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第3堡塁の側壁
第1話 戦場の兄とコートの弟
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その年の高校サッカーの頂点を決める新国立競技場は特に異様な雰囲気に包まれた。
超満員の競技場は動揺と興奮にざわめき、時折罵声が浴びせられた。
むしろ異様な光景のメインは観客席側ではなく、観客の注目を集めるコートの中心であった。
1対0の試合は後半戦、サッカーの名門、東京都代表、佳一高校キャプテン城島と、そのチームメイトが引き起こしたボイコットによる試合の中断は、30分を経過しようとしていた。
対する神奈川県代表 北勢高校キャプテン三枝龍二は、前半戦を折り返してなお、ベンチに入ったまま戦列に加わる気配が無かった。
そんな三枝に、同級生の如月は優しく励ますのである。
「三枝君、あまり気にすることはないよ、元気を出して、ボクなんてずっとここが定位置なんだから」
中学時代から三枝に憧れ、部活も同じサッカー部へ進んだ如月優は、体が弱く、補欠としてベンチを暖めるのが専らの役目となっていた。珍しく同じベンチにいるエース、同級生の三枝が今置かれている状況と、競技場満員の観客が彼に対して抱く不謹慎な関心を心から不憫に感じていた。
同時刻、偶然にも全く別の場所で前代未聞の事態が起こっていた。
遙か太平洋上のカンザニア諸島では、陸上自衛隊の隊員約100名が、S条約同盟軍による猛攻撃を2週間に渡りくい止めていいたが、それももはや風前の灯火であった。
敵の総勢力は艦艇70隻からなる3個艦隊、上陸準備兵力10万名という圧倒的な軍勢の前に、防御陣地では日本の国際短波放送、高校サッカー決勝戦の実況放送が流れていた。
そして国立競技場の異常な状況を聞きながら、守備隊長の三枝1尉は天を仰ぎながらつぶやいた。
「龍二、お前には迷惑をかけた、そして逆賊の弟という汚名は、お前の人生を厳しいものとするだろうな。負けるんじゃないぞ。」
カンザニア諸島は既に雨季に入っていた。
鉛色の雲が南国の海岸にミスマッチな戦場の様相をあおり立てていた。
彼らが立てこもっている膨大なコンクリートで固められたこの基地は、2週間前まで国連軍の管理下に置かれた正式な防御陣地であった。
しかし今ではS条約同盟軍の占領統治政策に反対する島民で構成する民兵1200名と、既に占領統治されている東の島国、旧ドグミス国軍の義勇兵約1000名、国連軍から離反した陸上自衛隊の元日本隊100名のみであった。
永く続いた天変地異や疫病と、それに伴う地域紛争に、旧国連はその国家間の統制機能を減速させ、かつて存在した大国は分裂、併合が繰り返されたことにより、この世界は旧国際連合を主軸とする「新国際連合軍」と、新たな秩序を構築すべく急成長した「S条約同盟軍」とに分かれた両陣営は、既に一回の世界大戦を戦い抜き、現在第2の冷戦状態へ陥いっていた。
その後、両陣営による一大決戦は避けられ、代わりに地域紛争による軍事バランスの均衡が保たれているように思われた。
しかし、人類は3度目の世界大戦で、各国の海岸線を変えるほどの破壊力と人口減少、混沌を既に経験していた。
かつての冷戦では、核兵器のあまりに巨大な破壊力が、大戦化を離隔していたが、第3次世界大戦で使用された核兵器、科学兵器の恐怖から、現在でも核兵器、そして大気圏外からの非燃焼性物質による運動エネルギー弾攻撃による大量破壊兵器の存在が、各軍事同盟と大国に対し、直接対決をリスキーなものと認識させていた。
カンザニア諸島は地形上新国連軍とS条約軍との中間地点に存在し、やや条約軍寄りに位置している。元々軍事上の価値が薄いこの島に、運動エネルギー砲に必要な完全不燃性物質の鉱脈が発見されたことにより、S条約側が、カンザニア諸島の保護を名目とした統治を宣言した。
島民はこれに反発し、国連軍側への支援要望を提出する事態へと発展する。これには大きな理由がある。
かつてカンザニア諸島と同じ小さな島国国家が存在した。
「ドグミス共和国」
5年前、今回と全く同じように一方的な統治を宣言したが、このときは立地的見地から国連軍は介入していない。
しかし、その統治要領は近代には似つかない凄惨なものであった。
