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付き人
翌日エリカがハンター協会を訪れると、アリスが依頼担当職員のビマルトと筆談していた。 カウンターのテーブルにはアリスのノートが置かれていて、そこには綺麗な字で書かれたアリスの発言が整然と並んでいる。
『きのう捕まえた人から何か聞き出せました?』『どうして』『どうして?』『ということはスパイ?』『スカウトとか言ってましたけど?』『どうして?』『私は?』『そういえば支配ってなんですか?』『あいつらそんなことを私にしようとしてたの? 許せない』
筆談のテーマが昨日の事件なのは分かるが、それだけしか分からない。
(うふふ、アリスちゃんたら質問ばかり)
エリカが途中から筆談に参加するとアリスとビマルトの邪魔になるので、エリカはマロン君のところに行った。 彼は今ちょっとした休憩中で、立ったままお茶を飲んでいる。
エリカはナップサックから筆記用具を取り出すと、ベルをチンと鳴らして筆談を開始する。 マロン君はベルが鳴った時点でエリカのノートがテーブルの上に出現するのを予期しているから話が早い。
『きのう捕まえた隊長サンから何か聞き出せた?』
「自殺しました。 口内に毒薬を仕込んでいたんです」
『どうして自殺なんか?』
「機密の漏洩を阻止するためでしょうね。 あの男たちは、やはり北の独裁国の人間だと思いますよ。 昨日あの後で調べたんですが、彼の国ではファントムさんが『グレムリン』と呼ばれています」
マロン君の話を聞いてもエリカはあまり危機感を抱かなかった。
(私がどこかの国に《支配》されることなんてないよね? 昨日の事件にしても、私なら馬車に乗り込まなかった。 わりと最初のほうから依頼人が怪しいって分かっててたもん)
◇◆◇
その日の夕刻、エリカの家を訪れる者があった。
シャリンシャリンと鳴る鈴の音に呼ばれて玄関のドアの覗き穴から外を覗くと、そこに立っていたのはスーツを来た若い女性である。 大きなボストンバッグのハンドルを両手で持っている。
(あら珍しい。姿が見える来客だなんて。 珍しいどころか初めて?)
玄関のドアを開けてマイ・ベルをチンと鳴らすと、女性が少し緊張した面持ちで挨拶を始めた。
「お初にお目にかかりますファントムさん。 ザルス共和国軍に所属するシバー少尉と申します」
そう言って女性はボストンバッグを地面に置き、何かのカードを取り出してエリカに提示した。 カードは軍の身分証で、そこには確かに名前が「シバー」で階級が少尉であることが記載されている。
身分証の確認を終えたエリカは、カードをシバー少尉のポケットに押し込むかたちで返却した。 エリカが手に持つカードも他人には知覚されないので、カードを手渡しで返すのは難しいのだ。
シバー少尉はカードの返却に気付くと、再び口を開いた。
「ファントムさんの付き人になるため参上いたしました。 昨日、ファントムさんが魔法により《支配》されそうになったのを懸念し、我が軍はファントムさんに付き人を付けることを決定したのです」
(付き人ですって? この人がずっと私と一緒に居るってこと?)
そんなのは願い下げだと思ったが、話を断るにも筆談が必要である。 エリカはベルの音でシバー少尉を居間まで誘導した。
◇
ソファーに座ったシバー少尉をエリカは改めて観察する。 エリカと体格が同じぐらいの小柄な女性で、ミディアム・ショートの金髪は少し赤みがかっている。 快活そうな瞳が特徴的だ。
エリカはシバー少尉にお茶を出すと、すぐに筆記用具に手を伸ばし話を断った。
『私に付き人なんて必要ないわ』
「でも私は派遣されてしまったわけですし... これからは気軽に何でもお申し付けください。 家事も得意なんです」
『家事が得意って... ひょっとしてこの家にずっと居るわけ?』
「ファントムさんを見守るのに必要なことですから」
『必要ないわ。 この話はお断りします』
「他国の工作員に襲われたらどうするんですか?」
『どうもしないわ。 わたし透明だもの』
「アリスさんみたいなことになる恐れも」
『知らない人の馬車には乗らないから大丈夫』
「えっと、じゃあ... そうだ、ファントムさんが夜にベッドで寝てるときに、他国の工作員が家に侵入してきて、麻痺毒を塗りつけた刃物でファントムさんを刺して、ファントムさんが痺れて身動きできなくなったところに《支配》の呪文をかけられたらどうします?」
『私が寝てる場所なんて分かりっこないわ』
「ファントムさんが寝てるベッドでは寝具が見えなくなることが知られています。 ベッド自体も存在感が薄れるので、通常は寝具が見えないこと自体に気づきにくいのですが、ことさらに注意を払っていれば気づけます」
(この子、ファントムさんのことに詳しいのね。 寝具のことなんて『ファントムさんは実在する - ファントムさんの100の秘密』にも書かれてないのに)
『その危険性は確かにあるわね。 対策を考えておくわ。 アドバイスありがとう。 それじゃあ今回はこの辺で』 そろそろ晩ゴハンだから、もう帰ってくださいな。
しかしシバー少尉はソファーから動こうとしない。 ぎゅっと握りしめた両手を膝の上で揃え、じっと俯いている。
エリカはチンチンとベルを鳴らしてシバー少尉に辞去を促す。 どうしました? 玄関はあちらですよ?
