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情報収集の旅へ
322.ルイとヴァンの組み手
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「えー、イクミ、何これー」
「み……水の壁……」
「ああ、確かに水だな」
ルイが俺の出した壁に手を触れてヴァンに説明してる。っていうか……これ、あんまり意識を逸らしたら維持できない。
出したときとは違って、だんだんと表面が波打ってきてる。
「イクミ、出したときのイメージの維持!」
「わ……わかってる、けど……」
水の壁は波打ったり滑らかな表面になったりを繰り返していて、俺の集中力がそのまま反映されてる感じで恥ずかしい。
「これはすごいなぁ。どんなイメージで出したらこんなツルツルの壁になるんだろ……」
ヴァンが俺の出した壁を周りながら観察してて、それを目で追ったらもうだめだった。
じゅわっと溶けるように地面に水が吸い込まれて、壁は崩壊した……。
「あー! イクミってば……まだいいよって言ってないのに」
「無理だった」
「いや、イクミはかなりすごいことをやっただろ?」
俺もそう思う。維持したの初めてだし。
……短時間だったけど。
「まあね。そういえば、ルイ、触ってみてどうだった?」
「そうだな。水だ」
「いや、そんなのさっきも言ってたからわかってるし。そうじゃなくてさぁ、なんかツルツルしてたから、感触違ったかなとか、水の密度とか」
「いや、普通の水だったぞ?」
「へぇ? オレも触ればよかったな」
ヴァンとルイがさっきの水壁についてなんかいろいろ言ってるけど、俺はなんだか話に入れなかった。っていうのも、結構ぐったりきてるんだよね……。
「お……俺、ちょっと、休憩」
ふにゃりとその場に座り込むと、慌てたようにルイが寄ってきた。そんなに心配しなくても大丈夫だってば。
「魔力切れではないけど、魔力をロッドで引っ張りだされる感覚に慣れてないだけだと思うよ。今まではイクミが使う量を自分で決めてたでしょ?」
「お前は……そういうことは最初に言え」
「えー? だってそんなのオレにはわからないもん。症状みてそうだろうなって思ったこと言っただけだし!」
「いいよ。疲労感があっただけで、大丈夫だから。ルイも心配してくれてありがとう」
ヴァンって、きっと昔から魔力量が多すぎて、使って疲れるみたいなのわからないんだろうな。俺も前は魔力ゼロとか普通って思ってたけど、大森林以降はこっちに順応してるみたいで、疲労感がくるようになってた。
あんなに『子ども以下の魔力量で普通に冒険者してるの?』って驚かれまくってたのに。
ロッドを持って魔法を使ったのは3回だけなのに、こんなに疲れちゃうもの? だとしたら、俺の魔力量ってルイの足元にも及ばないんじゃ……。
「イクミの休憩が終わったら、次はもう一度水壁をやるか、別なのにするか……うーん」
「え? まだやるの?」
「当たり前じゃん。まだ魔力はたくさんありそうだし」
「疲れた感じするけど、魔力少なくなってないの?」
「全然だよ。だから言ったじゃん? 自分の意思で出すんじゃなくて、引っ張り出される感覚に慣れてないだけだろうってさ」
そう? そうなんだ?
じゃあ、走ったあとに息を整えるみたいな感じで休めば、まだあんな魔法を使うことができちゃうってことか。すごい。
「じゃあ、俺の休憩中、ルイとヴァンの組み手見たいな」
「ええ? オレとルイ?」
「俺は構わないが。久しぶりにしっかり打ち込みたいからな」
「ま、いいけどぉ」
とんとんと軽くその場でジャンプするヴァンと、すぅーっと集中していくルイが対象的だ。そして、俺はひとり体育座りでワクワクしてる。外での戦いのときと違って、じっくり見られるんだもん。漢の血が騒ぐだろ?
