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3章 群雄割拠
仲国攻略作戦リベンジ(結)
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韓玄は、興奮していた。この戦いで、曹操が警戒している劉備の武将を討ち取れば、間違いなく役職で迎え入れられるだろう。韓玄は、劉表に見切りをつけていた。袁紹の金魚の糞であることにも呆れていた。荊州を治める男が北の遥か彼方の勢力にペコペコと頭を下げる。韓玄には理解できなかった。曹操にペコペコするならまだしも何故袁紹なのだと。だから、結果を残して、弟が仕えている曹操の元に向かう手土産が欲しかった。その手土産に韓玄はあろうことか劉備の義兄弟である関羽に狙いを付ける。そして今、目の前に関羽軍が居るのだ。これが興奮せずにいられようか。何故、関羽なのか?張飛では、ダメだったのか?張飛の妻は、曹操の親族である名門夏侯氏の縁者。角が立つ。だがそれ以外の大物となると関羽しかいない。趙雲にしても張郃にしても関羽ほどの衝撃は与えられないだろうと考えたのだ。そして、密かに動く。
韓玄「黄忠よ。劉表様から冷遇されたお前を受け入れ面倒を見てきたのは誰だ?」
黄忠「韓玄様です」
韓玄「なら、わかっているな。必ず関羽の首を取るのだ」
黄忠「はい(関羽殿、どうか願いが届くのならお逃げくだされ。ワシは、かつて共に戦った戦友に弓を射たくはないのじゃ)」
魏延「(黄忠殿のこのような悲痛な顔は、初めて見る。黄忠殿は、俺に南蛮の血が流れていると知っても韓玄のように蔑むようなことはせず。普通に接してくれた。恩を返す時かもしれん)」
楊齢「おい。ジジイ。蛮族、分かってんだろうな。結果を残せよ」
魏延「このクソ」
黄忠が魏延の口元を遮る。
楊齢「なんか言ったか蛮族?」
魏延「フン。任せろと言っただけだ」
楊齢「とっとと返事しろよな。でジジイは?」
黄忠「心得ております」
韓玄「分かってるだろうが逆らうなよ。逆らったらどうなるか」
黄忠「分かっております」
黄忠は、韓玄に妻子を人質に取られていた。韓玄は知っていたのだ。黄忠が劉備軍と面識があることを。劉表軍の兵から聞いたのだ。この大戦を前に裏切られては敵わないと考えた韓玄は、先手を打ち、黄忠の妻子を捕らえた。それゆえ、黄忠は、妻子を守るためにどのような命でも受けねばならなかった。その妻子は、この戦場にもいる。韓玄のすぐそばで、兵が黄忠だけに見えるように刀をちらつかせながらだ。
黄忠「韓玄様、関羽を油断させるため先ずは一騎討ちをしたいのですが構いませんか?」
これは黄忠なりの抵抗だったのだろう。
韓玄「確かに、あの関羽だ。油断を誘えればより確実かもしれん。許可しよう」
韓玄は楊齢にだけ聞こえるように指示をする。
韓玄「楊齢よ。黄忠が一騎討ちを始めたら容赦なく関羽に弓を射かけよ」
楊齢「へへへ。これで劉表ともお別れですなぁ」
韓玄「こら、大きな声を出すでない」
楊齢「こりゃ失礼しやした」
黄忠たちには聞こえていなかったようだ。
黄忠「感謝致します」
魏延「(黄忠殿は、韓玄の後ろを見ていた。あの10歳程度の子とその横の女性は、母親だろうか。そういうことか。どこまで外道なのだ韓玄め。そうとわかれば。黄忠殿が一騎討ちを始める時が行動に移す好機だ。黄忠殿、必ず俺が妻子を助けますぞ。だからくれぐれも早まった真似は止めてくだされ)」
黄忠が翁に跨り、関羽の前に向かっていく。
黄忠「我が名は、黄漢升。関雲長に一騎討ちを申し込む」
関羽「某に挑むとは。その心意気や良し。お受けしよう」
戦が始まる前、関羽は、樊玉鳳から衝撃なことを言われていた。
樊玉鳳「関羽殿、これはさっき言わなかったのですが。黄忠は、韓玄に妻子を人質に取られているかもしれません。ここに向かう途中、黄忠は何度も後ろを気にしておられました」
関羽「なんと、では韓玄の狙いは。某の首か」
樊玉鳳「恐らく。それゆえ、黄忠が一騎討ちを挑んできたら相手に不信を感じさせぬように応じるのです。その間に、私が関羽殿を狙う不届者を討ち取って参ります」
