死に急ぐ悪役は処刑を望む

マンゴー山田

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厄介な奴に捕まった

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ヴェルディアナ嬢となぜか昼食を一緒に食べることになって早二週間。
他の生徒も見慣れた光景になってきたのか、オレたちが一緒にいてもざわめきもほとんどなくなった。
これで静かに食べられる、と思っていたがその頃からヴェルディアナ嬢の様子が少しおかしいことに気付いた。

「ヴェルディアナ嬢?」
「あ、すみません」
「いえ、私は構いませんが…。ご気分が悪いのでは?」

クルトが食事のために口移しをするたびに、食事の手が止まりぼんやりとすることが多くなった。
初めのうちは何か悩み事でもあるのだろうか、とそれとなく聞いてみたが「平気ですわ」とにこりと微笑まれ、はぐらかされた。
女性に秘密の一つや二つはあるものだ、と母から言われたことを思い出す。
寧ろ、秘密がある方が惹かれるでしょ?と言われたものだ。

ただ、その母がどちらの母だったか思い出せないが。

「気分がすぐれないようなら言ってくださいね」
「まぁ、ありがとうございます。スヴェン様」

にこりと微笑むヴェルディアナ嬢に、オレも笑い返せばクルトの手が顔を掴んで強引に上を向かせる。
その時に「グキ」と変な音がしたような気がしたけど、気にしないことにする。
そして唇を重ねると、ほろほろと崩れる魚が口の中に押し込まれた。

その時、オレの後ろの席でヴェルディアナ嬢と同じ空気を纏う生徒がいることに気付かなかった。



「こぉんにちわぁ。スヴェン様ぁ」

間延びした話し方をする生徒に、オレは眉を寄せる。
こんな話し方をするのは一人しかいない。
だから無視するか一瞬悩んだが、この生徒の立ち位置を思い出して損得をすぐに計算する。

「こんにちは」
「ちょっとスヴェン様!」

まさか返事をするとは思わなかった、と驚くクルトににやりと笑えば「ダメですって!」と止められるがそれを無視する。

「えーっとぉ…ちょぉーっとぉ、お話ぃ、いいですかぁ?」

ピクリ。
彼女の話し方にいら立ちを覚えるが、それを何とか押し込める。
なんせこれはチャンスなのだから。
なんのって?
当然処刑への、だ。

「すみません。名前を教えていただいても?」
「えー。スヴェン様、私の名前知らないんですかぁ?」

手を口元に置いて上目使いで話す彼女に、オレのイライラは止まらない。
こういう女は苦手だ。
自分が可愛いと思ってやっているのだろうが、オレにとってはただただ不快しかない。
クルトも苦手な部類のようで、目に見えて引いている。こいつがここまであからさまな態度をとるということは、本当に不快なんだろう。

「すみません。人とあまり交流を持たないもので」
「えぇー?あ、そうだぁ! どうせならぁ、2人きりでぇ、お話しませんかぁ?」

ぱん、といい案が思い浮かんだ、という風に両手を合わせる彼女に、ぞわりと悪寒が走る。
何がそうだ、だ。
オレはほぼ全身に出た鳥肌をどうにかしたいと思っているけどな。クルトも「うわぁ」と言いながら、自分で自分の身体を抱いている。
分かる。オレもそうしたい。
だが、このチャンスを逃せば二度と絡めないとも思えるから、我慢をするしかない。

「申し訳ないですが、2人きり、というのは無理ですね」
「なぁんでですかぁ? シャルロッタ、悲しいですぅ」

そう言いながら目元に手を置いて、くすんくすんと泣きまねを始める。
いらぁ。

「ねぇ、スヴェン様」
「やめろ」
「いいじゃないですかー。この女ぶん殴ってもいいですよね?」
「やめろ!」

分かる。分かるからこそ殴るな。

「シャルロッテを殴るんですかぁ? そんなことしたらぁ、アルトゥル様にぃ言いつけますよぉ?」

いいながら、ちらりとオレを見る。泣いてたんじゃないのか?
そうツッコみたくなるが、それを続けると話が進まない。
だからぐっとそれを押さえ込むと、できるだけ苛立ちを隠して微笑む。

