俎上のシャチ

餅川

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俎上のシャチ

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「服を脱いでベットに寝そべりなさい」

 もうすぐ春休みだけどおれには何の関係も無い。
いつもと同じく父さんにけつを使われて、情けなくザーメンを撒き散らすだけ。夕飯が終わるとすぐにここ、父さんの私室に呼ばれる。父さんの性処理に使われる為だけに。柔らかな灯りに照らされたキングサイズのふかふかのベッドに豪奢な机と椅子。その上に腰かけているのは、むっちりした黒白の身体を手触りの良さそうなガウンで包んだおれにそっくりの顔をした鯱(シャチ)人、父さんだ。なかなか絵になる光景だと思う。父さんの目の前で全裸になっているおれを無視すれば。

「尻を上げて股を開きなさい。尾鰭が邪魔にならないようにね」

 毎回毎回言われなくても分かっているが、父さんはおれに命令するのが楽しいんだろう。他人を見下す事貶める事痛めつける事が大好きな人だ。例えそれが家族でも変わらない。ベッドの上で大きなけつを高く掲げると後孔もスリットも父さんに丸見えになる。視線を感じてけつがぞくぞくとしてくるが、必死に抑えこむ。これは反射的な反応だ。このベッドの上で何年も同じ事をしているからついつい体が反応してしまうだけ。おれは男だし実の父親に裸を見られて興奮するような変態じゃない。いつものようにそう言い聞かせながら身体のチェックをする。この部屋に来る前に念入りにシャワーを浴びたが、以前臭いと言われて何十回もけつを叩かれしばらくの間痛みで動けなかった。その間もずっと父さんはおれのけつを犯し続けていたけれど。ベッドに突っ伏したおれに杭打ちするようにちんぽぶちこんで、乳首とちんぽがシーツで擦られるびりびりする刺激とけつからのおれを壊すような快楽で頭がおかしくなりそうだった。ちんぽからは壊れた蛇口みたくザーメンを出しっぱなしで。あの時の事を思い出すと頭が茹だり背筋がぞくりとして。脳のシワまで刻み込まれた快感がおれの事をおかしくさせようとする。ああ駄目だ、このままじゃまた父さんに犯されてよがり狂ってしまう。落ち着かないと。

「ふーっ、ふぅう…」

 そうだ呼吸を整えて父さんをおこらせないように早く身体がきれいになってるか確認しないと。何年間も空手をやってきたせいでどこもかしこも大岩のように太くぶ厚い。父さんの脂肪だらけの身体と違って筋肉できたがっちりした身体だし、白と黒の皮膚は瑞々しくて加齢でかさついた物とは違ってすべすべしている。なかなかかっこいい身体だと思う。純白の胸板の中央にあるでかい乳首以外は。このドス黒い肉突起を見れば一目でおれがまともな男じゃないと分かるだろう。実際その通りだ。実の父親に毎日のようにけつを犯されながら乳首を強く抓られている男がまともなわけがない。数年前、潰れそうな力で摘まれるとおれが泣きわめきけつが絞まると分かってからは毎回のように弄られている。でも今日の父さんは落ち着いているしあまり弄られないだろう。おかしくなっている時は充血するぐらいに痛めつけてくる。あんな辛い思いは嫌だし、今日も大人しく言う事を聞いて早く終わらせ――

「父さんが話しかけているんだよ?何故返事をしないんだい」

 突然の冷たい声に驚いて振り向けば手を振り上げた父さんがいた。小さすぎる目のせいで表情を感じさせない顔がいつも以上に冷たいように感じる。待ってごめんなさい許してください、そう謝る隙も与えずにおれのけつをバチン!と音がする勢いで叩いた。

「あ"ひいいぃっ!?」

 休む間も与えず何回もけつを叩かれ続ける。生易しいプレイなんかではなくおれに痛みと罰を与える為に、本気で何度もばちんばちんとたたき続ける。打たれた瞬間にでかけつがぶるんと歪む。何回も同じ箇所を打たれると皮が裂けたような痛みがおれを襲う。黒くてつやつやした皮膚が真っ赤になっている事だろう。スリットを打たれると衝撃がちんぽにまで伝わり太い尾鰭がぴんと反ってしまう。