条約側の法律が適応され、いわゆる治外法権は当然のものとし、独立した行政、国会は機能を消失してしまった。
当然である、彼らはこの国を統治したのではなく占領支配している考えなのである。
それはかつての日本が占領統治されていた頃と同様に、独立国家としての主権は存在しないものであった。
この島国に所在した小さな軍隊も、条約軍の傘下に編入されたが、その扱いも最低のものであった。
条約軍の参加国軍としてではなく、敗戦国の捕虜のような存在であった。
兵士は、国連軍と条約軍との紛争地域へ地球の反対側まで遠征し戦わされ、その多くは生きて帰らなかったのである。
S条約同盟軍側が、統治を宣言したということは、すなわち宣戦布告と同義であることを、この時世界は知ったのである。
そして無抵抗とは敗北を意味し、主権と人権を放棄することと同等であることも知っていた。
カンザニア諸島には、この旧ドグミス軍兵士が多く亡命し、小さいながらも義勇軍を構成しつつ、カンザニア諸島の独立とドグミス奪還を掲げて抵抗を続けていた、そんな中での統治宣言である。
国連太平洋軍は、人道的見地から速やかにカンザニア諸島支援群派遣隊を編成した。
かつての国連軍のような強大な力は持ち合わせていないものの、アメリカ、日本のような世界大戦後も国家としての体を成し、依然経済力のある国家が複数加盟する最大組織であることには代わりは無かった。
9ヶ月前、各国の集成で編成された派遣部隊は6カ国から8000名規模の大所帯となった。
その中に日本隊として陸上自衛隊900名、海上自衛隊300名の1200名が派遣部隊として編成された。
海上自衛隊は、遠浅な海岸に、陸海の合同による艦隊を最低限停泊できる港を、その他の陸上第1次派遣隊は、防御陣地構築のために派遣された。
そして、三枝1尉以下100名で編成された直接防御部隊が警備中隊として警戒にあたっていたのである。
この国連決定は世界中が注視するものとなった。
それは、これまで条約同盟側と新国連側とが頑なに避けてきた大戦以降久しく、直接対決の様相を呈していたからである。
当然各国の派遣部隊は相当の覚悟と、精鋭であることが求められた。
そのため、各国の軍人同士、同じ目的のために集められたという一体感が生まれ、現地島民、現地軍、そして旧ドグミス国軍の兵士を含め島の防衛は士気と活気に満ちていた。
その中に陸上自衛隊からの派遣部隊が存在していた。
そしてそれは、各国派遣隊の選抜同様、優秀にして士気旺盛な若者が集められたのである。
本来警備中隊長として、任務の重要性を考えれば1階級上位の3等陸佐が適任であるところを、まだ20代の1等陸尉である三枝が抜擢されたことには理由があった。
防衛大学校を主席で卒業、在籍中の論文は国家機密扱いとなるほど物理の世界に衝撃を与えた彼は、防衛省が研究畑に勧める声を無視し、陸上要員として幹部候補生学校へと進んでしまうのである。
その後の空挺、レンジャー、偵察といった各教育課程も全てトップの成績。
そして自衛隊組織を唸らせたのが、三枝の持つ独特の人間性とカリスマ性である。
幹部候補生学校を卒業し、最初に赴任した部隊、相模54連隊第6中隊はモラルも低く、喧嘩と事故の絶えない規律の乱れた部隊であった。
三枝は当初、研究畑へ進まなかった自分へのペナルティーととらえていた。
しかし、それは恐らく試されたのだろう、この部隊の建て直しにどの程度の時間で達成できるのかを。
そして、ここから三枝の伝説はスタートする。
何があったかは正確に伝わってこない、そのあまりに大胆で乱暴な要領は懲戒処分ぎりぎりのものばかりで、信じがたいものばかりである。
そして3ヶ月後、最初の中隊検閲時、彼の小隊はこれまで訓練上、難航不落といわれていた北富士第2保塁を陥落させてしまうのである。
このトレーニングセンターは先の大戦を教訓に、3つの要衝が縦に並ぶ手堅い陣地構成となっていた。
この第3保塁は、その名が示す通り、第1、第2に続く最後の保塁である。
かつてこの保塁に攻撃を仕掛けて、第2保塁の側壁にたどり着けた中隊は存在しない。
戦闘状況の中において、第3保塁の側壁は陸上自衛隊の中で、もはや都市伝説の扱いであった。
そんな第3保塁である。
そして当時まだ幹部としては一番初級の3等陸尉であった三枝は、中隊の2割程度の編成、すなわち1コ小隊によって、これを攻略してしまうのである。