「シャルロッテ嬢。申し訳ありませんが、2人きりが無理、というのは私1人では何もできないのですよ」
「そういえばぁ、スヴェン様ってぇ、マゾなんですかぁ?」

嘲るような視線をオレに向けたシャルロッテに、瞳を見開く。
あ。こいつクルトの地雷を綺麗に踏み抜いたな。
瞬間、殺気を纏うクルトに小さく舌打ちすると「クルト!」と名前を呼べば、はっとしてそれを消す。

「申し訳ございません。スヴェン様」
「いい」
「くすくす。やっぱりスヴェン様ってぇ、マゾなんですねぇ?」
「それで? お話、とは?」

シャルロッテの言葉をまるっと無視して、用件を聞けばぷく、と頬を膨らませる。

「スヴェン様はぁ、シャルロッタのことぉ、可哀想だと思わないんですかぁ?」
「…は?」

突然そんなことを言われても、こいつのことなど一ミリも知らないのだ。
それを急に可哀想、など言われても困る。
というか話が通じない。何だこいつは。宇宙人か?

「シャルロッタ、孤児院で育てられたんですよぅ?」
「…だから?」
「可哀想だと思いませんかぁ?」

頭が痛い。
本当に何だこいつは。
可哀想、と言いながらちらちらとオレを見るのはやめろ。
どうしたらいいんだ。
処刑チャンスだ、とか思ったオレを殴り飛ばしたい。話が通じない未知の生物との会話はこれほどまでに疲れるのか。
いい経験をした。

「…それで?」
「お話くらいぃ、いいじゃないですかぁ…」
「はぁ…。ですから。2人きりでは無理ですが、クルトが一緒ならば問題ありませんよ」
「ひどぉい! シャルロッテが男爵だからってぇ、下に見るなんてぇ!」

もーやだ。何こいつ。
クルトなんか半眼で怒りを抑えてるのに。
このままだとこいつが先に爆発しそうだ。それに、オレの頭痛も酷くなってきている。

「それだけならば、私は行きますね」

付き合いきれん、と切り捨てようとしたその時。

「え? ちょ、ちょっと! 本当に行くの?!」
「うん?」
「あ」

焦りすぎたシャルロッタからネコが一斉に飛び出していった。
しばらくお互いが見つめ合っていると「あ、えっと…」とおろおろとしだすシャルロッタ。
ふむ。

「ネコはそのまま遊ばせていただけるならいいでしょう。お話、聞きましょうか」
「スヴェン様」
「いいだろう? 素の彼女ならば」
「…わかりました」
「と、いう訳で。素でお話ししましょうか」

にこりと微笑みながらそう言えば、ネコがいなくなったシャルロッタが「分かったわよ」と肩を竦めた。



誰もいない教室へとシャルロッテを招き入れると、既にいた先生は目を見開いた。

「スヴェン君…?」
「ああ、すみません。彼女、私に話があるようで」
「え?」

どういうこと?と先生の頭が左右に動く。
そりゃそうだろう。
なんせここはオレ専用の教室なのだから。当然ここはオレとクルト、先生以外は入れない。
だが、オレが招き入れれば入れてしまう。そして例外的に、緊急の場合は誰もが入れる。

緊急―つまりはオレの命にかかわることなのだが。

今のところは何かがあってもクルトが対応するから問題はない。
オレ的には問題がありまくりなんだが。

「うぅ…先生、怖いですぅ…」

マタタビでも蒔いたのか?というくらい速さでネコが戻ってきた。
しかもご丁寧に涙まで浮かべて。

「ど、どういう…?」
「すみません、先生。午後からの授業はなくしてもよろしいでしょうか?」
「君がそういうのなら…」
「ありがとうございます。先生」

午後の授業をすべてキャンセルする、なんてこと普通は出来ないけど父がいろいろ手を回しているのか、オレがそう言えばそうなってしまう。
先生も仕事なんだろうけど。すまない。
ちらちらとオレとくすんくすんと泣きまねをしているシャルロッタを見ながら、片付けていく先生。
そして。