「...えれません」
(え?)
「帰れませんっ! わたし帰るおうちがないんです」
(どういうこと?)
『話が見えないんだけど。 あなたのおうちと私とどういう関係があるの?』
「絶対にファントムさんの付き人になれって厳命されて。 お前にはしばらく部屋が必要ないだろうって言われて。 官舎に私の部屋はもう無いんです」
(うそでしょう? 公務員なのにブラック企業みたいね)
『本当なの?』
「本当です。 私の所持品は全部このカバンの中です」
そう言ってシバー少尉はボストンバッグを指差した。
(うーん。 困ったなあ。 可哀想だとは思うけど、私の生活への影響が大き過ぎるし。 ザルス軍って、ちょっとおかしいんじゃないの? もし私が1人しか住めないような狭い家に住んでたらどうすんのよ?)
「お願いしますっ! この家に住ませてください。 何でもやります」
『どこかよそで部屋を借りればどうかしら?』
「命令違反でクビになります」
『私が軍に文句を言ってあげようか?』
「やめてくださいやめてください。お願いです。私が叱られちゃいます」
そしてシバー少尉はおもむろにソファーから立ち上がると床に正座し、土下座でお願いした。
「お願いします、ファントムさん。 私に任務を果たさせてください」
(土下座までしちゃって。 任務ってそんなに大事なの? 私なら、こんな軍すぐに辞めるけどなあ)
エリカは呆れながら諦めた。 シバー少尉を受け入れるしかなさそうだ。
『わかったわ。 うちにおいてあげる』 どうしても我慢できなくなったら引っ越そう。
「ありがとうございますっ! あっ、もうこんな時間。 すぐにお夕飯の準備をしますね」
シバー少尉はそう言って、そそくさと台所へ向かった。 まるでエリカの家の台所の場所を知っているかのよう。
◇
その頃、アリスの廃屋にもザルス軍の者が訪れていた。
「...というわけで、アリスさんに軍の官舎を提供いたします。 家賃は無料ですし、お風呂や照明などの魔道具も使い放題です」
『それは素敵なお話ですね。 それじゃあ、お世話になります』
「家事はすべて私にお任せください」
『ほんとですか? ありがとうございます』
こうしてアリスは無料の住居を手に入れた。 軍の監視付きではあったが。
『きのう捕まえた人から何か聞き出せました?』『どうして』『どうして?』『ということはスパイ?』『スカウトとか言ってましたけど?』『どうして?』『私は?』『そういえば支配ってなんですか?』『あいつらそんなことを私にしようとしてたの? 許せない』
筆談のテーマが昨日の事件なのは分かるが、それだけしか分からない。
(うふふ、アリスちゃんたら質問ばかり)
エリカが途中から筆談に参加するとアリスとビマルトの邪魔になるので、エリカはマロン君のところに行った。 彼は今ちょっとした休憩中で、立ったままお茶を飲んでいる。
エリカはナップサックから筆記用具を取り出すと、ベルをチンと鳴らして筆談を開始する。 マロン君はベルが鳴った時点でエリカのノートがテーブルの上に出現するのを予期しているから話が早い。
『きのう捕まえた隊長サンから何か聞き出せた?』
「自殺しました。 口内に毒薬を仕込んでいたんです」
『どうして自殺なんか?』
「機密の漏洩を阻止するためでしょうね。 あの男たちは、やはり北の独裁国の人間だと思いますよ。 昨日あの後で調べたんですが、彼の国ではファントムさんが『グレムリン』と呼ばれています」
マロン君の話を聞いてもエリカはあまり危機感を抱かなかった。
(私がどこかの国に《支配》されることなんてないよね? 昨日の事件にしても、私なら馬車に乗り込まなかった。 わりと最初のほうから依頼人が怪しいって分かっててたもん)
◇◆◇
その日の夕刻、エリカの家を訪れる者があった。
シャリンシャリンと鳴る鈴の音に呼ばれて玄関のドアの覗き穴から外を覗くと、そこに立っていたのはスーツを来た若い女性である。 大きなボストンバッグのハンドルを両手で持っている。
(あら珍しい。姿が見える来客だなんて。 珍しいどころか初めて?)