翌日からこの快挙は全陸上自衛隊で衝撃として末端まで伝わっていった。もちろん上層部へも。
しかしこの武功が、後の三枝1尉の運命を大きく変えることとなってゆくのである。
超満員の競技場は動揺と興奮にざわめき、時折罵声が浴びせられた。
むしろ異様な光景のメインは観客席側ではなく、観客の注目を集めるコートの中心であった。
1対0の試合は後半戦、サッカーの名門、東京都代表、佳一高校キャプテン城島と、そのチームメイトが引き起こしたボイコットによる試合の中断は、30分を経過しようとしていた。
対する神奈川県代表 北勢高校キャプテン三枝龍二は、前半戦を折り返してなお、ベンチに入ったまま戦列に加わる気配が無かった。
そんな三枝に、同級生の如月は優しく励ますのである。
「三枝君、あまり気にすることはないよ、元気を出して、ボクなんてずっとここが定位置なんだから」
中学時代から三枝に憧れ、部活も同じサッカー部へ進んだ如月優は、体が弱く、補欠としてベンチを暖めるのが専らの役目となっていた。珍しく同じベンチにいるエース、同級生の三枝が今置かれている状況と、競技場満員の観客が彼に対して抱く不謹慎な関心を心から不憫に感じていた。
同時刻、偶然にも全く別の場所で前代未聞の事態が起こっていた。
遙か太平洋上のカンザニア諸島では、陸上自衛隊の隊員約100名が、S条約同盟軍による猛攻撃を2週間に渡りくい止めていいたが、それももはや風前の灯火であった。
敵の総勢力は艦艇70隻からなる3個艦隊、上陸準備兵力10万名という圧倒的な軍勢の前に、防御陣地では日本の国際短波放送、高校サッカー決勝戦の実況放送が流れていた。
そして国立競技場の異常な状況を聞きながら、守備隊長の三枝1尉は天を仰ぎながらつぶやいた。
「龍二、お前には迷惑をかけた、そして逆賊の弟という汚名は、お前の人生を厳しいものとするだろうな。負けるんじゃないぞ。」
カンザニア諸島は既に雨季に入っていた。
鉛色の雲が南国の海岸にミスマッチな戦場の様相をあおり立てていた。
彼らが立てこもっている膨大なコンクリートで固められたこの基地は、2週間前まで国連軍の管理下に置かれた正式な防御陣地であった。
しかし今ではS条約同盟軍の占領統治政策に反対する島民で構成する民兵1200名と、既に占領統治されている東の島国、旧ドグミス国軍の義勇兵約1000名、国連軍から離反した陸上自衛隊の元日本隊100名のみであった。
永く続いた天変地異や疫病と、それに伴う地域紛争に、旧国連はその国家間の統制機能を減速させ、かつて存在した大国は分裂、併合が繰り返されたことにより、この世界は旧国際連合を主軸とする「新国際連合軍」と、新たな秩序を構築すべく急成長した「S条約同盟軍」とに分かれた両陣営は、既に一回の世界大戦を戦い抜き、現在第2の冷戦状態へ陥いっていた。
その後、両陣営による一大決戦は避けられ、代わりに地域紛争による軍事バランスの均衡が保たれているように思われた。
しかし、人類は3度目の世界大戦で、各国の海岸線を変えるほどの破壊力と人口減少、混沌を既に経験していた。
かつての冷戦では、核兵器のあまりに巨大な破壊力が、大戦化を離隔していたが、第3次世界大戦で使用された核兵器、科学兵器の恐怖から、現在でも核兵器、そして大気圏外からの非燃焼性物質による運動エネルギー弾攻撃による大量破壊兵器の存在が、各軍事同盟と大国に対し、直接対決をリスキーなものと認識させていた。
カンザニア諸島は地形上新国連軍とS条約軍との中間地点に存在し、やや条約軍寄りに位置している。元々軍事上の価値が薄いこの島に、運動エネルギー砲に必要な完全不燃性物質の鉱脈が発見されたことにより、S条約側が、カンザニア諸島の保護を名目とした統治を宣言した。
島民はこれに反発し、国連軍側への支援要望を提出する事態へと発展する。これには大きな理由がある。
かつてカンザニア諸島と同じ小さな島国国家が存在した。
「ドグミス共和国」
5年前、今回と全く同じように一方的な統治を宣言したが、このときは立地的見地から国連軍は介入していない。
しかし、その統治要領は近代には似つかない凄惨なものであった。
条約側の法律が適応され、いわゆる治外法権は当然のものとし、独立した行政、国会は機能を消失してしまった。
当然である、彼らはこの国を統治したのではなく占領支配している考えなのである。
