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ソフィア
図書館司書を見つめる目(2)※
しおりを挟むまたさらに翌日、テリーは上機嫌で大学に向かった。
(あたしは、一歩大人になっていたんだわ!)
なんて言ったって、恋人のソフィアと、すでにキスをしていたのだから!
(間接キスをね!!)
笑いながら髪をなびかせれば、アリスが歩いてくる。
「やっほー! ニコラ!」
「やっほー! アリス!」
「あらま! 上機嫌ニコラだわ! 素敵な笑顔だわ!」
にこにこ。
「やあ。ニコラ!」
「レオ! 昨日のミックスマックス楽しかったわね!」
「君もようやくミックスマックスについて認めたんだな! ああ! 昨日のは本当に最高だった! 友情を描いたストーリーだったよ! 見たかい!? あのボブがヘンリーのために海に飛び込んでミックスマックスの力を発揮させて世界のぽわぽわみっくすベリーを発動させた時の顔! 僕はもう涙が止まらなくて……」
にこにこ。
「ああ、テリー」
「ドロシー。こんにちは!」
「うわ、怖い。気持ち悪い。どうしたの? 隕石が落ちてきたの?」
にこにこ。
「お姉ちゃん」
「メニー! 教科書ね! はい!」
「……お姉ちゃんがおかしくなった……」
(はあ! 清々しい気分!)
テリーがスキップをして図書館に向かう。
(あたしとソフィアはすでに恋人以上の繋がりで結ばれていただなんて、もうキス(間接キス)をしていただなんて!)
二人の仲は、すでにいちゃいちゃらぶらぶだったなんて。
(不安なことなんて、何もない!!)
ドアノブを握り締める。
(こんにちはソフィア! 会いに来たの!!)
いつも心で思っていることを思いながら扉を開けると、
キッドが、ソフィアを押し倒していた。
「……」
テリーが硬直する。キッドが頭を撫でた。
「いった……」
見下ろす。
「悪いな。ソフィア」
「いいえ。お怪我は?」
「平気」
キッドが立ち上がり、ソフィアを起こしてから振り向いた。
「リトルルビィ! 急に人を突き飛ばすな!」
「だってキッドの口が悪いから!」
「お前が悪いんだろ!」
キッドとリトルルビィの口喧嘩が始まる。ソフィアが振り向いた。
「……?」
ソフィアが首を傾げた。
「今、誰かいたような……」
「ルビィイイイイイイ!」
「むうううううううう!!!」
図書館に入り口には、誰もいない。
――テリーが大股で廊下を歩いていた。
(何あれ)
つかつか歩いていく。
(なんであんなことになってたの?)
下にソフィア。上にキッド。
(浮気?)
テリーの足が止まる。
(浮気、された?)
違う。
(そもそも、恋人だと思っていたのは、あたしだけ?)
「……」
――その時、着信が鳴った。
「っ!」
驚いてポケットに手を突っ込ませ、スマートフォンを出せば、ソフィアから。
(え)
指が滑って通話ボタンを押してしまう。
(あ)
『ああ、テリー?』
「な」
いつもの口調に戻る。
「何?」
『今夜遅くなるかもしれない』
「……」
『図書館の本が増えてね。数えたり、細かい作業が続くから、残業していくんだ』
「……」
『今夜は一人でご飯食べてくれる?』
「……」
『ごめんね』
「……はっ」
鼻で笑った。
「二度と帰ってくるな」
通話を切った。
「……」
違う。
(こんなこと言いたいわけじゃない)
――大変ね。気を付けて帰ってきてね。
(本当はそう言いたいのに)
――ご飯はいる? 外で食べるならお風呂の準備だけしておくから。
(そういう会話がしたいのに)
残業?
(キッドに押し倒されてたのは、どうして?)
浮気?
「……」
(違う……でしょ?)
テリーがスマートフォンを握り締めて、ゆっくりと歩き始めた。
(*'ω'*)
「くよくよしてたら駄目さ! さあ! 立ち上がってブラザー!」
テレビを見ながら、テリーがため息をついた。
(……今まで、あたしはソフィアにどんなことをしてきた?)
ママからマンションを借りて、ソフィアと同棲出来ると思って浮かれていた。
(全部が恥ずかしくて、全部が照れ臭くて)
「二度と帰ってくるな」
(あれは、言わなくても良かった)
言わなくても良かったことを言ってしまった。
(その繰り返し)
自分から吐き出される言葉は、全て素直じゃない汚い言葉。ソフィアはそれを聞き流している。
(……これが恋人?)
