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第十六章 開戦予定一日目の朝 開戦
(4)ガーネットの朝と猫とキッチンのリーゼ
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神殿広場から出ると、遥かな雲海が広がる。第一段地区に皇族と貴族の館が点在する。ガーネットの家は第二段地区にあった。
ふと、今朝のことを思い出す。
流石に12匹もいると凄まじいもので、義母サイリアとサディの肩や膝の上にはもう子猫とはいえない大きさの障子紙破り魔たちが陣取っていた。
ガーネットが出陣の験担ぎに庭で朝食を摂るのは、ドラゴルーン戦以来5年ぶりのことだ。
「ドラゴルーンとの休戦は反故にされないのでしょうか」
上り始めた朝日を受けて輝く頬の元巫女サディが尋ねる。頭に小ぶりの猫が上りかけて、サディは首を傾げた。
「ドラゴルーンはダンジョンから出られない。やつが参戦したら相当ヤバイことになるが、前以て封じてあるから大丈夫だ」
砂金を練り込んだかのデルオレンジのジャムが、パンの肌で煌めく。有翼蜥蜴マルチョパルポーレのシチューは特別な日だけしか作らない。ガーネットの大好物だ。夕食ならアペリティフとして、第三段地域の特産デルオレンジの金泥そのもののワインを嗜む処だが、出陣前の験担ぎには飾るだけ。猫たちはそのデルワインを狙ってテーブルに腕を伸ばしたがり、サイリアとサディが華奢な身体に纏わりつく猫たちを宥めながら笑いを誘う。
サディの手からデルサラダ菜を齧った猫が、酔っぱらいのように身体をくねらせて膝から落ちた。ガーネットの愛する朝の庭が、サディが加わっただけで賑やかになった。
「デルサラダ菜ってマタタビみたい」
サイリアのサディを見る目も、ガーネットには微笑ましく映る。
「夕べは眠れましたか」
サイリアはまぶしげにガーネットを見て微笑み、一度頷いてから頭を振った。
「開戦の知らせのあった日からあまり眠れていないようです」
サディが代わりに答える。
「母上、私は大丈夫です。教皇様の警護です。昇進したので実戦参加はよほどのことがない限り……」
「でも、相手はリンシャンゲルハルト帝国でしょう。ケミヒス文明国の武器を大量に持っているとか……」
「恐るに足りないものでしたよ。ケミヒス文明国の残党との戦いに、私は一人で二千人倒しました」
「知っているわ。あれからスメタナの魔女と呼ばれていることも。でもね、ガーネット、もうだいぶ前のことよ。私は心配なの。ケミヒス文明国を一夜にして滅ぼした巨大爆発物が、リンシャンゲルハルト帝国にあると聞いて、それが飛行船で来たら……」
「奥様、それは都市伝説なのでは……本当にそのような恐ろしいものがこの世に存在するのですか……」
「サディ、あなたはケミヒス文明国の研究の話をしてくれたでしょ。女同士の妊娠が可能らしいと……」
ガーネットは目を瞠ってサディを見た。
それで夕べ……
ガーネットの部屋のベランダ辺りから声がして、それが歌声だと気づいて歌い手を探すと、木立の影にサディが立っていた。戦争で消失した村の民謡らしい恋の歌は、反戦の意味があり、静かな流行りとなってスメタナ教国ならずとも世界中何処の民族でも知らない者はいない。
『ガーネット様、戦いに出られるのですね。サディにお手伝いできることがあれば……』
『今のところ思いつかないが、今の歌をもう一度』
『サディの歌でよろしいのですか……』
サディは白い腕を伸ばしてガーネットの胸に指先を置いた。それからガーネットの目をじっと見つめて一歩進む。ガーネットはその手首を掴んで下ろした。
何のつもりだ……ガキにしてはエロっぽいじゃないか……
『こんな夜中に冷えるとまずい。歌はいいから部屋に戻りなさい』
サディの肩に両手を乗せてくるりと小柄な身体を返す。サディの表情が見えなくなって、ガーネットは安堵した。
エロっぽいガキっていうのも面倒な代物かもな……
後ろ姿の曲線は、華奢ながらも女性のそれだ。思わず苦笑した。
デルオレンジのジャムの酸味が脳髄を覚醒させる。サディが何を望んでいたのか薄々理解できた。
恐らく義母の差し金だろう。それとも……
「そんな研究までしていた国の武器を大量に持っているなんて、リンジャンゲルハルト帝国が恐ろしくて……」
「母上。サディに何か頼みごとでもしましたか」
「ぇ……ええ。あなたさえ良ければ……サディはどうかと」
「わははは……サディは断れない立場です。しかもまだ16才です。ほんの子供に過ぎないサディに何ということを。いいですか、母上。私は娘としての役目は果たせませんからサディを娘のように可愛がってください。しかし、サディが嫁に出るまでです。サディと私がどうこうなってサディが妊娠などと……わははは……母上……しかもそれはまだ研究中の……母上はいつも面白い方だ……ああ、戦争だと言うのに笑いが止まらん……」
「ガーネット様。私は何も強要されてはおりません。私は心から、何かお手伝いできることがあればと……」
「ガーネット、サディに冷たくしないでね。サディは健気に頑張ってくれているのよ」
飛び込み自殺を図った娘だ。心に傷を負っているに違いない。私のような無粋な軍人の無粋な言葉が、サディの心に落とす影を危惧しているらしい。
「母上。猫たちは何故、デルオレンジのワインを飲みたがるのでしょうね。猫は柑橘類は好まないはずなのですが」
言い難いが、ガキに手を出すほど女に飢えてる訳じゃない。話を逸らそう。開戦直前だと言うのに危機感のないこのような朝を壊したくはないが、そろそろ気持ちを切り替えなければならない。
「あら、ガーネット。其れはあなたに似たのね。他所様の猫は飲まないと思うわ。でもうちの猫ちゃんたちは大酒のみで毛玉を吐き出すのよ」
サイリアは数匹の猫に抱きつかれてまるで毛皮を着た状態のまま、器用にシチューのスプーンを操る。
「奥様、デルオレンジにマタタビに似た成分が含まれているのでは……猫ちゃんはデルサラダ菜を食べて酔っぱらっています」
サディが散らしたデルサラダ菜に食いついた猫は、腹を見せて転がっていた。
「成る程、デル地域に猫が多いのも頷ける」
そのサディの頭に乗った猫が、にゃあと啼いた。
「わははは……私はもう堪えられない。ご馳走様」
席を立ったガーネットの足元に一匹の猫がすり寄った。
「お前、軍師長じゃないか……」
抱き上げて首を撫でる。婢呼眼が昇進した機会に「長」を付与した猫は古株で意地悪な猫だが、ガーネットに懐いている。ずっとテーブルの下でガーネットが動く機会を狙っていたのか、軍師長はガーネットの腕の中で首を伸ばした。ガーネットは門へ向かう左方向へ進みたいのだが、軍師長は反対の右へ首を伸ばして舵取りをする。
「もう行くの、ガーネット」
「いえ、まだ少し……」
猫の舵取りに任せて厨房に向かった。厨房の入り口から見える白いエプロン姿が、動きを止めた。
「ああ、お前は賢い猫だ」
猫はガーネットの腕から飛び降りた。
「リーゼ……」
「お嬢様……」
褐色の肌色の女中が走り寄る。サイリアよりもだいぶ年上の小太りの外国人は、サイリアの輿入れの前から仕えている。娘が一人いたが、スメタナ教国の階級制度に嫌気がさして国を出た。
「武勲をお祈りします。ご無事でお帰りください」
「有り難う。リーゼ、娘は……リンシャンゲルハルト帝国に行ったのか……」
「シンミョリーゼのことでしたら諦めております。何処で野垂れ死んでもシンミョリーゼの選んだ道。私に助ける力はございません。神様のご加護を祈るばかりです」
「シンミョリーゼがリンシャンゲルハルト帝国にいるとしても、攻撃の手を緩めるわけにはいかない。今更だが、もし連絡が取れるのであれば……」
「何処にいるかもわかりません。リンシャンゲルハルト帝国ではないことを願っています」
「私の仕事は教皇様をお守りする事が中心だが、リンジャンゲルハルトに行くこともあるかもしれぬ。もし出会えたら、お前が待っていると伝えよう」
「お嬢様。お嬢様がご無事にお戻りになられますように、それだけで十分です」
リーゼは両手を広げてガーネットをハグした。ガーネットもリーゼの温かい肩を抱く。
「わかった。もし出会えたら、必ず伝える」
軍師長の異名を持つ猫がみやあと呼ぶ。猫は既に門に向かい、サイリアとサディも見送りの為に門にいた。ガーネットは二人とハグを交わして飛び立った。
雲海を見渡す。
「母上、私は直ぐに出陣する訳ではないので大丈夫ですよ。ただ、リンジャンゲルハルト帝国は、此方が思っていたよりも難しい相手かもしれません。気を引き締めて教皇様をお守りします」
これから将軍としての初陣に臨むガーネットは、モモンガ部隊を率いて実戦に赴くことを想定してはいる。