「お"おぉぉっ!ゆるしてぇ!とうさんごめんなざい!!んおぉっ!ひゃうっ!」
「父さんを無視するなんて悪い子だ。そんなにおしおきをされたかったのか」

 無視したんじゃない。一週間前には返事をしたら勝手に声を出すなとザーメンを漏らすまでおれのけつを叩いたんじゃないか。でも父さんがそんな事を覚えているわけがないんだから黙っていないと。早く終わってもらわないとだめなんだ。ベッドに顔をくっつけて痛みの嵐が過ぎ去るのを耐えようとするが、叩かれる度にけつが熱くなってきてでかい口から舌と喘ぎがでろりとはみでる。けつどんどん過敏になってしまう。

「あ"はあぁあっ!お"うっ!やめっ!やめへえっ❤」
「お尻を叩かれているのにそんな気持ち良さそうな声を出して。はしたない子だ」

 仕方ないじゃないか。毎日毎日叩かれ秘肉を犯されている丸々としたけつは開発されているようなものだ。自分で揉み込むとけつの穴とちんぽがうずいてきてしまう。そんなの駄目だと分かっている。痛いのが気持ちいいなんて駄目なのにけつを犯されている時も叩かれているせいで痛みが快感に変換される。俺は変態なんかじゃないのに気持ちよくなってしまう。叩かれるたびに太い腰が勝手に揺れる。けつだけ掲げてふりふり振ってまるで娼婦みたいだ。

「あ"ああぁあああ"ん❤やめでっ❤ひいぃぃいいん❤」

 いけないのに。分かっているのに俺の喘ぎがどんどん甘くなっていく。勃起なんてしたら父さんに何をされるか分からないのに、スリットからは既にとろとろ先走りが溢れてきている。ちんぽが大きくなるのを抑えられない。

「お"っ❤あ"ぁっ❤❤とうさんっ❤ちんぽっ❤ちんぽデカくなっちゃうからやめてっ❤❤」

 太ももが打たれる度にスリットの中のちんぽが熱くなってきて俺は叩かれて気持ちいい変態じゃないのに。
なのにけつたぶ打たれるたびに痛みと一緒にけつのあなが疼いておれは男なんだからけつだってきもちいいはずないのに。腰を打たれると骨だけじゃなくけつのヒダまで響いてきてきもちよくって。いつもけつにちんぽ入れられながらに叩かれているせいで痛みがけつとスリットの中まで伝わってきて。痛いのに気持ちよくってだめだ駄目だダメなのになんでなんでなんで!なんで気持ちよくなるんだ!

ばちん!

「~~~~~~~~っ!!?!!!」

 スリットを思い切り叩かれた瞬間、視界が真っ白になりたくましい背中が孤を描く。あまりの激痛で悲鳴をあげる、あげたはずだが舌がぴんと伸びたけで何も発していなかったかもしれない。脳みそは痛いと気持ちいいしか考えられなくなっていた。肉が千切れるような痛みとともに快感が腹の中にもちんぽにもびりびりと伝わってきて、ベッドに倒れこむ寸前瞬間スリットからちんぽがずるりと飛び出してきた。

「あ"あぁぁ…❤けつたたかれてちんぽ勃たせちゃったぁ❤❤」

 血管が蔦のように絡みついた巨根。おれがけつを叩かれて感じるマゾだと教えこまれているようで嫌で嫌でたまらない。ああいやだと頭では分かっているのに身体と心は気持ちいいと感じてしまう。おれは変態じゃないのにこんな事でちんぽを勃たせている。早くスリットにしまわないと父さんがまた怒っちゃう。3日前は酷い目にあった、今父さんがしているみたいに高そうなソックスを履いた足でおれのちんぽを踏みつけて

「本当にはしたない子だ。虐められるのがそんなに気持ちいいのかい」
「ま、待って❤ゆるしてくだしゃい❤ごめんなさいお父さんごめんなさぃぎいぃいいぎいいあああ❤❤❤」

