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外伝 血塗られた冒険の書
第8話
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「さぁ、たんとお食べ」
洗礼のミミズ箱からミミズを一匹とりだすと、
「きゅるん~♪」
小さな羽が生えたミニドラゴンがパタパタと飛んできて、パクリと一口でミミズをたべてしまった。
このドラゴンは、わたくしの召喚獣でベアードさん。彼女がよく話してくれたロリコン野郎どもを皆殺しにしてくれる、頼もしい存在の名前をつけてあげたのよ。本当は第一段階のドラゴンで大きいのだけど、お利口さんだからミニドラゴンの大きさに合わせてくれているの。ミニドラゴンの大きさは、ふくろうサイズで、わたくしの肩に乗れてしまうお手頃サイズなのよ。
昨日、実力行使の洗礼を受けたわたくしは、盗賊団のアジトにご招待されてしまった、最近、多いのよね。
わたくしは、そこで新鮮なお肉をたくさんご馳走してもらったのよ。
そのお肉をベアードさんに、たくさん食べさせてあげたら、ミニドラゴンからドラゴン(黒)に進化してしまったの。
かなり大きくなってしまったのには驚いたわ。けど、サイズは召喚者との意志疎通で調整できるみたいね。
ドラゴンはありきたりの召喚獣でレアではないせいか、人気がないそうよ。
だから、契約されないまま、帰されてしまうことが多いのよ。
ドラゴン涙目よね。
召喚獣は魔力を糧としている。
1日に必要な魔力は召喚者の最大魔力10分の1ほどを術者から接収するか、または獲物から根こそぎ奪うことで強化することができるのよ。
ドラゴンは大器晩成のため、ミニドラゴンの頃はかなり弱く、召喚者の寿命が尽きるまでに第一段階になれるかどうかさえ分からない。人の命が簡単に潰えてしまうこの世界だけにね。
ドラゴン第二段階になると、最強レベルの召喚獣に成りあがる。
最終段階で一国を滅ぼすほどの厄災レベルの召喚獣になってしまう。
初期 ミニドラゴン(黄色)
第一段階 魔力10年分
ドラゴン(黄色&黒色)
第二段階 魔力100年分
レッドドラゴン(赤) ダークドラゴン(黒)
最終段階 魔力1000年分
エンシェントドラゴン(白) 邪竜王(黒)
例:魔力10年分=C級魔導士の魔力10年分相当が必要
1日の糧、10分の1のみなら100年以上かかる。
S級=伝説(一般×6倍の魔力)
A級=精鋭(一般×4倍の魔力)
B級=熟練(一般×2倍の魔力)
C級=一般
D級=見習い
「ベアードさん、ごめんね、今日はミミズ箱しか贈られてこなかったの。またA級クラスの魔力がたっぷりつまったお肉を届けてくれたらいいのにね」
『きゅぅ~』
ベアードさんは悲しそうにしゅんとしていた。
洗礼のミミズ箱からミミズを一匹とりだすと、
「きゅるん~♪」
小さな羽が生えたミニドラゴンがパタパタと飛んできて、パクリと一口でミミズをたべてしまった。
このドラゴンは、わたくしの召喚獣でベアードさん。彼女がよく話してくれたロリコン野郎どもを皆殺しにしてくれる、頼もしい存在の名前をつけてあげたのよ。本当は第一段階のドラゴンで大きいのだけど、お利口さんだからミニドラゴンの大きさに合わせてくれているの。ミニドラゴンの大きさは、ふくろうサイズで、わたくしの肩に乗れてしまうお手頃サイズなのよ。
昨日、実力行使の洗礼を受けたわたくしは、盗賊団のアジトにご招待されてしまった、最近、多いのよね。
わたくしは、そこで新鮮なお肉をたくさんご馳走してもらったのよ。
そのお肉をベアードさんに、たくさん食べさせてあげたら、ミニドラゴンからドラゴン(黒)に進化してしまったの。
かなり大きくなってしまったのには驚いたわ。けど、サイズは召喚者との意志疎通で調整できるみたいね。
ドラゴンはありきたりの召喚獣でレアではないせいか、人気がないそうよ。
だから、契約されないまま、帰されてしまうことが多いのよ。
ドラゴン涙目よね。
召喚獣は魔力を糧としている。
1日に必要な魔力は召喚者の最大魔力10分の1ほどを術者から接収するか、または獲物から根こそぎ奪うことで強化することができるのよ。
ドラゴンは大器晩成のため、ミニドラゴンの頃はかなり弱く、召喚者の寿命が尽きるまでに第一段階になれるかどうかさえ分からない。人の命が簡単に潰えてしまうこの世界だけにね。
ドラゴン第二段階になると、最強レベルの召喚獣に成りあがる。
最終段階で一国を滅ぼすほどの厄災レベルの召喚獣になってしまう。
初期 ミニドラゴン(黄色)
第一段階 魔力10年分
ドラゴン(黄色&黒色)
第二段階 魔力100年分
レッドドラゴン(赤) ダークドラゴン(黒)
最終段階 魔力1000年分
エンシェントドラゴン(白) 邪竜王(黒)
例:魔力10年分=C級魔導士の魔力10年分相当が必要
1日の糧、10分の1のみなら100年以上かかる。
S級=伝説(一般×6倍の魔力)
A級=精鋭(一般×4倍の魔力)
B級=熟練(一般×2倍の魔力)
C級=一般
D級=見習い
「ベアードさん、ごめんね、今日はミミズ箱しか贈られてこなかったの。またA級クラスの魔力がたっぷりつまったお肉を届けてくれたらいいのにね」
『きゅぅ~』
ベアードさんは悲しそうにしゅんとしていた。
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