しかし、シンミョリーゼがリンジャンゲルハルト帝国の小さな独裁者を抱っこして宮殿で暮らしていることは知らない。
ふと、今朝のことを思い出す。
流石に12匹もいると凄まじいもので、義母サイリアとサディの肩や膝の上にはもう子猫とはいえない大きさの障子紙破り魔たちが陣取っていた。
ガーネットが出陣の験担ぎに庭で朝食を摂るのは、ドラゴルーン戦以来5年ぶりのことだ。
「ドラゴルーンとの休戦は反故にされないのでしょうか」
上り始めた朝日を受けて輝く頬の元巫女サディが尋ねる。頭に小ぶりの猫が上りかけて、サディは首を傾げた。
「ドラゴルーンはダンジョンから出られない。やつが参戦したら相当ヤバイことになるが、前以て封じてあるから大丈夫だ」
砂金を練り込んだかのデルオレンジのジャムが、パンの肌で煌めく。有翼蜥蜴マルチョパルポーレのシチューは特別な日だけしか作らない。ガーネットの大好物だ。夕食ならアペリティフとして、第三段地域の特産デルオレンジの金泥そのもののワインを嗜む処だが、出陣前の験担ぎには飾るだけ。猫たちはそのデルワインを狙ってテーブルに腕を伸ばしたがり、サイリアとサディが華奢な身体に纏わりつく猫たちを宥めながら笑いを誘う。
サディの手からデルサラダ菜を齧った猫が、酔っぱらいのように身体をくねらせて膝から落ちた。ガーネットの愛する朝の庭が、サディが加わっただけで賑やかになった。
「デルサラダ菜ってマタタビみたい」
サイリアのサディを見る目も、ガーネットには微笑ましく映る。
「夕べは眠れましたか」
サイリアはまぶしげにガーネットを見て微笑み、一度頷いてから頭を振った。
「開戦の知らせのあった日からあまり眠れていないようです」
サディが代わりに答える。
「母上、私は大丈夫です。教皇様の警護です。昇進したので実戦参加はよほどのことがない限り……」
「でも、相手はリンシャンゲルハルト帝国でしょう。ケミヒス文明国の武器を大量に持っているとか……」
「恐るに足りないものでしたよ。ケミヒス文明国の残党との戦いに、私は一人で二千人倒しました」
「知っているわ。あれからスメタナの魔女と呼ばれていることも。でもね、ガーネット、もうだいぶ前のことよ。私は心配なの。ケミヒス文明国を一夜にして滅ぼした巨大爆発物が、リンシャンゲルハルト帝国にあると聞いて、それが飛行船で来たら……」
「奥様、それは都市伝説なのでは……本当にそのような恐ろしいものがこの世に存在するのですか……」
「サディ、あなたはケミヒス文明国の研究の話をしてくれたでしょ。女同士の妊娠が可能らしいと……」
ガーネットは目を瞠ってサディを見た。
それで夕べ……
ガーネットの部屋のベランダ辺りから声がして、それが歌声だと気づいて歌い手を探すと、木立の影にサディが立っていた。戦争で消失した村の民謡らしい恋の歌は、反戦の意味があり、静かな流行りとなってスメタナ教国ならずとも世界中何処の民族でも知らない者はいない。
『ガーネット様、戦いに出られるのですね。サディにお手伝いできることがあれば……』
『今のところ思いつかないが、今の歌をもう一度』
『サディの歌でよろしいのですか……』
サディは白い腕を伸ばしてガーネットの胸に指先を置いた。それからガーネットの目をじっと見つめて一歩進む。ガーネットはその手首を掴んで下ろした。
何のつもりだ……ガキにしてはエロっぽいじゃないか……
『こんな夜中に冷えるとまずい。歌はいいから部屋に戻りなさい』
サディの肩に両手を乗せてくるりと小柄な身体を返す。サディの表情が見えなくなって、ガーネットは安堵した。
エロっぽいガキっていうのも面倒な代物かもな……
後ろ姿の曲線は、華奢ながらも女性のそれだ。思わず苦笑した。
デルオレンジのジャムの酸味が脳髄を覚醒させる。サディが何を望んでいたのか薄々理解できた。
恐らく義母の差し金だろう。それとも……
「そんな研究までしていた国の武器を大量に持っているなんて、リンジャンゲルハルト帝国が恐ろしくて……」
「母上。サディに何か頼みごとでもしましたか」
「ぇ……ええ。あなたさえ良ければ……サディはどうかと」
