332 / 627
第九部
三鬼が大好きな…
しおりを挟む
「安達君と牧野君はティン君と一緒に、
他のブースを見に行ったよ」
黒谷が向井達が来るとそういった。
「手伝いに来てるはずなんだけどね」
トリアが仕方がないな~と笑った。
「おっ、チビ達はもうボール投げしてきたんだ」
胸に下げるキーホルダーを見て、
黒谷が笑った。
「この子たち連れて大きなアミューズメントは難しいから、
こういうイベントがちょうどいいのよ。
チビ達も喜んでるし」
トリアが説明した。
「きょーはね~きものをかいにきたんじゃ」
「着物? 」
呉葉の言葉に黒谷が驚いて向井達を見た。
「この子たちがいつも持ち歩いている、
お人形に着せる着物ですよ。
作家さんが参加されてるので、
欲しいそうです」
向井が笑った。
「ボクはね~きょうりゅーのつみきをかうの」
三鬼が嬉しそうに黒谷に説明した。
「それは向井パパは大変だ」
黒谷が笑った。
「多分、先に見て回ってる大きな子供達も、
向井さんのお財布を当てにしてるよ」
ディッセも黒谷の隣でニヤリとした。
「ハハハ………」
向井の乾いた笑いに、
「式神課で稼いで給料アップしても、
右から左へと出て行っちゃうね」
トリアも笑った。
「はやく~」
チビ達の声に、
「では、空っ穴になってきます」
向井はトリアと一緒にチビに引きずられていった。
こんと呉葉が作家のブースに行くと、
「久しぶり~また来てくれたのね」
作家と楽しそうに人形の話を始めた。
トリアがいるので、
「俺達は向こうのブースにいるから」
と三鬼を連れて歩き出した。
作家を見つけると、
三鬼が嬉しそうに走って行った。
「こんにちは~ボクこれかいにきたの~」
作家と楽しそうに会話をする後ろから、
向井は歩いてくると挨拶した。
「HP見て、どうしてもこれが欲しいそうで」
向井が笑顔で作家を見た。
「有難うございます。
これは新作なんですよ。
何度も作り直して、
やっと納得がいく形に仕上がったので、
喜んでもらえたら嬉しいです」
三鬼は向井を見ると、
「これパズルなの」
と木箱の穴に形を合わせて、
恐竜の積み木を中に入れていった。
「面白いですね」
向井が顔を近づけてみる。
「これなら遊びながら片付けもできますね」
向井が作家を見て笑った。
「そうなんですよ。
それとね。バランスゲームも楽しめるんです。
このボードの上に恐竜を置いて、
バランスを取らせるんです。
ちょっと難しいよ」
作家が三鬼に言った。
三鬼は恐竜を手に持って、
「これヒノキ? 」
と聞いた。
作家は驚くと、
「凄いね。ヒノキの香りが分かるの? 」
と三鬼を見た。
「ボクね。ヒノキのかんなくずで、
おはなつくったの」
「ヒノキのかんなくずで? 」
作家が驚いて顔をあげると向井を見た。
他のブースを見に行ったよ」
黒谷が向井達が来るとそういった。
「手伝いに来てるはずなんだけどね」
トリアが仕方がないな~と笑った。
「おっ、チビ達はもうボール投げしてきたんだ」
胸に下げるキーホルダーを見て、
黒谷が笑った。
「この子たち連れて大きなアミューズメントは難しいから、
こういうイベントがちょうどいいのよ。
チビ達も喜んでるし」
トリアが説明した。
「きょーはね~きものをかいにきたんじゃ」
「着物? 」
呉葉の言葉に黒谷が驚いて向井達を見た。
「この子たちがいつも持ち歩いている、
お人形に着せる着物ですよ。
作家さんが参加されてるので、
欲しいそうです」
向井が笑った。
「ボクはね~きょうりゅーのつみきをかうの」
三鬼が嬉しそうに黒谷に説明した。
「それは向井パパは大変だ」
黒谷が笑った。
「多分、先に見て回ってる大きな子供達も、
向井さんのお財布を当てにしてるよ」
ディッセも黒谷の隣でニヤリとした。
「ハハハ………」
向井の乾いた笑いに、
「式神課で稼いで給料アップしても、
右から左へと出て行っちゃうね」
トリアも笑った。
「はやく~」
チビ達の声に、
「では、空っ穴になってきます」
向井はトリアと一緒にチビに引きずられていった。
こんと呉葉が作家のブースに行くと、
「久しぶり~また来てくれたのね」
作家と楽しそうに人形の話を始めた。
トリアがいるので、
「俺達は向こうのブースにいるから」
と三鬼を連れて歩き出した。
作家を見つけると、
三鬼が嬉しそうに走って行った。
「こんにちは~ボクこれかいにきたの~」
作家と楽しそうに会話をする後ろから、
向井は歩いてくると挨拶した。
「HP見て、どうしてもこれが欲しいそうで」
向井が笑顔で作家を見た。
「有難うございます。
これは新作なんですよ。
何度も作り直して、
やっと納得がいく形に仕上がったので、
喜んでもらえたら嬉しいです」
三鬼は向井を見ると、
「これパズルなの」
と木箱の穴に形を合わせて、
恐竜の積み木を中に入れていった。
「面白いですね」
向井が顔を近づけてみる。
「これなら遊びながら片付けもできますね」
向井が作家を見て笑った。
「そうなんですよ。
それとね。バランスゲームも楽しめるんです。
このボードの上に恐竜を置いて、
バランスを取らせるんです。
ちょっと難しいよ」
作家が三鬼に言った。
三鬼は恐竜を手に持って、
「これヒノキ? 」
と聞いた。
作家は驚くと、
「凄いね。ヒノキの香りが分かるの? 」
と三鬼を見た。
「ボクね。ヒノキのかんなくずで、
おはなつくったの」
「ヒノキのかんなくずで? 」
作家が驚いて顔をあげると向井を見た。
2
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ゴミスキルと追放された【万物鑑定】の俺、実は最強でした。Sランクパーティが崩壊する頃、俺は伝説の仲間と辺境で幸せに暮らしています
黒崎隼人
ファンタジー
Sランク勇者パーティのお荷物扱いされ、「ゴミスキル」と罵られて追放された鑑定士のアッシュ。
失意の彼が覚醒させたのは、森羅万象を見通し未来さえも予知する超チートスキル【万物鑑定】だった!
この力を使い、アッシュはエルフの少女や凄腕の鍛冶師、そして伝説の魔獣フェンリル(もふもふ)といった最強の仲間たちを集め、辺境の町を大発展させていく。
一方、彼を追放した勇者たちは、アッシュのサポートを失い、ダンジョンで全滅の危機に瀕していた――。
「今さら戻ってこい? お断りだ。俺はこっちで幸せにやってるから」
底辺から駆け上がる痛快逆転ファンタジー、ここに開幕!
異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~
タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。
時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま!
「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」
ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは――
公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!?
おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。
「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」
精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる