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4章 三国鼎立
桂陽奪還作戦(序③)
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沙摩柯が率いる武陵蛮が南で交戦している頃、長沙より攻め込んだ趙雲・張郃の連合軍は、北にて、迎撃に出てきた。零陵蛮の王、慚戯の率いる部隊と交戦を開始していた。
慚戯「ほぅ。女が2人もいるでは無いか。まっこと、あの2人は我を満足させてくれるだろうか。今から楽しみだ。女2人は俺の獲物だ。葡蘭・儺肢・邊㟴䖸・峨瘻・飂・犇鱓、女以外を全員殺せ。劉備にその首を届けて、零陵蛮に逆らう意味を教えてやるのだ」
葡蘭「キシシシシシシシシ」
儺肢「シュシュシュシュ」
邊㟴䖸「、、、、、スタッ」
峨瘻「この拳が火を吹く時が来た」
飂「さて、いっちょやるか」
犇鱓「やれやれ、可哀想に」
慚戯の掛け声で、零陵蛮が一斉攻撃を仕掛けた。
趙雲「蛮族とは、こうも無謀な策を弄するのか?」
樊玉鳳「子龍、油断は駄目よ」
張郃「趙雲は、そこで見ているが良い」
張郃が飛び出していくが行手を慚戯に遮られる。
慚戯「ほぅ、いきなり当たりか」
張郃「何を言っている?」
慚戯「いや、こちらの台詞だ。さぁ、始めようか。お前か俺、どちらかが死ぬまでの死力を尽くした戦いを」
張郃と慚戯が交戦を開始する。
夏侯蘭「子龍、何をモタモタしている。奴らは残虐な零陵蛮だ。怖気付いたか?」
趙雲「夏侯蘭、誰に言っている。常山の趙子龍に畏れるものはなし」
夏侯蘭「それでこそ。俺の憧れであり親友であるお前だ。行くぞ、策はわかっているな?」
趙雲「あぁ、指揮官を見つけて、叩く」
夏侯蘭「良し、なら先ずはあぶり出さないとな」
趙雲「久しぶりにあれで行こう」
夏侯蘭「全く、常山に攻め寄せた黄巾軍を倒した時から全く変わらないなお前は。だが、手っ取り早くて良い。乗った」
趙雲と夏侯蘭が零陵蛮を片っ端から討ち取っていく。
零陵蛮「ナンダ。アノ、フタリ。ブゾクチョウ、ヨブ」
趙雲「成功だな」
夏侯蘭「あぁ、だが油断するなよ」
樊玉鳳「子龍・それに夏侯蘭、無茶するわね。全く」
夏侯蘭「フッ奥方殿には負けますよ」
樊玉鳳の服は既に真っ赤に染まっていた。元々は、真っ白な服だ。
樊玉鳳「この程度の蛮族で遅れを取っていては、桂陽郡ではやっていけませんよ」
趙雲「その桂陽が落ちてるのだが玉鳳」
樊玉鳳「どうやら、この数年で腑抜けの集まりになってしまったようですわね。後で、趙範にはきつくお仕置きをしておきましょう」
趙雲「(すまない趙範)」
零陵蛮「オマエ、シッテル。チマミレ」
樊玉鳳「あらあら、御存知なのに前に立つのね」
次の瞬間には零陵蛮の首が飛んで、樊玉鳳の服がまた血に染まっていた。そこに3人の部族長が現れる。
葡蘭「キシシシシシシシシ。オンナ、ダメ、ゼッタイ。オレ、オマエ、アイテ」
夏侯蘭「俺を指名か。仕方ない。相手となろう」
儺肢「シュシュ。アイツラ、フガイナイ。オレ、アイテ、スル」
趙雲「この常山の趙子龍を指名とは、相手となろう」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。オンナ、オレとコイ」
樊玉鳳「生憎、殿方は子龍1人で足りています。私は身持が固いので」
丸々と太ったその巨体を利用して転がってくる葡蘭に対して夏侯蘭は驚きを隠せない。
葡蘭「イックゾー」
夏侯蘭「何、何をしようっていうんだ。おいおいおいおい、嘘だろ。これ」
夏侯蘭は何かあると考えて、槍で受けず回避した。
葡蘭「ウィーーーーーーーーー。ヨケル。ダメ、ゼッタイ。メガ。ウプッウェェェェェェェ」