それはかつての日本が占領統治されていた頃と同様に、独立国家としての主権は存在しないものであった。
この島国に所在した小さな軍隊も、条約軍の傘下に編入されたが、その扱いも最低のものであった。
条約軍の参加国軍としてではなく、敗戦国の捕虜のような存在であった。
兵士は、国連軍と条約軍との紛争地域へ地球の反対側まで遠征し戦わされ、その多くは生きて帰らなかったのである。
S条約同盟軍側が、統治を宣言したということは、すなわち宣戦布告と同義であることを、この時世界は知ったのである。
そして無抵抗とは敗北を意味し、主権と人権を放棄することと同等であることも知っていた。
カンザニア諸島には、この旧ドグミス軍兵士が多く亡命し、小さいながらも義勇軍を構成しつつ、カンザニア諸島の独立とドグミス奪還を掲げて抵抗を続けていた、そんな中での統治宣言である。
国連太平洋軍は、人道的見地から速やかにカンザニア諸島支援群派遣隊を編成した。
かつての国連軍のような強大な力は持ち合わせていないものの、アメリカ、日本のような世界大戦後も国家としての体を成し、依然経済力のある国家が複数加盟する最大組織であることには代わりは無かった。
9ヶ月前、各国の集成で編成された派遣部隊は6カ国から8000名規模の大所帯となった。
その中に日本隊として陸上自衛隊900名、海上自衛隊300名の1200名が派遣部隊として編成された。
海上自衛隊は、遠浅な海岸に、陸海の合同による艦隊を最低限停泊できる港を、その他の陸上第1次派遣隊は、防御陣地構築のために派遣された。
そして、三枝1尉以下100名で編成された直接防御部隊が警備中隊として警戒にあたっていたのである。
この国連決定は世界中が注視するものとなった。
それは、これまで条約同盟側と新国連側とが頑なに避けてきた大戦以降久しく、直接対決の様相を呈していたからである。
当然各国の派遣部隊は相当の覚悟と、精鋭であることが求められた。
そのため、各国の軍人同士、同じ目的のために集められたという一体感が生まれ、現地島民、現地軍、そして旧ドグミス国軍の兵士を含め島の防衛は士気と活気に満ちていた。
その中に陸上自衛隊からの派遣部隊が存在していた。
そしてそれは、各国派遣隊の選抜同様、優秀にして士気旺盛な若者が集められたのである。
本来警備中隊長として、任務の重要性を考えれば1階級上位の3等陸佐が適任であるところを、まだ20代の1等陸尉である三枝が抜擢されたことには理由があった。
防衛大学校を主席で卒業、在籍中の論文は国家機密扱いとなるほど物理の世界に衝撃を与えた彼は、防衛省が研究畑に勧める声を無視し、陸上要員として幹部候補生学校へと進んでしまうのである。
その後の空挺、レンジャー、偵察といった各教育課程も全てトップの成績。
そして自衛隊組織を唸らせたのが、三枝の持つ独特の人間性とカリスマ性である。
幹部候補生学校を卒業し、最初に赴任した部隊、相模54連隊第6中隊はモラルも低く、喧嘩と事故の絶えない規律の乱れた部隊であった。
三枝は当初、研究畑へ進まなかった自分へのペナルティーととらえていた。
しかし、それは恐らく試されたのだろう、この部隊の建て直しにどの程度の時間で達成できるのかを。
そして、ここから三枝の伝説はスタートする。
何があったかは正確に伝わってこない、そのあまりに大胆で乱暴な要領は懲戒処分ぎりぎりのものばかりで、信じがたいものばかりである。
そして3ヶ月後、最初の中隊検閲時、彼の小隊はこれまで訓練上、難航不落といわれていた北富士第2保塁を陥落させてしまうのである。
このトレーニングセンターは先の大戦を教訓に、3つの要衝が縦に並ぶ手堅い陣地構成となっていた。
この第3保塁は、その名が示す通り、第1、第2に続く最後の保塁である。
かつてこの保塁に攻撃を仕掛けて、第2保塁の側壁にたどり着けた中隊は存在しない。
戦闘状況の中において、第3保塁の側壁は陸上自衛隊の中で、もはや都市伝説の扱いであった。
そんな第3保塁である。
そして当時まだ幹部としては一番初級の3等陸尉であった三枝は、中隊の2割程度の編成、すなわち1コ小隊によって、これを攻略してしまうのである。
翌日からこの快挙は全陸上自衛隊で衝撃として末端まで伝わっていった。もちろん上層部へも。
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