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9.受side
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目が覚めればベッドの上だった。
家に無事に帰れたのかと思っていたけれど、それは間違いだった。
福山の家から出たはずだよな?と、思いながらソファーで寝ている福山をボーッとした表情で眺めていた。
「·····起きたかよ」
「······ぁ····おぅ」
それよりも何故自分は福山の家にいるんだろうかと、聞いてみた。
「出掛けたらお前が公園のベンチでぶっ倒れてたから仕方なしに連れて帰ったんだよ」
福山がそう説明する。
そのまま放ったらかしておけばよかったのに。
福山がソファーから降りて近づいてくる。
「昨日よりは顔色いいな」
「何処か痛い所はあるか」と、聞かれたから素直に「腰とケツ」と、答えた。
「あんだけヤりゃあそうだろう」
お前が無理強いするからだろう。
胃の方は今の所痛みは引いている。
それよりも昨日から何も胃に入れてない。
「ほらよ」
冷蔵庫に入れてあったコンビニのおにぎりとお茶を手渡された。
「これ·····」
お前の朝食じゃないのかと聞けば
「違う」
と、返された。
とりあえず腹が減っていたからそのおにぎりを胃に入れることにした。
-------
軽い食事を済ませた後にかけられた服を着て学校に行く準備をする。
「腰とケツが痛いのに学校に行くのかよ?」
誰のせいだ。
学校に行かなければ単位がとれないから体調を崩さない限り出席している。
「ふぅーん·······」
親が厳しいのかと言えばそうでもない。
寧ろ放置だ。
親は自分には興味が無く、出来のいい兄ばかりを贔屓して育った。
変な所で世間体は気にする両親だから「留年はするな」と、言われている。
高校卒業すれば家を出て行くように言われていたからとりあえず母方の祖父母のいる県にでも行くつもりだ。
「······まぁ、頑張って?」
福山は我関せずと言った返事を返した。
昨日よりも痛みは多少マシにはなった。
だけどやっぱり激しく運動するのは困難になってきた。
身体の節々がやはり痛い。
体育は痛みが落ち着くまでは見学してもいいと教員に言われたのは助かった。
クラスの連中達が見学をしている自分をチラチラ見る。
今までの虐めを傍観してきた奴らは何か言いたげにこちらを見てくる。
「何で孤立させた張本人が相川を助けたのか」
それは自分が一番聞きたい事である。
学校が終わったら書き写したノートをもってマンションに来いと言われている。
行くのが億劫になっているが、行くしかないのだろう。
自分は福山の性処理奴隷なのだから。
家に無事に帰れたのかと思っていたけれど、それは間違いだった。
福山の家から出たはずだよな?と、思いながらソファーで寝ている福山をボーッとした表情で眺めていた。
「·····起きたかよ」
「······ぁ····おぅ」
それよりも何故自分は福山の家にいるんだろうかと、聞いてみた。
「出掛けたらお前が公園のベンチでぶっ倒れてたから仕方なしに連れて帰ったんだよ」
福山がそう説明する。
そのまま放ったらかしておけばよかったのに。
福山がソファーから降りて近づいてくる。
「昨日よりは顔色いいな」
「何処か痛い所はあるか」と、聞かれたから素直に「腰とケツ」と、答えた。
「あんだけヤりゃあそうだろう」
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それよりも昨日から何も胃に入れてない。
「ほらよ」
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とりあえず腹が減っていたからそのおにぎりを胃に入れることにした。
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学校に行かなければ単位がとれないから体調を崩さない限り出席している。
「ふぅーん·······」
親が厳しいのかと言えばそうでもない。
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高校卒業すれば家を出て行くように言われていたからとりあえず母方の祖父母のいる県にでも行くつもりだ。
「······まぁ、頑張って?」
福山は我関せずと言った返事を返した。
昨日よりも痛みは多少マシにはなった。
だけどやっぱり激しく運動するのは困難になってきた。
身体の節々がやはり痛い。
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それは自分が一番聞きたい事である。
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行くのが億劫になっているが、行くしかないのだろう。
自分は福山の性処理奴隷なのだから。
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