天使

shiki

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1話転移

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 ある日俺は図書館にきて本を読んでいた。俺はいわゆるぼっちだ。俺の正義感が悪かったのだろうか高校2年生のある時いじめを注意し先生に報告したらみんなが無視するようになったのだ。それからはクラスとかかわるようなことはなくなり俺の友達は本だけになってしまった。今日も友達の本と遊ぶ。
「この本は面白かった。次は何にしようかな」
と次の本を探していた時眩しい光が目の前を覆った。
「くっ。何が起こった。」
体が吸い込まれるような感覚がして俺は意識を失った。


「勇者様。勇者様。」
心地よい感覚の中、体を揺さぶられる。心地よい感覚を振り切り目を開ける。そこは普通の一室であった。
目の前には銀髪の少女がいた。
「ようこそお越しくださいました、勇者様。私はあなたの召喚者イブです。これから長老様たちとお会いしていただきます。どうぞこちらへ」
イブについていくと、ある豪華な扉にたどり着いた。
「こちらです。失礼のないように。」
イブはノックして部屋の中に入っていった。俺も後に続く。
「よくぞいらしゃった勇者殿。」
長老と思われる1人が言った。この部屋にはイブと勇者以外に3人の長老と思われる人達と兵士と思われる人が数人いた。
「急に呼び出してすまなかった。実はこの国は天使どもに攻められておっての。この国ではもう押しとどめられないのじゃ。そこで最後の頼みとして勇者殿を召喚したのじゃ。どうか頼まれてくれんかの。」
「戦いの経験のない俺は戦うことなんてできない。どうか元の世界に帰してくれないか。」
「残念ながらそれは無理じゃ。この勇者召喚は1回しか使えず戻し方も分からないのじゃ。そうじゃろう、イブ。」
「はい。」 イブは残念そうな顔で言った。
「それと他国がどうなっているのか分からない。この国はまだ耐えられているが他国は分からない。」
俺はもう戦うしかないじゃないかと思った。安全な所へ逃げようにも安全なところがわからない。まして勇者を召喚しておいて手放すわけないじゃないか。とりあえず情報を得るしかない。
「分かりました。仕方がありません」
「おお。ありがとう。勇者殿。今日は疲れられたであろう。よく休むといい。」
俺は部屋に案内されよっぽど疲れたのだろう。そのままベットで意識を失った。

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