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第八話
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しかし、めぐりあわせとは奇妙なものだ。行商人の荷車に潜伏して分かったことだが、この行商人はどうやら、ある宗教団体の信徒で、行商は布教活動を兼ねて行っていたことらしい。
行商許可証というのも、その教団から発行されたものであるようで、この行商人が各地にある教団の支部に自由に出入りできる身分証としての効力があるらしい。
許可証の用紙を太陽に透かす。すると、その中心に教団名の刻まれた大きい印章が浮かび上がった。
「セリス・エ・オレア教団……このエンブレム、どこかで」
「カイコガだろうか。人界では、この蛾の繭から絹糸を採取し、織布を生産する。この行商人がほうぼうで売りさばいていたのも絹織物だ。教団の財源でもあるのだろうが……このエンブレム、私が創設した魔王信仰の教団のものと酷似しているんだ」
「……! クロウ師、行ってみましょう。もしかしたら、そこに手がかりがあるかもしれません。人界のいずこかに散ったという、貴方の死体についてです」
「は……!?」
ちょっと待ってくれ。前触れもなしにそんな衝撃の事実を告げないでほしい。
私はレギイの顔を見つめたまま、3秒間、しっかりと固まった。そんな反応を受けてようやく、あ、と思い至ったように目を見開き、レギイは苦笑いなんか見せてくる。
そう、あの後ヴィドによる襲撃があり、私が死んでから何があったかの話は出来ずじまいだったのだ。自分の死体のことなんか私が知るはずないだろう。
「あー、どうして、そんなことに……? まあ裏切者の死体なんて、マトモに扱われるとは思っていなかったが……散ったということは、バラバラにされたんだよな」
「ええ、その通りです。両手両足、そして両翼、胴体。首は魔王城に持ち帰られましたが、他7つの部位は、貴方が死んだと分かってすぐに陣営から離反した者たちによって回収され、行方が分からなくなりました」
「私が死んで、離反……?」
「ええ、ロキロとイェラノ夫婦、そしてその6人の娘たちです」
私は思わず頭を抱えた。ロキロとイェラノは夫婦そろって13幹部の一員だった。人界で燻っていたところを拾って仲間にした魔族で、彼らが夫婦の契りを交わす際は私が立会を務めたのだ。
生まれた六つ子の娘たちは私が全員弟子として面倒をみて、各々実に優秀に育ってくれた。彼女らはヴィドを兄様と呼んで慕い、忠誠心にも篤く、レギイ同様、自慢の弟子たちだった。
13幹部会の中では、彼らも私の考えにある程度理解を示してくれる数少ない穏健派であったが、対して彼らの娘と言えば、やはりどこかヴィドのやることなすことへ妄信的であり、私と相いれない部分が多かった。
折に触れて、彼女らは私に対し、「兄様の力をもっと信じてあげて」だとか「お師さまは心配性すぎる」だとか、私の考えを改めようと口々に言い募り、説得を試みては平行線をたどったのだ。
ゆえに、ロキロとイェラノだけでなく、彼女らまでヴィドを裏切ったなんて信じがたいことだった。
「待て、だったらどうして、私の首無しの死体が7分割されて散り散りになったことが分かったんだ?」
「貴方が死んだ後、陣営は大混乱に陥り、もはや組織としての体を成せないほどまでになりました。私はそのどさくさに紛れて、貴方のことを探すため、人界に降りました。まだも、貴方が死んだことを信じられなかったから。貴方の足跡をたどるうち、私は彼女と……4女のミリアと再会しました。思えば、彼女が纏っていた黒装束の背には、そのエンブレムが刺繍としてあしらわれていたのです」
こちらはあの家族が陣営から離反したという事実を受け入れるのだけでいっぱいいっぱいなのに、レギイは容赦なく次々と信じがたい言葉を言い連ね続ける。
ミリアがどうしてあの教団に? 彼女が引き継いだというのか? いったい何のために?