関羽「周倉や廖化や裴元紹ではダメか?」
樊玉鳳「関羽殿の側近が持ち場を離れていたら不信に思われましょう」
関羽「分かった。樊氏には迷惑をかけるがよろしく頼む」
樊玉鳳「お任せください」
一騎討ちが始まるのを今か今かと待つ楊齢。足元からじわりじわりと死が迫っていることも知らずに。
楊齢「良し始まるようだな。関羽よ。悪く思うな。これも戦ゆえな」
樊玉鳳「させません」
楊齢「グハッ。馬鹿なこの俺が討たれるだと」
樊玉鳳の一撃を受け絶命する楊齢。黄忠と関羽の一騎討ちが始まっても一向に楊齢の弓が飛ばないことにより、何かを察知した韓玄は、黄忠の妻子を手にかけようとする。
韓玄「残念だがやはり黄忠は劉備軍と繋がっていたようだ。悪く思うな。黄叙に、芳翠蘭よ」
芳翠蘭「叙、伏せて」
黄叙「母上」
芳翠蘭が黄叙に覆い被さる。息子だけは守るという母の強い想いだ。そこに魏延が間に合った。
魏延「韓玄、貴様ーーーーー」
韓玄「ガハッ。このようなところでワシが死ぬのか」
魏延「敵将韓玄、魏文長が討ち取った。黄忠殿の奥方様、それと坊主。もう大丈夫だ」
芳翠蘭「助かりました。私は、黄忠の妻芳翠蘭と申します。それよりも漢升に、私も叙も無事だと伝えないと」
黄叙「坊主じゃない。黄漢升が息子黄叙だ」
魏延「そうか、失礼した。芳翠蘭殿、その必要はないようですぞ」
黄忠と関羽は、何合も打ち合った。そして勝敗は付かなかった。何度かの打ち合いで、黄忠の馬が疲れ果てて倒れてしまった。関羽は大きな声でいう。
関羽「黄忠よ。このような決着を某は望まん。馬を乗り換えて後日再戦と致そう」
黄忠「関羽よ。その優しさ。いつか後悔しますぞ。ですが今は素直にその気持ちを受け取りましょうぞ」
関羽「うむ」
そして今目の前に黄忠が戻ってきたところであったのだ。
黄忠「魏延殿、これは、ワシは夢でも見ておるのか?愛しい翠蘭と我が子をまた抱けようとは」
魏延「黄忠殿、夢ではない。だが、その結果、俺は韓玄殿を斬ってしまった。劉表様にどう言い訳をしたものか」
黄忠「その罪、ワシが被ろう。魏延殿は、劉表の元に帰り、こう伝えてくだされ。黄忠が韓玄を殺して、劉備軍に寝返ったと」
魏延「ハハハ。自分だけ先に劉備殿の元に行こうと言うのか。だがそれが1番安心であるな。うむ。こちらのことは任せよ。黄忠殿は、妻子と共に劉備軍で達者にせよ」
黄忠「すまぬ魏延殿」
こうして、劉備軍にまた1人猛将が加わるのである。弓の扱いに長け、剣の扱いも得意とする黄忠を。こうして、劉備軍は長沙の事実上の降伏の言質を取ることにも成功したのである。実に事実よりも10年程も早い攻略であった。
韓玄「黄忠よ。劉表様から冷遇されたお前を受け入れ面倒を見てきたのは誰だ?」
黄忠「韓玄様です」
韓玄「なら、わかっているな。必ず関羽の首を取るのだ」
黄忠「はい(関羽殿、どうか願いが届くのならお逃げくだされ。ワシは、かつて共に戦った戦友に弓を射たくはないのじゃ)」
魏延「(黄忠殿のこのような悲痛な顔は、初めて見る。黄忠殿は、俺に南蛮の血が流れていると知っても韓玄のように蔑むようなことはせず。普通に接してくれた。恩を返す時かもしれん)」
楊齢「おい。ジジイ。蛮族、分かってんだろうな。結果を残せよ」
魏延「このクソ」
黄忠が魏延の口元を遮る。
楊齢「なんか言ったか蛮族?」
魏延「フン。任せろと言っただけだ」
楊齢「とっとと返事しろよな。でジジイは?」
黄忠「心得ております」
韓玄「分かってるだろうが逆らうなよ。逆らったらどうなるか」
黄忠「分かっております」
黄忠は、韓玄に妻子を人質に取られていた。韓玄は知っていたのだ。黄忠が劉備軍と面識があることを。劉表軍の兵から聞いたのだ。この大戦を前に裏切られては敵わないと考えた韓玄は、先手を打ち、黄忠の妻子を捕らえた。それゆえ、黄忠は、妻子を守るためにどのような命でも受けねばならなかった。その妻子は、この戦場にもいる。韓玄のすぐそばで、兵が黄忠だけに見えるように刀をちらつかせながらだ。
黄忠「韓玄様、関羽を油断させるため先ずは一騎討ちをしたいのですが構いませんか?」
これは黄忠なりの抵抗だったのだろう。
