5 / 16
「知らない」「透明」「仰け反る」
しおりを挟む
大笑いして仰け反る奴を覗き見る。
奴は俺とは違う表の人間だ。
別にその境遇を羨んだりしたこともないが。
俺には俺の生き抜いてきた術がある。
だから俺はこの術を奴を守るために使うと誓った。
裏住人の俺と奴を隔てる透明な壁は高くて分厚い。
だがそれでいい。
どうかそのまま俺を知らないでいてくれ。
奴は俺とは違う表の人間だ。
別にその境遇を羨んだりしたこともないが。
俺には俺の生き抜いてきた術がある。
だから俺はこの術を奴を守るために使うと誓った。
裏住人の俺と奴を隔てる透明な壁は高くて分厚い。
だがそれでいい。
どうかそのまま俺を知らないでいてくれ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる