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闇会社の神編
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アエリシアを訓練に使っている部屋まで案内し、同級生とミスキとカレン、それから今は後方部隊で療養している兵士のラルフィンを紹介する。
「この三人とまずは手合わせしてみてくれないか」
「いいけど、一人ずつはめんどうだわ。まとめてかかってきて」
あいさつも言葉すくなに、じろりとアエリシアはそう言って部屋を見回す。まるで眼中にないという余裕を見せつけている。
カレンが意外そうに、
「こんな小さな子とやるのか。……だが天才少女がいるというウワサはきいている。手加減なしでいいんだな」
「……いいや。むしろ全力でやらないと、死ぬぞ。まあそうはさせないがな」
根拠ありげに俺が真面目にいうのをみて、さすがにカレンたちの表情がこわばった。
入学試験のときにつかった実戦の訓練場だ。派手にあばれても壊れない。使用許可は取ってある。
「じゃあ、はじめてくれ」
合図で戦闘がはじまる。アエリシアのほうは、相手の年上と女性というファクターにたいしてもまったく遠慮なく魔法を展開し、一気にカタをつけようとする。
すでにミスキたちには魔法の対処を教えてある。いわゆる防御に適した魔法を使うか、同じ威力のもので相殺するかであるが、アエリシアほどの魔力に同じ力で対抗しようとするのは無茶だ。一回や二回ふせてげもすぐに魔力がつきてしまうだろう。たいしてアエリシアから放たれている魔力は尋常ではない。
ふたりは教えたとおり冷静に、練習した防御魔法でアエリシアの出した炎の渦をバリアでせきとめる。すべてを消しきれてはいなかったが時間稼ぎには充分だ。そのあいだにラルフィンが跳躍し、アエリシアに剣を持って迫る。無駄な動きがない。さすが軍人なだけあって戦闘慣れしている。
ミスキたちももともと王都でも最高峰の学院に通えるだけあって、技能は優秀だ。
だが実戦とはわけがちがう。戦闘はけっきょく経験がものをいう。あらゆる分野でも同じことが言える。たとえば、仕事もそうだ。やはり慣れというのは人を育てる。
やはり新人というのは最初のほうは頼りないものだ。我慢強く、長い目で育てていかなくてはな。そのためにもアエリシアが加わってくれれば心強いのだが。
以前より強くなった彼女たちでもアエリシアにはおそらく及ばないだろう。
アエリシアの持つ杖に炎がまとわれる。ひと薙ぎするとそれだけで烈風が起きラルフィンらの体勢がぐらつく。
予想通り、アエリシアは学生離れした、いや、俺が今まで見た中でも最上級の威力の炎を自らの周囲に噴出させ、カレンたちを焼き払った。
防御をまず最初に徹底的に教え込んだので、これでくたばるような彼女たちではない。
が、アエリシアの本領発揮はここからだった。
彼女は不敵に微笑むと、また“別の魔法を同時に”つかった。
炎が雷を帯び、不規則にうごきはじめる。
カレンたちの防御や回避行動も間に合わない。一瞬で、彼女たちは動けなくなるほどのダメージを負い、勝負がついた。
人にはそれぞれ魔力量があり、それが威力や魔法の使用限度回数を決める。これだけの魔法をつかってもまるでアエリシアの魔力は減っていない。むしろ活気づいているようにさえ見える。
さすがに俺は感嘆する。
「大した魔力量だ。それに、属性は人それぞれ得意不得意があり同じ魔法を使っても人によって威力や発声する性質が異なる。アエリシア、お前の魔法はあきらかに戦闘に向いている。それだけじゃない。異なる属性の同時使用……はじめて見た。この規模でこんな芸当ができる術士は王都にもそうはいないだろうな」
「……こうでもしないと、あんたが本気になってくれないかと思って。お気に召した? ご隠居様」