「ドアは開けておいた方がいい」
「ありがとうございます。先生。ですが私は口輪と拘束具こんな状態で襲う、なんて行動は不可能ですからご安心ください」

そう言ってにこりと微笑めば、不安そうな表情を浮かべながらクルトを見ている。
その視線に気付いたクルトは感情をそぎ落とした表情で先生に告げる。

「私はスヴェン様以外に手を触れようなどと考えておりません」
「そう、だな。君なら安心…か?」

半疑問形でそう告げると、オレたちを残して教室から出ていく。
ぱたん、とドアが閉まると同時に魔法が発動。
結界が張られ、魔法が使えなくなる。

「ま、そういう訳だ。いい加減、泣きまねはやめたらどうだ?」

拘束具を付けたまま、お気に入りのソファに座ればクルトは大人しく後ろで待機する。
ちなみにオレ専用の教室。ほとんどここから出られないから好きなようにカスタマイズを楽しんでいる。
ワンルームの空間に机と黒板、それにソファとテーブル。本棚もあったりして一日を快適に過ごせるようになっている。
かれこれ2年、ここにいるからな。

「なにここ。あたしの部屋より広い」
「一応公爵家だからな。やりたい放題だ」
「ずるくない?」
「それで?」

またもやネコが散っていったシャルロッタに、にやりと笑えば「あんただけ座るの?」と言われそこに座れ、とどこにでもあるような椅子に座るように告げる。

「あたしもそっちがいいんだけど」
「悪いが距離が近いとクルトがうるさいんだ」
「ねぇ。アンタやっぱりドMなの?」

眉を寄せてそう口にするシャルロッタ。
まぁ、オレの事情を知らなければそうなるか。

「クルト」
「スヴェン様」

途端、膨れ上がった殺気を感じクルトを見れば、ぐるぐると喉を鳴らす肉食獣のような表情を浮かべている。
落ち着けって。

「いい子で待ってれば、よしよししてやるから」
「…絶対ですよ?」
「ああ」

なら、としぶしぶ殺気を消して大人しくなったクルトを見て、シャルロッタが「うっわ。キッモ」と嫌悪感を露にする。

「あんたたちホモなわけ? 最悪」
「ホモではないな」
「でもあんた、ご飯とか口移しで食べてるんでしょ? きっしょ」

うえ、と舌を出すシャルロッタに肩を竦めると同時にため息を吐く。

「話とはそのことか? 終わったなら出て行ってもらおうか」
「違うに決まってんでしょ?」
「ならさっさと話せ」

クルトが怒る前に、と最後に心で付け足せば、どっかと椅子に座って足を組む。

「あんた、死にたいんだって?」
「ふむ。アルトゥルにでも聞いたか?」
「うん」
「それで?」

何が言いたいのか分からないが、とりあえず話を聞くことにする。

「あんたさ、転生者でしょ?」
「………………」

シャルロッタのその言葉に瞳を細めれば、こいつもそうだと理解する。

「あはっ! やっぱり!」
「オレがそうだとしたら…なんだ?」
「やだ! そんな顔しないでよ! あ、そうだ。聞きたいことがあるんだけど」
「何だ?」
「あんた、妹いない? ソニアっていうんだけど」
「ふむ?」