「どっちから仕掛ける?」
「ルイからでいいよぉ。イクミが見たいだろうからね」
「そうか?」
いや、俺はどっちでもいいけど。なんにしてもかっこいいことには変わりないだろうし。
ルイは鍛錬場の木剣を2度振ると、ヴァンに向き合って構える。そこから空気が変わったって俺でもわかった。ヴァンも普段の顔じゃなくて真面目な表情になって、美形が際立って見える。
こうやって見ると、ヴァンってきれいだよなぁ。ルイはワイルドなかっこよさがあるけど、方向性は全然違う美形っていうかさ。
「いつでも──」
ヴァンが言った途端にルイが蹴り出して急に距離を詰めた。ガンっと強い音が鳴って、ヴァンが後ろに飛び退く。
「もう!」
「余裕だな」
ルイはすぐに追いかけて剣を振り下ろし……たかと思ったら、すぐに横に薙ぎ払うように動いている。
相変わらずすごい。なんであんなに風を切るような勢いで振り下ろしておいて、次の瞬間に違う構えで連続して攻撃できるんだろう。
ニヤリと笑ったルイがヴァンに連続で攻撃を仕掛けて、それをヴァンも楽しそうに弾いたり避けたりしている。これこれ! 俺はこれが見たかったんだ。
2人のことだから心配いらないとはいえ、俺は手に汗握るし、時々ひゃっとか言いそうになる。それだけ組み手といいながらすごい打ち合いってことなんだけどね。
ルイの剣の先はやっぱり俺には目で追うのは厳しいものがある。でも初めて見たときよりは動きがわかるような気がするのは、俺も少しは戦いに慣れたからってことなんだろうね。
「ねぇねえ、君の仲間すごいね」
少し離れたところから冒険者っぽい格好のヒトが話しかけてくる。さっき俺の魔法を見てたヒトだ。
そのヒトからは悪い感じはしないけど、こっちに近づいてくるのがわかったからか、ルイとヴァンの動きは明らかに遅くなった……というか、もう止めそうだ。警戒してるんだろうなぁ……。
「あ……邪魔しちゃった、か。ごめんなさい」
「何か?」
「オレたちに用があるの?」
2人ともすすすっと俺の前に移動してきて、そのヒトに少しトゲのある言い方をした。あまりこんな口調になることがないからびっくりだ。
そのヒトはめちゃめちゃ恐縮したみたいになっちゃって、俺の方が申し訳なくなったくらい。
「3人ともなんかすごく実力のあるヒトたちだなって思って、つい話しかけちゃったんです……」
「いやいや、俺はそんなこと」
「鍛練中はむやみに他のパーティーに話しかけないルールだよね?」
「はい……すみません。あまりにも感動して……」
「ま、まあまあ……2人も落ち着いてよ」
そういう決まりがあるのを俺は知らなかったから納得もしたし、そんな決まりがあるにも関わらず俺に近づいてきたってことで、このヒトが2人の中で警戒対象になったんだなってわかった。
俺がなだめていたら、そのヒトの仲間? がギョッとした顔で近づいてきた。
「お前、何やってんだよ!」
「うちらがちょっと飲み物買いにいってる隙に、他のヒトに迷惑かけてるとかありえないんだけど」
うわぁ……なんか大事になってるじゃん。ちょっとこのヒトが可哀想になってきたよ。ルイとヴァンはすごいからね、感動するのも共感するし。ひとりで待ってることになったから、つい話しかけたくなっちゃったんだろ?
「み……水の壁……」
「ああ、確かに水だな」
ルイが俺の出した壁に手を触れてヴァンに説明してる。っていうか……これ、あんまり意識を逸らしたら維持できない。
出したときとは違って、だんだんと表面が波打ってきてる。
「イクミ、出したときのイメージの維持!」
「わ……わかってる、けど……」
水の壁は波打ったり滑らかな表面になったりを繰り返していて、俺の集中力がそのまま反映されてる感じで恥ずかしい。
「これはすごいなぁ。どんなイメージで出したらこんなツルツルの壁になるんだろ……」
ヴァンが俺の出した壁を周りながら観察してて、それを目で追ったらもうだめだった。
じゅわっと溶けるように地面に水が吸い込まれて、壁は崩壊した……。
「あー! イクミってば……まだいいよって言ってないのに」
「無理だった」
「いや、イクミはかなりすごいことをやっただろ?」
俺もそう思う。維持したの初めてだし。
……短時間だったけど。
「まあね。そういえば、ルイ、触ってみてどうだった?」
「そうだな。水だ」
「いや、そんなのさっきも言ってたからわかってるし。そうじゃなくてさぁ、なんかツルツルしてたから、感触違ったかなとか、水の密度とか」
「いや、普通の水だったぞ?」
「へぇ? オレも触ればよかったな」
ヴァンとルイがさっきの水壁についてなんかいろいろ言ってるけど、俺はなんだか話に入れなかった。っていうのも、結構ぐったりきてるんだよね……。
「お……俺、ちょっと、休憩」
ふにゃりとその場に座り込むと、慌てたようにルイが寄ってきた。そんなに心配しなくても大丈夫だってば。
「魔力切れではないけど、魔力をロッドで引っ張りだされる感覚に慣れてないだけだと思うよ。今まではイクミが使う量を自分で決めてたでしょ?」
「お前は……そういうことは最初に言え」
「えー? だってそんなのオレにはわからないもん。症状みてそうだろうなって思ったこと言っただけだし!」
「いいよ。疲労感があっただけで、大丈夫だから。ルイも心配してくれてありがとう」
ヴァンって、きっと昔から魔力量が多すぎて、使って疲れるみたいなのわからないんだろうな。俺も前は魔力ゼロとか普通って思ってたけど、大森林以降はこっちに順応してるみたいで、疲労感がくるようになってた。
あんなに『子ども以下の魔力量で普通に冒険者してるの?』って驚かれまくってたのに。
ロッドを持って魔法を使ったのは3回だけなのに、こんなに疲れちゃうもの? だとしたら、俺の魔力量ってルイの足元にも及ばないんじゃ……。
「イクミの休憩が終わったら、次はもう一度水壁をやるか、別なのにするか……うーん」
「え? まだやるの?」
「当たり前じゃん。まだ魔力はたくさんありそうだし」
「疲れた感じするけど、魔力少なくなってないの?」
「全然だよ。だから言ったじゃん? 自分の意思で出すんじゃなくて、引っ張り出される感覚に慣れてないだけだろうってさ」
そう? そうなんだ?