挑発するような目線を投げかけてくるアエリシア。言わんとしていることはわかっている。
やはりこの戦力……逸材だ。できれば引き入れたい。
「……いいだろう」
俺は進み出て、カレンたちを回復させ指示を出す。
「下がっていてくれ。たぶんあいつはこれでもまだ全力をだしていない」
それときいて、ふふんとアエリシアが少女のように無邪気に笑う。
「私が本気を出したら、あんたは消し炭になっちゃうかも?」
「かまわない。もとより、働きすぎて燃え尽きた存在だ」
「……意味のわからないことを。でも、自信はあるみたいね。いいわ、ちょっとはマジになってあげる」
さて、俺もひさびさに気合をいれなくてはな。
「やる前にひとつ言っておく」
と、約束をとりつけておく。
「今、王都を狙っているある勢力がいる。お前にはそれに対抗するためのメンバーに加わってほしい」
「いいわよ。そもそも気に入らない奴はかたっぱしからぶちのめす予定だしね。……もちろん……あんたも!」
さっそくアエリシアは炎と雷魔法の同時発動をしかけてくる。魔力反応によって不規則に弾きあう火と電気が彼女を中心にふくらんでいき、やがてはひとつの爆発のようにとめどなく俺に襲い掛かってくる。
「……炎浄闇剣(えんじょうあんけん)」
俺が空に手をかざすと、そこに一振りの長剣が出現する。
迫りくる魔法を払えば、剣閃は風でも撫でるかのように容易にそれを消滅させた。
剣の刃には闇のような、黒い煙が渦巻いている。魔法を打ち消す効果のある煙、そして敵を切り裂く闇の炎ふたつの性質をあわせもっている。異なる属性がこの剣にはこめられている。さっきの融合魔法は、なにもアエリシアの専売特許ではない。
訓練場がふるえるほど激しく赤と黄色の魔法が部屋をおおいつくしたが、そのどれひとつも俺には傷を与えていない。黒い煙が俺の周囲を防御し、敵の魔法が接近するたびにそれを消している。
荒れ狂う魔法の嵐のなか、剣を肩でかつぐように置いて悠然と立つ俺の姿を見て、アエリシアの顔がひきつり、やがては混乱に変わっていく。
「ウソ……なんで……ありえない……こんなの……」
まるで新種の生物を見るかのような反応だな。
だが世の中というのは、往々にしてときにありえないはずのことは起こるのだ。
「そう、ありえないほど劣悪な労働環境でもまれつづけて得た力だからな。……まあそれはいい」
アエリシアのほうに向かいながら、説明をはじめる。
「お前の才能を見込んで、教えてやる。俺には魔法を吸収する体質の友人がいる。そいつの力と体の一部がこの剣にこめられ作られている。ゆえに、俺がこの剣を持っているかぎり、あらゆる魔法は相殺される」
俺は剣をかまえ、アエリシアの小さく細い首元に矛先を向けた。
「俺の炎浄闇剣は、炎でさえ焼き焦がす」
彼女は顔面蒼白になりながらも、杖をかまえたが、それにまとった炎も一瞬で俺の剣の効果により消えてしまう。
力なくその場にへたりこみ、俺から視線をはずして彼女はうつむたい。
戦意喪失したか。
「これはお前のコケにした錬金術で、三年かけてつくったものだ。魔法に頼りすぎたな」
勝負はついた。俺はアエリシアの横を通り過ぎ、惰眠をむさぼるために裏庭の方へとつづく扉に向かう。
「約束通り、しばらくこいつの訓練につきあってやってほしい。もし協力してくれるなら、俺がお前を強くさせてやる」
去り際、そう言っておいた。
「あいつ……強すぎる……なんなの!?」
カレンがいぶかしげに言っていた。
潮時か。あまりに目立ちすぎた。
もう学院の生徒である必要もあまりない。そうだな、あと一か月。それでアエリシアたちと鍛え上げ、俺はいさぎよく引退するとしよう。
「……せない……」
アエリシアがなにか言ったのを聞いて、俺は立ち止まる。
「許せない……! わたしは一番にならなきゃいけないの! ぜったいリベンジするから!」