妹。
両親に何度もそう言ったがそれが実現した事実はない。

「クルト」
「はい」
「オレに妹はいるのか?」
「いませんね」
「嘘!」

クルトの言葉に、シャルロッタが椅子から立ち上がりオレを見つめる。

「嘘、と言われてもな」
「旦那様は外に女を作ってもいませんからね」
「と、いうことらしいが?」

そうシャルロッタに水を向ければ、ぽかんとしている。
おい。アホ面。

「え? ホントに?」
「ああ。オレに妹も弟もいない」
「う…そ…。どうなってんの?」

椅子に勢い良く座るとなにやらぶつぶつと呟き始めてしまった。
何を言っているか分からないが、頭の中の整理がつくまで静かにしているか。
それまで何をしようか。本を読むか、クルトで遊ぶか…。
結局、クルトの頭を撫でて遊ぶことにしたオレは、ごろごろと喉を鳴らしそうに気持ちよく瞳を閉じる彼の頭をひたすらに撫でていた。

「え? じゃあ、あんたが悪役なの?」
「うん?」

体感的に数十分。実際は数分。
急にそう話し出したシャルロッタに、今度はオレが首を傾げる番になる。
悪役?

「そうでしょ? あんたがソニアの代わりでしょ?!」
「ふむ」

確かに生れ落ちる前に、あいつが「今、人気の悪役よ?」と言っていたことを思い出した。
なるほど。「悪役」はここに繋がるのか。

「なんか心当たりがあるみたいだけど」
「ない、とはいえないな」
「じゃあ! やっぱりあんたが悪役じゃない!」
「それについて少々聞きたいことがある」
「なによ!」

おっと。
瞳を吊り上がらせてオレを見るこいつに、少し驚く。
するとクルトが、今がチャンスと言わんばかりに「スヴェン様、こわーい」と抱きついてくる。
さっきまで頭を撫でさせてもらっていたからな。これくらいは許そう。
けどな。

「おい」
「なぁんですかぁ~? スヴェン様~?」
「頭に頬擦りまでは許してない」
「ええ~? いいじゃないですか~。スヴェン様いい匂いする~」
「ふんっ」
「んぐっ?!」

上半身を捻って拘束された手でクルトの脇腹を殴れば、そこを押さえてソファの背もたれにしがみつく。
調子に乗るな。

「あんたバカにしてんの?」
「バカだとは思うがバカにはしてない」
「はぁ?!」

おっと。あまりにもイライラが溜まりすぎて本音を包んでいた包装紙を破ってしまった。
反省、反省。

「それで、聞きたいことがあったんだ」
「だから! 何なのよ!」
「君は、ここがどこなのか分かっているのか?」
「はぁ?」

おっと。
心の底から意味が分からない、という「はぁ?」が出たな。

「あんたマジで言ってんの?」
「分からないから聞いているんだけどね」
「はぁ…なるほど。それなら悪役云々が分からないのも分かったわ」

額に手のひらを乗せて大きなため息を吐くシャルロッタ。そんな彼女をただにこにこと見ているオレ。それに、脇腹を押さえて痛みに震えているクルト。
そんなに強く殴った覚えはないが…。そんなに痛がるとは思わなかった。

「クル…」
「『乙女は運命の歯車を回す』」
「は?」

クルトのことに気を取られていてこいつの言葉を聞き逃した。
今、なんと?

「なんて?」
「『乙女は運命の歯車を回す』っていう乙女ゲー、知らないの?」
「おとめ…げー?」
「マジかよ。あんたの中身、おっさんでしょ?」
「…君からしたらそうなるか」

頭を揺らせばからからと音がしそうな君からするとね、という言葉は飲み込んで。

「おっさんなら知らなくて当然か。ここは『オトマワ』っていうスマホアプリの世界だよ。分かった? おっ・さ・ん♡」
「『オトマワ』…おとめげー…」

シャルロッタの言葉を呟くと、ようやく『そういうこと』だと理解した。

「なるほど。今流行の『異世界転生』ものか」
「今頃、気付いたのー? ウケルー」

そう言って大きく口を開き、けらけらと笑う彼女は『淑女』とは程遠い。
現代日本ならば咎める者はいないだろう。
ふむ。だが、ここがどんな世界なのかはっきりした。

「あ、そこでさー。うちら、協力しない?」

そう告げるシャルロッタの言葉に、オレは口元を歪めていた。
痛みで震えているクルトの視線が彼女に向いていることに気付かずに。



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