夏侯蘭「気持ち悪いなお前!」
葡蘭「コンド、アテル、ヨケル、ダメ、ゼッタイ」
夏侯蘭「アイツ、馬鹿なのか?(あの攻撃の後、目を回したアイツに隙が生じる。その一瞬を使って、斬り込む)」
葡蘭はまたその巨体を活かして、転がってきた。だが、夏侯蘭は、その一瞬を見逃さない。槍にて心臓を貫いた。
葡蘭「イックゾー」
夏侯蘭「(アイツの回転力とその距離を計算した。この位置だ。この位置で、横に交わして、一撃を浴びせる。好機は一瞬だ。アイツがめまいから解放されれば、その巨体から繰り出す攻撃に俺は成すすべなく討たれるだろう)」
夏侯蘭の読み通り、葡蘭は夏侯蘭が横に少し避けた。その瞬間、立ち止まり、目を回した。
葡蘭「ウィーーーーーーーーーーー。マタ、ヨケタ。ダメ、ゼッタイ。ウプッ。ウェェェェェェェ。ヘッ?」
夏侯蘭が飛び込み、葡蘭の心臓目掛けて鋭い槍を突き刺した。
夏侯蘭「敵将、夏侯蘭が討ち取った。ってくせぇなぁ。何食ったらこんな臭いがすんだよ。これ、取れんのか。あぁ。やっちまったよ。全く」
夏侯蘭が葡蘭を討ち取った頃、趙雲も儺肢を難なく討ち取っていた。
儺肢「シュシュ。ミナゴロシ。タノシイ」
趙雲「そうやって桂陽の民を多く殺したのだな。その所業、この常山の趙子龍が決して許さぬ」
儺肢「シュシュ。オレ、ツヨイ。オマエ、ヨワイ」
儺肢は趙雲の2倍ほどの体格差があった。それゆえ、趙雲をチビだと侮った。だが、趙雲の体格は成人男性の平均よりも上だ。決して小さいわけでは無い。そして、相手が大きいということは、的も大きいということである。儺肢は趙雲を掴んで、その首を絞めたはずだった。
儺肢「チビスケ、ザンネン。ムネン」
趙雲「そのチビスケ?に討ち取られる訳だがな」
儺肢「タシカ二、カンショク、アッタ。ナゼ、イキテル」
趙雲「冥土の土産とやらに教えてやる。見ろ」
儺肢「コレ、ナマクビ」
趙雲「お前たちが殺した民が私を助けてくれた。今こそ、その報いを受けよ」
儺肢「ギョヘッ」
趙雲が槍を高速で何度も突き刺した。
趙雲「分厚いと奥まで通すのが大変だな。勉強になった」
同じ頃、邊㟴䖸と樊玉鳳の戦いも決着を迎えようとしていた。
邊㟴䖸「、、、、スタッ。アキラメテ、ツイテコイ」
樊玉鳳「だから、間に合ってるって言ってるでしょ!」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。オウジョウギワ、ワルイ。オンナダ」
樊玉鳳「(厄介ね。アイツ、私を捕えようとしてくるから攻撃はしてこないけど、あの消えたり、現れたりは厄介極まりない。どうやってるのかしら?この森に何か仕掛けがある?)」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。ツカマエタ」
樊玉鳳「(成程、種はわかった。なら、後は行動あるのみ)あらあら、それ私じゃ無いわよ。ここで亡くなっていた女性の亡骸よ」
邊㟴䖸「!?ナラ、モウイチド」
樊玉鳳「(ごめんなさいね。勝手に利用して、貴方の無念は私が晴らしてあげるから許して頂戴)今よ」
邊㟴䖸が現れた瞬間樊玉鳳の双槍が邊㟴䖸の両胸深く突き刺さっていた。
邊㟴䖸「グフッ」
樊玉鳳「貴方の敗因は、この森よ。貴方は、その脚力を利用して、音を立てず木を登り、そして別の木から現れた。わからないままだと、相手が変なところから現れるのだもの。脅威でしか無いわ。でも、相手が悪かったわね。貴方は、オンナを殺せない。恐らく、貴方を率いる人から言われたんでしょうね。でも、私は貴方を容赦なく殺せる。生かしておけば、酷い目に遭う人が増えるのだから当然よね。って、もう聞こえている訳ないわよね。じゃあね名も知らぬ部族長さん」