 おれの言葉なんて無視してちんぽを踏み潰してくる。無様に涎と涙を垂れ流す肉食獣の恥さらしのおれとは対照的に父さんの顔はとても冷徹だ。おれにそっくりの顔なのにおれとは全く違う顔。そんな顔で見られると自分に侮蔑の目で見られているようで腹の中が疼いてくる。おれの役立たずのちんぽをぐりぐりと踏みつけられる度に全身から汗が流れでてきて辺りをおれの匂いが満たす。いや汗だけじゃない、涎が涙がちんぽ汁が俺の汚らしい体液全てがこの寝室を満たしていく。

「ちんぽっ❤ぢんぽきもちぃいいいい❤おれのちんぽ足でぐりぐりしゃれてきもちよくなってるぅうう❤❤」

 父さんがその気になればぐちゃりと潰れて雄として駄目になってしまうだろう。いや痛みで人としても壊れてしまうかもしれない。父さんは別におれが壊れても構わないんだろうな。だってでおれを虐めて楽しんでるだけなんだから。その気になったら子供が虫を踏み殺すように笑顔でちんぽを潰すだろう。だからちんぽを潰されないように父さんのご機嫌を取らないと。

「踏まれるのがそんなに気持ちいいのかい。この色狂いめ」
「ゆ"る"じでぇっ❤お父しゃんごめんなさい❤おれイ"っちゃう❤足で感じてるのぉ❤❤」

 こうして喘いでるのは父さんを怒らせないようにやってるだけだ。竿を父さんの足裏でごりごりやられるたびに手のひらでしごくのとは比べ物にならないぐらいの刺激がおれを襲う。それは痛みのはずなのに悦楽だとおれの脳みそは認識していく。でもおれの心は気持ちよくなんかない、これは演技なんだ。

「んひぃいいいいいっ❤❤やめてくらしゃいぃ❤おれザー汁出ちゃうからぁ❤❤くっせえザーメンで父さんの足汚しちゃうぅううう❤❤」

 やめてと言っても父さんが許してくれるはずもなく、むしろおれが喚く度に体重をかけ続けていく。ちんぽが悲鳴をあげるようにガマン汁を溢れさせ、上の口はもはや声も出せず尻尾をびちびちとさせる事しかできない。生殖器官を破壊される危機感でおれの脳はどんどん精液を生成させようとする。生命の危機だと勘違いしておれの役立たずザーメンを射精させようとしてしまう。ザーメンが尿道をかけあがってくる。いやだ、ちんぽを踏みつけられて痛くて悔しくて辛いはずなのに。やめてくれ!いやだイキたくないこんなのでイキたくない!そう思っているのにおれが吠えるのは快楽に狂った言葉だけ。心では嫌がっても身体は感じていると全力で伝えてしまう。

「あ"あぁぁっ❤いぐぅ❤❤とうさんの足コキきもちよすぎてがまんでぎないぃいい❤❤❤」
「我慢しなくてもいいんだよ。ほら、いっぱいだしなさい」

 おれの無意味な抵抗も空しく。父さんの踵がぐりぐりとおれの亀頭を捏ねた瞬間、おれのちんぽから大量のザーメンが噴出した。

「あ"っあ"あぎっ❤い"ぐっ❤❤い"っぢゃう"ううぅうう❤ぢんぽ踏まれでザーメン出りゅううううううぅうう❤❤❤❤」
「お前は本当に踏まれるのが好きだね。もっとイッっていいんだよ」
「お"お"お"お"ぉぉおおお~~~~❤ぢんぽばがにな"る"っ❤ごべんな"じゃい"❤ゆ"る"じでえぇえ❤❤もうぢんぽふま"な"いでぇ❤❤」

