2 / 7
2話
しおりを挟む
だんだんと頭が痛み始める・・・・・・。
「なぜ、なんでわたしがこんな目に・・・・・・・・!?」
そしてそれだけでは終わらない、皇太子は追い打ちをかけるようにわたしが先ほど婚約したというシルヴィアーナを常日頃からいびりたおしていたと観衆の前で騙り始めたのである。もちろんわたしはそんなことをしていない。むしろ彼女をまるで本物の妹であるかのようにやさしく接していた・・・・・・はずだった。
「勝手なことを言わないで!」
ついわたしも口を荒げてしまう。そうすると衛兵たちがぞろぞろとわたしのまわりに集まってきた・・・・・・
「この期に及んでまだシラを切るつもりか、ここですぐ謝っていれば命だけは助けてやったというのに、だがもう遅いようだ。捕らえろ!!」
「きゃあああああああああああああああああああああああああ!!」
一斉にわたしを拘束しようと四方八方から剣を向けられた。こんなことでわたしの人生は終わるというのだろうか、悔しくて悔しくてたまらない、でもどうしようもない。完全に諦めかけていたそのときだった・・・・・・・・
「よかろう、しかと聞き届けたぞ!!」
誰かが、突然威勢の良い声を出した。
「そなたが彼女との婚約を破棄するのというのであれば、このオレが彼女と新たに婚約したとしても問題ないということなのだろう?」
「なぜ、なんでわたしがこんな目に・・・・・・・・!?」
そしてそれだけでは終わらない、皇太子は追い打ちをかけるようにわたしが先ほど婚約したというシルヴィアーナを常日頃からいびりたおしていたと観衆の前で騙り始めたのである。もちろんわたしはそんなことをしていない。むしろ彼女をまるで本物の妹であるかのようにやさしく接していた・・・・・・はずだった。
「勝手なことを言わないで!」
ついわたしも口を荒げてしまう。そうすると衛兵たちがぞろぞろとわたしのまわりに集まってきた・・・・・・
「この期に及んでまだシラを切るつもりか、ここですぐ謝っていれば命だけは助けてやったというのに、だがもう遅いようだ。捕らえろ!!」
「きゃあああああああああああああああああああああああああ!!」
一斉にわたしを拘束しようと四方八方から剣を向けられた。こんなことでわたしの人生は終わるというのだろうか、悔しくて悔しくてたまらない、でもどうしようもない。完全に諦めかけていたそのときだった・・・・・・・・
「よかろう、しかと聞き届けたぞ!!」
誰かが、突然威勢の良い声を出した。
「そなたが彼女との婚約を破棄するのというのであれば、このオレが彼女と新たに婚約したとしても問題ないということなのだろう?」
0
あなたにおすすめの小説
悪役断罪?そもそも何かしましたか?
SHIN
恋愛
明日から王城に最終王妃教育のために登城する、懇談会パーティーに参加中の私の目の前では多人数の男性に囲まれてちやほやされている少女がいた。
男性はたしか婚約者がいたり妻がいたりするのだけど、良いのかしら。
あら、あそこに居ますのは第二王子では、ないですか。
えっ、婚約破棄?別に構いませんが、怒られますよ。
勘違い王子と企み少女に巻き込まれたある少女の話し。
婚約破棄、別れた二人の結末
四季
恋愛
学園一優秀と言われていたエレナ・アイベルン。
その婚約者であったアソンダソン。
婚約していた二人だが、正式に結ばれることはなく、まったく別の道を歩むこととなる……。
真実の愛は水晶の中に
立木
恋愛
学園の卒業を祝うパーティーの最中、レイシア・マレーニ侯爵令嬢は第三王子とピンク髪の女、その取り巻きたちによって断罪されようとしていた。
しかし断罪劇は思わぬ方向へ進んでいく。
※「なろう」にも重複投稿しています。
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。
四季
恋愛
明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる