10 / 107
第二章
葬儀
しおりを挟む
━━それから部屋の中で、ウィルは剣士隊の細かな規則や仕事の内容の説明を受けたり、必要な書類にサインをした。
グリーンヒルに拠点を置く第3部隊は1班から10班までの、約50名で構成されている。主な仕事は、第2部隊の管轄であるグリーンヒル近郊から、更に外にいる魔物の討伐。または、援軍要請があれば支部隊に合流することもある。
「出動命令がなければ、トレーニングや講義や事務仕事、っていう感じかな。ここまでで何か質問はある?」
「1班のメンバーは、この3人だけなんですか?」
「あぁ、そうだった。それを忘れていたわ」
苦笑するリズの横から、ラリィがひょこりと顔を出す。
「隣の部屋に、ゼンとセイルって2人がいるんだ。2人ともすげーいい奴ら! ゼンも守護剣士なんだぞ」
「3人目の守護剣士……」
確か魔剣士だとカストは言っていた。魔法も扱える剣士はとても希少なのである、と。
「でも2人とも入院中。セイルはこの間の討伐中にケガして、1週間は病院から出てこれないんだってさ。ゼンも昨日なんとかって毒にやられて入院しちゃって。明後日退院だっけ?」
頷くリズ。
「だから今日は直接会わせてあげられないんだけど、少なくともこの馬鹿よりかはマトモな人たちだから安心して」
「そ。オレより断然マシだからな!」
何故か自信満々に胸を張るラリィに、ウィルは一抹の不安を覚える。
今日から本当に、この男とここで共同生活をしなければならないのだろうか。
「一応確認なんですけど、寮を出てひとり暮らしっていう選択肢は……?」
「残念ながら、入隊して3年間は原則寮生活よ」
「本当に残念です……」
リズの返答に、がっくりと項垂れるウィル。
「どうしたぁ? 元気出せよ! だいぶ遅くなったけど、昼飯食いに行くか。オレ、先輩だから奢るぞ!」
「行かねぇよ。荷物の整理とかしたいし、放っておいてくれ」
「手伝おうか?」
「いらないって!」
リズは苦笑いを浮かべながら2人のやり取りを眺めている。それから時計の針に目を向け、時刻を確認した。
「ウィル。今日は葬儀があるんじゃなかった? 時間は大丈夫?」
「葬儀って、例の練習生の? 今日なのか?」
アイザックとカストの話は、剣士隊の中でも既に有名になっていた。
「あー……」
アイザックの葬儀。あと少しで始まる時間だ。
「大丈夫です。行かないんで」
「行かないの?」
リズは意外そうに瞬きした。
「……そういう辛気臭いの、嫌いだし」
「そう……」
それ以上リズは何も言わなかった。ウィルと亡くなった練習生がどんな関係だったのか知らないし、無理強いすることでもない。
だが。
「行かなきゃダメっしょ」
ラリィがキッパリと言い放つ。
「練習生の間、一緒に過ごした仲間なんだろ? ちゃんとお別れしないと」
「いいって。そういうの、うざい」
「うざくてもいい!」
そう言ってラリィは、ウィルの手を引っ張ってその場に立ち上がらせた。ウィルはその手を乱暴に振り払おうとしたが、意外なほどの力で掴まれていて解けない。
「ちゃんと気持ちに整理をつける為にも、葬儀には行くんだ。別れの挨拶だけでもいいし、感謝の言葉でもいいし、とにかくなんでもいい。相手の顔を見て、言いたい事が言える最後のチャンスなんだぞ!」
「……」
言いたいことなら山ほどある。
だけど、棺に入った姿など見たくはない。それを見たら、きっとまた━━
「え、ちょっ、何やってんだ!?」
気付くとウィルの両手と両足が、赤いリボンで縛られていた。
「リズ。葬式の場所は?」
「練習生の宿舎の近くの教会」
「よし。じゃあ、行くぞ!」
「はぁ!? 行かないって言って……」
ラリィはひょいっと肩にウィルを担ぎ上げ、部屋を飛び出して行った。
その後ろ姿を見送るリズは、呆れた顔で小さく息を吐く。
「……ホント馬鹿」
「ふざけんなっ! 今すぐ降ろせ!」
「降ろしたら行かないって駄々こねるだろ?」
ウィルは担がれたまま全力で体を捩って抵抗するが、ラリィは頑なにウィルを放そうとはしない。
「ガキ扱いするな!」
「葬儀に行きたくないなんて、ガキの言うことじゃん」
「……っ」
言葉に詰まるウィル。
