よくある話をしよう

マンゴー山田

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「あっ、あっ!」
「ショーマはここぐりぐりされるの好き?」
「すき…! オルのちんこで、おく、ぐりぐりされるのすきぃ!」

あー。気持ちいい。

はい。
ただいまオルのちんこが俺の中でじゅぽじゅぽ大暴れ中ですよ。

いやー、まさかするっと入るとは思わなかったわ。
流石にそこを舐めるって言われた時は「それだけはやめろ」と真顔になったけど、オルは「匂いとか気になるの?じゃあ、綺麗にしよっか」と告げると魔法で汗も唾液も精液もまるっと綺麗にしやがった。

魔法ってすげーのな。

初めてかけてもらったけどこれで風呂に入ったのと同じだと言われたらビックリするよなー。
けど、オルが言うには俺が寝てから毎夜こっそりこの魔法をかけてたみたいだ。
なんでこっそりかけんだよー。
起きてるときにやってくれれば毎回感動するのに。
それにこれよりももっと感動したのは腹の中身を綺麗にする魔法。
つまり便秘が解消する、というものだ。
便秘に悩む人からすればまさに魔法。
実際魔法なんだけど。
それをかけてもらって準備万端。
けど舐めるのだけはマジでやめてくれ、と言ってみたが結果は言わずもがな。
うん。オルの犬のような「くーん」攻撃に負けた。
というか俺も射精した後の頭と身体だったから「もう、気持ちよければなんでもいい」状態だった。
地面にオルの服を敷いて(俺はそれはちょっとと渋ったが、気にすることはないよと押し切られた)そこに後ろ向きに四つん這いになって舐められたわけですよ。

気持ちよかった。

初めは恥ずかしすぎて早く終われって思ってたけど、皺を舐められるたびにぞくぞくとして気持ちよくなっちゃってさ…。
外を舐められるだけで膝ががくがくしだすんだもん。びっくりだよ。
そんで舌を入れられてぐにぐにと上下に動かされたら恥ずかしさよりも気持ちいい方が勝っちゃってね…。
でも想像してみたらすごい画だよな。
イケメンが俺の尻の穴を舐めてるんだぜ?

それだけで素直な俺のちんこ大興奮。

唾液で濡らしながらほぐしてたらしいけど、時折「じゅるじゅる」って何かを吸われる音にびくりと肩が跳ねる。
腹の中は何もないはずだからアレを吸っているとは思えない。
じゃあ何を吸っているのかって話だけど、オル曰く「ショーマのここ濡れるんだね」って言われたから俺から分泌されている何かを吸っているんだろう。
それが何かを気にしてはならないと本能が告げてくるから気にしないことにする。
まぁそれも気持ちいいから問題はないんだけど。

それでそのままの体勢で待ってると、直ぐにオルのちんこの先がそこに押し当てられた。
「え? 大丈夫なのか?」と思ったが「そのまま力を抜いていて」との言葉を信じ、息を吐き身体から力を抜いているとオルのちんこがめり込んできた。
思わず「ひっ!」と喉が引き攣った声が出たよね。
坐薬ぐらいなら入れたことはあるけどそれとは比べてもしょうがない物量を尻の穴に入れようとするんだ。
本当に大丈夫なのかと不安になったが「大丈夫、ショーマは傷一つ付けなから」という心強いオルの言葉に励まされながら息を吐く。
すると「ぬるっ」と先端がめり込んだ感覚に背中がしなった。

「うー…っ、うぅー…」
「大丈夫、大丈夫。苦しいと思うけど先っぽは入ったから」

よしよしと尻を撫でられるけど、どうせ撫でるなら頭がよかった…。
思いの外しゅんとしたのか、尻を撫でるのをやめて頭を撫でてくれる。
やっぱオルに撫でらるの好きだなー。

「んっ、んあぁ!」
「ああ、ごめんね」

頭を撫でられるのと同時に、ぐぐっとちんこが入ってきた。
わざとっぽいけどわざとじゃないんだろうなー。
なんて思いながら撫でられる気持ちよさにうっとりとしていたら、そこに違和感を感じた。