韓玄「確かに、あの関羽だ。油断を誘えればより確実かもしれん。許可しよう」
韓玄は楊齢にだけ聞こえるように指示をする。
韓玄「楊齢よ。黄忠が一騎討ちを始めたら容赦なく関羽に弓を射かけよ」
楊齢「へへへ。これで劉表ともお別れですなぁ」
韓玄「こら、大きな声を出すでない」
楊齢「こりゃ失礼しやした」
黄忠たちには聞こえていなかったようだ。
黄忠「感謝致します」
魏延「(黄忠殿は、韓玄の後ろを見ていた。あの10歳程度の子とその横の女性は、母親だろうか。そういうことか。どこまで外道なのだ韓玄め。そうとわかれば。黄忠殿が一騎討ちを始める時が行動に移す好機だ。黄忠殿、必ず俺が妻子を助けますぞ。だからくれぐれも早まった真似は止めてくだされ)」
黄忠が翁に跨り、関羽の前に向かっていく。
黄忠「我が名は、黄漢升。関雲長に一騎討ちを申し込む」
関羽「某に挑むとは。その心意気や良し。お受けしよう」
戦が始まる前、関羽は、樊玉鳳から衝撃なことを言われていた。
樊玉鳳「関羽殿、これはさっき言わなかったのですが。黄忠は、韓玄に妻子を人質に取られているかもしれません。ここに向かう途中、黄忠は何度も後ろを気にしておられました」
関羽「なんと、では韓玄の狙いは。某の首か」
樊玉鳳「恐らく。それゆえ、黄忠が一騎討ちを挑んできたら相手に不信を感じさせぬように応じるのです。その間に、私が関羽殿を狙う不届者を討ち取って参ります」
関羽「周倉や廖化や裴元紹ではダメか?」
樊玉鳳「関羽殿の側近が持ち場を離れていたら不信に思われましょう」
関羽「分かった。樊氏には迷惑をかけるがよろしく頼む」
樊玉鳳「お任せください」
一騎討ちが始まるのを今か今かと待つ楊齢。足元からじわりじわりと死が迫っていることも知らずに。
楊齢「良し始まるようだな。関羽よ。悪く思うな。これも戦ゆえな」
樊玉鳳「させません」
楊齢「グハッ。馬鹿なこの俺が討たれるだと」
樊玉鳳の一撃を受け絶命する楊齢。黄忠と関羽の一騎討ちが始まっても一向に楊齢の弓が飛ばないことにより、何かを察知した韓玄は、黄忠の妻子を手にかけようとする。
韓玄「残念だがやはり黄忠は劉備軍と繋がっていたようだ。悪く思うな。黄叙に、芳翠蘭よ」
芳翠蘭「叙、伏せて」
黄叙「母上」
芳翠蘭が黄叙に覆い被さる。息子だけは守るという母の強い想いだ。そこに魏延が間に合った。
魏延「韓玄、貴様ーーーーー」
韓玄「ガハッ。このようなところでワシが死ぬのか」
魏延「敵将韓玄、魏文長が討ち取った。黄忠殿の奥方様、それと坊主。もう大丈夫だ」
芳翠蘭「助かりました。私は、黄忠の妻芳翠蘭と申します。それよりも漢升に、私も叙も無事だと伝えないと」
黄叙「坊主じゃない。黄漢升が息子黄叙だ」
魏延「そうか、失礼した。芳翠蘭殿、その必要はないようですぞ」
黄忠と関羽は、何合も打ち合った。そして勝敗は付かなかった。何度かの打ち合いで、黄忠の馬が疲れ果てて倒れてしまった。関羽は大きな声でいう。
関羽「黄忠よ。このような決着を某は望まん。馬を乗り換えて後日再戦と致そう」
黄忠「関羽よ。その優しさ。いつか後悔しますぞ。ですが今は素直にその気持ちを受け取りましょうぞ」
関羽「うむ」
そして今目の前に黄忠が戻ってきたところであったのだ。
黄忠「魏延殿、これは、ワシは夢でも見ておるのか?愛しい翠蘭と我が子をまた抱けようとは」
魏延「黄忠殿、夢ではない。だが、その結果、俺は韓玄殿を斬ってしまった。劉表様にどう言い訳をしたものか」
黄忠「その罪、ワシが被ろう。魏延殿は、劉表の元に帰り、こう伝えてくだされ。黄忠が韓玄を殺して、劉備軍に寝返ったと」
魏延「ハハハ。自分だけ先に劉備殿の元に行こうと言うのか。だがそれが1番安心であるな。うむ。こちらのことは任せよ。黄忠殿は、妻子と共に劉備軍で達者にせよ」
黄忠「すまぬ魏延殿」
こうして、劉備軍にまた1人猛将が加わるのである。弓の扱いに長け、剣の扱いも得意とする黄忠を。こうして、劉備軍は長沙の事実上の降伏の言質を取ることにも成功したのである。実に事実よりも10年程も早い攻略であった。
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