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5章 天下統一
孫策、家族を取り戻さんと奮闘す
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孫策と周瑜が連れて行かれた牢屋には。
張昭「生きて2度とお会いすることは無いと思っておった孫策様」
孫策「張昭!ここは?」
張昭「孫翊様に逆らったものが入れられる牢。処刑される名前を呼ばれるのを待つだけの」
孫策「馬鹿な!?」
張紘「孫翊様にお会いしたのなら孫策様にもお分かりいただけよう。あの変わりよう、何やらおかしいと蜀漢に相談に向かおうとしたところ。情報漏洩罪とやらで、ここにぶち込まれた。食事は出るが、名前を呼ばれた者は、一向に帰って来ない。董襲や蒋欽は無事であろうか?」
孫策「その2人なら翊の側にいた」
周瑜「伯符、きっとあの被り物をした男か女かわからない奴の仕業だ」
虞翻「その声は、周瑜殿か。良かった。貴殿も無事なのだな」
周瑜「虞翻も無事で何よりだ。、ところで、そちらには何人いる?」
虞翻「呂範殿に闞沢殿。孫河殿がいたのだが先程連れて行かれた」
呂範「伯符、本当にお前なのか?無事だったのだな。しかし、これで希望も打ち砕かれたわけか。周瑜殿とお前だけが頼りだったんだが」
闞沢「ですが心を強く持たねば、付け入れられますぞ。あの妙な光を浴びて、兵たちはまるで我らが敵であるかのように捕まえて、ここに放り込んだのですからな」
周瑜「妙な光?」
闞沢「えぇ。どうやら心の弱いものから自我を奪う特別な光では無いかと。ここに入れられたのは、皆その光で、変わらなかったものたちなので」
孫策「あの光か!翊に向けられていた紫色の」
闞沢「間違いありません。では、孫翊様も操られているのか。どうりでおかしいと」
苦痛に悶える声が聞こえる。
???「うがぁぁぁぁぁぁぁ。俺は。絶対に。屈しない。孫権様」
孫策「あの声は周泰か!何処から」
吾粲「孫河殿の前に連れて行かれたのだ」
周瑜「その声は吾粲か」
吾粲「うむ。息災そうで何よりである周瑜殿。だが、これで確信したことが一つだけ。各牢は、4人まで。あの光で操れる人間は、恐らく武官だ。我々、文官は誰1人として連れて行かれていない。閉じ込めて、何もできぬようにしているのだろう。中枢を抑えて、一体何をするつもりやら」
顧雍「何かよからぬことを考えているのでは?」
賀斉「例えば、今孫策様を捕まえたことから考えるに、劉備殿に和平交渉を持ちかけて、ノコノコとやってきたところを暗殺とかな」
周瑜「馬鹿な!?」
顧雍「ですが、こういう術者が嫌がるのを劉備殿は抱えているのでは?」
周瑜「左慈方士か。確かに、動かないように先手を打って、劉備殿を暗殺しようとしている可能性は否めない。だとしたら、一刻も早くここから抜け出さないと」
バキーン。
孫策「簡単に外れたわ。公瑾、ちょっと待ってろ」
力任せにバキーンと外す孫策。
周瑜「伯符、お前何処にこんな力が?」
孫策「ひょっとしたら、俺は身をもって于吉の呪術を受けたから術式に強くなってて、解けるとか?」
???「そんなわけなかろう。愚民の大馬鹿者が。ワシが手を貸してやったに決まっておろうが。ふわぁ。眠たすぎるわい。クソガキ(左慈)のやつめ。このような男ばかりのむさ苦しいところに放り込むとは、許せん」
張昭「い、犬が言葉を話している?」
???「犬などでは無い!金毛犼様と呼べ!これだから愚民共など助ける価値がないと言うのだ」
張紘「金毛犼!?人を食べる霊獣!?」