「んぁ?」
「大丈夫?」
「ん、大丈夫…。けどなんか…」

ぞわっとしたというかなんというか。
なんと言えばいいのか分らず首をひねっていると、オルは何か知っているのか「ふむ」と頷いた。
なんだよ。気になるじゃねぇか。

「そこは後で教えてあげる。今は…」
「あっ、あっ」

言いながらぐいぐい腰を進めてくるから、ちんこがどんどん入ってくる。
狭い所をみちみちと抉じ開けられる感覚はなんとも言えない。
お腹が苦しくなって、はっ、はっと短く呼吸をくる返すとオルが止まった。
全部入ったのかは分からないけど、物足りなさを感じていた胎が少し満たされたみたいにそこから幸福感がじんわりと溢れてくる。
思わず下腹部を手で擦れば、中にあるオルを感じてふ、と笑みが浮かぶ。

「―――~っもう! 君ってやつは…っ!」
「は?」

俺の行動を見ていたオルが突然背中に額を付けてぐりぐりと頭を振り悶え始める。
何だよ、どうしたんだよ急に。
変な奴だな、と思っていると腹を擦る俺の手にオルの手が重なって、それにどきりと心臓が跳ねた。

「分かる? 俺のがここにあるの」

顔を上げたらしいオルの唇が耳元に触れ、声が直接脳へと流れてくる。
こいつ、顔だけじゃなくて声もいいんだよ。
なんか腹立つな。
まぁ今、立ってるのは腹じゃなくてちんこだけどな。
その手をゆっくりと撫でられれば、再び胎がきゅんきゅんとしだす。

これホントに何なんだろうな。

入れることは理解していても、受け入れる側の知識なんかほとんどないからな。
寧ろあるやつの方が少ないと思うが。
そういや高校入ってすぐに、叔父さんから「おう! 入学祝だ!」と何冊かBL本を渡された時には流石に殺意が湧いたけど、それとは別に入学祝を貰ったから許した。
んで、そのBL本。
なぜ男同士のセックスを見なきゃならんのだ、ということで読まずに放置してしまったのを今にして後悔している。
もし読んでいたら俺のこの腹がきゅんきゅんする現象も分るかもしれないのに。
俺の知識はその叔父さんに与えられた本やゲームの中の異世界関係しかないのだ。

「ショーマ」
「ふぇ?」

すんすんと首筋の匂いを嗅いでいたオルが急に名前を呼ぶものだからおかしな声が出てちゃったじゃないか。
すると腹を撫でていた手が奥へと伸びて、まるで両腕で腹を抱えられる体勢になる。
あ、オルの乳首勃ってるな。
密着したおかげで背中に当たるそれに、にまにましていると、ぐんっと身体を持ち上げられた。

苦しいのは一瞬。

「ああああああぁ…っ!」

次に襲われたのは中を擦られる感覚と、尻に当たる皮膚とは違う感触。
そして、両膝を持ち上げられ足を広げられる。

「ひ、あ…っ、ああぁ…!」
「んっ、全部入ったよ。ショーマ」

ちゅっと頬にキスを落として落ち着かせてくれてはいるけど、中への圧迫がさっきの比ではない。
はぁはぁと息を浅く繰り返しながら俺が落ち着くのを待ってくれるオル。
どくどくと中で脈打つのが分る。
腹を早く上下に動かしているとちゅ、ちゅと顔にキスの雨を降らせてくる。
それが酷く安心できて、オルの胸に背中を預ければほっと息を吐く。

「ショーマの中、とろとろだね。気持ちいい」
「んっ、きつく…ねぇ?」
「大丈夫。俺のをおいしそうに舐めしゃぶってくれてる」

ふふっと笑うオルの頬も上気して赤みが強くて可愛いなーと思う。
でも痛くはないみたいだけど、どことなく違和感があるなーって思えるほどにはオルのことは分ってる。

まぁ男だったら入れた以上早く動きたいよなー…。

俺のせいで動けないとかね…すまないな。オル。
膝を持ち上げられて腹が圧迫されて苦しいけど、俺の方もだいぶ落ち着いてきたし『待て』ができた良い子にはご褒美をあげなきゃな。
だがそれにしては若干不安なことがある。

