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古川の衰退そして終焉
しおりを挟むあの日から古川だけ席替えが決まった
主任が隣、係長の席の近くの前の席であるだ。
古川は新人教育担当から降ろされた
静かになったが、被害妄想を頭の中に巡り合わせていた
なんで?折田さんが悪いでしょ?私は悪くない、絶対悪くない
折田さんの方が給料上がったってなんで?
ずっとこの繰り返しだ
ある時、係長から仕事を振られ、一人残業になった
その日に限って主任は用事で有休だった
仕事が終わる頃には暗くなった
エレベーターは点検中らしく使えないため階段を降りていく
古川は少し前の出来事に腹を立てていた
古川「私が折田さんがわからないと思って仕事を教えようとしてら、もう知ってるって何よ?」
周りの人にも言われ、折田と関わろうとすると止められてしまう
古川「給料上がった奴に仕事振れよ。」と一人で文句を言っている
そんな時、ツルッとすべってしまった
水たまりがあったため気づかなかった
古川「痛い!あっくそ」
足を引きずるほど足を痛めてしまった
夜は遅く誰もいない出口、帰り道、あと少しー
足の痛さが増したのがこけてしまう
カバンのものが散らばってしまった
急いで拾い集めていると
周りが急に明るくなった
体がいきよいよく飛ばされる
古川は全身動かせないように痛く動かせない
古川「痛い・・・いたい・・・」
11月外は寒く夜遅く、もの凄いスピードで逃げる車
古川の意識はここで途絶えた
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