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4章 三国鼎立
論功行賞(前編)
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劉備が交州を支配下に置いて、襄陽へと凱旋するのを出迎える荀彧。
荀彧「劉丁殿、本気で言ってるのですか?」
義賢「あぁ、今回の戦いで俺は全く役に立たなかった。論功行賞に出るなどおこがましいだろう。遠慮させてもらうつもりだ。それより董白と牝愛との時間を大事にしたい。兄上のことは荀彧殿に任せるよ」
荀彧「ですが」
義賢「手柄も何も挙げてない安全なところにいた人間が出ていいものじゃないよ論功行賞は」
そう言って俺はスタスタと家へと帰る。
槃李杏「董白姐様、愛しの旦那様が帰ってこられたみたいですよ」
董白「馬鹿、李杏。そんなんじゃないんだから。あんな、自分だけでなんでも抱え込んじゃうやつどうでもいいんだから。ねー牝愛ちゃん」
牝愛「ちゃい」
槃李杏「可愛いなぁ。董白姐様も牝愛ちゃんも」
牝愛「ブー」
董白「お腹すいちゃったのかな」
槃李杏「もうそんな時間でしたか」
義賢「おーい、旦那様のお帰りだぞ~。いつまで待たせんだ~」
董白「煩いわね。何の手柄も無しで、タダ飯ぐらいの穀潰しの旦那とかごめんなんだけど(無事で良かった。義賢に何かあったらどうしようって毎日不安だったんだから~)」
義賢「酷い言われようだな。牝愛、ただいま」
牝愛「ぱー」
義賢「董白聞いたか?今、牝愛がぱーって、もうちょっとで、呼んでもらえるぞ」
董白「はいはい(牝愛ちゃん、その調子よ。先にぱーぱーて呼んであげて頂戴ね。義賢の喜ぶ顔が見たいから)」
槃李杏「お邪魔しています。あの主人は?」
義賢「あぁ、李杏殿、来てたのか。妻がお世話になっている。ありがとう。魏延殿なら論功行賞の最中だろう。何でも、猛獣を操る男を降伏させたとかで、ちょっと位が上がるんじゃないかな。俺は、この通り安全なところにいただけだから董白とまだ小さい牝愛と過ごしたくてな。帰ってきちゃったよ」
董白「要は手柄がなかったって事よね(あぁん。私も義賢に会いたかったの~牝愛ちゃんも不安そうにしてたんだから~」
義賢「手厳しいがそういうことだな」
槃李杏「そうなのですね。主人は、お役に立てたのですね」
義賢「あぁ、もう少し待っていると良い。俺は牝愛と遊んでるのでな」
俺はそういうと牝愛を董白から取り上げて、たかいたかいや牝愛も抱えてぐるぐる回る飛行機とかして遊んでいた。
董白「牝愛ちゃんは、もう3歳にもなるのに未だに言葉が話せないのよ。張宝様からは別にどこにも異常は無いって言われてるんだけどね」
槃李杏「大きさもまだ小さいままですもんね」
董白「そうなのよ。張宝様からは普通の人より成長が遅いだけと言われたけれど親としては心配よね。それに牝愛ちゃんのことが心配だから義賢も仕事よりも私たちのことを優先してるんじゃないかって、私、義賢の事、縛りたくないのに、嬉しいのよ。今回の戦もそうよ。義賢が前線じゃなくて後方支援だって聞いて、私ほっとしたの。危ないところじゃなくて良かったって、妻失格よね」
槃李杏「董白姐様、そんなことありませんわ。私だって、できることなら主人の側で武を奮いたい。側にいれば守ってあげられるって、そう考えてしまいますもの」
董白「ほんと勝手よね」
槃李杏「えぇ」
その頃、襄陽では論功行賞が行われていた。
劉備「皆のお陰で、領土を失わずに新たに交州を得ることもできた感謝する。先ずは、此度の荊州防衛の論功行賞から始める。第1功は、彼をおいて他にいないだろう。急襲してきた孫策軍の都督孫権を捕まえた文聘、前へ」