開始早々、趙雲軍により指揮官を3人も討ち取られた慚戯だが張郃を捕らえていた。張郃を取り返すべく高覧は麹義・藩鳳と共に残りの3将と対峙していた。
慚戯「ほぅ。女が2人もいるでは無いか。まっこと、あの2人は我を満足させてくれるだろうか。今から楽しみだ。女2人は俺の獲物だ。葡蘭・儺肢・邊㟴䖸・峨瘻・飂・犇鱓、女以外を全員殺せ。劉備にその首を届けて、零陵蛮に逆らう意味を教えてやるのだ」
葡蘭「キシシシシシシシシ」
儺肢「シュシュシュシュ」
邊㟴䖸「、、、、、スタッ」
峨瘻「この拳が火を吹く時が来た」
飂「さて、いっちょやるか」
犇鱓「やれやれ、可哀想に」
慚戯の掛け声で、零陵蛮が一斉攻撃を仕掛けた。
趙雲「蛮族とは、こうも無謀な策を弄するのか?」
樊玉鳳「子龍、油断は駄目よ」
張郃「趙雲は、そこで見ているが良い」
張郃が飛び出していくが行手を慚戯に遮られる。
慚戯「ほぅ、いきなり当たりか」
張郃「何を言っている?」
慚戯「いや、こちらの台詞だ。さぁ、始めようか。お前か俺、どちらかが死ぬまでの死力を尽くした戦いを」
張郃と慚戯が交戦を開始する。
夏侯蘭「子龍、何をモタモタしている。奴らは残虐な零陵蛮だ。怖気付いたか?」
趙雲「夏侯蘭、誰に言っている。常山の趙子龍に畏れるものはなし」
夏侯蘭「それでこそ。俺の憧れであり親友であるお前だ。行くぞ、策はわかっているな?」
趙雲「あぁ、指揮官を見つけて、叩く」
夏侯蘭「良し、なら先ずはあぶり出さないとな」
趙雲「久しぶりにあれで行こう」
夏侯蘭「全く、常山に攻め寄せた黄巾軍を倒した時から全く変わらないなお前は。だが、手っ取り早くて良い。乗った」
趙雲と夏侯蘭が零陵蛮を片っ端から討ち取っていく。
零陵蛮「ナンダ。アノ、フタリ。ブゾクチョウ、ヨブ」
趙雲「成功だな」
夏侯蘭「あぁ、だが油断するなよ」
樊玉鳳「子龍・それに夏侯蘭、無茶するわね。全く」
夏侯蘭「フッ奥方殿には負けますよ」
樊玉鳳の服は既に真っ赤に染まっていた。元々は、真っ白な服だ。
樊玉鳳「この程度の蛮族で遅れを取っていては、桂陽郡ではやっていけませんよ」
趙雲「その桂陽が落ちてるのだが玉鳳」
樊玉鳳「どうやら、この数年で腑抜けの集まりになってしまったようですわね。後で、趙範にはきつくお仕置きをしておきましょう」
趙雲「(すまない趙範)」
零陵蛮「オマエ、シッテル。チマミレ」
樊玉鳳「あらあら、御存知なのに前に立つのね」
次の瞬間には零陵蛮の首が飛んで、樊玉鳳の服がまた血に染まっていた。そこに3人の部族長が現れる。
葡蘭「キシシシシシシシシ。オンナ、ダメ、ゼッタイ。オレ、オマエ、アイテ」
夏侯蘭「俺を指名か。仕方ない。相手となろう」
儺肢「シュシュ。アイツラ、フガイナイ。オレ、アイテ、スル」
趙雲「この常山の趙子龍を指名とは、相手となろう」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。オンナ、オレとコイ」
樊玉鳳「生憎、殿方は子龍1人で足りています。私は身持が固いので」
丸々と太ったその巨体を利用して転がってくる葡蘭に対して夏侯蘭は驚きを隠せない。
葡蘭「イックゾー」
夏侯蘭「何、何をしようっていうんだ。おいおいおいおい、嘘だろ。これ」
夏侯蘭は何かあると考えて、槍で受けず回避した。
葡蘭「ウィーーーーーーーーー。ヨケル。ダメ、ゼッタイ。メガ。ウプッウェェェェェェェ」
夏侯蘭「気持ち悪いなお前!」
葡蘭「コンド、アテル、ヨケル、ダメ、ゼッタイ」
夏侯蘭「アイツ、馬鹿なのか?(あの攻撃の後、目を回したアイツに隙が生じる。その一瞬を使って、斬り込む)」