涙目になりながら、俺に牙を見せてアエリシアは反対のドアへ走り去っていった。
……やれやれ。ま、こういう風になる気はしていたがな。
「この三人とまずは手合わせしてみてくれないか」
「いいけど、一人ずつはめんどうだわ。まとめてかかってきて」
あいさつも言葉すくなに、じろりとアエリシアはそう言って部屋を見回す。まるで眼中にないという余裕を見せつけている。
カレンが意外そうに、
「こんな小さな子とやるのか。……だが天才少女がいるというウワサはきいている。手加減なしでいいんだな」
「……いいや。むしろ全力でやらないと、死ぬぞ。まあそうはさせないがな」
根拠ありげに俺が真面目にいうのをみて、さすがにカレンたちの表情がこわばった。
入学試験のときにつかった実戦の訓練場だ。派手にあばれても壊れない。使用許可は取ってある。
「じゃあ、はじめてくれ」
合図で戦闘がはじまる。アエリシアのほうは、相手の年上と女性というファクターにたいしてもまったく遠慮なく魔法を展開し、一気にカタをつけようとする。
すでにミスキたちには魔法の対処を教えてある。いわゆる防御に適した魔法を使うか、同じ威力のもので相殺するかであるが、アエリシアほどの魔力に同じ力で対抗しようとするのは無茶だ。一回や二回ふせてげもすぐに魔力がつきてしまうだろう。たいしてアエリシアから放たれている魔力は尋常ではない。
ふたりは教えたとおり冷静に、練習した防御魔法でアエリシアの出した炎の渦をバリアでせきとめる。すべてを消しきれてはいなかったが時間稼ぎには充分だ。そのあいだにラルフィンが跳躍し、アエリシアに剣を持って迫る。無駄な動きがない。さすが軍人なだけあって戦闘慣れしている。
ミスキたちももともと王都でも最高峰の学院に通えるだけあって、技能は優秀だ。
だが実戦とはわけがちがう。戦闘はけっきょく経験がものをいう。あらゆる分野でも同じことが言える。たとえば、仕事もそうだ。やはり慣れというのは人を育てる。
やはり新人というのは最初のほうは頼りないものだ。我慢強く、長い目で育てていかなくてはな。そのためにもアエリシアが加わってくれれば心強いのだが。
以前より強くなった彼女たちでもアエリシアにはおそらく及ばないだろう。
アエリシアの持つ杖に炎がまとわれる。ひと薙ぎするとそれだけで烈風が起きラルフィンらの体勢がぐらつく。
予想通り、アエリシアは学生離れした、いや、俺が今まで見た中でも最上級の威力の炎を自らの周囲に噴出させ、カレンたちを焼き払った。
防御をまず最初に徹底的に教え込んだので、これでくたばるような彼女たちではない。
が、アエリシアの本領発揮はここからだった。
彼女は不敵に微笑むと、また“別の魔法を同時に”つかった。
炎が雷を帯び、不規則にうごきはじめる。
カレンたちの防御や回避行動も間に合わない。一瞬で、彼女たちは動けなくなるほどのダメージを負い、勝負がついた。
人にはそれぞれ魔力量があり、それが威力や魔法の使用限度回数を決める。これだけの魔法をつかってもまるでアエリシアの魔力は減っていない。むしろ活気づいているようにさえ見える。
さすがに俺は感嘆する。
「大した魔力量だ。それに、属性は人それぞれ得意不得意があり同じ魔法を使っても人によって威力や発声する性質が異なる。アエリシア、お前の魔法はあきらかに戦闘に向いている。それだけじゃない。異なる属性の同時使用……はじめて見た。この規模でこんな芸当ができる術士は王都にもそうはいないだろうな」
「……こうでもしないと、あんたが本気になってくれないかと思って。お気に召した? ご隠居様」
挑発するような目線を投げかけてくるアエリシア。言わんとしていることはわかっている。
やはりこの戦力……逸材だ。できれば引き入れたい。
「……いいだろう」
俺は進み出て、カレンたちを回復させ指示を出す。