金毛犼「うむうむ。よーく勉強しておるな。感心感心。ワシこそ人肉を食べ、尿で何でも溶かす金毛犼様よ。今は、クソガキの式神とやらだがな。全く、ワシなら牢屋なぞ無いようなものだろう。助け出せだの。このことが黄竜様に知られるわけにはいかないとか。ベラベラと訳のわからんことを良いよって。ふわぁ。眠い眠すぎるわ。ホレ。お前たちの手枷と足枷は外してやったぞ。それと牢屋の鍵もな。援護はしてやったのだ騒ぎはきちんと起こすのだぞ。全く、あのクソガキめ。それが終わったら帰ってこいだ。全く、ワシをなんだと思っておるのだ。都合の良い忠犬だとでも思って、おるのではあるまいな。ふわぁ。まだ眠たいというに。あっ忘れておった。孫策、お前以外がワシを見たことの記憶は消しておいたのでな。なんとか誤魔化しておけ。やれやれ。わかったわかった。今、行くと行っておろうが。ハクトウに乗って優雅なものじゃな」
ポワンと金毛犼が消えると周瑜たちはいつのまにか手枷と足枷が外れ、牢屋の鍵が空いていることに驚いていた。
孫策「どうやら、于吉の呪術受けた影響で、力がおかしいことになったみたいでよ。ほら」
孫策は目の前で鎖を引きちぎった。
当然、これも金毛犼が壊れやすくしておいたやつである。
周瑜「伯符、身体に問題は無いんだな?無事に終わったら一度張角殿に」
孫策「わかった。わかった。でも、今は俺の家族に手荒な真似してくれたこと償ってもらわないとな」
張昭「ふむ。こういう呪術に詳しい左慈方士に協力を頼めれば良いのだが」
孫策「こういう可能性を考えてたわけじゃ無いんだが。診療所を出る時に、万が一の可能性を考えて、左慈方士、連れてきてたんだったわ俺。近くに隠れてるとは思うんだ。だから先ず合流しねぇと。相手が術者なら俺たちに解呪は無理だろうからよ」
周瑜「伯符の言う通りだな。先ずは、誰1人欠けることなく左慈方士を探すとしよう」
孫策「(これで良いんだよな。てか、犬が普通に話してたなぁ。でも、助けてくれるってんなら力を借りないとな。家族を助けるため俺は奮闘するぜ)」
于吉の呪術の力を使う謎の男とは、一体。
孫策の家族を助けるための戦いが密かに幕をあけるのだった。
張昭「生きて2度とお会いすることは無いと思っておった孫策様」
孫策「張昭!ここは?」
張昭「孫翊様に逆らったものが入れられる牢。処刑される名前を呼ばれるのを待つだけの」
孫策「馬鹿な!?」
張紘「孫翊様にお会いしたのなら孫策様にもお分かりいただけよう。あの変わりよう、何やらおかしいと蜀漢に相談に向かおうとしたところ。情報漏洩罪とやらで、ここにぶち込まれた。食事は出るが、名前を呼ばれた者は、一向に帰って来ない。董襲や蒋欽は無事であろうか?」
孫策「その2人なら翊の側にいた」
周瑜「伯符、きっとあの被り物をした男か女かわからない奴の仕業だ」
虞翻「その声は、周瑜殿か。良かった。貴殿も無事なのだな」
周瑜「虞翻も無事で何よりだ。、ところで、そちらには何人いる?」
虞翻「呂範殿に闞沢殿。孫河殿がいたのだが先程連れて行かれた」
呂範「伯符、本当にお前なのか?無事だったのだな。しかし、これで希望も打ち砕かれたわけか。周瑜殿とお前だけが頼りだったんだが」
闞沢「ですが心を強く持たねば、付け入れられますぞ。あの妙な光を浴びて、兵たちはまるで我らが敵であるかのように捕まえて、ここに放り込んだのですからな」
周瑜「妙な光?」
闞沢「えぇ。どうやら心の弱いものから自我を奪う特別な光では無いかと。ここに入れられたのは、皆その光で、変わらなかったものたちなので」
孫策「あの光か!翊に向けられていた紫色の」
闞沢「間違いありません。では、孫翊様も操られているのか。どうりでおかしいと」
苦痛に悶える声が聞こえる。
???「うがぁぁぁぁぁぁぁ。俺は。絶対に。屈しない。孫権様」
孫策「あの声は周泰か!何処から」
吾粲「孫河殿の前に連れて行かれたのだ」
周瑜「その声は吾粲か」