テレビに映る恋人達は違う。
「愛してるよ。ハニー」
「愛してるわ。ダーリン」
(これが恋人)
大切に思いやるのが恋人。
(あたしだってソフィアを大切にしてる)
でも、ソフィアがそれを感じてないと、意味がない。
「……」
テリーは静かに呼吸する。
「……」
黙る。
「……」
気持ち悪くなってくる。
「……」
不安に駆られる。
「……」
扉が開いた。
「ただいま」
上着を片手に持ったソフィアが帰ってきた。
「はあ。参ったよ。あんなに一気に来るなんて聞いてないし、キッド殿下とリトルルビィが喧嘩を始めるものだから」
ソフィアがキッチンの洗い場で手を洗った。
「それで?」
ソファーに上着を置く。
「どうして泣いてるの? テリー」
テリーが顔を上げた。
「……」
「くすす。すごい顔」
ソフィアが優しく腕を広げた。
「おいで」
ソフィアの大きな胸にテリーが飛びついた。ソフィアを抱きしめ、胸に涙を落としていく。
「くすす。どうしたの? 寂しかった?」
テリーは涙を落とすだけ。
「ご飯は食べた?」
テリーは涙を落とすだけ。
「オムレツでも作る?」
「ごめ……」
「ん?」
「ごめんなさい……!」
ソフィアの服を握りしめる。
「ひ、ひどいこと、言って、ごめんなさい」
「ん? いつの話?」
「で、電話で……」
「ああ、照れ隠しのあれ?」
二度と帰ってくるな。
「早く帰って来いってことでしょ?」
ソフィアが優しくテリーの頭を撫でた。
「言ってるでしょ。昔から君のことを知ってる」
「……」
「どうしたの。恋しい君。くすす。泣かないで」
優しく背中を撫でられる。
「ほら、もっとぎゅってして」
言われた通り、テリーがぎゅっとした。
「そう。良い子」
テリーの頭にキスを落とした。
「っ」
「テリー、顔上げて」
言われた通り、テリーが顔を上げた。潤んだ視界いっぱいに、ソフィアが映る。
「愛しい子」
テリーの濡れた頰にキスをする。
「テリー」
額にキスをする。
「恋しい」
耳にキスをする。
「ひゃっ」
「くすす」
首にキスをする。
「あの……」
もう一度キスをする。
「そ、ソフィア……?」
瞼にキスをする。
「あの、あの、あの……」
鼻に軽く噛みつく。
「んっ」
変な声が漏れた。
「あっ」
ソフィアの肩に顔を埋めて隠れる。
(恥ずかしい……!)
「テリー」
背中を優しく撫でられたら、力が抜けていく。
(……ソフィアの手……あったかい……)
ぽんぽん。
(……落ち着く……)
ソフィアの匂い。
(良い匂い……)
胸同士がくっつく。
(ソフィアの、おっぱい、やわらかい……)
頭を撫でられる。
(あ、それ、だめ……)
優しく優しく撫でられる。
(おかしくなりそう……)
優しく抱きしめられて、優しく撫でられて。
(あったかい……)
酔ってしまう。
(好き)
改めて思う。
(ソフィア、好き)
見つめ合う。
金の瞳と目が合う。ソフィアが微笑み、テリーの額と自分の額をくっつけた。距離が近くなる。
「っ」
テリーが息を呑み込んだ。
「テリー」
ソフィアが微笑んだまま聞いた。
「私にしてほしいことある?」
「……め」
あの、
「目、瞑って」
「うん」
ソフィアが目を瞑った。
「これでいい?」
「……ん」
ソフィアが首を少し傾けた。
「目、そのまま閉じて……」
「うん」
ソフィアの口角は上がっている。
「何するの?」
「……」
テリーも目をぎゅっと瞑り、唇を寄せた。
ちゅ、と、唇がくっついて、離れた音が響いた。
(……くっついた)
キス。
(生のキス、しちゃった)
ソフィアと。
(あたしのもの)
服を握りしめる。
(ソフィアは、あたしの彼女)
目を開けると、ソフィアも目を開けた。くすすと笑う。
「それだけ?」
「え」
「もっと欲しいな」
ソフィアが近づいた。
「全然足りない」
唇がくっついた。
「んっ」
セカンド。
ちゅ。
「あっ」
サード。
ちゅむっ。
「んっ!」
フォー。
「足りない」
「そ、ソフィア」
「もっと」
ちゅ。
「ほら、テリー、唇を寄せて」
「んん!」
ちゅ。
「じゃあ今度は口開けて?」
「く、口?」
「そう。テリーの可愛いお口、開けて?」
微かに、テリーが口を開ける。
「そう。良い子」
ソフィアがテリーの唇に、再び唇を押しつけ、――舌を入れた。
「んっ!?」
ソフィアの舌が、テリーの舌と絡み合う。
「ん、んぅ!」
ソフィアの舌がテリーの舌に巻きつく。
(な、何これ)
ソフィアの舌が、口の中に入ってる。
