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夢じゃなかった
しおりを挟む目が覚めると枕元に女と男が裸で立っていた。
私は女の胸に手をのばしたが、ふと思って台所から包丁を持ち出し、男の胸を刺して一物を切り取って、血だらけのソレを女の口に咥えさせ、女の腹を刺してベランダから投げ捨て、男は重かったが頑張ってやはりベランダから落とした。
「二度と来るな。邪魔くさい」
ベランダのガラス戸を閉めて布団に潜り込む。夢だ。二人を始末したことは夢だ。その証拠に血など無いではないか。ふかふかの布団は気持ちいい。
直ぐに眠りに落ちた。どのくらいたったのだろう、寝汗をかいて寝返りをうった私の喉に痛みが……熱いものが吹き零れていく。
包丁が布団に立って、寝返りをうった私の首はその包丁に……
夢だ……
夢のはずだ……
遠退く意識が囁く
夢を見て
包丁を持ち出したのは
夢じゃなか……った
♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️*♥️
ジェットマンズマニさんの
友情投稿♥️v♥️~🎵
応援ありがとうございます!
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