「12歳だっけ? 何をそんなに背伸びしてんのか知らねーけど、お前はまだガキなの。オレだってまだまだガキだし。ガキはガキらしく、辛い時は泣いて、楽しい時は笑えばいーんだよ」
「くっそ……っ!」
これ以上反論すればそれこそみっともない子供のようで、ウィルは口を閉ざす。
「それにしてもお前、軽いなぁ。ちゃんと飯食ってんのか? あ、背が低いからか」
「……あとでリズ先輩に、セクハラされたって言いつけてやる」
「お。いいね『リズ先輩』! オレも先輩って呼んでよ」
「死んでも呼ばねーよ!」
ウィルは担がれたまま、緩やかな坂道を下っていく。そのうち住宅街に入り、繁華街に出るだろう。そうすれば必然的に人目も増える。
「……ちゃんと行くから、降ろせよ」
「逃げないって約束するか?」
「するから!」
ウィルを地面に降ろし、手足のリボンを解いていくラリィ。そんな彼を、ウィルは奇妙なものを見るような目で見ている。
両親の葬儀の時ですら、ここまで強引なことはされなかったというのに、この男はメチャクチャだ。隙を見て逃げ出したとしても、絶対に追ってくるだろうという恐怖すら感じる。
観念してウィルは、教会に向かって歩き出した。
━━本当に葬式に出るつもりはなかったから、ウィルの服はそのままだったし、遺族にかける言葉だって用意していなかった。
アイザックに言いたいことは沢山ある。しかしきっと、こういう場所で言うような言葉ではないのだろう、とウィルは思う。
今までありがとう、とか。
ずっと忘れない、とかーー
そういうことを言うのがセオリーなのだろうと思うけれど、それは自分自身の言いたいことでは無い気がした。
だからどうすればいいのかわからなくて、棺の手前で足を止める。
あと1歩進めば、棺の中のアイザックが見える。
ウィルは棺から目を逸らすように、その周りにいる人たちに視線を向けた。
声を上げて泣いているのは、母親だろうか。その人の肩に手を置いているのは父親だろう。静かに俯いている師範や講師たち。陽気で明るい寮母たちも泣いている。練習生たちも赤い目をしていて、第3部隊長ライトの姿もある。
「ウィル。来たのか」
ウィルに気付いたイアンが、どこかほっとした顔でやって来た。
「本当に来なかったら恨んでいたところだった。もっと近くまで行ってやれよ」
「いや……俺はここで……」
「ウィル」
背中を押され、1歩前へ進む。
アイザックの顔が見えた。静かに瞼を閉じた、白い顔。胸元までまで白い布を被せられ、白い献花に囲まれている。
(『ただ寝ているだけみたいだ』ってよく聞くセリフだけど……あれって本当なんだな)
そんなことが頭をよぎった。
「アイザック。やっとお前のライバルが到着したぞ」
イアンが静かに声を掛ける。
「本当に、馬鹿みたいにウィルをライバル視してたよなぁ。稽古で負けた日は機嫌が悪いのなんのって」
沢山勝負を挑まれた。打ち合い稽古はもちろん、腕立て伏せの回数や、実地訓練では倒した魔物の数。ご飯のおかわりの回数まで競われたことがあった。
「……大人気ねぇんだよ」
ポツリと声を漏らしたら、何かが胸の奥から勢いよく湧き上がってきた。
両親の事を思い出そうとした時と同じ、喉の奥が痛くなるあの感じ。いつもなら唾を飲み込んで堪えるけれど、顔を見てしまったら、堪える事ができなかった。
「いつも絡んできやがって、本当に鬱陶しいんだよ、お前」
今にも起き上がってきて、『鬱陶しいのはてめぇの方だ』とでも言いそうなのに、当たり前だけれど、アイザックは動かない。
「何とか言えよ! あっさり死んでんじゃねぇよ、ふざけんな! 剣士になるんじゃなかったのかよ! 俺はなったぞ! しかも守護剣士だ! 羨ましいだろ? 悔しいだろ!? だったら早く起きろよ!」
言葉と一緒に、涙が溢れた。
「俺を……っ!」
分かっていた。葬儀でアイザックの顔を見たら、リズの前で泣いた時のように、気持ちが止まらなくなること。
でも、もういい。我慢するのはもう疲れた。
「俺をまた独りにするなよ……!」
「ウィル……」
いつの間にかライトがウィルの隣に立っていて、その肩に手を乗せた。
出会った頃のウィルが、ライトの頭をよぎる。