吾粲「うむ。息災そうで何よりである周瑜殿。だが、これで確信したことが一つだけ。各牢は、4人まで。あの光で操れる人間は、恐らく武官だ。我々、文官は誰1人として連れて行かれていない。閉じ込めて、何もできぬようにしているのだろう。中枢を抑えて、一体何をするつもりやら」
顧雍「何かよからぬことを考えているのでは?」
賀斉「例えば、今孫策様を捕まえたことから考えるに、劉備殿に和平交渉を持ちかけて、ノコノコとやってきたところを暗殺とかな」
周瑜「馬鹿な!?」
顧雍「ですが、こういう術者が嫌がるのを劉備殿は抱えているのでは?」
周瑜「左慈方士か。確かに、動かないように先手を打って、劉備殿を暗殺しようとしている可能性は否めない。だとしたら、一刻も早くここから抜け出さないと」
バキーン。
孫策「簡単に外れたわ。公瑾、ちょっと待ってろ」
力任せにバキーンと外す孫策。
周瑜「伯符、お前何処にこんな力が?」
孫策「ひょっとしたら、俺は身をもって于吉の呪術を受けたから術式に強くなってて、解けるとか?」
???「そんなわけなかろう。愚民の大馬鹿者が。ワシが手を貸してやったに決まっておろうが。ふわぁ。眠たすぎるわい。クソガキ(左慈)のやつめ。このような男ばかりのむさ苦しいところに放り込むとは、許せん」
張昭「い、犬が言葉を話している?」
???「犬などでは無い!金毛犼様と呼べ!これだから愚民共など助ける価値がないと言うのだ」
張紘「金毛犼!?人を食べる霊獣!?」
金毛犼「うむうむ。よーく勉強しておるな。感心感心。ワシこそ人肉を食べ、尿で何でも溶かす金毛犼様よ。今は、クソガキの式神とやらだがな。全く、ワシなら牢屋なぞ無いようなものだろう。助け出せだの。このことが黄竜様に知られるわけにはいかないとか。ベラベラと訳のわからんことを良いよって。ふわぁ。眠い眠すぎるわ。ホレ。お前たちの手枷と足枷は外してやったぞ。それと牢屋の鍵もな。援護はしてやったのだ騒ぎはきちんと起こすのだぞ。全く、あのクソガキめ。それが終わったら帰ってこいだ。全く、ワシをなんだと思っておるのだ。都合の良い忠犬だとでも思って、おるのではあるまいな。ふわぁ。まだ眠たいというに。あっ忘れておった。孫策、お前以外がワシを見たことの記憶は消しておいたのでな。なんとか誤魔化しておけ。やれやれ。わかったわかった。今、行くと行っておろうが。ハクトウに乗って優雅なものじゃな」
ポワンと金毛犼が消えると周瑜たちはいつのまにか手枷と足枷が外れ、牢屋の鍵が空いていることに驚いていた。
孫策「どうやら、于吉の呪術受けた影響で、力がおかしいことになったみたいでよ。ほら」
孫策は目の前で鎖を引きちぎった。
当然、これも金毛犼が壊れやすくしておいたやつである。
周瑜「伯符、身体に問題は無いんだな?無事に終わったら一度張角殿に」
孫策「わかった。わかった。でも、今は俺の家族に手荒な真似してくれたこと償ってもらわないとな」
張昭「ふむ。こういう呪術に詳しい左慈方士に協力を頼めれば良いのだが」
孫策「こういう可能性を考えてたわけじゃ無いんだが。診療所を出る時に、万が一の可能性を考えて、左慈方士、連れてきてたんだったわ俺。近くに隠れてるとは思うんだ。だから先ず合流しねぇと。相手が術者なら俺たちに解呪は無理だろうからよ」
周瑜「伯符の言う通りだな。先ずは、誰1人欠けることなく左慈方士を探すとしよう」
孫策「(これで良いんだよな。てか、犬が普通に話してたなぁ。でも、助けてくれるってんなら力を借りないとな。家族を助けるため俺は奮闘するぜ)」
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孫策の家族を助けるための戦いが密かに幕をあけるのだった。
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