 射精し続けている間もちんぽを踏まれぶぴゅぶぴゅとザーメンで父さんのソックスを汚染する。痛みと快感で小さい瞳を裏返して白痴のようにでかい口を開くおれは最高に無様な姿を晒しているんだろう、父さんが感情を感じさせない顔で見ている。その視線がぞくぞくとしてまたおれを昂ぶらせていく。父さんは汚い雄汁で汚してしまったソックスを脱ぐとおれの顔にべちゃりと叩きつけた。1日中履き続けたであろうソックスは酸っぱいような加齢臭と精液の匂いつんとして、脳がくらくらとする。垂れたザーメンが口に入るがぬぐう気力も無い。

「尻を突き出しなさい」
「ふぁ……❤い…❤」

 おれの身体は父さんの命令には逆らえない。そう身体の底から躾けられていた。だからか力尽きていたはずの身体が勝手に動いて黒くでかいけつたぶをぐいと開く。ちんぽ汁とザーメンを毎日擦り込まれたおれのけつ穴は単なる排泄器官ではなくなっている。ドス黒く変色して穴の周りは土手のように盛り上がり、今こうしているだけでもぶぴゅぶぴゅと淫液を噴き出す。盛りあがった穴は下着の上からでも形が分かるぐらいだ。マンコと言っても差し支えない…いや違う。おれは雄だ!こんなに男らしい筋肉を持っているじゃないか。自分の事を雌だなんて絶対に認めない。おれは父さんのおもちゃじゃないんだ。

「お前は本当に淫乱な子だね。父さんに抱かれるのがそんなに楽しみなのか」
「そっそんな事無いぃ…んひぃ❤」

 ああでも、ぐいと尻尾を引っ張られて逃げられなくされるとけつの奥がきゅんきゅんする。父さんの荒い息遣いが聞こえてくるとちんぽが期待と嬉しさで汁をどんどん溢れさせる。ちんぽをぴたりと当てられるとけつの穴が勝手にちんぽにキスするように吸い付いてしまう。やめてくれ、これじゃあおれがまるで

「あ"、ぎぃいい"い"い❤❤ぢんぽぐる"う"う"うぅうう❤❤❤」

 電流が全身へと走る。慣らしもせずにメリメリと父さんのちんぽが侵入してきた。コーラ缶程はある父さんの極太ちんぽを前戯も無しにぶちこまれた普通はけつ穴が壊れてしまうだろう。だがちんぽを咥え込む為に存在しているおれのけつ穴は嬉々として受け入れていってしまう。凶悪な物で内臓を蹂躙されているのに全く痛くない。それどころか挿れられた時の快感で意識が飛んでしまいそうだ。トロトロの肉がちんぽに擦られるたび痺れるような感覚が尻尾の先まで走っていく。

「は、へふっ❤ はひゅっ❤」

 いっその事気絶しまえば楽かもしれないが、それでは快楽に屈してしまったのと同じだ。しっかりしろおれと呼吸を整えようとするが、父さんがそんなものを待ってくれるはずも無い。腰をがっちりと掴むとおれの耳元で残酷な宣言をする。

「動かすからしっかりと絞めてくんだよ。いいね」

 そんなの無理だ。ちんぽが入れられただけでも意識が吹っ飛んでしまいそうなのに。雄としての役割を放棄した雌穴は埋没しているちんぽを淫液で歓迎しているがおれの心がついていかない。父さんがちんぽを微かに揺するだけで腹の中がびくびく震えてちんぽとけつから汁を溢れさせる。丸太のようなふとももに塗りたくられる雄の液体がおれが感じていると伝えてくる。思わず腰をくねらせてしまうのは逃げたいのか、ちんぽで柔壁を擦るのがたまらないからか。おれは逃げ出したいはずだ、でも雌穴はちんぽを逃がすまいと蛇のようにくいついて。だめだ、ちんぽがおれの肉を抉ると心も一緒にぐちゃぐちゃにされていくみたいで。これ以上されたら本当に死んでしまう。

「おねがいれす❤もうやめてくらふぁい……❤」
「やめる?何故だい」

 父さんが不思議そうに首をかしげる。何故やめなければならないのか本当に分かっていないような仕草。何故って決まってるじゃないか。おれはこんなに苦しんでいるんだぞ。その証拠に尾鰭は父さんの腰へと離れたくないかのように巻きついているし、足はがに股になって父さんのちんぽを受け入れやすいようになっているし、でかくて艶々と輝く尻はまるでちんぽに涎を垂らしてしゃぶりついているみたいだし、父さんに似て精悍で冷たい顔は幸せすぎて壊れたような顔で笑っているし、あれ?これじゃあまるでおれが

