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旅をするには、準備と、お供(護衛)が必要だね〜
魅惑のパンと麗しの店主
しおりを挟む「ママ~~!、ただいま~~!」
お店の前で、魔法で打ち水をしている、どう見ても20代の女性に、ルナはママと言っていた!?
「変わらね~な」
「変わらぬな!」
「変わらないですね!」
(クッ!いつ見ても変わらない!小皺さえ無いなんて卑怯だわ!)
「「「リオ!」」」
「あら?アルちゃん!マキちゃん!ゼラちゃん!」
「リオ!わたくしもいるのよ!」
「あらあら!シェルちゃんまで、どうしたの?」
「「「「美味いパン」」」」
「みんな違うでしょ!ママ、みんながね、私の護衛をしてくれるって!」
「そう(^^)、貴方達なら、安心してルナを、お願い出来るわね(^^)」
「「「「それよりも、美味いパン」」」」
「あらあら、シェルちゃんは毎日お届けしてるのに?」
「リオのパンは、ギルドの売店で、ギルドマスターでさえ、並ばないと買えないんだ!」
「あらあら、シェルちゃん!毎朝お店に寄って行ってちょうだい(^^)毎朝焼き立てのパンを渡すわ!」
「も~~~!ママもシェル姉も、これから旅に出るんだよ~~!」
「あらあら!ルナ、そうだったわね~(^^)」
「アルちゃん、マキちゃん、ゼラちゃん、シェルちゃん」
「ルナには、パン作りをみっちり仕込んだから、旅先でも大丈夫よ」
「それに神聖魔法もね!」
「それと、ルナは大魔術師のサラさんに師事してるから、ゼラちゃんと協力魔法使えるわね~」
「ママ!説明ありがと(笑)」
「「「「でも、先ずは、美味いパン」」」」
「じゃあ、立ち話何だし、私達のウチへ、どうぞ(^^)」
「アルちゃんは、粗挽きソーセージと絹挽きソーセージのダブルホットドッグかしら?」
「マキちゃんは、焼きそばとナポリタンのダブル麺パンよね?」
「ゼラちゃんは、7つのキノコのホカッチャだったわね?」
「シェルちゃんは、季節のフルーツ欲張りクロワッサン・サンドなのよね?」
「じゃあ、ルナ悪いけど、お店から持って来てちょうだい(^^)」
「は~い、ママ!仕方ないわね~、行ってきます」
「よろしくね(^^)、私達の分は用意してあるから!」
「わかってる~~」
声とともに、階段を降りて行くルナ
「コーヒーがいい?紅茶?それともココアかしら?」
「俺はコーヒー!ブラックで!」
「某は、カフェラッテを所望!」
「僕は、もちろんロイヤルミルクティー!」
「わたくしは、カフェモカがいいわ!」
「ふふ、変わらないわね(^^)アルちゃんもマキちゃんもゼラちゃんもシェルちゃんも(^^)」
パタパタと階段を駆け上がる音
「お待たせ!アル兄!マキ兄!ゼラ兄!シェル姉!」
「全部、特大で作って来たよ(^^)」
満面の笑みを浮かべる4人
「さあ、朝ごはん食べましょう!さあ、召し上がれ!」
「「「「「いただきま~す」」」」」
?なんか忘れて無い?
まっいいか………………ッ!
「あ!マロのご飯忘れてた~!」
「マロにご飯、あげて来るね~!」
「早くしないと、ルナの分、俺が喰っちまうぞ!」
「え~~!アル兄!待っててね!」
パタパタと階段を降りて行く音
次回、朝ごはん
天の声:あれ?ルナ思い出しちゃった!つまんないの(笑)
マロ:やった~~ご飯だ~~
天の声:フフ、上手く誤魔化されたみたい(笑)
マロ:ん?何か言った?
天の声:な~~んにも(笑)
「待たせて、ゴメンね!マ~ロ!」
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