「わははは……サディは断れない立場です。しかもまだ16才です。ほんの子供に過ぎないサディに何ということを。いいですか、母上。私は娘としての役目は果たせませんからサディを娘のように可愛がってください。しかし、サディが嫁に出るまでです。サディと私がどうこうなってサディが妊娠などと……わははは……母上……しかもそれはまだ研究中の……母上はいつも面白い方だ……ああ、戦争だと言うのに笑いが止まらん……」
「ガーネット様。私は何も強要されてはおりません。私は心から、何かお手伝いできることがあればと……」
「ガーネット、サディに冷たくしないでね。サディは健気に頑張ってくれているのよ」
飛び込み自殺を図った娘だ。心に傷を負っているに違いない。私のような無粋な軍人の無粋な言葉が、サディの心に落とす影を危惧しているらしい。
「母上。猫たちは何故、デルオレンジのワインを飲みたがるのでしょうね。猫は柑橘類は好まないはずなのですが」
言い難いが、ガキに手を出すほど女に飢えてる訳じゃない。話を逸らそう。開戦直前だと言うのに危機感のないこのような朝を壊したくはないが、そろそろ気持ちを切り替えなければならない。
「あら、ガーネット。其れはあなたに似たのね。他所様の猫は飲まないと思うわ。でもうちの猫ちゃんたちは大酒のみで毛玉を吐き出すのよ」
サイリアは数匹の猫に抱きつかれてまるで毛皮を着た状態のまま、器用にシチューのスプーンを操る。
「奥様、デルオレンジにマタタビに似た成分が含まれているのでは……猫ちゃんはデルサラダ菜を食べて酔っぱらっています」
サディが散らしたデルサラダ菜に食いついた猫は、腹を見せて転がっていた。
「成る程、デル地域に猫が多いのも頷ける」
そのサディの頭に乗った猫が、にゃあと啼いた。
「わははは……私はもう堪えられない。ご馳走様」
席を立ったガーネットの足元に一匹の猫がすり寄った。
「お前、軍師長じゃないか……」
抱き上げて首を撫でる。婢呼眼が昇進した機会に「長」を付与した猫は古株で意地悪な猫だが、ガーネットに懐いている。ずっとテーブルの下でガーネットが動く機会を狙っていたのか、軍師長はガーネットの腕の中で首を伸ばした。ガーネットは門へ向かう左方向へ進みたいのだが、軍師長は反対の右へ首を伸ばして舵取りをする。
「もう行くの、ガーネット」
「いえ、まだ少し……」
猫の舵取りに任せて厨房に向かった。厨房の入り口から見える白いエプロン姿が、動きを止めた。
「ああ、お前は賢い猫だ」
猫はガーネットの腕から飛び降りた。
「リーゼ……」
「お嬢様……」
褐色の肌色の女中が走り寄る。サイリアよりもだいぶ年上の小太りの外国人は、サイリアの輿入れの前から仕えている。娘が一人いたが、スメタナ教国の階級制度に嫌気がさして国を出た。
「武勲をお祈りします。ご無事でお帰りください」
「有り難う。リーゼ、娘は……リンシャンゲルハルト帝国に行ったのか……」
「シンミョリーゼのことでしたら諦めております。何処で野垂れ死んでもシンミョリーゼの選んだ道。私に助ける力はございません。神様のご加護を祈るばかりです」
「シンミョリーゼがリンシャンゲルハルト帝国にいるとしても、攻撃の手を緩めるわけにはいかない。今更だが、もし連絡が取れるのであれば……」
「何処にいるかもわかりません。リンシャンゲルハルト帝国ではないことを願っています」
「私の仕事は教皇様をお守りする事が中心だが、リンジャンゲルハルトに行くこともあるかもしれぬ。もし出会えたら、お前が待っていると伝えよう」
「お嬢様。お嬢様がご無事にお戻りになられますように、それだけで十分です」
リーゼは両手を広げてガーネットをハグした。ガーネットもリーゼの温かい肩を抱く。
「わかった。もし出会えたら、必ず伝える」
軍師長の異名を持つ猫がみやあと呼ぶ。猫は既に門に向かい、サイリアとサディも見送りの為に門にいた。ガーネットは二人とハグを交わして飛び立った。
雲海を見渡す。
「母上、私は直ぐに出陣する訳ではないので大丈夫ですよ。ただ、リンジャンゲルハルト帝国は、此方が思っていたよりも難しい相手かもしれません。気を引き締めて教皇様をお守りします」
これから将軍としての初陣に臨むガーネットは、モモンガ部隊を率いて実戦に赴くことを想定してはいる。
しかし、シンミョリーゼがリンジャンゲルハルト帝国の小さな独裁者を抱っこして宮殿で暮らしていることは知らない。
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