「そんな嬉しそうにして。お前は父さんに抱かれるのが本当に好きなんだね」
「ぢがうっぢがう違うちがうおれが嬉しそうになんてしてない!ちんぽおっきすぎて、今ちんぽ動かされたらおれおかしくなっお"ほっおぉおお❤❤❤」

 ばちん!と腰をたたき付ける音を立ててちんぽをおれの奥へと穿ってくる。柔らかい内壁をごりごりと抉り取るように這入ってこられるともう何も考えられなくなる。たるんだ腹をけつにぶつけながら乱暴にストロークされると快感で息を吸う事もできない。ちんぽが動くたびにけつのヒダが絡みつき媚びていく。おれをおれたらしめている価値観や倫理がどんどんと死んでいくのが分かる。

「あ"おっ❤はひゅっ❤じぬっ❤しぬじぬしぬ❤❤おれぢんぽでしんじゃぅううう❤❤❤❤❤」
「お前はいつもやめてだの死んじゃうだのと泣いているね。すぐに気持ちいいとしか言わなくなるけれど」
「あ"お"お"おぉぉおおおおおおおお❤❤❤❤」

 おれが喘ぐ度にちんぽでいいところをグリグリとされる。その快感ででまた嬌声をあげてまた突かれる。
おれが喘げば腸内をきゅうきゅうと絞めて父さんが気持ちよくなるからだ。ちんぽに許しを乞うようにけつが奉仕すれば、おれのきもちいい所が圧迫されてでかけつが痙攣する。父さんの言う通り白黒の顔が崩れているのが自分でも分かってしまう。アイパッチは下がり舌をはみだした雌そのもの顔をしているんだろう。おれの意思と身体が完全に切り離されてしまっている。

「あああぁぁああああんん❤ちんぽすんごぉおおおおい❤❤しょこぐりぐりされるのっ❤すごいのぉおお❤❤❤ん"ひぃい❤」

 奥にがつんと叩きつけたと思えば激しく腰を引いて内壁をひっかきながらちんぽが亀頭以外露出する。ちんぽに追いすがるように柔肉が絡みつきずるずると擦れていく。内臓が引きずりだされたような感覚に仰け反るとまたおれのイイトコロを潰しながらちんぽが俺を穿つ。父さんが気持ちよくなるためだけの単調な動きでおれはオナホールに堕ちる。

「お"っほぉぉおおおおお❤こ"われりゅっ❤❤おれのまんここ"われるぅうう❤❤❤❤❤」

 ちんぽをくわえ込むための器官はねとねとと愛液を出してちんぽを受け入れようとする。腰をたたきつけられる度に父さんのちんぽにまとわりつき二人の身体を汚していく。蕾ではなく性器として開花したけつの穴を蹂躙されると頭が真っ白になっていく。けつだけは高く掲げているが、快感で指一本動かす事もできない。嫌で嫌で仕方ないのに脳みそがちんぽの事しか考えられない。だから気づかなかった。父さんがいつの間にか尻尾から手を離して、おれの乳首へと手を伸ばしている事に。

「ンぎゅぅううう❤ぢぐびすんげェえええええええ❤❤❤」
「ペニスに触っていないのにイキそうだね。いやらしい子だ」

 おれの乳首を抓むとぐにぐにと潰れそうな力をこめて捏ねくりまわしてきた。本当なら痛いはずなのにおれの調教された乳首は快感に変換する。乳首からのびりびりした快感がけつまで走って、もっともっととおねだりをするようにちんぽを絞めつける。隆々とした体躯の鯱である俺が女のように乳首を抓ままれながら犯されている。根元から千切るようにされると無様に吠えてちんぽを震わせ雄汁を撒き散らすしかできない。