名前を呼ばれた文聘が緊張の面持ちのまま、前へと進み出る。それを茶化す荊州水軍の面々。
船頭隊長「おいおい。文聘、なに緊張してんだ!さっきまでの威勢はどうしたんだ」
荊州水軍兵士長「劉備様に褒美を願い出るとか意気込んでた癖によ~」
劉備「ほぉ、褒美を要求か?」
文聘「そ、そ、そのような恐れ多いこと申しませぬ」
劉琮「仲業、頑張って」
劉琮の言葉が聞こえた文聘は覚悟を決めて、跪き言う。
劉備「突然、跪いてどうしたのだ?」
文聘「このようなこと申せば。最悪、処罰されることを覚悟で申し上げる。劉琮様を劉琮様を某に某にくだされ。某は劉琮様を愛しているんだ」
文聘の言葉にヒューヒューと囃し立てる荊州水軍の面々。
劉備「ハッハッハッハ。そうかそうか。劉琮、良かったな」
劉琮「はい。義父上」
文聘「あの、これはどういう?」
劉備「全く、いつ言い出すのかとヒヤヒヤしていた。文聘よ。俺の義息子になることを許可しよう。劉琮のことを頼んだぞ」
文聘「勿体なきお言葉!誠心誠意、お仕えしお守り致します!」
劉備「あぁ、頼んだぞ」
劉琮「仲業、やっと僕だけのものになってくれたね」
文聘「今日まで我慢したのですからな。今夜は寝かしませんぞ」
劉琮「フフフ、お手並み拝見と行こうかな」
荊州水軍の面々から嫉妬寄りの祝福を受ける文聘と劉琮。
劉備「また此度、船頭の身でありながら劉琮に協力してくれた者たちには、特別に金一封を代表者に預ける」
船頭隊長「アッシらに?良いんですかい?」
劉備「あぁ、民であろうが公平に報いなければ良い領主とは言えぬ。本当にありがとう」
船頭隊長「そんな劉備様に頭を下げさせるなんて、申し訳ねぇ。有り難くお受け取り致しやす」
当然、防衛組の第一功は、誰がどう見ても文聘だ。逃げようとしていた孫権を殺さずに捕らえたのだから。論功行賞はまだ続く。
荀彧「劉丁殿、本気で言ってるのですか?」
義賢「あぁ、今回の戦いで俺は全く役に立たなかった。論功行賞に出るなどおこがましいだろう。遠慮させてもらうつもりだ。それより董白と牝愛との時間を大事にしたい。兄上のことは荀彧殿に任せるよ」
荀彧「ですが」
義賢「手柄も何も挙げてない安全なところにいた人間が出ていいものじゃないよ論功行賞は」
そう言って俺はスタスタと家へと帰る。
槃李杏「董白姐様、愛しの旦那様が帰ってこられたみたいですよ」
董白「馬鹿、李杏。そんなんじゃないんだから。あんな、自分だけでなんでも抱え込んじゃうやつどうでもいいんだから。ねー牝愛ちゃん」
牝愛「ちゃい」
槃李杏「可愛いなぁ。董白姐様も牝愛ちゃんも」
牝愛「ブー」
董白「お腹すいちゃったのかな」
槃李杏「もうそんな時間でしたか」
義賢「おーい、旦那様のお帰りだぞ~。いつまで待たせんだ~」
董白「煩いわね。何の手柄も無しで、タダ飯ぐらいの穀潰しの旦那とかごめんなんだけど(無事で良かった。義賢に何かあったらどうしようって毎日不安だったんだから~)」
義賢「酷い言われようだな。牝愛、ただいま」
牝愛「ぱー」
義賢「董白聞いたか?今、牝愛がぱーって、もうちょっとで、呼んでもらえるぞ」
董白「はいはい(牝愛ちゃん、その調子よ。先にぱーぱーて呼んであげて頂戴ね。義賢の喜ぶ顔が見たいから)」
槃李杏「お邪魔しています。あの主人は?」
義賢「あぁ、李杏殿、来てたのか。妻がお世話になっている。ありがとう。魏延殿なら論功行賞の最中だろう。何でも、猛獣を操る男を降伏させたとかで、ちょっと位が上がるんじゃないかな。俺は、この通り安全なところにいただけだから董白とまだ小さい牝愛と過ごしたくてな。帰ってきちゃったよ」
