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6メートル撥ね飛ばされた
しおりを挟む交通事故で軽症だったのは奇跡的でした。
私はバウンドして膝を打ったのですが、警察で測ったら6メートル地点に倒れていたとのこと。
自転車のケツを引っ掛けられたのですが、車の運転手は真正面からの事故だと言い張りました。
真正面からであり得ないのは、車は那覇市の琉金本店の脇道から大通りに出るところで、私はその大通りをパート先のパレット雲児に向けて直進していたからです。
私のボディーに横から当たるならまだしも、自転車が正面から突っ込むことはあり得ません。
なら、正面衝突と言うのは私のボディーと車の正面が当たったということでしょうか。
自転車のケツではなく、車は私の身体の右側に当たったと。
思い出すことは、飛ばされて一回転して倒れ、暫くして起き上がると、警備員が十名近い人数で私を取り囲み、起き上がろうとすると、棒のようなもので肩を押されて「救急車を呼んだから」と動きを封じられたことです。
その時
ガンガンと音がして、警備員の足の間から事故を起こした車の正面に私の自転車をぶつけているような場面を見ました。
チラリと見えた一瞬が、ずっと尾を引いています。
今となっては、あの場面を動画撮影できなかったのが悔やまれてならなりません。
今の時代はSNS流行りだから、いくら朝の7時ちょい前だとしてもこういう奇妙なことは誰か一人くらい撮影してくれたかもしれないし、動画でYouTubeにアップしたりしてくれたかもしれませんね。
しかし、事件が起きたのは平成初期頃。大分昔の話です。携帯はありましたけど、まだスマホもタブレットもない時代。SNSもYouTubeもありません。
あなたのお母さんならわかると思うけれど、その頃は安室奈美恵が小室哲哉から離れて自己プロデュースを始めた頃で、まだ世界的な歌手とは言えなかったのですよ。
平成初期は沖縄への観光客が爆発的に増えた時期です。
雪の降らない南国沖縄は、眩しい太陽の下でキラキラ青い海が広がり、楽しげな音楽とゆっくり流れる時間が売りモノだろうけれど、そこで暮らす私にとっては集団スカート暗躍する犯罪の島でした。
6メートル撥ね飛ばされたからって
生きていたんでしょう……
はい。生きていたことを喜んでいます。
でもね
悔しいのは当たり前よね
死なないように計算して
跳ねたのだな
とわかってきたから
生かしておいて
苦しめようと
それが奴らのやり方だと
★★★
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