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第3章 魔法大学ザザン
第66話 封印の書と試練の続き
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魔法都市ザザンの繁華街にある、ひっそりとした酒場。
日中のため、店内はガラガラで、常連客が数名、静かに飲んでいるのみだ。
店主の親父が、暇そうにグラスを磨いていると、時折、年配の客が入り、黙々と一杯を傾ける。
以前は、ザザン魔法大学の入学式で賑わい、多くの観光客が訪れていたが、今はすっかり静寂に包まれている。
親父は、安堵のため息をつきながら、グラスを拭き続けた。
この静けさが、少し物寂しくもある。
ふと、目を上げると、店の奥のテーブルに、4人の黒い外套をまとった人物たちが座っているのが見えた。
彼らは、今までこの街で見かけなかったような雰囲気を持っており、周囲の空気が少しだけ引き締まる。
だが、親父は、それ以上には気にせず、グラスを磨き続ける。
「・・・例のモノは、手に入れたのか?」
黒装束の一人が、低く重みのある声で話し始めた。
「ええ、ここにあるわ。」
その応えは、どこか冷徹な印象を与える声色で、黒い本を取り出し、テーブルに置いた。
「おぉ!・・・素晴らしい。これで、我らの悲願が叶う。」
他の黒装束の一人が、歓喜の声を上げ、言葉の後に震えた声が混じった。
「それにしても、よく大学の書庫から盗み出せたな。あのガキ、それほど使えるようには見えなかったが…」
若干、驚きと興味を込めて話す声が響く。
「うふふ、こういう仕事は彼の得意分野よ。人間は、金で動かすのが一番楽だわ。」
黒装束の女性が、冷徹に話す。
「これで、封印の書も手に入れた。後は、魔王様の苗代となる黒人を見つけるだけ。」
「その件なら、部下が集落の一つを見つけたとの報告を受けている。」
「すべてが揃った。」
「もう、この地にいる意味は無い。魔境に戻るぞ。」
その言葉と共に、4人は一斉に立ち上がり、無言で店を後にした。
店の中には、黒い本がポツンと残され、静寂が再び戻った。
店主は、テーブルを拭きながらも、ふと目をやる。
しかし、次の瞬間、黒装束の女性が急いで戻ってきて、テーブルの上の本を手に取って出て行った。
「信じられない!誰も気づかないなんて!」
彼女は、文句を垂れながら扉を開け、店を後にした。
魔法実技試験が進んでいた。
「次は、エリーナだ。やれ。」
シルベスターが名を呼び、エリーナが一歩前に出た。
小柄な体型に、茶髪のツインテールを結んだエリーナは、見た目は小学生くらいにしか見えないが、その力強さを示す魔法を披露しようとしていた。
「ツインアースエッジ!」
エリーナが両手を前に突き出すと、地面から岩でできた巨大な槍が二本、うねるように突き出した。
それが、アイアンゴーレムの赤茶けた胸の装甲に直撃した。
ドガガ!と激しい音が鳴り、岩の槍が砕け、地面に落ちたが、アイアンゴーレムの胸には傷ひとつついていなかった。
「うそ~!?これでもダメなの?何なのよ!あの装甲!硬すぎるわ!」
エリーナは、呆然とし、肩を落とす。
次に出てきたのは、金髪メガネのニコンだった。
「次、ニコン!」
シルベスターがさらっと指示を出す。
「え!?僕が今やるんですか?・・・つまり、彼らは、僕より上の成績だったってことですか?」
ニコンは、少し驚きの表情を浮かべた。
「そうだ。」
シルベスターが一言。
「・・・アルバート君なら納得出来なくも無いですが、あの筋肉バカや獣人姉妹達にまで、僕が劣っていると?信じられないですね。」
ニコンは、苛立ちながらも、手を伸ばして魔法を発動させる。
「上位雷撃(グレーターライトニング)!」
青白い光が手のひらから放たれ、アイアンゴーレムを飲み込むように大規模な稲妻が放たれる。
雷鳴が轟き、辺りは眩い光に包まれたが、ゴーレムの装甲にはわずかな焦げ目がついただけで、ダメージはほとんど無かった。
「おかしいですね。上位魔法を喰らって、あれだけのダメージしか与えられないなんて。普通じゃない。」
ニコンは呆れ、シルベスターに文句を言った。
「言ったら、結果は変わったのか?」
シルベスターは、冷静に返す。
「くっ!」
ニコンは、顔をしかめて後ろに戻る。
「じゃあ、次!ギブス!」
シルベスターが命じる。
金髪のギブスが前に出る。その体格は、目を引く。
「・・・ああ。」
ギブスは、レンを一瞥し、舌打ちをする。
「・・・少しムシャクシャしてるから、行くぜ!黒雷(ブラックライトニング)!」
ギブスが叫び、漆黒の雷がアイアンゴーレムの右腕に直撃する。
雷の轟音が鳴り響き、ゴーレムの装甲が砕け、部分的に破損した。
「何!?僕の上位魔法でも壊せなかったのに!」
ニコンが驚き、ギブスを睨みつける。
「ちっ!あの程度かよ…」
ギブスは、不満そうに舌打ちをして、さらに言葉を続ける。
「・・・お前とは違うんだよ。坊ちゃん。」
ギブスがニコンを挑発する。
「何だと!?」
ニコンは、すぐに挑発に乗り、怒りを露わにする。
「いい加減にしろ!お前ら!ギブス!さっきも言ったが、次、俺の前で揉め事起こしたら、殺すぞ。」
シルベスターが、またも冷徹に言い放つ。
「・・・ちっ!」
ギブスが、怒りを堪えて後ろに下がる。
「本当に面倒臭い奴らばかりだな。次!ザックス!」
シルベスターが次の生徒を指名する。
ザックスは、冷静に前に出る。その手には、巨大なバスターソードが握られており、その姿は魔法使いというより剣士そのものだ。
「・・・我が剣に斬れぬモノ無し!一刀両断!」
ザックスが振り下ろした剣が、アイアンゴーレムの右腕を綺麗に切り落とす。
「冗談やろ!?斬りおったで!?」
イアンが驚き、周囲も息を呑む。
「この程度、造作もない。」
ザックスは、スカした態度で、剣を背中にしまい、元の位置に戻る。
「やっと、アイアンゴーレムを壊せる奴が現れたか。」
シルベスターが呟くと、すぐに修復魔法を唱える。
「修復(リペア)!」
アイアンゴーレムは瞬く間に修復され、元通りに戻った。
「ざまぁみろ。」
イアンが嘲笑しながら言う。
「じゃあ、次は、マッスル、前に出ろ。」
シルベスターが指示を出す。
「遂に、私の筋肉を見せる時が来たか。」
マッスルは胸を張って前に進み出る。
日中のため、店内はガラガラで、常連客が数名、静かに飲んでいるのみだ。
店主の親父が、暇そうにグラスを磨いていると、時折、年配の客が入り、黙々と一杯を傾ける。
以前は、ザザン魔法大学の入学式で賑わい、多くの観光客が訪れていたが、今はすっかり静寂に包まれている。
親父は、安堵のため息をつきながら、グラスを拭き続けた。
この静けさが、少し物寂しくもある。
ふと、目を上げると、店の奥のテーブルに、4人の黒い外套をまとった人物たちが座っているのが見えた。
彼らは、今までこの街で見かけなかったような雰囲気を持っており、周囲の空気が少しだけ引き締まる。
だが、親父は、それ以上には気にせず、グラスを磨き続ける。
「・・・例のモノは、手に入れたのか?」
黒装束の一人が、低く重みのある声で話し始めた。
「ええ、ここにあるわ。」
その応えは、どこか冷徹な印象を与える声色で、黒い本を取り出し、テーブルに置いた。
「おぉ!・・・素晴らしい。これで、我らの悲願が叶う。」
他の黒装束の一人が、歓喜の声を上げ、言葉の後に震えた声が混じった。
「それにしても、よく大学の書庫から盗み出せたな。あのガキ、それほど使えるようには見えなかったが…」
若干、驚きと興味を込めて話す声が響く。
「うふふ、こういう仕事は彼の得意分野よ。人間は、金で動かすのが一番楽だわ。」
黒装束の女性が、冷徹に話す。
「これで、封印の書も手に入れた。後は、魔王様の苗代となる黒人を見つけるだけ。」
「その件なら、部下が集落の一つを見つけたとの報告を受けている。」
「すべてが揃った。」
「もう、この地にいる意味は無い。魔境に戻るぞ。」
その言葉と共に、4人は一斉に立ち上がり、無言で店を後にした。
店の中には、黒い本がポツンと残され、静寂が再び戻った。
店主は、テーブルを拭きながらも、ふと目をやる。
しかし、次の瞬間、黒装束の女性が急いで戻ってきて、テーブルの上の本を手に取って出て行った。