(胸がドキドキして、止まらない)
きゅんきゅん。
(ソフィアとくっついてる)
キスしてる。
(やわらかい。もっと、もっと……)
ソフィアの手がテリーの腰を撫でた。
(もっと、ソフィアが欲しい……)
口を離す。
涎がテリーから垂れる。息を切らす。顔がほてる。乱れた呼吸をするテリーを見たソフィアの手が、いやらしく動く。
「テリー」
「あっ」
胸に触れられる。
「小さい胸だね。テリー」
「……」
「私が大きくしてあげる」
頰に、またキス。
「テリーは、私を抱きしめるだけで良い」
ソフィアが服を脱いだ。
「あの……」
「駄目だよ。ストップは聞かない」
煽ったのは君。
「テリー」
耳元で、ソフィアが囁く。
「愛してるよ」
ソフィアがテリーの上に被さった。
(*'ω'*)
ソフィアの指が動く。
「あっ」
テリーの体がぴくりと揺れた。
「テリー、ここ、すごく濡れてる」
指が動く。
「お漏らししたの?」
「し、してない……!」
「でも、ここ、すごく濡れてるよ?」
指が動く。
「あ、あたし、でも、してな……」
「ぬめぬめ」
指が動けば、どんどん溢れていく。
「あっ、あっ、やだ、これ」
「いけない子だね。テリー。こんなに下着を濡らして」
「ごめ、ソフィア、ごめんなさい……。嫌いに、ならないで……」
「嫌いになるわけないでしょう?」
唇を押し付ける。
「狂ってしまいそうなほど、君が好きなのに」
指が揺れる。
「テリー、この音が聞こえる? 君の音だよ」
「あっ……」
「えっちだね。テリー」
くちゅう。
「……やっ……」
「私の指、もう君のえっちな液で濡れてるんだけど」
ぐちゅ、ちゅ。
「ご、めんな、さい……」
「ほら、顔上げて」
テリーが顔を向ければ、ソフィアの目が光る。
「可愛い」
ちゅ。
「胸がドキドキしてる」
「……あたしも」
「一回、イこうね」
ぐちゅ、
「あ」
「テリー、私の指が入ってるの分かる?」
「あの、変な、感じがする」
「痛かったら言ってね?」
くちゅ。
「あっ!」
「動くよ」
くちゅ、くちゅ、くちゅ。
「あ、何これ」
「気持ちいい?」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。
「あっ!」
「ここね」
くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ、くちゅ。
「ここ、気持ちいいよね。私も好きだよ」
「あ、あ、そこ、あ、そ、ああ」
くちゅちゅちゅちゅちゅ♡♡
「あっ! だめっ! あっ! あっ! あっ!!」
くちゅちゅちゅちゅちゅ!♡♡♡
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、そんな、はげし、あ、いやっ、あ、だめ」
ぐちゅ、
「あっ―――!」
テリーの腰がびくりと痙攣した。
「~~~~~っっっ♡♡♡」
くたりと、脱力する。
「はぁ、はぁ、……はっ……」
乱れた息を整えていく。
「可愛い」
いやらしい目で見下ろすソフィアがテリーの瞼にキスをした。
「テリー、愛してるよ」
「……ほんと?」
「うん。テリーだけ」
「……キッドと、どっちが好き?」
妬みの言葉に、ソフィアがにやける。
「閉じ込めたいほど好きなのは、テリーかな」
ちゅぷ。
「んっ」
「テリーの唇はやわらかいね」
ちゅむ。
「ずっと触れてみたかった」
ソフィアがテリーの足を広げた。
「ひゃっ!」
「テリーったら、こんな格好してえっちな子」
「や、やだ! 離して!」
「だめ」
離す前に、
「私のことも気持ちよくしてくれなきゃ」
ソフィアがテリーに乗っかり、秘部と秘部をつけた。
「ほら、テリーの声のせいで、私のお股もこんなに濡れてるんだよ?」
ぐちゅ。
「あっ」
「逃げない」
両手を掴まれる。
「ほら、もっとくっついて」
「あ、そんな」
ぐちゅ。
「あ、こす、こすれてる……!」
「うん。テリーと私のが擦れてるね」
くちゅちゅ。
「あっ、あっ、あっ、だめ、あっ」
「ああ、テリー、気持ちいいね」
ぐにゅちゅちゅ。
「だめ、だめ、あっ、だめ、あ、ソフィア……」
「……テリー……」
ぐゅにゅちゅちゅちゅちゅ♡♡♡
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
「あ、ここどうかな、この、こりこりしてるとこ」
「あっ!!」
「あ、気持ちいい、ここ、いい」