両親を失ったばかりだと言うのに、この少年は泣いていなかった。一度も涙を流さず、両親の葬儀にも出なかったのだと聞いた。暗い目をして、何もかもどうでもいいのだと呟いたあの声が、今もライトの耳に残っている。
「……ウィルを泣かすなんて、最後の最後にアイザックの勝ちだな」
自分も涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、イアンが笑う。
「うるせーよ……」
袖で涙を拭い、ウィルも笑う。
そして今度こそしっかりとアイザックの顔を見た。忘れないように。脳裏に焼き付けるように。
グリーンヒルに拠点を置く第3部隊は1班から10班までの、約50名で構成されている。主な仕事は、第2部隊の管轄であるグリーンヒル近郊から、更に外にいる魔物の討伐。または、援軍要請があれば支部隊に合流することもある。
「出動命令がなければ、トレーニングや講義や事務仕事、っていう感じかな。ここまでで何か質問はある?」
「1班のメンバーは、この3人だけなんですか?」
「あぁ、そうだった。それを忘れていたわ」
苦笑するリズの横から、ラリィがひょこりと顔を出す。
「隣の部屋に、ゼンとセイルって2人がいるんだ。2人ともすげーいい奴ら! ゼンも守護剣士なんだぞ」
「3人目の守護剣士……」
確か魔剣士だとカストは言っていた。魔法も扱える剣士はとても希少なのである、と。
「でも2人とも入院中。セイルはこの間の討伐中にケガして、1週間は病院から出てこれないんだってさ。ゼンも昨日なんとかって毒にやられて入院しちゃって。明後日退院だっけ?」
頷くリズ。
「だから今日は直接会わせてあげられないんだけど、少なくともこの馬鹿よりかはマトモな人たちだから安心して」
「そ。オレより断然マシだからな!」
何故か自信満々に胸を張るラリィに、ウィルは一抹の不安を覚える。
今日から本当に、この男とここで共同生活をしなければならないのだろうか。
「一応確認なんですけど、寮を出てひとり暮らしっていう選択肢は……?」
「残念ながら、入隊して3年間は原則寮生活よ」
「本当に残念です……」
リズの返答に、がっくりと項垂れるウィル。
「どうしたぁ? 元気出せよ! だいぶ遅くなったけど、昼飯食いに行くか。オレ、先輩だから奢るぞ!」
「行かねぇよ。荷物の整理とかしたいし、放っておいてくれ」
「手伝おうか?」
「いらないって!」
リズは苦笑いを浮かべながら2人のやり取りを眺めている。それから時計の針に目を向け、時刻を確認した。
「ウィル。今日は葬儀があるんじゃなかった? 時間は大丈夫?」
「葬儀って、例の練習生の? 今日なのか?」
アイザックとカストの話は、剣士隊の中でも既に有名になっていた。
「あー……」
アイザックの葬儀。あと少しで始まる時間だ。
「大丈夫です。行かないんで」
「行かないの?」
リズは意外そうに瞬きした。
「……そういう辛気臭いの、嫌いだし」
「そう……」
それ以上リズは何も言わなかった。ウィルと亡くなった練習生がどんな関係だったのか知らないし、無理強いすることでもない。
だが。
「行かなきゃダメっしょ」
ラリィがキッパリと言い放つ。
「練習生の間、一緒に過ごした仲間なんだろ? ちゃんとお別れしないと」
「いいって。そういうの、うざい」
「うざくてもいい!」
そう言ってラリィは、ウィルの手を引っ張ってその場に立ち上がらせた。ウィルはその手を乱暴に振り払おうとしたが、意外なほどの力で掴まれていて解けない。
「ちゃんと気持ちに整理をつける為にも、葬儀には行くんだ。別れの挨拶だけでもいいし、感謝の言葉でもいいし、とにかくなんでもいい。相手の顔を見て、言いたい事が言える最後のチャンスなんだぞ!」
「……」
言いたいことなら山ほどある。
だけど、棺に入った姿など見たくはない。それを見たら、きっとまた━━
「え、ちょっ、何やってんだ!?」
気付くとウィルの両手と両足が、赤いリボンで縛られていた。
「リズ。葬式の場所は?」
「練習生の宿舎の近くの教会」
「よし。じゃあ、行くぞ!」
「はぁ!? 行かないって言って……」
ラリィはひょいっと肩にウィルを担ぎ上げ、部屋を飛び出して行った。