玄関のドアを開けてマイ・ベルをチンと鳴らすと、女性が少し緊張した面持ちで挨拶を始めた。
「お初にお目にかかりますファントムさん。 ザルス共和国軍に所属するシバー少尉と申します」
そう言って女性はボストンバッグを地面に置き、何かのカードを取り出してエリカに提示した。 カードは軍の身分証で、そこには確かに名前が「シバー」で階級が少尉であることが記載されている。
身分証の確認を終えたエリカは、カードをシバー少尉のポケットに押し込むかたちで返却した。 エリカが手に持つカードも他人には知覚されないので、カードを手渡しで返すのは難しいのだ。
シバー少尉はカードの返却に気付くと、再び口を開いた。
「ファントムさんの付き人になるため参上いたしました。 昨日、ファントムさんが魔法により《支配》されそうになったのを懸念し、我が軍はファントムさんに付き人を付けることを決定したのです」
(付き人ですって? この人がずっと私と一緒に居るってこと?)
そんなのは願い下げだと思ったが、話を断るにも筆談が必要である。 エリカはベルの音でシバー少尉を居間まで誘導した。
◇
ソファーに座ったシバー少尉をエリカは改めて観察する。 エリカと体格が同じぐらいの小柄な女性で、ミディアム・ショートの金髪は少し赤みがかっている。 快活そうな瞳が特徴的だ。
エリカはシバー少尉にお茶を出すと、すぐに筆記用具に手を伸ばし話を断った。
『私に付き人なんて必要ないわ』
「でも私は派遣されてしまったわけですし... これからは気軽に何でもお申し付けください。 家事も得意なんです」
『家事が得意って... ひょっとしてこの家にずっと居るわけ?』
「ファントムさんを見守るのに必要なことですから」
『必要ないわ。 この話はお断りします』
「他国の工作員に襲われたらどうするんですか?」
『どうもしないわ。 わたし透明だもの』
「アリスさんみたいなことになる恐れも」
『知らない人の馬車には乗らないから大丈夫』
「えっと、じゃあ... そうだ、ファントムさんが夜にベッドで寝てるときに、他国の工作員が家に侵入してきて、麻痺毒を塗りつけた刃物でファントムさんを刺して、ファントムさんが痺れて身動きできなくなったところに《支配》の呪文をかけられたらどうします?」
『私が寝てる場所なんて分かりっこないわ』
「ファントムさんが寝てるベッドでは寝具が見えなくなることが知られています。 ベッド自体も存在感が薄れるので、通常は寝具が見えないこと自体に気づきにくいのですが、ことさらに注意を払っていれば気づけます」
(この子、ファントムさんのことに詳しいのね。 寝具のことなんて『ファントムさんは実在する - ファントムさんの100の秘密』にも書かれてないのに)
『その危険性は確かにあるわね。 対策を考えておくわ。 アドバイスありがとう。 それじゃあ今回はこの辺で』 そろそろ晩ゴハンだから、もう帰ってくださいな。
しかしシバー少尉はソファーから動こうとしない。 ぎゅっと握りしめた両手を膝の上で揃え、じっと俯いている。
エリカはチンチンとベルを鳴らしてシバー少尉に辞去を促す。 どうしました? 玄関はあちらですよ?
「...えれません」
(え?)
「帰れませんっ! わたし帰るおうちがないんです」
(どういうこと?)
『話が見えないんだけど。 あなたのおうちと私とどういう関係があるの?』
「絶対にファントムさんの付き人になれって厳命されて。 お前にはしばらく部屋が必要ないだろうって言われて。 官舎に私の部屋はもう無いんです」
(うそでしょう? 公務員なのにブラック企業みたいね)
『本当なの?』
「本当です。 私の所持品は全部このカバンの中です」
そう言ってシバー少尉はボストンバッグを指差した。
(うーん。 困ったなあ。 可哀想だとは思うけど、私の生活への影響が大き過ぎるし。 ザルス軍って、ちょっとおかしいんじゃないの? もし私が1人しか住めないような狭い家に住んでたらどうすんのよ?)
「お願いしますっ! この家に住ませてください。 何でもやります」
『どこかよそで部屋を借りればどうかしら?』
「命令違反でクビになります」
『私が軍に文句を言ってあげようか?』
「やめてくださいやめてください。お願いです。私が叱られちゃいます」
そしてシバー少尉はおもむろにソファーから立ち上がると床に正座し、土下座でお願いした。
「お願いします、ファントムさん。 私に任務を果たさせてください」
(土下座までしちゃって。 任務ってそんなに大事なの? 私なら、こんな軍すぐに辞めるけどなあ)
エリカは呆れながら諦めた。 シバー少尉を受け入れるしかなさそうだ。
『わかったわ。 うちにおいてあげる』 どうしても我慢できなくなったら引っ越そう。
「ありがとうございますっ! あっ、もうこんな時間。 すぐにお夕飯の準備をしますね」
シバー少尉はそう言って、そそくさと台所へ向かった。 まるでエリカの家の台所の場所を知っているかのよう。
◇
その頃、アリスの廃屋にもザルス軍の者が訪れていた。
「...というわけで、アリスさんに軍の官舎を提供いたします。 家賃は無料ですし、お風呂や照明などの魔道具も使い放題です」
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