ぐゅにゅちゅちゅちゅちゅ♡♡♡♡
「あ、あ、あっ! あっ! あっ! だめ! そこ、だめ! ああっ! いやぁ!」
「テリー、えっちな顔して、だめだなんて思ってないくせに、嘘つきは、泥棒の始まりなんだよ? いけない子には、こうした方がいいかな?」
にゅちゅちゅちゅちゅちゅ♡♡♡
「あっ! らめぇ! やぁああああ!」
「テリー! 気持ちいいなら、気持ちいいって言って! ほら!!」
「きも、きもちいい! きもちいいからぁ!!」
「気持ちいいんだ? なら、もっとぐりぐりしようね!」
「ひゃっ!」
ぐりぐりぐりぐり。
「あっ! だめ! くる! なんか、きてっ――!!」
テリーの意識が飛んだ。
「っ」
「駄目」
頬を叩く。
「駄目。テリー、起きて」
「……ふぇ……」
「私がまだイけてないから」
もっとくっつけて、もっと腰を揺らして、
「あ」
テリーが再び声を漏らした。
「あ、や、あ……」
「イイ顔」
ソフィアが唇を舐めた。
「もっと虐めたくなる」
「ソフィアッ……」
「……っ」
その目で見つめられたら背筋がぞくぞくして、興奮してしまう。野獣の目の如く、愛おしいテリーを見てしまう。
「君が悪いんだよ」
可愛い顔ばかりするから。
「我慢してたのに」
ぐちゅ。
「あ、あ、あ、あ、あ……!」
「テリー……」
「そ、ふぃあ、あ、も、あの、あのっ……!」
テリーが腕を伸ばした。
「キス……してっ……」
「……いいよ」
ソフィアの汗が、テリーに落ちた。
「見ててね」
唇を押し付ける。優しく、恋しく、手をぎゅっと握り締めて、一つになって、愛しいテリーにキスをした。
(*'ω'*)
――部屋にある影が揺れる。
「……」
ベッドの中で、テリーがもぞもぞと動いた。
(……気持ちよかった……)
あんなことやそんなことやこんなことをしたけれど、
(恥ずかしくて、恥ずかしくて、それでも、相手がソフィアだったから)
生まれたままの姿を見せて、お互いが一つになった。
(……)
振り向けば、自分を大切に抱いて眠るソフィアがいる。
(色気が、すごかった)
じっと見る。
(とにかく……すごかった)
金の髪。金の瞳。赤い唇。
(……)
テリーが近づき、その唇に唇を押し付けた。
「ちゅ」
一瞬だけ、唇がくっついた。
「……」
テリーの頬が緩み、ソフィアの胸に顔を埋まった。
「……好き。ソフィア……」
ぼそりと呟いて、瞳を閉じる。
「……あい……してる……」
気持ちよくなって眠った頃、ソフィアの口角が上がった。
「……私も愛してるよ。恋しい子」
テリーの額に優しいキスをした。
図書館に追加される分の本が一気に届いたことから、司書達だけでは人手不足なのでキッドとリトルルビィが少しだけ手伝ってくれた。
「キッド殿下とリトルルビィには参るよね。急に喧嘩始めちゃうんだから」
ソフィアがトーストを食べた。
「昨日なんか巻き込まれて、キッド殿下にかばってもらったんだよ」
テリーがトーストを食べる。
「人に見られたら変な勘違いされそう。キッド殿下とソフィアさんは付き合ってるだなんて言われたら、たまったものじゃないな」
テリーが牛乳を飲んだ。
「で、テリー、今日はお休み?」
テリーが頷いた。
「そう」
微笑む。
「久しぶりにデートでもする?」
「……」
テリーが目を逸らす。ソフィアが微笑む。テリーが目を泳がす。ソフィアが微笑む。テリーの手が動いた。
「……あの」
テリーの頬は赤い。
「してあげなくも……なくってよ……」
「素敵」
テリーの手の上に、自らの手を重ねた。
「恋しい君、今日も愛してるよ」
「……」
「晩御飯は外で美味しいものでも食べようか。二人きりで、夜景の綺麗な所にでも」
「……外、やだ」
「ん?」
「……ここがいい」
眉をへこませて、おずおずとソフィアを見上げる。
「……だめ?」
「……くすす」
ソフィアがテリーに見せないように、握っていたフォークをぼきっと折った。
「いいよ。帰ってきて食べようね」
一方、もう片方の手でテリーの手を優しく握り締める。
「暖かいし、ボートでも漕ぎに行こうか」
「……ん」
テリーの指が伸びた。ソフィアの指の間に絡んでいく。二人の手が結ばれる。お互いに、握り締め合う。
その手は、決して離れはしない。
今日もおかしな関係で結ばれる恋人の一日が始まるのであった。
図書館司書を見つめる目 END
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