「下がっていてくれ。たぶんあいつはこれでもまだ全力をだしていない」
それときいて、ふふんとアエリシアが少女のように無邪気に笑う。
「私が本気を出したら、あんたは消し炭になっちゃうかも?」
「かまわない。もとより、働きすぎて燃え尽きた存在だ」
「……意味のわからないことを。でも、自信はあるみたいね。いいわ、ちょっとはマジになってあげる」
さて、俺もひさびさに気合をいれなくてはな。
「やる前にひとつ言っておく」
と、約束をとりつけておく。
「今、王都を狙っているある勢力がいる。お前にはそれに対抗するためのメンバーに加わってほしい」
「いいわよ。そもそも気に入らない奴はかたっぱしからぶちのめす予定だしね。……もちろん……あんたも!」
さっそくアエリシアは炎と雷魔法の同時発動をしかけてくる。魔力反応によって不規則に弾きあう火と電気が彼女を中心にふくらんでいき、やがてはひとつの爆発のようにとめどなく俺に襲い掛かってくる。
「……炎浄闇剣(えんじょうあんけん)」
俺が空に手をかざすと、そこに一振りの長剣が出現する。
迫りくる魔法を払えば、剣閃は風でも撫でるかのように容易にそれを消滅させた。
剣の刃には闇のような、黒い煙が渦巻いている。魔法を打ち消す効果のある煙、そして敵を切り裂く闇の炎ふたつの性質をあわせもっている。異なる属性がこの剣にはこめられている。さっきの融合魔法は、なにもアエリシアの専売特許ではない。
訓練場がふるえるほど激しく赤と黄色の魔法が部屋をおおいつくしたが、そのどれひとつも俺には傷を与えていない。黒い煙が俺の周囲を防御し、敵の魔法が接近するたびにそれを消している。
荒れ狂う魔法の嵐のなか、剣を肩でかつぐように置いて悠然と立つ俺の姿を見て、アエリシアの顔がひきつり、やがては混乱に変わっていく。
「ウソ……なんで……ありえない……こんなの……」
まるで新種の生物を見るかのような反応だな。
だが世の中というのは、往々にしてときにありえないはずのことは起こるのだ。
「そう、ありえないほど劣悪な労働環境でもまれつづけて得た力だからな。……まあそれはいい」
アエリシアのほうに向かいながら、説明をはじめる。
「お前の才能を見込んで、教えてやる。俺には魔法を吸収する体質の友人がいる。そいつの力と体の一部がこの剣にこめられ作られている。ゆえに、俺がこの剣を持っているかぎり、あらゆる魔法は相殺される」
俺は剣をかまえ、アエリシアの小さく細い首元に矛先を向けた。
「俺の炎浄闇剣は、炎でさえ焼き焦がす」
彼女は顔面蒼白になりながらも、杖をかまえたが、それにまとった炎も一瞬で俺の剣の効果により消えてしまう。
力なくその場にへたりこみ、俺から視線をはずして彼女はうつむたい。
戦意喪失したか。
「これはお前のコケにした錬金術で、三年かけてつくったものだ。魔法に頼りすぎたな」
勝負はついた。俺はアエリシアの横を通り過ぎ、惰眠をむさぼるために裏庭の方へとつづく扉に向かう。
「約束通り、しばらくこいつの訓練につきあってやってほしい。もし協力してくれるなら、俺がお前を強くさせてやる」
去り際、そう言っておいた。
「あいつ……強すぎる……なんなの!?」
カレンがいぶかしげに言っていた。
潮時か。あまりに目立ちすぎた。
もう学院の生徒である必要もあまりない。そうだな、あと一か月。それでアエリシアたちと鍛え上げ、俺はいさぎよく引退するとしよう。
「……せない……」
アエリシアがなにか言ったのを聞いて、俺は立ち止まる。
「許せない……! わたしは一番にならなきゃいけないの! ぜったいリベンジするから!」
涙目になりながら、俺に牙を見せてアエリシアは反対のドアへ走り去っていった。
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