じゃあ、走ったあとに息を整えるみたいな感じで休めば、まだあんな魔法を使うことができちゃうってことか。すごい。
「じゃあ、俺の休憩中、ルイとヴァンの組み手見たいな」
「ええ? オレとルイ?」
「俺は構わないが。久しぶりにしっかり打ち込みたいからな」
「ま、いいけどぉ」
とんとんと軽くその場でジャンプするヴァンと、すぅーっと集中していくルイが対象的だ。そして、俺はひとり体育座りでワクワクしてる。外での戦いのときと違って、じっくり見られるんだもん。漢の血が騒ぐだろ?
「どっちから仕掛ける?」
「ルイからでいいよぉ。イクミが見たいだろうからね」
「そうか?」
いや、俺はどっちでもいいけど。なんにしてもかっこいいことには変わりないだろうし。
ルイは鍛錬場の木剣を2度振ると、ヴァンに向き合って構える。そこから空気が変わったって俺でもわかった。ヴァンも普段の顔じゃなくて真面目な表情になって、美形が際立って見える。
こうやって見ると、ヴァンってきれいだよなぁ。ルイはワイルドなかっこよさがあるけど、方向性は全然違う美形っていうかさ。
「いつでも──」
ヴァンが言った途端にルイが蹴り出して急に距離を詰めた。ガンっと強い音が鳴って、ヴァンが後ろに飛び退く。
「もう!」
「余裕だな」
ルイはすぐに追いかけて剣を振り下ろし……たかと思ったら、すぐに横に薙ぎ払うように動いている。
相変わらずすごい。なんであんなに風を切るような勢いで振り下ろしておいて、次の瞬間に違う構えで連続して攻撃できるんだろう。
ニヤリと笑ったルイがヴァンに連続で攻撃を仕掛けて、それをヴァンも楽しそうに弾いたり避けたりしている。これこれ! 俺はこれが見たかったんだ。
2人のことだから心配いらないとはいえ、俺は手に汗握るし、時々ひゃっとか言いそうになる。それだけ組み手といいながらすごい打ち合いってことなんだけどね。
ルイの剣の先はやっぱり俺には目で追うのは厳しいものがある。でも初めて見たときよりは動きがわかるような気がするのは、俺も少しは戦いに慣れたからってことなんだろうね。
「ねぇねえ、君の仲間すごいね」
少し離れたところから冒険者っぽい格好のヒトが話しかけてくる。さっき俺の魔法を見てたヒトだ。
そのヒトからは悪い感じはしないけど、こっちに近づいてくるのがわかったからか、ルイとヴァンの動きは明らかに遅くなった……というか、もう止めそうだ。警戒してるんだろうなぁ……。
「あ……邪魔しちゃった、か。ごめんなさい」
「何か?」
「オレたちに用があるの?」
2人ともすすすっと俺の前に移動してきて、そのヒトに少しトゲのある言い方をした。あまりこんな口調になることがないからびっくりだ。
そのヒトはめちゃめちゃ恐縮したみたいになっちゃって、俺の方が申し訳なくなったくらい。
「3人ともなんかすごく実力のあるヒトたちだなって思って、つい話しかけちゃったんです……」
「いやいや、俺はそんなこと」
「鍛練中はむやみに他のパーティーに話しかけないルールだよね?」
「はい……すみません。あまりにも感動して……」
「ま、まあまあ……2人も落ち着いてよ」
そういう決まりがあるのを俺は知らなかったから納得もしたし、そんな決まりがあるにも関わらず俺に近づいてきたってことで、このヒトが2人の中で警戒対象になったんだなってわかった。
俺がなだめていたら、そのヒトの仲間? がギョッとした顔で近づいてきた。
「お前、何やってんだよ!」
「うちらがちょっと飲み物買いにいってる隙に、他のヒトに迷惑かけてるとかありえないんだけど」
うわぁ……なんか大事になってるじゃん。ちょっとこのヒトが可哀想になってきたよ。ルイとヴァンはすごいからね、感動するのも共感するし。ひとりで待ってることになったから、つい話しかけたくなっちゃったんだろ?
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