董白「要は手柄がなかったって事よね(あぁん。私も義賢に会いたかったの~牝愛ちゃんも不安そうにしてたんだから~」
義賢「手厳しいがそういうことだな」
槃李杏「そうなのですね。主人は、お役に立てたのですね」
義賢「あぁ、もう少し待っていると良い。俺は牝愛と遊んでるのでな」
俺はそういうと牝愛を董白から取り上げて、たかいたかいや牝愛も抱えてぐるぐる回る飛行機とかして遊んでいた。
董白「牝愛ちゃんは、もう3歳にもなるのに未だに言葉が話せないのよ。張宝様からは別にどこにも異常は無いって言われてるんだけどね」
槃李杏「大きさもまだ小さいままですもんね」
董白「そうなのよ。張宝様からは普通の人より成長が遅いだけと言われたけれど親としては心配よね。それに牝愛ちゃんのことが心配だから義賢も仕事よりも私たちのことを優先してるんじゃないかって、私、義賢の事、縛りたくないのに、嬉しいのよ。今回の戦もそうよ。義賢が前線じゃなくて後方支援だって聞いて、私ほっとしたの。危ないところじゃなくて良かったって、妻失格よね」
槃李杏「董白姐様、そんなことありませんわ。私だって、できることなら主人の側で武を奮いたい。側にいれば守ってあげられるって、そう考えてしまいますもの」
董白「ほんと勝手よね」
槃李杏「えぇ」
その頃、襄陽では論功行賞が行われていた。
劉備「皆のお陰で、領土を失わずに新たに交州を得ることもできた感謝する。先ずは、此度の荊州防衛の論功行賞から始める。第1功は、彼をおいて他にいないだろう。急襲してきた孫策軍の都督孫権を捕まえた文聘、前へ」
名前を呼ばれた文聘が緊張の面持ちのまま、前へと進み出る。それを茶化す荊州水軍の面々。
船頭隊長「おいおい。文聘、なに緊張してんだ!さっきまでの威勢はどうしたんだ」
荊州水軍兵士長「劉備様に褒美を願い出るとか意気込んでた癖によ~」
劉備「ほぉ、褒美を要求か?」
文聘「そ、そ、そのような恐れ多いこと申しませぬ」
劉琮「仲業、頑張って」
劉琮の言葉が聞こえた文聘は覚悟を決めて、跪き言う。
劉備「突然、跪いてどうしたのだ?」
文聘「このようなこと申せば。最悪、処罰されることを覚悟で申し上げる。劉琮様を劉琮様を某に某にくだされ。某は劉琮様を愛しているんだ」
文聘の言葉にヒューヒューと囃し立てる荊州水軍の面々。
劉備「ハッハッハッハ。そうかそうか。劉琮、良かったな」
劉琮「はい。義父上」
文聘「あの、これはどういう?」
劉備「全く、いつ言い出すのかとヒヤヒヤしていた。文聘よ。俺の義息子になることを許可しよう。劉琮のことを頼んだぞ」
文聘「勿体なきお言葉!誠心誠意、お仕えしお守り致します!」
劉備「あぁ、頼んだぞ」
劉琮「仲業、やっと僕だけのものになってくれたね」
文聘「今日まで我慢したのですからな。今夜は寝かしませんぞ」
劉琮「フフフ、お手並み拝見と行こうかな」
荊州水軍の面々から嫉妬寄りの祝福を受ける文聘と劉琮。
劉備「また此度、船頭の身でありながら劉琮に協力してくれた者たちには、特別に金一封を代表者に預ける」
船頭隊長「アッシらに?良いんですかい?」
劉備「あぁ、民であろうが公平に報いなければ良い領主とは言えぬ。本当にありがとう」
船頭隊長「そんな劉備様に頭を下げさせるなんて、申し訳ねぇ。有り難くお受け取り致しやす」
当然、防衛組の第一功は、誰がどう見ても文聘だ。逃げようとしていた孫権を殺さずに捕らえたのだから。論功行賞はまだ続く。
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