その後ろ姿を見送るリズは、呆れた顔で小さく息を吐く。
「……ホント馬鹿」
「ふざけんなっ! 今すぐ降ろせ!」
「降ろしたら行かないって駄々こねるだろ?」
ウィルは担がれたまま全力で体を捩って抵抗するが、ラリィは頑なにウィルを放そうとはしない。
「ガキ扱いするな!」
「葬儀に行きたくないなんて、ガキの言うことじゃん」
「……っ」
言葉に詰まるウィル。
「12歳だっけ? 何をそんなに背伸びしてんのか知らねーけど、お前はまだガキなの。オレだってまだまだガキだし。ガキはガキらしく、辛い時は泣いて、楽しい時は笑えばいーんだよ」
「くっそ……っ!」
これ以上反論すればそれこそみっともない子供のようで、ウィルは口を閉ざす。
「それにしてもお前、軽いなぁ。ちゃんと飯食ってんのか? あ、背が低いからか」
「……あとでリズ先輩に、セクハラされたって言いつけてやる」
「お。いいね『リズ先輩』! オレも先輩って呼んでよ」
「死んでも呼ばねーよ!」
ウィルは担がれたまま、緩やかな坂道を下っていく。そのうち住宅街に入り、繁華街に出るだろう。そうすれば必然的に人目も増える。
「……ちゃんと行くから、降ろせよ」
「逃げないって約束するか?」
「するから!」
ウィルを地面に降ろし、手足のリボンを解いていくラリィ。そんな彼を、ウィルは奇妙なものを見るような目で見ている。
両親の葬儀の時ですら、ここまで強引なことはされなかったというのに、この男はメチャクチャだ。隙を見て逃げ出したとしても、絶対に追ってくるだろうという恐怖すら感じる。
観念してウィルは、教会に向かって歩き出した。
━━本当に葬式に出るつもりはなかったから、ウィルの服はそのままだったし、遺族にかける言葉だって用意していなかった。
アイザックに言いたいことは沢山ある。しかしきっと、こういう場所で言うような言葉ではないのだろう、とウィルは思う。
今までありがとう、とか。
ずっと忘れない、とかーー
そういうことを言うのがセオリーなのだろうと思うけれど、それは自分自身の言いたいことでは無い気がした。
だからどうすればいいのかわからなくて、棺の手前で足を止める。
あと1歩進めば、棺の中のアイザックが見える。
ウィルは棺から目を逸らすように、その周りにいる人たちに視線を向けた。
声を上げて泣いているのは、母親だろうか。その人の肩に手を置いているのは父親だろう。静かに俯いている師範や講師たち。陽気で明るい寮母たちも泣いている。練習生たちも赤い目をしていて、第3部隊長ライトの姿もある。
「ウィル。来たのか」
ウィルに気付いたイアンが、どこかほっとした顔でやって来た。
「本当に来なかったら恨んでいたところだった。もっと近くまで行ってやれよ」
「いや……俺はここで……」
「ウィル」
背中を押され、1歩前へ進む。
アイザックの顔が見えた。静かに瞼を閉じた、白い顔。胸元までまで白い布を被せられ、白い献花に囲まれている。
(『ただ寝ているだけみたいだ』ってよく聞くセリフだけど……あれって本当なんだな)
そんなことが頭をよぎった。
「アイザック。やっとお前のライバルが到着したぞ」
イアンが静かに声を掛ける。
「本当に、馬鹿みたいにウィルをライバル視してたよなぁ。稽古で負けた日は機嫌が悪いのなんのって」
沢山勝負を挑まれた。打ち合い稽古はもちろん、腕立て伏せの回数や、実地訓練では倒した魔物の数。ご飯のおかわりの回数まで競われたことがあった。
「……大人気ねぇんだよ」
ポツリと声を漏らしたら、何かが胸の奥から勢いよく湧き上がってきた。
両親の事を思い出そうとした時と同じ、喉の奥が痛くなるあの感じ。いつもなら唾を飲み込んで堪えるけれど、顔を見てしまったら、堪える事ができなかった。
「いつも絡んできやがって、本当に鬱陶しいんだよ、お前」
今にも起き上がってきて、『鬱陶しいのはてめぇの方だ』とでも言いそうなのに、当たり前だけれど、アイザックは動かない。
「何とか言えよ! あっさり死んでんじゃねぇよ、ふざけんな! 剣士になるんじゃなかったのかよ! 俺はなったぞ! しかも守護剣士だ! 羨ましいだろ? 悔しいだろ!? だったら早く起きろよ!」
言葉と一緒に、涙が溢れた。
「俺を……っ!」