何より、そもそも私は、誰かが抜けてただちに機能しなくなるような、ずさんな組織作りなどしたつもりは無いし、万が一にも混乱が起こらないよう、細心の注意を払いあらゆる手筈を整えたうえで離脱に踏み切った。それがどうして組織としての体を成せないほどまで混乱することになるんだ?
そして、どうしてその混乱の最中、レギイはヴィドの側から離れて私の死体なんぞを探そうと思った? 捨て置けよ、そんなもの。首ひとつあれば死を実感するには十分だろうに……。
「ミリアは……単身だったのか? あの6人はつねに六位一体だっただろう」
「ええ。私も異様だと思いました。何とか説得して事情を聞き出せば、彼女は、両親と姉妹たちで共謀し、貴方の死体をバラバラにして各々別の場所に持ち去ったと白状しました。このまま放置すれば、貴方がどれほど辱められるかわからないから、家族で話し合ってそう決めた、と」
「ああ、そんなことのために……それで、彼女はどうなった」
「彼女は、貴方の心を守るためにやらなければならないことがあると言って、去っていきました。私もそれ以上は追わず、魔界へと戻りました。彼女に頼まれたのです。私の心に少しでもクロウ師を信じる部分があるなら、魔界に渡ってしまった首を守ってくれ、と。結局、私は、魔王様の手によって滅茶苦茶にされるところを、ただ見ていることしかできませんでしたが……」
自嘲めいた眼差しで私を射抜くレギイ。その瞳の奥は心配になるほど荒んでいて、その言葉とは裏腹に、どうしてか責められているような気がしてならず、居心地が悪かった。
そうか、私の首は、まっとうに見せしめとして使われたか。見ていたレギイには酷なことだったが、それが裏切者への然るべき対処だ。どうせ死んだのなら、有効活用してもらわねば甲斐がないというものである。
「師の心、弟子知らずだな……私は、死んだ後の自分の肉塊など、どのように扱われても良かったのに。自分の立場を危うくしてまで、守るべきものなど無いんだ。だからそう悔やんでくれるな、レギイ」
「いいえ、師よ。貴方が、弟子の心を知らなすぎるのです。自らのかけがえのない愛を貶められることがあれば、千年の恋だって冷え切るものでしょう。せっかく生き返ってくださったのです。これから、とくと思い知っていただきますよ」
「……だが、私には、返しきれないかもしれないぞ」
「構うものですか。応えてもらおうなんて期待して貴方を想っていたなら、とっくに貴方のことなど忘れております」
ドキリ、と鼓動が跳ねた。
私は、彼らのそんなところが理解できなかった。情熱の迸るままに行動して、本能の赴くままに、自らの欲求に正直に生きることをこそ何よりも尊ぶ。その結果、今までの全てが報われず、破滅したとしても一向に構わない、そんな生き方を。
私は、そんな彼らに憧れていた。そうあれない自分が、惨めだった。
そうだ、私は死の間際、首のなくなった自らの肉塊を目の当たりにしてなお、自らの思いが報われることを望まずにはいられなかった。
そうであれば、どんなに良かったかと、なおも、未練たらしく思い続けている。彼が魔王になったと知ってなお。
私は荷車の傍らに座り込み、じわじわと脳を浸潤する憂鬱のまま嘆息した。レギイはそんな私の傍らに跪き、私の手を取って握りしめた。あまりにいたたまれず、彼を見つめ返してやることが出来なかった。
「……また、魔王様のことをお考えですか」
「いっそ、忘れてしまえたらと思うよ」
「まだ、愛しておいでですか」
「そうであれば、君は私のことを忘れてくれるか」
「まさか。死ぬまで忘れません。そのためにロードになったのです」
「……馬鹿な子だ」
「貴方の弟子ですよ」
ああ、そうだ。自慢の弟子だ。少し前までは、そうだった。
