお世辞じゃなくて本気でそう思ってる。自分で動いて玩具を当てるのは気持ちいいの当たり前として、自分の意思じゃなくて責められてるのにあんな気持ちいいとかなんなの!? 反則だろ。
「やった!」
進藤が俺の肩をぎゅうぎゅう抱きしめてくる。そんな全身で喜びを表現しなくても……という気もするけど、進藤はこういうやつだったよな。
「これから、身体も含めてしっかりオレに落ちてもらいますから、覚悟してて下さいね」
「な……にを……」
「まだ榛名先……さんがオレのこと、そこまで好きでもないのわかってます……でもオレを受け入れてくれたから。オレはそのチャンスを絶対離さない」
関係を進めてもいいって伝えて身体の関係もきちんと持ったけど、確かに俺はまだ進藤にベタ惚れとまでは言えないもんな。
でも、俺もきっと好きになれそうな気はしてる。だからこそ、きちんと付き合うって決めたしセックスを許したんだし。
「そっか……楽しみにしてる」
「は、い?」
「どこまで落ちるかな?」
「……えっと、オレとしては、底なし沼のごとく落ちてほしいです」
なんだよそれ。思わず吹き出すと、進藤が「正直な気持ちなのに」ってスネてしまった。なんとなく可愛く見えて、そっと手を伸ばして進藤の頭を撫でてやると、進藤はビックリしたように顔を上げる。
「ばかだな……楽しみにしてるって言ったじゃないか。これからももっと進藤を好きにさせてくれるんだろ?」
「あ……もしかして、オレが思ってるよりオレのこと、好きになってくれてたりしましたか?」
進藤は俺の顔を伺うような表情で聞いてくる。少しだけ不安げな眼差しなようにも見える。でも、適当なことは言いたくないからな。
「どうだろう。進藤がどういう見立てだったのかわからないからなんとも言えない」
「正論だけどずるいっ!」
俺はすでに、俺の前でだけは素の自分で甘えてくる進藤を可愛いと思い始めている。男同士ではあるけど、なんとなく今までにない良い恋愛ができそうな、そんな予感がした。
進藤、これからよろしく。
──1.終──
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