オルに足とちんこと背中で支えられているとはいえ、不安定なんだ。

俺も早く動いてほしいとは思うんだが、いかんせん体勢が…。

「な、ぁ…オル…」
「どうしたの? 苦しい?」
「それもあるけど、さ…。もうちょっと安定した体勢がいいな…って」

わがまま言ってごめんなー。
オルのことだから落とす、なんてことはしないと確信はしてるけど怖いんだよー。

「そっか。気付かなくてごめんね」
「ん…俺の方こそごめんな。全部やってもらってるのに」

上げ膳据え膳で本当に申し訳ない。
俺んちは自分でできることはやれってスタンスだったからさ。
人にあれこれやられるのは慣れてないから、あれこれやられるとどうしたらいいのか分らなくなってしまう。

「ショーマのせいじゃないよ。俺が早くショーマの中に入りたかったから」

くうぅ!
なんだこの性格までイケメンは!
聖女に対しては真逆だけどな!

すりすりと俺の頭に頬を擦りよせて足を下ろされるとほっとする。
すると腕が腹に回って抱き締められる。

あー。
これいいなー。
背中が寂しくない。
ついでに胎も寂しくない。
逞しい胸に後頭部をぐりぐりしながら甘えれば「ん゙っ」という何とも言えない声が聞こえたような気がするが気にしない。

「これで大丈夫?」
「ん、これいい。好き」
「よかった。じゃあ…動いてもいい?」

だから耳元でエロボイスを囁くな!
声も好きなんだって!

思わずわっと顔を手で覆うと「やっぱりもう少し待つ?」とオルがおろおろし始める。
すまん。違うんだ。
お前の声に身悶えてただけなんだ。

「だいじょ…ぶ」
「本当に? 無理してない? なんだったらやめる?」

おい。
この状況でやめたら俺もオルも辛いだろ。
若干オルのちんこが萎えたような気がするが、ガン勃ちよりも少し元気がなくなっただけでは普通のそれと変わりない。
つか萎えてもでかい。
てかそれが入ってること自体がすごいことなんだよ。
頑張ったな。俺の穴。

「やめんな…バカ」
「ふぐ…っ!」
「あっ、ちょ、大きくすんな!」

萎えたと思った? 残念!おっきくなったよ!
ってうるせぇよ!
ちょ、さっきより大きい感じがするんですけどオルさん?!

「ショーマはどうしてそんな可愛いことばっかりするのさ…」
「? 俺なんかしたのか?」
「うん、そういうところも好き」

どういうことだよ。
オルの言っている事が時々分らんが、オルが嬉しそうならいっか。

はぁ。
俺も大概だよなー。

「で? 動くのか? 動かないのか?」
「動きたい」
「よしよし。なら早く動いてくれよ。俺も咥えてるだじゃ物足りないんだ」
「っぐ…ショーマはまたそういう…!」
「だからどういうこと…っぁあ!」

俺が言い終える前に、身体が浮き上がる。
そして…。

「んああっ! ぁぁっ!」

そのまま落下すると奥に先端が当る。

ヤバ…っ!

一突きでこれかよ…っ!
耐えられるかな…俺…。

「あっぁ、あ…あん…っ!」

浮き上がっては道が狭まり、落とされることで強引に道を拓かれる。
それが何度か繰り返さるたびに、ぱちゅぱちゅという音と乱れた呼吸が聞こえるまでになった。
ずるりと抜かれるときは音はしないのに、ずぶりと押し入る時には尻とオルの腿が当る音がする。
俺から出た液がオルのちんこで掻き出されて尻と腿を濡らして、にちゃにちゃという音も足されてエロさが増していく。

「あっ、あっ、おる…っ、おるぅ…っ!」
「んっ、ショーマ、気持ちいい?」
「いい…っ! きもちい…っ! おるのちんこきもちいい…っ!」

ぱちゅぱちゅ、にちゅにちゅという音を立てながら抽挿を繰り返し、何度も俺の奥を、襞を擦りあげられ膝がびくびくと跳ねる。
それに腹に回された手が、時折下腹部を撫でてくれるのが嬉しい。