「はいぃおれ淫乱ですぅううう❤❤おまんこすきぃ❤おまんこもおっぱいもだいしゅきぃいいいい❤❤父さんのちんぽでオナホールになるのきもちぃいいい❤❤❤❤」

 鍛え上げた筋肉も雌の肉を責める邪魔にしかならない。たるんだ腹をけつに乗せて、腰をがつがつと振られるとでかい口が勝手に淫語を吠える。結合部は生クリームのような泡にまみれてスリットもたくましい足も酷い有様なっていった。おれと父さんの淫液で作るローションはケダモノのような種付けのサポートをする。いやだいやだと思っても身体の全てが勝手にちんぽへと奉仕するまさしくオナホールだ。

「もっと尻穴を絞めなさい。お前が父さんに奉仕しなければいけないんだよ」
「あぎっ❤ごめんなしゃいぃいい❤❤おまんこ気持ちよすぎてぇ❤❤おれとうさんのちんぽすきすぎてあたまバカになってるのぉお❤❤❤❤」

「お前は父さんに使われるのが本当に好きだね。そんなに嬉しいのかい」

 嬉しいわけがない。実の父親に犯されて嬉しいわけがないじゃないか。でもおれの身体は勝手に反応してしまうんだ。でっかいエラでごりごりと内壁をこそぎ取るようにされると、おれの理性も一緒に掻き出されるような気がしてしまう。腰を打ち付けられる度におれのけつは卑猥な音を立てて悦んでいるとアピールしていく。

「しゃいこうれすうぅうう❤❤❤ぶっといパパちんぽざいごうぅうううぅ❤❤❤❤❤」

 牙をむき出しにしてアヘ顔をすると脳みそがバカになったみたいで快感がどんどん増してくる。ああちんぽでけつの穴をごりごりされると脳みそがちんぽでいっぱいになっちゃう。なんでそれが嫌なんだろう。人間としての無駄なプライドがあるせいで、理性や常識なんてもののせいで苦しいじゃんか。ちんぽの事だけ考えられれば楽になれるのに。ああけつを絞めるとちんぽがおれをもっとごりごりしてくれてきもちいい。襞が勝手にちんぽに媚びてしまう。いやなのにきもちいい。いいところに雁首が当たって、くるザーメンがくる。

「えぐっ❤❤え"ぐれる"う"ウうぅうう❤❤❤❤ぢんぽイぐぅううううう❤❤❤」
「くうっ!いくぞ!しっかりと、受け止めなさい…!」

 どすん!とおれのちんぽの裏辺りを豪槍が貫いた瞬間おれの中の何かが壊れた。とうさんのちんぽが固くなり動きが鋭くなると、しあわせにしてくれるザーメンがおれのなかにいっぱいでてきた。ビュルビュルとおれのオマンコにザーメンを吐き出されていく。熱くてどろどろしているそれを腸内で味わうとおれのちんぽからもザーメンがいっぱい出てくる。目が激しく痙攣して脳までも揺さぶられ。けつを犯されての絶頂はちんぽを踏まれてのものとは比べ物にならない。

「お"ひいぃぃいいいっおれいぐうぅううう❤いぐっ❤ありがとうございまずっ❤❤おれのおまんこにザーメンありがどうごじゃいましゅうぅううっ❤❤❤」

 射精している間もがつがつとちんぽで暴れられるとまたザーメンを垂れ流す。とうさんのちんぽがけつの中でぐちゃぐちゃにザーメンをかき回しておれのけつが父さんを刻み付けていく。
 
 「うごいでるう"うう"ううぅうううう❤❤❤おとうしゃんのザーメンで雄マンコマーキングざいごぉおおおおおお❤❤❤」
 
 不快感とともにそれ以上の幸福感が湧き出てくる。たまらない。ザーメンでおれのけつがおまんこにされるのたまらない。いやだいやだなんて言っても身体はとうさんのちんぽに完全に屈してしまった。ぎちぎちと父さんのちんぽを締め付けてザーメンを一滴残らず吸い取とろうとしている。

