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二章

召喚

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「それじゃあみんなこのミラクル先生に捕まって~~」
先生が乗り気でいっている。

「みんなつかんだかな?」
「うん!」 「いつでもいいぞ」 「早くやれ」

先生はサングラスを外し右目の力で「『アークロンド』」といい魔法陣までは展開したがなぜか打ち消されてしまった。

「どうやら結界は成功らしいな」
門番の人を殺し影の中から先生と同い年くらいの茶色の髪の女の人が歩いてこちらに向かっている。

「月読このミア様は私が引き取る」
女の人は私を連れ去ると申し込んでいる。

「残念だけどミアは俺の生徒だお前に預ける気はない」
どうやら先生の知り合いらしい。

「行くぞ」
先輩が私と兄上の腕を掴み無理やり街中えと連れていった。

それを見た女の人は左手を上げ仲間達を私達の方えと向かいさせた。

「これから俺達はこの帝国を自力で脱走する」
先輩は先生を置いて脱出するらしく私は強く否定した。

「先生を置いていくのは酷いよ!」
兄上は私の頭を撫でて「耐えてくれ」と涙目で答えていた。

「私は絶対に先生を助ける『サーミーズ』私が召喚呪文を唱えた瞬間とてつもない光が現れ土から棺桶が出てきた」

棺桶は10個ありそれぞれ有り余る程の魔力が感じ取れた。

「ガラガラ」
「ガシャーン」

中から出てきたのは災害級の悪魔"デビル"が召喚された。
数々のAランクの実力者を余裕で葬っていた伝説の悪魔だ。

「この復活の時を待っていましたご主人様何なりとお申し付けください」
私が召喚した悪魔は私に忠誠心に満ち溢れている。

試しに私が「私を追っている奴を殺して」と言うと悪魔は不気味な笑みを浮かべて指を鳴らすと私を追っていた人達が次々えと体が破裂していた。

「ご主人様このような雑魚あいてだと私も退屈してしまいます」
どうやら悪魔は殺し足りないらしく次の命令を待っていた。

「じゃああそこにいる茶色の髪の人を殺して」
「はいおおせのままに」
悪魔はそういい茶色の髪の女の人の所に向かっていった。
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