恐る恐る、目だけで彼の顔を見る。愚直なほどにひたむきで、哀切な面持ちだった。そうして、抜けるような青空を仰ぎ、ゆっくりと息を吸った。
「責任を取らなければな」
レギイは少し間を開けたのち、少し震えた声で、光栄ですと、そう言った。
行商許可証というのも、その教団から発行されたものであるようで、この行商人が各地にある教団の支部に自由に出入りできる身分証としての効力があるらしい。
許可証の用紙を太陽に透かす。すると、その中心に教団名の刻まれた大きい印章が浮かび上がった。
「セリス・エ・オレア教団……このエンブレム、どこかで」
「カイコガだろうか。人界では、この蛾の繭から絹糸を採取し、織布を生産する。この行商人がほうぼうで売りさばいていたのも絹織物だ。教団の財源でもあるのだろうが……このエンブレム、私が創設した魔王信仰の教団のものと酷似しているんだ」
「……! クロウ師、行ってみましょう。もしかしたら、そこに手がかりがあるかもしれません。人界のいずこかに散ったという、貴方の死体についてです」
「は……!?」
ちょっと待ってくれ。前触れもなしにそんな衝撃の事実を告げないでほしい。
私はレギイの顔を見つめたまま、3秒間、しっかりと固まった。そんな反応を受けてようやく、あ、と思い至ったように目を見開き、レギイは苦笑いなんか見せてくる。
そう、あの後ヴィドによる襲撃があり、私が死んでから何があったかの話は出来ずじまいだったのだ。自分の死体のことなんか私が知るはずないだろう。
「あー、どうして、そんなことに……? まあ裏切者の死体なんて、マトモに扱われるとは思っていなかったが……散ったということは、バラバラにされたんだよな」
「ええ、その通りです。両手両足、そして両翼、胴体。首は魔王城に持ち帰られましたが、他7つの部位は、貴方が死んだと分かってすぐに陣営から離反した者たちによって回収され、行方が分からなくなりました」
「私が死んで、離反……?」
「ええ、ロキロとイェラノ夫婦、そしてその6人の娘たちです」
私は思わず頭を抱えた。ロキロとイェラノは夫婦そろって13幹部の一員だった。人界で燻っていたところを拾って仲間にした魔族で、彼らが夫婦の契りを交わす際は私が立会を務めたのだ。
生まれた六つ子の娘たちは私が全員弟子として面倒をみて、各々実に優秀に育ってくれた。彼女らはヴィドを兄様と呼んで慕い、忠誠心にも篤く、レギイ同様、自慢の弟子たちだった。
13幹部会の中では、彼らも私の考えにある程度理解を示してくれる数少ない穏健派であったが、対して彼らの娘と言えば、やはりどこかヴィドのやることなすことへ妄信的であり、私と相いれない部分が多かった。
折に触れて、彼女らは私に対し、「兄様の力をもっと信じてあげて」だとか「お師さまは心配性すぎる」だとか、私の考えを改めようと口々に言い募り、説得を試みては平行線をたどったのだ。
ゆえに、ロキロとイェラノだけでなく、彼女らまでヴィドを裏切ったなんて信じがたいことだった。
「待て、だったらどうして、私の首無しの死体が7分割されて散り散りになったことが分かったんだ?」
「貴方が死んだ後、陣営は大混乱に陥り、もはや組織としての体を成せないほどまでになりました。私はそのどさくさに紛れて、貴方のことを探すため、人界に降りました。まだも、貴方が死んだことを信じられなかったから。貴方の足跡をたどるうち、私は彼女と……4女のミリアと再会しました。思えば、彼女が纏っていた黒装束の背には、そのエンブレムが刺繍としてあしらわれていたのです」
こちらはあの家族が陣営から離反したという事実を受け入れるのだけでいっぱいいっぱいなのに、レギイは容赦なく次々と信じがたい言葉を言い連ね続ける。
ミリアがどうしてあの教団に? 彼女が引き継いだというのか? いったい何のために?