「えひぃ❤ザーメンきもちいいぃい…❤ザーメン出されてちんぽまたいっちまったぁ❤❤」
「ふう…また沢山イったな。何故お前のような淫乱な子になってしまったんだろうね」
「はひゅうっ❤❤あああぁぁちんぽ抜かないでええぇえ❤❤」

 おれの顔を撫でるとちんぽをぐぷんと引き抜いた。抜ける時の快感でまた軽くイッってしまいけつの穴がくぱくぱと快感に喘ぐ。父さんのザーメンをこぼしたくなくてけつの穴を絞めようと思ったが全身だらんとして力が入らない。ああシーツが汚れちゃう。まあいいか、どうせおれのザーメンで酷い有様なんだし。片付けるのは不幸なお手伝いさん達だ。アヘ顔を晒しているおれを放っておいて父さんはガウンを着なおすとさっさと立ち去ってしまう。終わるといつもこうだ。おれがちんぽでぶっ壊れた所もっと見て欲しいのに。

「ああそうだ、明日から一ヶ月父さんは海外だ。お前は問題を起こさないように」

 それだけ言うとドアを閉めて出て行ってしまった。じゃあしばらく犯されないのか。ああ良かった、しばらくは父さんの支配から逃れられるんだ。一ヶ月間も父さんから離れていればこの淫乱な身体も少しはまともになるかもしれない。この女よりでかくていやらしい、白くてもっちりした胸も一ヶ月もいじられない。さっき散々つまんでいじめられたのに、もう疼いているのに。ああ、ちょっとだけ触っちゃおう。どうせ明日からしばらくいじられないんだし。最後にちょっとだけ。

「ん"っ❤ふう"❤ぅぅうう❤❤」

 乳首に軽く触れるだけでびりびりとした快感が全身に走った。このまま捏ねれば失神するまでイキ狂う事ができるだろう。この肉突起は服が擦れるだけで感じるようになって、絆創膏で保護してやらないと空手の胴着なんてとても着れやしない。学校ではいつもこそこそと着替えるがいつばれるかと思うと怖い。そして同時に期待もしてしまう。クラスの連中にこの雌肉がばれたらどんな軽蔑した目で見られるんだろうかと。乳首だけじゃなくけつだってマンコになっている変態なんだから。ああそうだ、マンコの方もきれいにしないと。いじったりはしない。ただザーメンを掻き出す。それだけだ。肉の芽をいじりながらザーメンと愛液でとろとろになったけつにも手を伸ばしてみる。性器同然のけつ穴は軽く混ぜるだけでぐちょぐちょといやらしい水音をたてる。

「お"-っ❤❤や、べぇ❤い"ぎっだめ❤だめだ❤」

 だめだと言ったって手が止まるわけがない。オマンコに指をずぼずぼと出し入れするだけで背筋に快感が走って悶えてしまうんだ。父さんにたっぷり使われた上、ザーメンと愛液で蕩けているそこは何の苦もなく指を受け入れてしまう。内壁を軽く擦り上げるだけではしたない声が大きな口から漏れる。

「あ"ああぁぁ……❤❤」

 こうしてアナニーをし始めたのはいつからだっただろうか。最初の頃は父さんに犯された後は何もできなくて朝までぐったりしていた。それが行為を重ねるうちにどんどん物足りなくなっていく。ザーメンを1、2回ぶっ放しただけでは到底満足できないし、乳首やまんこをもっと虐めてほしくて疼いてしまう。1ヶ月も父さんのちんぽがもらえなかったらどうなってしまうんだ?
  
 「駄目らぁ❤❤ガマンできねえよぉ❤❤❤」
  
 散々ちんぽで刺激されたイイトコロを探し当てるとつんつんとつつく。ぷっくりと膨れているそこは軽い刺激を与えるだけでもおれをきもちよくしてくれる。

「んっ❤❤うぅん❤」

 山のようなたくましい身体がくねり、白くてきれいな腹や胸が紅潮しだす。尻尾はぐねぐねとのたうち回ってじれったい刺激が物足りないとアピールしている。そうだこれじゃ全然足りない。ちんぽによる圧倒的な快感に慣れたらアナニーだけじゃ到底イけない。だから乳首をもっと弄るしかないじゃないか。さらに強く、つぶれるぐらいに。