「信じられない!誰も気づかないなんて!」
彼女は、文句を垂れながら扉を開け、店を後にした。
魔法実技試験が進んでいた。
「次は、エリーナだ。やれ。」
シルベスターが名を呼び、エリーナが一歩前に出た。
小柄な体型に、茶髪のツインテールを結んだエリーナは、見た目は小学生くらいにしか見えないが、その力強さを示す魔法を披露しようとしていた。
「ツインアースエッジ!」
エリーナが両手を前に突き出すと、地面から岩でできた巨大な槍が二本、うねるように突き出した。
それが、アイアンゴーレムの赤茶けた胸の装甲に直撃した。
ドガガ!と激しい音が鳴り、岩の槍が砕け、地面に落ちたが、アイアンゴーレムの胸には傷ひとつついていなかった。
「うそ~!?これでもダメなの?何なのよ!あの装甲!硬すぎるわ!」
エリーナは、呆然とし、肩を落とす。
次に出てきたのは、金髪メガネのニコンだった。
「次、ニコン!」
シルベスターがさらっと指示を出す。
「え!?僕が今やるんですか?・・・つまり、彼らは、僕より上の成績だったってことですか?」
ニコンは、少し驚きの表情を浮かべた。
「そうだ。」
シルベスターが一言。
「・・・アルバート君なら納得出来なくも無いですが、あの筋肉バカや獣人姉妹達にまで、僕が劣っていると?信じられないですね。」
ニコンは、苛立ちながらも、手を伸ばして魔法を発動させる。
「上位雷撃(グレーターライトニング)!」
青白い光が手のひらから放たれ、アイアンゴーレムを飲み込むように大規模な稲妻が放たれる。
雷鳴が轟き、辺りは眩い光に包まれたが、ゴーレムの装甲にはわずかな焦げ目がついただけで、ダメージはほとんど無かった。
「おかしいですね。上位魔法を喰らって、あれだけのダメージしか与えられないなんて。普通じゃない。」
ニコンは呆れ、シルベスターに文句を言った。
「言ったら、結果は変わったのか?」
シルベスターは、冷静に返す。
「くっ!」
ニコンは、顔をしかめて後ろに戻る。
「じゃあ、次!ギブス!」
シルベスターが命じる。
金髪のギブスが前に出る。その体格は、目を引く。
「・・・ああ。」
ギブスは、レンを一瞥し、舌打ちをする。
「・・・少しムシャクシャしてるから、行くぜ!黒雷(ブラックライトニング)!」
ギブスが叫び、漆黒の雷がアイアンゴーレムの右腕に直撃する。
雷の轟音が鳴り響き、ゴーレムの装甲が砕け、部分的に破損した。
「何!?僕の上位魔法でも壊せなかったのに!」
ニコンが驚き、ギブスを睨みつける。
「ちっ!あの程度かよ…」
ギブスは、不満そうに舌打ちをして、さらに言葉を続ける。
「・・・お前とは違うんだよ。坊ちゃん。」
ギブスがニコンを挑発する。
「何だと!?」
ニコンは、すぐに挑発に乗り、怒りを露わにする。
「いい加減にしろ!お前ら!ギブス!さっきも言ったが、次、俺の前で揉め事起こしたら、殺すぞ。」
シルベスターが、またも冷徹に言い放つ。
「・・・ちっ!」
ギブスが、怒りを堪えて後ろに下がる。
「本当に面倒臭い奴らばかりだな。次!ザックス!」
シルベスターが次の生徒を指名する。
ザックスは、冷静に前に出る。その手には、巨大なバスターソードが握られており、その姿は魔法使いというより剣士そのものだ。
「・・・我が剣に斬れぬモノ無し!一刀両断!」
ザックスが振り下ろした剣が、アイアンゴーレムの右腕を綺麗に切り落とす。
「冗談やろ!?斬りおったで!?」
イアンが驚き、周囲も息を呑む。
「この程度、造作もない。」
ザックスは、スカした態度で、剣を背中にしまい、元の位置に戻る。
「やっと、アイアンゴーレムを壊せる奴が現れたか。」
シルベスターが呟くと、すぐに修復魔法を唱える。
「修復(リペア)!」
アイアンゴーレムは瞬く間に修復され、元通りに戻った。
「ざまぁみろ。」
イアンが嘲笑しながら言う。
「じゃあ、次は、マッスル、前に出ろ。」
シルベスターが指示を出す。
「遂に、私の筋肉を見せる時が来たか。」
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