何より、そもそも私は、誰かが抜けてただちに機能しなくなるような、ずさんな組織作りなどしたつもりは無いし、万が一にも混乱が起こらないよう、細心の注意を払いあらゆる手筈を整えたうえで離脱に踏み切った。それがどうして組織としての体を成せないほどまで混乱することになるんだ?
そして、どうしてその混乱の最中、レギイはヴィドの側から離れて私の死体なんぞを探そうと思った? 捨て置けよ、そんなもの。首ひとつあれば死を実感するには十分だろうに……。
「ミリアは……単身だったのか? あの6人はつねに六位一体だっただろう」
「ええ。私も異様だと思いました。何とか説得して事情を聞き出せば、彼女は、両親と姉妹たちで共謀し、貴方の死体をバラバラにして各々別の場所に持ち去ったと白状しました。このまま放置すれば、貴方がどれほど辱められるかわからないから、家族で話し合ってそう決めた、と」
「ああ、そんなことのために……それで、彼女はどうなった」
「彼女は、貴方の心を守るためにやらなければならないことがあると言って、去っていきました。私もそれ以上は追わず、魔界へと戻りました。彼女に頼まれたのです。私の心に少しでもクロウ師を信じる部分があるなら、魔界に渡ってしまった首を守ってくれ、と。結局、私は、魔王様の手によって滅茶苦茶にされるところを、ただ見ていることしかできませんでしたが……」
自嘲めいた眼差しで私を射抜くレギイ。その瞳の奥は心配になるほど荒んでいて、その言葉とは裏腹に、どうしてか責められているような気がしてならず、居心地が悪かった。
そうか、私の首は、まっとうに見せしめとして使われたか。見ていたレギイには酷なことだったが、それが裏切者への然るべき対処だ。どうせ死んだのなら、有効活用してもらわねば甲斐がないというものである。
「師の心、弟子知らずだな……私は、死んだ後の自分の肉塊など、どのように扱われても良かったのに。自分の立場を危うくしてまで、守るべきものなど無いんだ。だからそう悔やんでくれるな、レギイ」
「いいえ、師よ。貴方が、弟子の心を知らなすぎるのです。自らのかけがえのない愛を貶められることがあれば、千年の恋だって冷え切るものでしょう。せっかく生き返ってくださったのです。これから、とくと思い知っていただきますよ」
「……だが、私には、返しきれないかもしれないぞ」
「構うものですか。応えてもらおうなんて期待して貴方を想っていたなら、とっくに貴方のことなど忘れております」
ドキリ、と鼓動が跳ねた。
私は、彼らのそんなところが理解できなかった。情熱の迸るままに行動して、本能の赴くままに、自らの欲求に正直に生きることをこそ何よりも尊ぶ。その結果、今までの全てが報われず、破滅したとしても一向に構わない、そんな生き方を。
私は、そんな彼らに憧れていた。そうあれない自分が、惨めだった。
そうだ、私は死の間際、首のなくなった自らの肉塊を目の当たりにしてなお、自らの思いが報われることを望まずにはいられなかった。
そうであれば、どんなに良かったかと、なおも、未練たらしく思い続けている。彼が魔王になったと知ってなお。
私は荷車の傍らに座り込み、じわじわと脳を浸潤する憂鬱のまま嘆息した。レギイはそんな私の傍らに跪き、私の手を取って握りしめた。あまりにいたたまれず、彼を見つめ返してやることが出来なかった。
「……また、魔王様のことをお考えですか」
「いっそ、忘れてしまえたらと思うよ」
「まだ、愛しておいでですか」
「そうであれば、君は私のことを忘れてくれるか」
「まさか。死ぬまで忘れません。そのためにロードになったのです」
「……馬鹿な子だ」
「貴方の弟子ですよ」
ああ、そうだ。自慢の弟子だ。少し前までは、そうだった。
恐る恐る、目だけで彼の顔を見る。愚直なほどにひたむきで、哀切な面持ちだった。そうして、抜けるような青空を仰ぎ、ゆっくりと息を吸った。
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