「あひいいいぃっ❤❤やっぱちくびしゅんげえええぇぇ❤」

 こうして乳首とけつをいじるだけでも気持ち良い。指を一気に3本に増やして激しくまんこに出し入れするとちんぽがブルンブルンと揺れて汁を撒き散らした。さっきザーメンを大量に出したのにもう欲求不満なちんぽになっている。そうだ、もっともっと強い快感が欲しくて我慢できない。2本の指で前立腺を挟んで絞るようにいじめると視界がちかちかとしてくる。挟んだまま3本目の指でとんとんとノックするとちんぽから透明な汁が吹き出し白くて綺麗な腹に溜まっていく。

「お"お"おおぉおぉおっ❤❤メスイキしてりゅぅううう❤もっともっとぉおぉ❤」

 おれは男のくせに女みたいにメスイキしている。ザーメンを噴出す事もせず、小さな瞳を蕩けさせてたくましい牙の間から気色悪い媚びた声を漏らしながら。この部屋に鏡があればよかったのに。今のおれは最高に惨めな姿をしているのに。それを眺めながらオナニーすれば更に興奮できたのに。一人で惨めな自慰をするだけじゃ全然物足りない。乳首もまんこも自分で虐めるだけじゃ情けないメスイキばかりだ。明日から一ヶ月もちんぽもらえないなんておかしくなってしまう。

「あ"ああぁぁぁぁん❤❤おれにちんぽハメてぐれよぉおお❤❤ちんぽできもちいい所ずぼずぼしてくれないとだめなんだよぉ❤❤❤」

 今でもちんぽも欲しくて誰もいない部屋で媚びた声を漏らしてしまうのに。ザーメンだらけのシーツの上でくねらせながら一人で身体を汚していく。瑞々しい果実のような肌をおれと父さんの雄汁で汚すと心までも塗りつぶされていくみたいだ。今日までのおれはまな板の上の鯉のように醜くのたうち回っていた。身体だけじゃなく心もだ。おれはとっくに終わっているんだから諦めて受け入れればいいのに無意味な抵抗をしていた。
今でも心は抗っているはずだ。身体はとうさんにまけていてもおれの心はおれのままのはず。

「ちくびしゅごいいぃっ❤❤おれのっ❤おれのちくびすっげぇデカいんだぁ❤❤なあ、吸ってみたいだろぉ❤❤❤まんこほじりながらじゃかたっぽ弄れねえんだよぉ❤吸って吸ってェ❤ちんぽハメハメしながら吸ってくれよぉ❤❤❤」

 まけてないはずなのに、白くてきれいな胸を揉んでいるとどうでも良くなってきた。一人虚空に向かってまんこと乳首をいじくりはしたなく踊る。ふっくらとした乳輪ごとつまむとまんことちんぽもビクビクしてたまんねぇ。父さんのちんぽを欲しがるおれを心はきらっている。でも身体はちんぽが欲しくてガマンできない。ならとうさんのちんぽじゃなければいいのか。

「しょうだぁ❤父さんじゃない奴からちんぽもらえばいいじゃねえかぁ❤❤」

 そうだ。とうさんのちんぽがだめなら他のひとからもらえばいいじゃんか。
それならなにもおかしくない。
まんこの内壁をがりがり引っかくとメスイキしまくって、潮ビュービュー噴いてメスみたいだ。
メスならちんぽ欲しいのが当たり前なんだ。
父さんに抱かれてザーメンぶっ放すだけじゃ我慢できなくって、じぶんでいじってたらおれ変態じゃないのにへんたいみたいになっちゃったんだから。

見てくれよ、おれいやらしいだろ。

とうさんにいっぱい使われたからまんこもすごくとろとろなんだ。

ちんぽほしくていまもクパクパしてるんだ。

だから



「だれかぁ、だれでもいいからぁ❤おれにちんぽ❤ちんぽくれよおおぉおおお❤❤❤」


その声は心と身体どちらが漏らしたものか。おれにも分からなかった。
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