「あっ、んぅ…でそう…っ」
「うん、ショーマの中、きゅうきゅう締め付けてくるね」

はぁ、と熱い息を吐きながら胸へと伸ばされた手が不意にそれに触れた。

瞬間。

「ひああぁぁっ?!」
「―――っ?!」

ええええええええ。
俺もびっくりだけどオルもびっくりして出してるじゃん。

乳首に指が触れた瞬間、びりって電気みたいなものが走ったかと思ったらびゅるるって出た。
ついでに射精の勢いでオルのちんこを締め付けたようでつられて出ちゃったみたい。
なんせあのオルが呆然としてるからね。
予想外だったみたい。
いや、俺もまさかちんこじゃなくて乳首で射精するとは思わなかったけど。

はぁはぁと荒い息を吐きながらオルを見ればオルもまた俺を見ていた。
赤い瞳が少し潤んでエロいなー。

じゃなくて。

「今…」
「ショーマは乳首も弱いのか…。予想外だった」

やっぱり予想外だった。
なんかすまんな。

「ふふっ」
「どうした?」

急にオルが笑い出して、ぎょっとすれば「ごめんごめん」と肩を震わせながら、俺の肩に顎を乗せて下腹部を撫でた。

「ん? ここに俺の精子があるんだなって思ったら嬉しくて」
「あ…」

そうだ。
さっきは乳首で驚いて気にしなかったけど、中に出したってことはつまり。
それに気付くと顔が急に熱くなる。
耳まで熱いから顔は真っ赤だろう。

なんか急に恥ずかしくなってきた。

だってオルとセックスしたんだなってじわじわと実感してきたわけで。
いや、する前はなんていうかよく分からん状態だったからさ。
冷静になってみてようやく感情が追いついた、というかなんというか。

「ショーマの中にいるだけでも嬉しいのに」

そう言って再びふふって笑うオルが幸せそうで。
ああ、そうか。
幸せなんだ。

好きな人の一部が俺の中にあって、更に新しい命を宿す種を貰えたのだ。
それはきっと素晴らしいことなんだろう。
普通であれば。

男である俺は子種を貰っても畑がないから育んでやることはできない。
それでもオルは「嬉しい」と言ってくれる。

こいつ、どれだけ俺のことが好きなんだろう。

俺もオルのことは好きだぞ。
もちろんそう言った意味で。
それが間違っているとは思わなかったのは不思議だけど。
そういえば叔父さんが言ってたな。

「好きになった人の性別なんか関係ないんじゃないか?」

って。
あっちにいた時は「男なら女の子を好きになるのは当たり前」だと思ってたけど、オルに出会って、好きをいっぱい与えられて。
それが「当たり前」になって。
ついにはセックスして。

やっぱオルは陳腐だけど俺の「運命の人」なんだろうな。
オル以外と同じことができるかと問われれば勿論できないといえる。
オルだからハグもキスもセックスもできる。

「ショーマ、大丈夫?飛んじゃった?」
「ん…?だいじょぶ…。しあわせだなっておもってた」

オルの手に俺の手を重ねて笑えば「んんっ」とまた身悶え始める。
それすらも可愛くて。

「…オルさん」
「…ショーマが俺を喜ばせてくれるから」

短いクールダウンでしたね。
俺の中のオルさんが再び元気いっぱいになってる。

「俺もまだ足りないからもっかい。ね」
「ショーマ…!」

嬉しさのあまりすりすりと頬摺りしてくるオルの頬にちゅっとキスすると、赤い瞳が大きく見開いていて。

「オル、好きだぞ」

にっと笑えば、そのまま押し倒されて突き上げられては奥を抉られる。

「んっ、あ…、そこ…ぉ! そこ…らめ…っ!」
「うん、今日はここには入れないから安心してね」

なんて不安なことを言われながら揺さぶられ続けてはただ喘がされた。

その後4回戦までいくとは思わなかったよ…。
でも、たくさん出された腹が温かく感じるのは幸せを溜め込んだからかな、なんて思ったりして。


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