葡蘭はまたその巨体を活かして、転がってきた。だが、夏侯蘭は、その一瞬を見逃さない。槍にて心臓を貫いた。
葡蘭「イックゾー」
夏侯蘭「(アイツの回転力とその距離を計算した。この位置だ。この位置で、横に交わして、一撃を浴びせる。好機は一瞬だ。アイツがめまいから解放されれば、その巨体から繰り出す攻撃に俺は成すすべなく討たれるだろう)」
夏侯蘭の読み通り、葡蘭は夏侯蘭が横に少し避けた。その瞬間、立ち止まり、目を回した。
葡蘭「ウィーーーーーーーーーーー。マタ、ヨケタ。ダメ、ゼッタイ。ウプッ。ウェェェェェェェ。ヘッ?」
夏侯蘭が飛び込み、葡蘭の心臓目掛けて鋭い槍を突き刺した。
夏侯蘭「敵将、夏侯蘭が討ち取った。ってくせぇなぁ。何食ったらこんな臭いがすんだよ。これ、取れんのか。あぁ。やっちまったよ。全く」
夏侯蘭が葡蘭を討ち取った頃、趙雲も儺肢を難なく討ち取っていた。
儺肢「シュシュ。ミナゴロシ。タノシイ」
趙雲「そうやって桂陽の民を多く殺したのだな。その所業、この常山の趙子龍が決して許さぬ」
儺肢「シュシュ。オレ、ツヨイ。オマエ、ヨワイ」
儺肢は趙雲の2倍ほどの体格差があった。それゆえ、趙雲をチビだと侮った。だが、趙雲の体格は成人男性の平均よりも上だ。決して小さいわけでは無い。そして、相手が大きいということは、的も大きいということである。儺肢は趙雲を掴んで、その首を絞めたはずだった。
儺肢「チビスケ、ザンネン。ムネン」
趙雲「そのチビスケ?に討ち取られる訳だがな」
儺肢「タシカ二、カンショク、アッタ。ナゼ、イキテル」
趙雲「冥土の土産とやらに教えてやる。見ろ」
儺肢「コレ、ナマクビ」
趙雲「お前たちが殺した民が私を助けてくれた。今こそ、その報いを受けよ」
儺肢「ギョヘッ」
趙雲が槍を高速で何度も突き刺した。
趙雲「分厚いと奥まで通すのが大変だな。勉強になった」
同じ頃、邊㟴䖸と樊玉鳳の戦いも決着を迎えようとしていた。
邊㟴䖸「、、、、スタッ。アキラメテ、ツイテコイ」
樊玉鳳「だから、間に合ってるって言ってるでしょ!」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。オウジョウギワ、ワルイ。オンナダ」
樊玉鳳「(厄介ね。アイツ、私を捕えようとしてくるから攻撃はしてこないけど、あの消えたり、現れたりは厄介極まりない。どうやってるのかしら?この森に何か仕掛けがある?)」
邊㟴䖸「、、、、スタッ。ツカマエタ」
樊玉鳳「(成程、種はわかった。なら、後は行動あるのみ)あらあら、それ私じゃ無いわよ。ここで亡くなっていた女性の亡骸よ」
邊㟴䖸「!?ナラ、モウイチド」
樊玉鳳「(ごめんなさいね。勝手に利用して、貴方の無念は私が晴らしてあげるから許して頂戴)今よ」
邊㟴䖸が現れた瞬間樊玉鳳の双槍が邊㟴䖸の両胸深く突き刺さっていた。
邊㟴䖸「グフッ」
樊玉鳳「貴方の敗因は、この森よ。貴方は、その脚力を利用して、音を立てず木を登り、そして別の木から現れた。わからないままだと、相手が変なところから現れるのだもの。脅威でしか無いわ。でも、相手が悪かったわね。貴方は、オンナを殺せない。恐らく、貴方を率いる人から言われたんでしょうね。でも、私は貴方を容赦なく殺せる。生かしておけば、酷い目に遭う人が増えるのだから当然よね。って、もう聞こえている訳ないわよね。じゃあね名も知らぬ部族長さん」
開始早々、趙雲軍により指揮官を3人も討ち取られた慚戯だが張郃を捕らえていた。張郃を取り返すべく高覧は麹義・藩鳳と共に残りの3将と対峙していた。
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