分かっていた。葬儀でアイザックの顔を見たら、リズの前で泣いた時のように、気持ちが止まらなくなること。
でも、もういい。我慢するのはもう疲れた。
「俺をまた独りにするなよ……!」
「ウィル……」
いつの間にかライトがウィルの隣に立っていて、その肩に手を乗せた。
出会った頃のウィルが、ライトの頭をよぎる。
両親を失ったばかりだと言うのに、この少年は泣いていなかった。一度も涙を流さず、両親の葬儀にも出なかったのだと聞いた。暗い目をして、何もかもどうでもいいのだと呟いたあの声が、今もライトの耳に残っている。
「……ウィルを泣かすなんて、最後の最後にアイザックの勝ちだな」
自分も涙と鼻水でぐしゃぐしゃになりながら、イアンが笑う。
「うるせーよ……」
袖で涙を拭い、ウィルも笑う。
そして今度こそしっかりとアイザックの顔を見た。忘れないように。脳裏に焼き付けるように。
21
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黄金の魔導書使い -でも、騒動は来ないで欲しいー
志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。
そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。
‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!!
これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。
「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
あの味噌汁の温かさ、焼き魚の香り、醤油を使った味付け——異世界で故郷の味をもとめてつきすすむ!
ねむたん
ファンタジー
私は砂漠の町で家族と一緒に暮らしていた。そのうち前世のある記憶が蘇る。あの日本の味。温かい味噌汁、焼き魚、醤油で整えた料理——すべてが懐かしくて、恋しくてたまらなかった。
私はその気持ちを家族に打ち明けた。前世の記憶を持っていること、そして何より、あの日本の食文化が恋しいことを。家族は私の決意を理解し、旅立ちを応援してくれた。私は幼馴染のカリムと共に、異国の地で新しい食材や文化を探しに行くことに。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
王弟が愛した娘 —音に響く運命—
Aster22
恋愛
弟を探す旅の途中、身分を隠して村で薬師として生きていたセラは、
ハープの音に宿る才を、名も知らぬ貴族の青年――王弟レオに見初められる。
互いの立場を知らぬまま距離を縮めていく二人。
だが、ある事件をきっかけに、セラは彼の屋敷で侍女として働くことになり、
知らず知らずのうちに国を巻き込む陰謀へと引き寄せられていく。
人の生まれは変えられない。
それでも、何を望み、何を選ぶのかは、自分で決められる。
セラが守ろうとするものは、弟か、才か、それとも――
キャラ設定・世界観などはこちら
↓
https://kakuyomu.jp/my/news/822139840619212578
転生して捨てられたけど日々是好日だね。【二章・完】
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
おなじみ異世界に転生した主人公の物語。
転生はデフォです。
でもなぜか神様に見込まれて魔法とか魔力とか失ってしまったリウ君の物語。
リウ君は幼児ですが魔力がないので馬鹿にされます。でも周りの大人たちにもいい人はいて、愛されて成長していきます。
しかしリウ君の暮らす村の近くには『タタリ』という恐ろしいものを封じた祠があたのです。
この話は第一部ということでそこまでは完結しています。
第一部ではリウ君は自力で成長し、戦う力を得ます。
そして…
リウ君のかっこいい活躍を見てください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる