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エルフの村って焼かれるためにあるよね
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……あっそういえば女の子の名前きいてなかった。
「汝の名は何という」
「えっと、ミリアンヌ・アウグスティヌス・ファン・フォリヌ・エウグスティクスです。」
でたよ海外あるあるのファミリーネーム全部乗せ。
うーんさすがに覚えられない。
ここはこっちで勝手に名付けてしまおう。
神様扱いならそれくらい許されるだろ。
「ミリアだ。今日から汝の名は……ミリアだ。」
「はい……機人様に捧げものをしたときに覚悟しておりました」
あ、何かヨクワカラン風習とか伝説にマッチしたっぽいな。
適当に誤魔化しとこ。
「そのことはもうよい……まずは汝の村だ」
「は、はいっ!」
俺はエルフの少女に連れられて、彼女の村へと向かった。
村は既に人間の焼き討ちにあっていてひどい有様だった。
中世ヨーロッパ風の兵士が松明をもってエルフの家に火を付けてBBQしたり、女のエルフを裸にして担いで馬車に乗っけている。
男は串刺しか吊るすの二択しかないようで、その大体が死体になって村のオブジェになっていた。
わーお、世紀末世界を描いた漫画でもここまで描写してないぞ。
リアルって怖いね。
「酷いものだ……」
俺はどうせ連中は大した武器も持ってなさそうと高をくくって、普通に村の中をのっしのっしと堂々に歩くことにした。
こっちの方が神様っぽいし、いいでしょ。たぶん。
俺の姿を認めると、明らかに人間の兵士たちはうろたえている。
「機人だっ!機人がでたぞぉー!」
右往左往するバケツ頭の兵士たちの中央に、馬に乗った周囲よりちょっといい感じの鎧を着たおっさんが激を飛ばしていた。
「ええい!うろたえるでない!所詮は蛮族の神よ!我らの信仰の敵では無いわぁ!」
つんと尖ったヒゲが顔の倍くらいあるオッサンは、床屋のサインポールみたいな感じに飾られたランスを構えて馬に乗ったままこっちに突撃してくる。
「おぉー!さすが団長!俺たちにできないことを平然とやってのける!」
ぱからっぱからっっとランスを構えて走ってくるオッサンに対して俺は迷っていた。さすがに馬に罪はないよな。
俺はランスをそのまま受ける。が、勿論そんなものが通用するわけなくぽっきり破片をまき散らしてへし折れる。
「なんとぉ!」
驚くヒゲのおっさんにラリアットをかまして馬から叩き落すと、そのまま足で踏みつぶしてお終いにした。うん、わざわざこっちに近寄ってきてくれたから、弾も使わずに済んで助かった。
「うわー!団長がやられた―!」
こいつしか指揮官は居なかったようで、逃げ腰だった兵士たちはさっさと逃げ出そうとする。
あっエルフを載せてる馬車を持ってかれるとまずい、近寄る奴はサブマシンガンで掃除しないといけないな。
<<PAPAPAPAPAM!!>><<VOOOOOOOOOO!!>>
俺はミニガンの掃射で兵士たちの大きめ集団を散らすと、もう一方の腕で馬車に乗り込もうとする連中を始末する。
さすがに中世のチンパンジーでも、馬車に近寄ると殺されると理解したようで、20人も撃ったところで近寄る奴は居なくなった。
10分くらいの戦闘で炎上するエルフの村からバケツ頭たちは居なくなった。
まあここまでは想定範囲内なんだが、ゲーム世代の俺には感覚的に予測がつかなかったことがある。
現実だと死体って勝手に消えないんだよね。
どうしようか、この屍山血河。
「汝の名は何という」
「えっと、ミリアンヌ・アウグスティヌス・ファン・フォリヌ・エウグスティクスです。」
でたよ海外あるあるのファミリーネーム全部乗せ。
うーんさすがに覚えられない。
ここはこっちで勝手に名付けてしまおう。
神様扱いならそれくらい許されるだろ。
「ミリアだ。今日から汝の名は……ミリアだ。」
「はい……機人様に捧げものをしたときに覚悟しておりました」
あ、何かヨクワカラン風習とか伝説にマッチしたっぽいな。
適当に誤魔化しとこ。
「そのことはもうよい……まずは汝の村だ」
「は、はいっ!」
俺はエルフの少女に連れられて、彼女の村へと向かった。
村は既に人間の焼き討ちにあっていてひどい有様だった。
中世ヨーロッパ風の兵士が松明をもってエルフの家に火を付けてBBQしたり、女のエルフを裸にして担いで馬車に乗っけている。
男は串刺しか吊るすの二択しかないようで、その大体が死体になって村のオブジェになっていた。
わーお、世紀末世界を描いた漫画でもここまで描写してないぞ。
リアルって怖いね。
「酷いものだ……」
俺はどうせ連中は大した武器も持ってなさそうと高をくくって、普通に村の中をのっしのっしと堂々に歩くことにした。
こっちの方が神様っぽいし、いいでしょ。たぶん。
俺の姿を認めると、明らかに人間の兵士たちはうろたえている。
「機人だっ!機人がでたぞぉー!」
右往左往するバケツ頭の兵士たちの中央に、馬に乗った周囲よりちょっといい感じの鎧を着たおっさんが激を飛ばしていた。
「ええい!うろたえるでない!所詮は蛮族の神よ!我らの信仰の敵では無いわぁ!」
つんと尖ったヒゲが顔の倍くらいあるオッサンは、床屋のサインポールみたいな感じに飾られたランスを構えて馬に乗ったままこっちに突撃してくる。
「おぉー!さすが団長!俺たちにできないことを平然とやってのける!」
ぱからっぱからっっとランスを構えて走ってくるオッサンに対して俺は迷っていた。さすがに馬に罪はないよな。
俺はランスをそのまま受ける。が、勿論そんなものが通用するわけなくぽっきり破片をまき散らしてへし折れる。
「なんとぉ!」
驚くヒゲのおっさんにラリアットをかまして馬から叩き落すと、そのまま足で踏みつぶしてお終いにした。うん、わざわざこっちに近寄ってきてくれたから、弾も使わずに済んで助かった。
「うわー!団長がやられた―!」
こいつしか指揮官は居なかったようで、逃げ腰だった兵士たちはさっさと逃げ出そうとする。
あっエルフを載せてる馬車を持ってかれるとまずい、近寄る奴はサブマシンガンで掃除しないといけないな。
<<PAPAPAPAPAM!!>><<VOOOOOOOOOO!!>>
俺はミニガンの掃射で兵士たちの大きめ集団を散らすと、もう一方の腕で馬車に乗り込もうとする連中を始末する。
さすがに中世のチンパンジーでも、馬車に近寄ると殺されると理解したようで、20人も撃ったところで近寄る奴は居なくなった。
10分くらいの戦闘で炎上するエルフの村からバケツ頭たちは居なくなった。
まあここまでは想定範囲内なんだが、ゲーム世代の俺には感覚的に予測がつかなかったことがある。
現実だと死体って勝手に消えないんだよね。
どうしようか、この屍山血河。
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